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「エンジン01」開く 有識者が加賀市で議論

2025年10月1日
関西支社:塩野 俊誉

2025年10月1日(水) 配信

クロージンクシンポジウムのようす

 経済・文化・芸術など、さまざまな分野の有識者ら135人が集まり、多彩なテーマで講義を行うエンジン01(ゼロワン)文化戦略会議によるオープンカレッジ「エンジン01 in 加賀温泉」が9月5―7日までの3日間、石川県加賀市の「みやびの宿 加賀百万石」などを主会場に開かれた。

 エンジン01文化戦略会議は、各分野で活躍する人たちが参集したボランティア集団で2001年に発足。日本文化のさらなる深まりと広がりを目的に年1回、オープンカレッジを行っている。

 今回は、加賀市合併20周年、山代温泉開湯1300年記念として加賀市で開催。「カガくしよう。」をテーマに、地域文化の学び直しや観光・地域経済の活性化、能登半島地震への復興支援など、さまざまな議題について意見を交わした。

 初日は「みやびの宿 加賀百万石」を会場に、大会委員長を務める俳優の辰巳琢郎さんや馳浩石川県知事、宮元陸加賀市長らが参加して開会式が盛大に開かれたほか、オープニングシンポジウムが行われ、ジャーナリストの田原総一朗さんらが「どーするニッポン?」をテーマに、政治や経済など、さまざまな視点から持論を語った。

 6日には、能登復興や温泉、地方創生など、さまざまなテーマ別に約100コマの一般講座が開かれ、KADOKAWA社長の夏野剛さんや脳科学者の茂木健一郎さん、星野リゾート代表の星野佳路さんなど、各分野の有識者が意見やアドバイスを述べた。

 最終日の7日には、加賀市内や七尾市内を会場に、8つの「まちなか講座」が行われたたほか、加賀市文化会館で円陣コンサートやクロージングシンポジウムが催され、全日程を終えた。期間中に開かれた講座は約130にのぼり、市民など延べ約7500人が受講した。

【塩野 俊誉】

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