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龍馬伝サミット開く、東京でゆかりの首長ら

2009年11月11日
編集部

 来年1月3日からのNHK大河ドラマ「龍馬伝」の放送開始を受け、龍馬ゆかりの自治体1区8市は10月26日、東京都内で「龍馬伝サミット」を開いた。自治体首脳が集まり、各地の龍馬ゆかりのエピソードやまちづくりの推進事例を紹介。最後に龍馬伝サミット共同宣言「龍馬のまちづくり維新八策」を行った。

 集まったのは岡崎誠也高知市長、松本憲治安芸市長、濱野健品川区長、本廣正則下関市副市長、門川大作京都市長、田上富久長崎市長、森博幸鹿児島市長、前田終止霧島市長、羽田皓福山市長。

 主催者を代表して岡崎高知市長は「龍馬が28歳で脱藩して、33歳で暗殺されるまで表舞台に現れたのは5年間。この間、奇跡のような活躍を見せる。出会いの達人であり、組織をつなげていく力があった。龍馬伝を通して、今の時代に一番失われているものを考えられれば」とあいさつ。最近聞いた龍馬伝の脚本家、福田靖氏の講演から「『自然体の龍馬を描き、ギャルでもわかるドラマを目指したい』という言葉が印象に残った」と紹介した。

 「龍馬伝」チーフプロデューサーの鈴木圭氏は基調講演で、すでに始まっているロケの裏話などを披露。「龍馬は移動した人。自治体がつながってこうした会も開かれ、前代未聞の盛り上がりを見せている。祭りを盛り上げていただければうれしい」と語った。

 「龍馬のまちづくり維新八策」は、(1)龍馬ら幕末志士に関連する物的・人的資源を掘り起こし、観光振興をはかる(2)龍馬ゆかりの自治体を回遊するような、観光誘致事業を共同企画し実施する(3)龍馬ゆかりの自治体が連携して情報発信する(4)取り組みを一過性のものにせず、持続的な成果を導くように尽力する――など。

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