しだれ梅、3月16日の週まで見ごろ続く見通し 三重県津市の「鈴鹿の森庭園」
2025年3月11日(火) 配信

赤塚植物園(赤塚耕一社長、三重県津市)はこのほど、しだれ梅の研究栽培農園「鈴鹿の森庭園」(三重県鈴鹿市山本町)の代表的な品種「呉服(くれは)しだれ」が見ごろを迎えたと発表した。今年は昨年より開花が3週間遅れたが、3月16日の週まで見ごろが続く見通し。
同庭園は日本伝統のしだれ梅の剪定技術「仕立て技術」の存続と継承のための施設。高さ約7メートル、樹齢100年以上で日本最古と考えられる呉服しだれ「天の龍」「地の龍」をはじめ、約200本を職人が一本一本丁寧に剪定している。2014年から、開花時期の一般公開を開始。今年は3月下旬まで開園している予定だ。
2月28日(金)からは夜間ライトアップを実施しており、幽玄の世界が人気を集めている。公式インスタグラムではフォトコンテストも実施する。今年が7回目。
営業時間は午前9時~午後8:30まで。入園料は開花状況による変動性で、700~1800円。小学生は半額、未就学児は無料。