京プラ、7月から文化体験ワークショップを開始 外国人客にホテル滞在をより豊かに
2025年6月18日(水) 配信

京王プラザホテル(若林克昌社長、東京都新宿区)は7月から、日本人アーティストによる文化体験ワークショップ「Journey into Japan: A Workshop of Cultural Discovery」を新たな体験コンテンツとして定期開催する。宿泊客の8~9割がインバウンドという同ホテルの特性から、外国人客にホテルの滞在時間をより豊かに充実して過ごしてもらいたいと、多様な日本文化に触れられる体験を企画した。
ワークショップでは、日本の文化や歳時記をテーマに、毎月異なるアート作品を作り上げる。講師は角界の専門家やアーティストを招く。月1~2回の開催を予定しており、本館3階アートロビーで午前10~午後5時の間に行う。料金は体験ごとに異なり、宿泊者は特典として半額で体験できる。
現在予定されているのは、7月がハワイアンリボンレイチャームまたはハワイアンキルト体験。日本の夏の風物詩である打ち上げ花火をイメージして作品を仕上げていく。開催は7月4、5日。料金は2000円、定員は各日8人。
8月は1、2日にハンカチ染体験を企画する。上質な綿ローンのハンカチを、輪ゴムや割りばしなど身近な物を使って絞り染めする。夏に必需品のハンカチを多彩な染料で染める体験で、作品はインテリアとしても楽しめるという。料金は3000円、各日8人まで。
9月は6日のみの開催で、フラワーボックスアレンジメント体験を行う。日本の伝統「重陽の節句」は長寿と健康を願う特別な日を祝い、その意味にちなんだ「菊」を中心にブリザーブドフラワーで彩る。料金は3000円、定員は10人。
また10月は「日本の秋を飾る。十五夜のはがきかけ体験」、11月は「秋を探す旅 友禅染手ぬぐい体験」、12月は「クリスマスを彩る手作りリース体験」を予定している。詳細は同ホテルホームページに掲載する。