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No.449 ぐんまちゃん家、“歩くDMO”と呼ばれる男

2017年1月11日
編集部

ぐんまちゃん家
“歩くDMO”と呼ばれる男

 東京・銀座、歌舞伎座向かいにある「ぐんまちゃん家」は、県内自治体が観光情報を発信する場として、メディア関係者に認知されてきた。2階のイベントスペースは、情報交換会「サロン・ド・G」のほか、「移住定住カフェ」など多彩な顔を持つ。今回、「サロン・ド・G」の発案者でもある宮崎信雄所長に話を聞いた。自治体からマスメディアまで、幅広い人脈を持つ宮崎氏。かつては、NHK連続テレビ小説「ファイト」の招致も果たしている。行動理念やメディア対応、DMOに対する考えなど、氏の慧眼に触れるインタビューとなった。

【謝 谷楓】

 
 
 
 ――ぐんまちゃん家(ぐんま総合情報センター)の活動について。

 “群馬県に経済効果をもたらす”ことが、我われの根源的な使命です。サロン・ド・Gといった情報発信や、アンテナショップの運営、イベントの企画など多岐にわたる活動すべてが、この使命を果たすための手段となっています。

 結果にこだわることが、ぐんまちゃん家での活動の特徴です。

 情報発信だけではなく、誘客による経済効果も念頭に活動をしているのです。

 ――気をつけていることや理念とは。

 問い合わせに対し真摯に向き合い、親切な対応を心がけています。要望を断らず、“なんなりとお申し付けください”という姿勢で旅行会社や報道関係者に接することを、行動理念としてきました。

 例えば、旅行会社から宿泊施設を紹介してほしいと頼まれた際には、丁寧なヒアリングを行います。まずは、旅行会社の求める条件を十分に理解するのです。続いて施設を紹介するときも、予約の段階まで気を配り、一貫したサポートを心がけています。地域の観光協会を紹介して終わりというような、単なる橋渡しはしません。丁寧なサポートをしてはじめて、誘客増加という結果を期待できるからです。

 このように、コーディネートを重んじる行動理念は、職員間でも共有されています。それが可能となるチームワークの良さもまた、ぐんまちゃん家の特徴です。…

 

※ 詳細は本紙1657号または1月17日以降日経テレコン21でお読みいただけます。

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