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群馬県旅行業協会、小林聡会長が再任 「地域と共に成長する観光のカタチを」

2025年7月1日
編集部:飯塚 小牧

2025年7月1日(火) 配信

小林聡会長

 群馬県旅行業協会(小林聡会長、100会員)は6月30日(月)、群馬県前橋市内で2025年度の通常総会を開いた。任期満了に伴う役員改選では、小林会長の再任を決めた。また、新しい専務理事に青谷佐智夫氏が就任した。

 小林会長はコロナ後、旅行産業を取り巻く環境が変化していることに触れ、「持続可能で質の高い旅行サービスの提供を進め、安全で快適な旅はもちろん、自然や文化を守りながら、地元の皆さんと共に成長する観光のカタチを業界全体で作り上げていきたい」と意気込んだ。

 今年度事業は旅行業界の復活から次のステップに向け、旅行者の安全安心の確保、コンプライアンス重視を柱に取り組む。昨年度実施したホームページリニューアルだが、さらに会員が利用しやすいよう修正を継続し、最新情報などを迅速に提供していく。

田中俊行局長

 来賓として出席した、群馬県産業経済部戦略セールス局の田中俊行局長は、県が推進している自然や温泉、食などの癒しの素材を生かした心と体をリセットするための旅「リトリートぐんま」の取り組みを紹介。「付加価値を高めて消費額を上げることを目指している」とし、宿泊プランやコンテンツの増加など進捗を報告し、会員にも取り組みへの協力を呼び掛けた。

武井哲郎副社長

 また、㈱全旅の武井哲郎副社長は、昨年度の利益率が前年から17%増加したことを報告し、「今年度の取扱高は1300億円が目標」とした。また、新たに「地域創生室」を立ち上げることも紹介。数年間の赤字は覚悟のうえで新事業へ投資を行うとし、「マネタイズできるよう目指していく」と意気込んだ。

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