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観光庁、「参事官(旅行振興)」新設へ 旅行促進や観光人材育成の体制強化

2025年7月1日
編集部:長谷川 貴人

2025年7月1日(火)配信

観光庁(写真はイメージ)

 観光庁は、7月1日付で新たに「参事官(旅行振興)」を設置した。日本人による国内旅行と海外旅行(アウトバウンド)の促進や、観光人材の確保・育成に取り組む体制を強化する狙いだ。

 2024年には、日本人の国内旅行消費額が過去最高の25兆円を超え、観光立国推進基本計画の25年目標(22兆円)を達成した。一方、日本人の海外旅行者数は約1300万人となり、25年目標であるコロナ禍前の2000万人を大幅に下回った。また、観光分野は長期的に人手不足状態が続いており、観光需要の回復などに伴い人手不足感がさらに高まっている。

 観光庁は、好調な訪日外国人旅行(インバウンド)との相乗効果によるアウトバウンド需要の喚起や、観光人材の確保・育成を強力に推進して旺盛な観光需要を取り込む必要があると認識を示した。「参事官(旅行振興)」の新設により、これらの政策課題に取り組む体制の強化をはかる。

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