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静岡で家康の足跡巡る 手習いの間や立ち上がり石も

2023年4月15日
営業部:鈴木 克範

2023年4月15日(土) 配信

昨秋の台風で被災したが復旧工事も完了した(清見寺庭園)

 静岡県観光協会は3月16、17の両日、「徳川家康公ゆかりの地をめぐるプレスツアー“春”」を開いた。県では、NHK大河ドラマ「どうする家康」の放送を契機に、誘客や周遊促進に力を入れている。今回は家康が人生の約3分の1を過ごした静岡市内を中心に、主な見どころを紹介する。

 徳川家康が接ぎ木したと伝わる「臥龍梅」のある清見寺(静岡市)は、奈良時代創建の古刹。幼少期、今川家の人質として駿府に送られた家康は、ここで今川義元の軍師を務めた禅僧・太原雪斎から教育を受けた。大方丈には「家康公手習いの間」の遺構も残されている。後に、将軍職を秀忠に譲った後も度々足を運び、国の名勝に指定されている庭園を築く際は、自ら指揮をとったという。

 家康ゆかりの日常品を多く収蔵することから、その嗜好をうかがい知ることのできる久能山東照宮博物館(静岡市)。4月17日からは、家康が関ケ原の戦いで使用したという、国の重要文化財「竹駕篭」を特別展示する。銃弾跡や、その簡素な作りに注目したい。一方、人気の国重要文化財「金陀美具足(家康が着用した甲冑)」は、東京都内で行われるNHK大河ドラマ特別展(三井記念美術館)で展示されるため、春季は見られなくなるので要注意。

駿府城跡と静岡の街並みが融合する景観を(葵船)

 駿府城の堀を運航する葵船(静岡市)は、21年春に登場した静岡市の新しい観光コンテンツだ。土・日・祝日のみの通年運航だが、貸し切り利用時は平日も対応する。西側の石垣を高く築き、守りを手厚くしたようすや、石に刻まれた大名や職人たちの目印・刻印などを見ることができる。1周1・6㌔、約30分の遊覧だ。

 遠江國一宮小國神社(周智郡森町)に残る古文書には、家康の重要な祈願所だったことが記されている。家康は1572(元亀3)年、同社へ参拝。その後の長篠の戦い・関ケ原の戦いで勝利をおさめ、天下統一を実現した。境内には家康が腰をかけ休憩したとされる「家康公の立ち上がり石」もあり、大願成就の加護を受けようと多くの人が訪れる。現在進められている「令和のお屋根替え」も佳境を迎え、新しく生まれ変わった拝殿などを見ることができる。

【鈴木 克範】

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