11月27日まで秋の企画展「金魚泳ぐ幻想秋夜」 アートアクアリウム美術館GINZA

2024年9月28日(土) 配信

金魚の滝は紅葉や彼岸花で秋を演出

 「アートアクアリウム美術館GINZA」(東京都中央区)は9月27日(金)から11月27日(水)までの期間限定で、秋の企画展「金魚泳ぐ幻想秋夜」を開始した。会場内をイチョウや紅葉、彼岸花など秋の植物や、秋色のライティングで彩る。同施設は江戸時代から続く金魚鑑賞の文化を芸術作品として、光彩や音楽、香りなどで表現。2022年のオープン以来、外国人観光客にも人気を集めている。

 秋の企画展の目玉は、提灯に見立てた球体の水槽作品が並ぶエリアを数々のランタンで埋め尽くす演出。幻想的で写真映えする空間に仕上げた。

 滝をイメージした作品「金魚の滝」は、滝の上部から紅葉が垂れ下がり、自然のなかの秋の訪れを表現した。金魚の石灯籠の周りを彼岸花が囲むほか、変化するライティングも楽しめる。

 四角形の水槽の中でゆったりと泳ぐ金魚を上から間近に鑑賞できる作品「新金魚品評」では、水槽のなかに紅葉を配置し、紅葉が舞い散るような演出を施した。

11月17日に「温泉ソムリエ認定セミナー」開催へ 北海道・芦別温泉スターライトホテル&おふろcafe星遊館

2024年9月27日(金) 配信

 

 「芦別温泉スターライトホテル&おふろcafe星遊館」(田中慎二社長、北海道芦別市)は11月17日(日)、「温泉ソムリエ認定セミナーIN芦別温泉」を開く。温泉をより楽しむ知識が身に着けられ、講義終了後は「温泉ソムリエ」として資格認定される。

 温泉ソムリエ協会が認定する「温泉ソムリエ」の資格者は約3万人と人気の資格。「成分分析表」の見方が分かるようになるなど、温泉巡りの楽しみが広がるため、温泉や旅行好きな人にはおすすめという。

 今回は温泉ソムリエ師範の山崎寿樹氏が講師を務める。時間は11月17日の午前9:30~午後1時まで。講義後に認定書の授与式を行う。受講料は2万6400円、定員は30人。申し込みはオンラインのフォームかホテルのフロントで11月10日まで受け付けている。

ジャルパック「JALサ旅」で初の海外ツアー販売 聖地ヘルシンキでサウナ体験を

2024年9月27日(金) 配信

「JALサ旅ヘルシンキ」

 ジャルパック(平井登社長、東京都品川区)はこのほど、国内で人気のサウナツアー「JALサ旅」初の海外旅行として、ダイナミックパッケージで「JALサ旅ヘルシンキ」を売り出した。サウナの聖地といわれるフィンランドの首都・ヘルシンキの「アッラス・シー・プール」でサウナ体験ができる。

 「JALサ旅」は今年から「グローバル」をテーマに、海外向け商品の開発やインバウンドを対象とした取り組みに注力しており、今回は第1弾となる。また、同ツアーはJAL社内ベンチャーチーム「W―PIT」が協力している。

 アッラス・シー・プールはサウナ以外にも、温冷水プールがあり充実している。施設までの送迎時に往路は日本語アシスタントが同行するので安心だ。追加のオプションプランでは最も有名なサウナ「ロウリュ ヘルシンキ」の体験プランも用意。木造のモダンな建築が特徴的で、サウナ後はバルト海に飛び込んでクールダウンできるなど、フィンランドサウナをダイレクトに楽しめるという。

 設定期間は10月27日(日)~2025年3月28日(金)まで。年末年始は除く。出発地は羽田・成田の設定。ダイナミックパッケージのため、旅行代金は変動する。

みちのく三大桜が来社 ライトアップなどをPR

2024年9月27日(金) 配信

3市がそれぞれの桜を紹介

 岩手県北上市、秋田県仙北市、青森県弘前市の3市で構成する、みちのく三大桜名所連絡会議は9月26日、本紙を訪れ、それぞれの桜を中心に観光PRを行った。

 それによると岩手県北上市では今春のまつりから展勝地の桜並木の一部の散策路にライトアップした和傘を置き、より幻想的な夜桜の演出を始めた。

 秋田県仙北市は武家屋敷群の枝垂れ桜や桧木内川堤の桜並木はもちろん、田町武家屋敷通りも積極的に売り込んでいくとした。

 青森県弘前市は弘前公園の曳家で移動させた天守を2026年に元の位置に戻す、曳き戻しを行うため、桜と天守が今の構図で見ることができるのは来春が最後と話した。

 なお、3市では桜のシーズンと紅葉シーズンにスタンプラリーを実施。今年の紅葉シーズンは10月5日~11月17日まで展開。それぞれのスタンプスポット(1市2カ所)のうち2つ以上のスタンプを集めると抽選で商品券や食事券が当たる。

10月から「いわて秋旅キャンペーン」 岩手が東京都内で観光商談会開く

2025年9月26日(木) 配信

個別商談会では各地域が最新情報を紹介

 いわて観光キャンペーン推進協議会は9月25日(水)、東京都内のホテルで旅行会社を対象にした観光商談会を開いた。観光商談会は全体説明と個別商談会、交流会の3部構成で実施した。

 全体説明では県の担当者から10月から3カ月間展開する「いわて秋旅キャンペーン」や新たな素材のカフェ、今春新たに生まれ変わった「滝観洞」、冬のイベントとして盛岡市薮川地区の氷の洞窟や氷の城などのモニュメントが幻想的な「まほら岩手」、雫石町の小岩井農場まきば園でのイルミネーション、花巻市鉛温泉スキー場でのランタンイベント「はままき星めぐりの夜」、遠野のどべっこ祭り、宮古の日の出クルーズなどを紹介した。

 また来年1~3月中の旅行会社による岩手県を対象とした商品造成及び催行支援事業助成金についても説明した。

 個別商談会では各旅行会社のテーブルを、自治体や観光協会、観光事業者が回り、それぞれのエリアの最新の観光情報を提供した。

 なお、会の冒頭には主催者を代表して岩手県観光協会の鎌田徳幸専務理事があいさつに立ち「昨年はニューヨークタイムズ紙に盛岡市が訪れるべき観光地に選ばれ、外国人観光客も増え、さらに国内の盛岡の認知度が高まった。また、大谷選手の母校である花巻東高校は聖地として立ち寄る観光客が増えるなど、岩手は明るい話題が多い」と述べ、「今日の商談会は県内各地からの参加者が新たな観光情報を提供するので、引き続き商品造成や送客をお願いしたい」と結んだ。

交流会では抽選会も行われ盛り上がりをみせた

  夕刻からは交流会が開かれ、地元の名産品などが当たる抽選会も行われ、盛り上がりをみせた。

新大阪駅開業60周年記念企画を実施、オリジナルロゴ作成や記念グッズ販売

2024年9月26日(木) 配信

 大阪府大阪市の新大阪駅が今年10月1日(火)に開業60周年を迎えることから、西日本旅客鉄道(JR西日本)などは同日から12月31日(火)まで、60周年記念企画を実施する。

 東海旅客鉄道(JR東海)や大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)、新大阪駅構内の商業施設と連携し、オリジナルロゴマークの作成・着用や記念グッズの販売などを行う。

 ロゴマークは60年前には駅がなかった同駅周辺エリアの発展をテーマに、上空から見た同駅と、鉄道各社の線路をデザインした。各社駅係員や各商業施設のスタッフがオリジナルロゴバッジを着用する。

 そのほか、開業60周年記念グッズや赤福「紅白餅」の販売、「旅弁当・駅弁当大会」の開催などを行う。

9月29日の「ANAにキュン!」企画発表 今月は国内マイル航空券が減額に(ANA X)

2024年9月26日(木) 配信

毎月29日に販売

 ANA X(神田真也社長、東京都中央区)はこのほど、毎月29日に開催している「ANAにキュン!」の9月のキャンペーン内容を発表した。29日はANA(全日本空輸)感謝の日と位置づけ、月替わりでさまざまなお得なクーポンなどを発行している。今月は人気の国内線特典航空券の減額マイルキャンペーンが登場する。

 減額マイルキャンペーンの対象路線は北海道と中四国、沖縄発着の一部。搭乗期間は11月1(金)~30日(土)まで。

 また、ANAトラベラーズ国内ダイナミックパッケージで秋から年末旅行に使える最大1万円割引クーポンや、ANAトラベラーズホテルで2024年新規開業ホテルの特別宿泊プランなどを用意する。

 このほか、未発表の目玉企画も合わせて今月は11企画を実施するという。販売期間は9月29日(日)午前零時~午後11:59まで。

宇治商工会議所、京都宇治観光マップ 掲載数を約3倍に拡充

2024年9月26日(木) 配信

京都宇治観光マップ(PC画面)

 宇治商工会議所(京都府宇治市)は9月25日(水)、宇治市内の観光名所やショップ情報を紹介する多言語対応Webサイト「京都宇治観光マップ」をリニューアルした。

 「京都宇治観光マップ」は、日本語・英語・簡体字中文・繁体字中文に対応する観光ポータルサイト。世界遺産をはじめとする社寺仏閣や観光施設、グルメやお土産、宿泊・体験サービスを提供するショップなど、魅力ある宇治市内のスポットを紹介している。

 今回のリニューアルでは、これまでの「中宇治エリアを中心とした約80カ所のスポットの発信」から情報を拡充し、市内全域の212件(9月25日時点)を紹介。従来の地図検索を主体とした仕様から、地図検索機能はそのままに国内外の観光客がより操作・閲覧し易いように、デザイン・機能面を一新した。

 このほか、詳細情報の閲覧も行い易いように、各スポットページに公式SNSやYouTubeへのボタンなどを新設。国内外の観光客にストレスなく宇治観光情報を調べてもらえるように、ページ表示速度の向上をはかったという。今後も、サイトではテーマごとの特集コンテンツの随時公開を予定しているとした。

メタバース和歌山実行委員会、VR観光動画「熊野古道・那智山」を公開 国内客の理解・関心を高める

2024年9月26日(木) 配信

VR動画のイメージ

 バス事業や旅行業を展開するユタカ交通(豊田英三社長、和歌山県和歌山市)と、和歌山新城下町DMC(西平都紀子社長、和歌山県和歌山市)が共同で運営する「メタバース和歌山実行委員会」(豊田英三委員長)はこのほど、VR観光動画「熊野古道・那智山」をユーチューブで公開した。

 日本ユニストの調査の結果、「熊野古道は何県にまたがるか」という質問に対し、38%が「まったく分からない」と答えたほか、全国の約80%の人が「熊野古道という道を聞いたことがある」と回答したことに対し、実際に訪問した人は全体の10%未満だったことから、国内客の理解・関心を高める狙い。

 熊野古道は2004年、「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録。約2000年前に熊野本宮大社が開かれて以降、ご神体とされる滝や川、岩を中心に複数の神社仏閣が置かれた。とくに、平安中期から鎌倉時代に掛けて参詣道が大いに発展したという。和歌山県と奈良県、三重県の3県を跨ぐ全長約1000キロの長大な巡礼路が古くからの姿のままに残されている。

 動画はVRゴーグルなしで見ることができる。那智山青岸渡寺の三重塔(和歌山県・那智勝浦町)や那智の滝(同)なども紹介している。

妻夫木聡さんが台湾観光のアンバサダーに就任 10月からテレビCM放映

2024年9月25日(水) 配信

周永暉長官(左)と妻夫木聡さん

 台湾観光庁(周永暉長官)はこのほど、台湾の日本市場向け観光アンバサダーに俳優の妻夫木聡さんを任命した。9月25日(水)には東京都内で就任式を開き、周長官が妻夫木さんに任命状と新アンバサダーの名刺を贈呈した。

 台湾に多くの友人を持ち、自らも台湾のファンという妻夫木さんは、「したいことぜんぶ! ビビビビ! 台湾」をキャッチコピーに①台北での台湾式朝食②南投日月潭での遊覧ボート③嘉義阿里山での製茶体験④宜蘭県でのエビ釣り――の4つのバージョンで10月からテレビCMを展開していく。

 周長官は「台湾には美しい風景や美味しい食べ物がたくさんあり、買い物やさまざまなアクティビティも楽しめる」とアピール。さらに、10~12月まで、台湾を訪れた旅行者を対象に抽選で5000台湾㌦(約2万4000円)が当たるキャンペーンも紹介。「1億円分用意しており、魅力いっぱいの台湾で楽しんでほしい」と述べた。

 妻夫木さんは「これまでは台湾で美味しいものを食べたり、友人と楽しい時間を過ごしたり、心を充たすことが多かったが、今回撮影で台湾を訪れたときは、どちらかというと癒しを感じ、放心させてくれる体験をたくさんした。多忙な日々を過ごされている多くの方も台湾で一度リセットして、日本でまた新たなことを始めるのもいいのではないでしょうか」と語り、「皆さん、ぜひ台湾に行ってください」と笑顔で呼び掛けた。