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ホテル雅叙園東京、期間限定で有田焼とコラボ 

2018年1月10日
編集部:平綿 裕一

2018年1月10日(水) 配信 

有田焼スペシャルルームイメージ

ホテル雅叙園東京(運営:目黒雅叙園)は2018年1月10日(水)~2月28日(水)の期間限定で、日本を代表する伝統工芸品「有田焼」とコラボレーションした客室や朝食を提供する「有田焼スペシャルルーム」を売り出す。

 同ホテルは、2017年4月に86年ぶりに施設名を変更。これに伴い客室やレストランの改装も行い、ホテルとしての新たなスタートを切った。一方「有田焼」は2016年に創業400年という節目の年を迎えた。同ホテルは長い歴史の中で培われた伝統を継承し、次の100年に向けて挑戦する姿勢に共感。それぞれの“伝統と革新”を発信するため同企画が実現した。インバウンド需要も多い昨今、伝統的な文化を継承する両者が、新たな日本の魅力的な文化を発信していく。

 「有田焼スペシャルルーム」の部屋は、ゆったりとくつろげる80平方㍍のエグゼクティブスイートを用意。ワイングラスや茶器、花瓶や照明などのさまざまな種類の有田焼全7種類を部屋で使うことができる。「リニューアルしてスタイリッシュに生まれ変わった客室にふさわしい、伝統とモダンが融合した有田焼をご堪能いただけます」(同社)。

有田焼の器を使用した朝食イメージ

 部屋出しの朝食はホテル特製の日本料理を用意。食器は食べ歩きの達人“タベアルキスト”のマッキー牧元氏監修のもと、「福泉窯」「やま平窯元」「福珠窯」からセレクト。3タイプから好みのセットを選べる。ペアの宿泊者は、異なる食器を選び、さまざまな有田焼の魅力を楽しむのもオススメだ。同ホテルは「新たに誕生した上質な客室の中で、『有田焼』の伝統と革新をじっくりとお楽しみください」と力を込める。

有田焼スペシャルルーム概要

販売期間:2018年1月10日(水)~2月28日(水)

販売価格:6万円から(1室2人利用/税サ込)※料金は利用日で異なる

特典:有田焼スペシャルルーム(エグゼクティブスイート)での宿泊/3パターンの器からセレクト可能な有田焼で食す特別ルームサービス朝食/文化財「百段階段」で開催中の人気企画展「百段雛まつり」の入場券付

有田焼スペシャルルームで用意するのは、「福泉窯」「やま平窯元」「精華窯」「KIHARA」からセレクトした有田焼。

<朝食の食器>

選べる朝食の食器は3つの窯元から用意。

KIHARAについて

 日本の磁器発祥の地・有田で、職人が受け継ぐ400年の伝統技術と美意識を、現代のライフスタイルに合わせたデザインで提案するKIHARA。シンプルで美しく、見ても使っても満足できる器を通して、有田焼の商社として「器文化」を伝えている。

福珠窯について

福珠窯の食器イメージ

 福珠窯の作風は17世紀初頭に有田で焼かれた「初期伊万里」や同時期に中国の景徳鎮で焼かれた「古染付」の影響を強く受けている。自由闊達でのびやかな作風は初期伊万里の素朴な釉調、自由な筆致の作風とも共通するものがある。両者に共通する時代性と作風に魅力を感じ、これが福珠窯の作風のベースとなっている。

福泉窯について

ガラスと陶器が一体となった雅なシャンパングラス(福島窯)

 人々の生活に欠かせない磁器。その器から幸せが泉のように湧き出ますようにそう願いを込めて創始者の福田邦雄氏が命名した名前が「福泉 -ふくせん-」。その思いは今も変わらず伝を加えた形作りで時代を経ても役立つ器を創り続けている。

やま平窯元について

やま平窯元の食器イメージ

 有田焼の先人たちが、400年の年月をかけ積み上げてきた伝統や文化。それを基礎に窯の個性を昇華させ、現代の生活空間にフィットする“新しい有田焼のカタチの創造”を目指している。

<マッキー牧元氏 プロフィール>

 1955年東京出身。味の手帖の編集に長年にわたり携わる。 タベアルキストとして、立ち食いそばから割烹、フレンチからエスニック、スイーツから居酒屋まで、日々飲み食べ歩き、雑誌寄稿、ラジオ、テレビ出演など行う。

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