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隠岐郡4町村が「旅先納税®」導入、新しいふるさと納税の仕組みで地域振興図る

2025年4月23日
関西支社:土橋 孝秀

2025年4月23日(水)配信

地域活性化の新たな手段

 島根県・隠岐郡の4町村(海士町、西ノ島町、知夫村、隠岐の島町)は4月22日、旅行前や旅行中に訪問先の自治体へ寄付ができる新しいふるさと納税の仕組み「旅先納税®」を導入した。これを受け、隠岐ジオパーク推進機構が「おき旅納税」サイト運営と、返礼品として地域で使える電子ギフト「おき旅コイン」の発行を開始した。

 「旅先納税®」は、ギフティ(太田睦社長、東京都品川区)が開発したデジタルプラットフォーム「e街プラットフォーム®」を活用したもので、旅行前または滞在中に寄附を行うと、即時に電子ギフトが発行され、現地の宿泊施設や飲食店、観光施設などで使用できる。

 寄附者は翌年の税控除を受けられ、旅先で地域の魅力をより深く体験できる利点がある。地域にとっても経済的な還元と同時に、地域振興を図れる点がメリットだ。隠岐での導入を含め、全国99自治体が導入している(4月22日現在)。

 「おき旅納税」は専用サイトから受け付け、4町村から寄付先を選択。寄付額の30%を「おき旅コイン」として即時に受け取れる。コインの有効期間は発行から1年間で、1円単位で使用できる。現時点で4町村の宿泊施設や飲食店など38の店舗で利用可能だ。

 「おき旅納税」専用サイト=https://www.oki-tabisaki.jp

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