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加賀市が旅館雇用促進

2017年9月21日
編集部

山代・山中・片山津と3つの温泉を抱える石川県加賀市は、人材採用支援事業を手掛ける民間会社と連携し、新たに宿泊産業における就労環境の改善や新規就労者の創出に向けた取り組みをスタートさせた。今年8月には、市内宿泊事業者らが「加賀温泉郷経営塾」を発足。定期的に勉強会を開き、就労環境改善や経営の合理化などに取り組むほか、10月には加賀温泉郷の宿泊施設に特化した独自の求人サイトを開設。11月には就職イベントも予定する。

 宿泊産業、とりわけ旅館における人材不足や就労環境の問題は全国の観光地が抱える課題。加賀市の担当者は「単に労働環境を改善し働きやすさをアピールするだけでは駄目。加賀市に魅力を感じ、住んでみたいと思ってもらえる仕掛けも盛り込んでいきたい」と話す。

【塩野 俊誉】

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