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大阪市商店会とエアビー 「新しい観光」共創 万博へ特設サイトも開設

2022年8月26日
関西支社:土橋 孝秀

2022年8月26日(金) 配信

千田忠司理事長(左)とAirbnbのスティーブン・リュウアジア太平洋統括

 大阪府大阪市内の商店街約480が加盟する全国有数の商店会組織の大阪市商店会総連盟(千田忠司理事長)とAirbnb Japan(田邉泰之代表)は7月18日、2025年の大阪・関西万博に向け、「新しい観光」を共創することを目的に連携協定を締結した。

 協定では、大阪の古き良き伝統や文化に、VR(仮想現実)やヴィーガン(完全菜食主義者)、LGBTQ(性的マイノリティ)などの新しい社会の潮流を掛け合わせて生まれるものを「新しい観光」と定義した。

 具体的には、開設したAirbnb特設ウェブサイト「New Tourism―大阪・なんば―」で情報発信を行う。「新しい観光」に取り組む民泊ホストへのインタビューなどを順次公開する予定だ。

 また、それぞれの商店街の楽しみ方などをホストの目線で編集したルートマップも制作していく。

 千田理事長は「民泊と商店街は非常に親和性が高い。万博まであと1千日となるなか、多様性に富んだ新たな観光を世界に発信していきたい」と話した。

【土橋 孝秀】

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