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熊本県・御船町がソラシドエアと協定結ぶ 「熊本地震から10年の節目」契機に

2025年12月8日
編集部:飯塚 小牧

2025年12月8日(月) 配信

藤木町長(左)、山岐社長

 熊本県・御船町(藤木正幸町長)は12月5日(金)、ソラシドエア(山岐真作社長、宮崎県宮崎市)と包括連携協定を結んだ。「熊本地震から10年の節目」を契機とした、地域課題の解決に向けて、協働で取り組んでいく。

 両者は協定事項として、① 観光振興・特産品販路に関すること②災害時の航空輸送協力などによる支援に関すること③産業振興・人口減少社会対応に関すること④ 移住定住に関すること⑤地域振興に関すること――の5つを挙げる。

 26年度予定している具体的な取り組みは、4月中旬から約2年間、熊本城の復旧支援と、御船町が参画する「熊本連携中枢都市圏」のさらなる地域活性化への想いを込めた特別機「 Go!forward くまもと号 」を就航する。また、26年12月1日(火)~27年1月31日(日)の期間、藤木町長による特別機内アナウンスを実施し、乗客に向けて御船町の魅力をPRする。

 藤木町長は「御船町の魅力を全国へ発信していくうえで、空の便を担うソラシドエアとの連携は大きな力となる」とし、「この度の協定を、御船町のさらなる発展と活性化につなげていく」と力を込めた。

 ソラシドエアの山岐社長は御船町について、熊本県のほぼ中央に位置し、阿蘇くまもと空港からも30分ほどと交通アクセスがいいことや、1979年に国内で肉食恐竜の存在が初めて確認された通称「ミフネリュウ」の歯化石を始め、多数の恐竜化石が発見されていることから「恐竜の郷」と呼ばれていることなどを紹介。「この協定を機に、空港からの交通の便もいかしながら、御船町の魅力と地域の可能性をさらに高め、持続可能な未来に貢献するための取り組みに努め、共に町の魅力を発信していく」と意気込んだ。

 なお、同社は12月2日(火)に熊本県菊池市(江頭実市長)とも同様の協定を結んでおり、26年6月1日(月)~7月31日(金)の期間、江頭市長が乗客に向け、市の魅力をPRする特別機内アナウンスを行う予定だ。

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