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「温泉文化」ユネスコ登録への要望書 武見厚労相や自民党幹部などへ支援求める(応援する知事の会)

2024年5月22日
編集部:馬場遥

2024年5月22日(水) 配信

左から山本一太群馬県知事、武見敬三厚労相

 「温泉文化」ユネスコ無形文化遺産登録を応援する知事の会(会長=平井伸治・鳥取県知事)の事務局長=山本一太・群馬県知事は5月22日(水)、武見敬三厚生労働大臣を訪れ、「『温泉文化』のユネスコ無形文化遺産登録に向けた要望」を提出した。

 要望書では、2024年の「経済財政運営と改革の基本方針」(骨太の方針)と、「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画」(成長戦略)に、「温泉文化のユネスコ無形文化遺産の2028年登録を目指す」という文言を盛り込むことや、温泉文化の普及・継承のための活動への必要な支援を求めた。

 武見厚労相は、「温泉は日本の素晴らしい文化。厚労省の所管である旅館ホテルは温泉と切り離せないものであり、大変意味のある運動である。ぜひ応援したい」とエールを送った。

 要望書を提出した山本知事は、「26年の国内候補、28年のユネスコ早期登録を目指していきたいと伝えた。この運動は、全国推進協議会を立ち上げており、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会が事務局を担っている。このことから、厚労大臣にご支援していただくのは重要な意味を持ってくる」と説明した。

 また、「自民党幹部、林芳正内閣官房長官、盛山正仁文部科学大臣、伊藤信太郎環境大臣にもお会いし、支援を求めた。とくに、環境省では『新・湯治の推進』に取り組んでいることもあり、力強い応援をいただいた」と話した。

 「温泉文化」ユネスコ無形文化遺産全国推進協議会(青柳正規会長)は5月24日(金)、東京都内で初の総会を開く。山本知事は、「全旅連は今回の運動の原動力。女将の会にも応援していただかなくてはならない。ユネスコ登録により、日本社会や日本経済を活性化していくことにつながっていくと考える。ぜひ頑張っていただきたい」と述べた。

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