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ビッグホリデー50周年、1千人の関係者が祝う

会場には1000人を超える関係者が集った
会場には1000人を超える関係者が集った
岩崎安利社長
岩崎安利社長

 ビッグホリデー(岩崎安利社長、東京都文京区)は11月19日、東京都港区の東京プリンスホテルで創業50周年記念「感謝の集い」を開き、1千人を超える業界関係者が集まり盛大に祝った。

 岩崎社長は「50年前の1964年は東京オリンピックが開催され、新幹線や首都高速道路が開通した年。海外自由化や1ドル360円の時代でもあった。旅行についてはまだ黎明期であったが、冷蔵庫、テレビ、洗濯機などが飛ぶように売れたモノの時代。それだけに日本経済が大きく転換し『これからの日本は明るいなあ』と感じられた時代だった」と振り返った。「その後、70年代からは、モノから『こころの時代』と言われるようになり、当社も順風満帆に業績も伸び、やりがいもあった。それがバブル崩壊とともに世の中が大きく一変し、SARSや、鳥インフルエンザ、リーマン・ショック、東日本大震災などが発生し、残念ながら倒産した会社も多くあったが、当社は皆様のご支持もあり、なんとか切り抜けることができた」と謝辞を述べた。「涙が出るほどうれしいのは、『ビッグホリデーは俺が育てたんだ』と言ってくださる身内のような方々がたくさんいること。このような方々のためにも、恥じない会社になるように社員一同、頑張っていきたい」とあいさつした。

 ANAホールディングスの伊東信一郎社長は「1977年の全日本空輸航空券の販売代理店認可取得から、37年の長いおつきあい。良い時も、厳しい時も我われの営業にとって盟友であり、戦友。常に新しいマーケット、需要を見て行動に移されてきたのは、岩崎社長のチャレンジ精神の表れだと思う」と語った。

 東日本旅客鉄道の原口宰常務は「JR東日本と委託販売契約を結んだのは1998年と、そんなに昔の話ではない。ただ、我われの旅行商品『びゅう』を厳しく、優しく育ててくれたのは、類まれな人脈と信頼、人間力を持つ岩崎社長で、心から感謝申し上げたい」と述べた。

 03年に同社とテーマパークの予約券取扱契約を結んだオリエンタルランドの加賀見俊夫会長は「岩崎社長とは仕事よりも個人的なつきあいの方が長い。決断力、行動力、お人柄に深くはまっていった。50周年は通過点で今後さらに発展するためのスタートラインであり、今日はキッフオフの日だ」と祝辞を述べた。

 当日、会場に歌手の堀内孝雄さんが友情出演したり、グループ社員総出演のビデオ「LOVEマシーン」を上映するなど和やかな雰囲気に包まれた。

 ビッグホリデーは1964年4月に東京都板橋区大山で「北日本ツーリスト・ビューロー」として創業。69年9月にブルーバス(現・千葉中央バス)と販売提携し「東京ブルー観光」に社名変更。79年2月にブランド名を「ビッグホリデー」に決定。85年7月には社名を「ビッグホリデー」に変更した。14年4月に創業50周年を迎えた。

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