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「味のある街」「嬬恋キャベツ酢」――妻の手しごと(群馬県・嬬恋村)

2018年2月3日(土) 配信

嬬恋キャベツ酢 プレーン/パープル 各120ミリットル700円(税別)▽問い合わせ=妻の手しごと 電話:0279(82)1015。

 

 群馬県・嬬恋村の特産品の1つがキャベツだ。夏秋キャベツの出荷時期には、嬬恋村産のキャベツの売上は全国の総出荷量の半分を占めるという。

 同村で販売しているのが「嬬恋キャベツ酢」だ。もともとは県農業技術センターや嬬恋村、農産物加工会社が共同開発し、「キャベ酢」として販売していたが、村のキャベツ農家、松本もとみさんが「妻の手しごと」というブランドを立ち上げ、事業を受け継いだ。松本さんは、農家の女性の手作り品で土産物を作りたいと考えていたのだ。

 搾汁したキャベツを、2カ月間、昔ながらの製法でじっくりと熟成させることにより、グルタミン酸、アスパラギン酸といったうまみ成分が生まれる。さらにフルクトース、グルコースといった甘みも引き出される。17種類のアミノ酸や、ビタミンUも含まれている。プレーン(高原キャベツ)に加え、新たに開発されたパープル(紫キャベツ)には、ポリフェノールも含まれている。

 プレーンの蓋を開けてスプーンにとると、酸っぱい匂いはするが、つんと鼻につくものではない。どこか野菜の甘みが感じられ、それから酸っぱさがやってくる。べたべたした感じはなく、温野菜のサラダにかけてみても、酸っぱさはあまり気にならず、さっぱりと美味しい。購入者がもらえるレシピブックやホームページでは、ニンジンサラダやキャベツの即席漬けなど、さまざまなレシピを紹介している。パッケージは細いビンにキャベツ酢の色が映り、蓋を柔らかい布で覆ったおしゃれなものだ。これは「愛妻家の聖地」の観光プロモーションなどと同じ会社が手掛けており、2017年には「グッドデザインぐんま」優秀賞も受賞した。

 「愛妻の日」の今年1月31日には、この酢とサイダーを掛け合わせた「愛妻ダー」も、「妻の手しごと」を販売元として発売された。村資源の掘り起こしを目的に発足した「嬬恋村愛妻ブランド会議」から生まれた商品第1号だ。試飲を重ねる中で嬬恋キャベツ酢を使うことが決まった。嬬恋キャベツ酢は村内のホテル、観光協会などで販売している。

コラムニスト紹介

トラベルキャスター 津田令子氏

社団法人日本観光協会旅番組室長を経てフリーの旅行ジャーナリストに。全国約3000カ所を旅する経験から、旅の楽しさを伝えるトラベルキャスターとしてテレビ・ラジオなどに出演する。観光大使や市町村などのアドバイザー、カルチャースクールの講師も務める。NPO法人ふるさとオンリーワンのまち理事長。著書多数。

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