「DMO認定ガイド育成講座」の受講者を募集 東大阪ツーリズム振興機構
2025年5月26日(月) 配信

大阪府東大阪市の地域DMO、東大阪ツーリズム振興機構(高橋一夫理事長)は6月8日(日)まで、有償の観光ガイドとして活躍したい人を対象に、「DMO認定ガイド育成講座」の受講者を募集している。東大阪エリアで、日本国内外からの来訪者に地域の魅力を最大限に伝えるプロガイド人材の育成を目指す。
同機構は、和歌山県の地域DMO・紀の川フルーツ観光局や高野山麓ツーリズムビューローと連携し、DMOが認定するガイド育成制度の構築に取り組んできた。今回はその第1弾として、実施する。第1期生は受講料が通常よりも割安な特別価格で受講することができるという。
講座では、観光案内に必要なホスピタリティ、語学、ツアー造成、旅程管理、運転講習などを体系的に学べるほか、観光庁の公的資格である「国内旅程管理主任者」の取得に対応したカリキュラムも組み込まれている。
講座修了者は東大阪ツーリズム振興機構の認定ガイドとして登録され、東大阪市発着の観光案内プログラムを自ら企画・実施できるようになる。また認定ガイドが、ガイド業務内に含む無償運送に限り自家用車で観光客を案内することも可能とされており、より広域でのガイドを行うこともできる。
講座の実施期間は6~8月のうち週1回程度(全8回)。対面講座、eラーニング、現座実習の3種類で実施する。定員は15人で応募多数の場合は抽選となる。外国語を母国語とする人は日本語能力試験N2以上を有すること。英語でのガイド希望者はTOEIC650点以上または英検2級以上を有すること、中国語でのガイド希望者は中国検定2級以上を有すること。受講料は、第1期生特別価格2万5000円(通常は5万5000円)。申し込みは専用フォームから。