【愛知県】豊鉄グループ100周年 貸切バスで復刻ラッピング

2024年9月3日(火) 配信 

往年の「豊鉄カラー」を車体に再現

 2024年3月に創立100周年の節目を迎えた豊橋鉄道グループは、さまざまな記念事業に取り組んでいる。100周年ラッピング車両の運行もその1つ。グループ企業の豊鉄バスでは、貸切バスに懐かしい昭和期の車体デザインを復刻した。

 クリーム色をベースに、赤とオレンジ色のラインを施した往年の「豊鉄カラー」の観光バス1台が、来年3月下旬ごろまで運行中。昭和後期から平成初期に、豊橋・東三河から全国へ旅行ツアーや遠足で活躍したオリジナルデザインだ。

 グループではこのほか、路面電車や渥美線、乗合バスで、復刻ラッピング車両を運行している。

ダリアとガーデンマム祭、広島・世羅高原農場で9月14日から

2024年9月3日(火) 配信

ガーデンマムが一面に咲き広がる(写真は過去開催のようす)

 広島県・世羅町の世羅高原農場は9月14日(土)から11月4日(月・祝)まで、フラワーイベント「ダリアとガーデンマム祭」を行う。

 550品種7万5000株のダリアと、30品種1万3000株のガーデンマムが園内を彩る。ダリアは約1万平方㍍の畑に、色や大きさが異なるさまざまな品種が咲き誇る。ガーデンマムはビビットカラーでぽんぽんと丸い花が咲く品種。畑一面に咲き広がるようすは、絵に描いたような美しさだ。

 期間中はイベントも多数開催する。9月28日(土)、29日(日)、10月5日(土)、6日(日)には、グルメや雑貨、ワークショップ体験の店が並ぶ「イロドリhanaマルシェmini」を実施。園内の花カフェではダリアをイメージした季節限定のドリンクも販売する。

 開園時間は午前9時から午後5時(最終入園午後4時30分)。入園料は大人700~1200円、子供(4歳~小学生)300~600円。開花状況により料金が変動する。期間中休園日なし。

JTB、「日本の旬 京都・奈良・滋賀」 10~3月までCP展開

2024年9月3日(火) 配信

「日本の旬 京都・奈良・滋賀」CPロゴ

 JTB(山北栄二郎社長)は10月1日(火)~2025年3月31日(月)まで、国内旅行キャンペーン「日本の旬 京都・奈良・滋賀」を展開する。3府県特有の「歴史」「文化」「伝統」の魅力を掘り起こし、旅行を通じて現地の「文化観光とサステナブル」の魅力を感じられる旅行商品により、地域の活性化をはかる。

 キャッチコピーは「歴史にときめく 文化をめぐる Sustainable Traditional Regions」。CPロゴは、3府県の一体感と周遊を想起させるデザインで表現。3府県の象徴的な観光素材を掲載し、SDGsカラーを使うことでサステナブルに対する取り組みを意識しているという。

 旅行プランは「歴史」「文化」「めぐる」「つなぐ」――の4つのテーマに基づいて用意する。神社仏閣・神事・祭などの特別体験プランや、地域の食文化にスポットを当てた宿泊プラン、各地周遊プラン、サステナブルなプランを展開する。

 CP期間中は、JTB日本の旬公式インスタグラムを活用し、地元のJTB店舗社員が現地情報の発信に取り組む。また、JTB公式ユーチューブ、ライブコマース「JTB旅LIVE」、インバウンド向けWebメディア「FUN! JAPAN」などでも旬な情報を発信するとしている。

函館市に新ブランド「ホテルエノエ」1号店 hpが10月1日にオープン

2024年9月3日(火) 配信

ホテルエノエ函館外観イメージ

 ホスピタリティオペレーションズ(田中章生社長、東京都千代田区)は10月1日(火)、北海道函館市に新ホテルブランド「ホテルエノエ」の第1号店「ホテルエノエ函館」をオープンする。JR函館駅から車で約5分、函館市電「宝来町駅」から徒歩約3分に位置し、函館山や金森赤レンガ倉庫などの人気観光地へ徒歩で行ける立地が強み。

 新ブランドは「笑の重」を意味し、ホテルを訪れる宿泊客や地域の人々、スタッフなどさまざまな人が集い、いくつもの笑顔や会話が重なり合うことで、心温まる特別な瞬間を過ごしてほしいという想いを込めた。「この場所だけの笑顔や会話がいくつも重なり合った、世界でひとつしかない思い出」を提供していく。

 「ホテルエノエ函館」の館内は木や石などの自然素材を最大限に生かし、上質で温もりのある空間を演出する。天井が高く、広々としたロビーには暖炉を配し、ラウンジスペースでは地酒や地元産ワイン、ソフトドリンクが楽しめる。

 客室はダブルルームとツインルーム、トリプルルーム、ファミリールーム全136室で、ベッドはシモンズ製のマットレスを導入した。

 朝食は、北海道産の食材をふんだんに使用した70種類以上のブッフェメニューを用意。ライブキッチンでは、イカ墨オムレツなどを実演するほか、海鮮丼や手巻き寿司など北海道の味覚が堪能できる。

 オープンを記念して、公式サイト限定で期間限定の記念プランを売り出している。12月31日(火)までの設定で、2人1室利用時の1人料金が素泊まり4500円から、朝食付き7000円から。

期間限定!秋の味覚「伊勢海老」付きの宿泊プラン 休暇村南伊豆が55周年企画

2024年9月3日(火) 配信

秋の味覚伊勢海老

 休暇村南伊豆(二宮誠総支配人、静岡県・南伊豆町)は9月2日(月)から、期間限定で「伊勢海老2尾付きグランビュッフェ」プランを売り出した。開業55周年企画の一環。11月30日(土)まで、1日15食限定。

 同施設は今年開業55周年を迎え、「より一層のおもてなし」をテーマに料理企画を展開している。春の「沖縄グルメフェア」に始まり、6月には「金目鯛フェア」を実施した。例年9月中旬に南伊豆の伊勢海老漁は解禁されるため、今回は秋の味覚として「伊勢海老」を取り上げる。

 夕食の「グランビュッフェ」は「金目鯛の煮付」や「金目鯛の炊き込み御飯」、「サザエのつぼ焼き」、ライブキッチンで提供する「揚げたての天婦羅」など50種類以上が並ぶ。今回のプランはこのビュッフェに伊勢海老を2尾付けるもので、伊勢海老は「蒸籠(セイロ)蒸し」と「活造り」、また最後は頭を使った「味噌汁」を用意する。料金は1泊2食付きで1人2万7500円から。

奥出雲多根自然博物館 初のインターン受入 國學院大(神奈川県)から

2024年9月3日(火) 配信

(前列左から反時計回りに)岩瀬さん、松﨑さん、冨永さん、宇田川館長、井門教授

 島根県・奥出雲町の奥出雲多根自然博物館(多根幹雄理事長、宇田川和義館長)は8月5―19日までの15日間、学生インターン(就労体験)の受入事業を初めて実施した。参加したのは國學院大學(神奈川県横浜市)の観光まちづくり学部に通う学生3人。現地でインターンのようすを取材した。

【土橋 孝秀】

 同博物館は、メガネの三城創業者の多根良尾氏の出生地にあり、2代目多根裕詞氏の化石コレクションをベースにしている。世界の化石約3千点や地球を形成するさまざまな鉱物、恐竜の全身骨格標本などを展示し、恐竜好きの子供から人気を集めている。宿泊施設を併設し、「全国唯一の泊まれる博物館」としても注目を集める。

 若い人の感性や視点に触れることで今後の博物館運営に生かそうと、学生インターンの受け入れを計画。同館の門脇修二専務理事が、親交のあった同大学の井門隆夫観光まちづくり学部教授に打診したところ、「宿泊できる博物館」「地元との連携を重視している」などの点が評価され、今回のインターンが実現した。

 同館の宇田川館長は

大江戸温泉物語と湯快リゾート、ブランド統合 66施設が大江戸温泉物語グループに ブランド統合記念で15%オフも

2024年9月2日(月) 配信

大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツと湯快リゾートは、11月1日(金)からブランド統合する

 大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツおよび子会社と、湯快リゾートは、2024年11月1日(金)からブランド統合する。2社は24年4月にグループ化しており、今回のブランド統合により、2社が展開する全66施設が「大江戸温泉物語グループ」となる。

 統合に伴い、11月1日(金)から64の宿は、「TAOYA」「大江戸温泉物語Premium」「大江戸温泉物語」「大江戸温泉物語わんわんリゾート」のいずれかの宿名になる。また、大江戸温泉物語が展開する公式会員サービス「いいふろ会員」がすべての宿に導入される。

 ブランド統合日の11月1日(金)には、「TAOYA 白浜千畳(旧・湯快リゾートプレミアム ホテル千畳)」、「大江戸温泉物語Premium 加賀まるや(旧・湯快リゾートプレミアム NEW MARUYAホテル)」「大江戸温泉物語Premium 下呂本館(旧・湯快リゾートプレミアム 下呂彩朝楽 本館)」──などの施設がリブランドまたはリニューアルオープンする。

 ブランド統合を記念し、11月1日(金)~25年2月28日(金)まで特別キャンペーンを実施する。いいふろ会員限定で、スタンダードプランを15%オフで予約できる。さらに、同プランを予約・宿泊した会員向けに、次回使える500円分のクーポンを贈る。

「しまくとぅば民話」をJTA機内で放映開始 沖縄の伝統文化の保全・継承を

2024年9月2日(月) 配信

民話イメージ

 日本トランスオーシャン航空(JTA、野口望社長、沖縄県那覇市)は9月1日(日)から、沖縄県立博物館・美術館(里井洋一館長)と連携し、「しまくとぅば民話」の機内放映を開始した。沖縄の伝統文化の保全・継承に貢献するのが目的。

 同社は沖縄県との包括連携協定に基づき、沖縄文化の基層である島の言葉「しまくとぅば」によるアナウンスや、しまくとぅばシールを配布するなど、普及に努めている。今回、さらなる普及のため「しまくとぅば民話」を期間限定で機内放映する。同社は県民から観光客まで、「幅広い世代に楽しんでもらいたい」と期待する。

 放映期間は2025年8月31日までの1年間。JTA保有機材全14機のオーバーヘッドモニターで、計18話を2カ月ごとに3話ずつ更新して放映する。なお、県内路線は1話のみ放映。

ジョルダン×鹿児島ユナイテッドFC、スマホで市電1日乗車券

2024年9月2日(月) 配信

鹿児島ユナイテッドFCホームゲーム限定市電1日乗車券

 ジョルダン(佐藤俊和社長、東京都新宿区)は9月2日(月)~11月10日(日)まで、鹿児島市交通局(枝元昌一郎交通局長)、鹿児島ユナイテッドFC(徳重剛代表)が運行・企画する「鹿児島ユナイテッドFCホームゲーム限定市電1日乗車券」をモバイルチケットで売り出した。ジョルダンが運営するアプリ「乗換案内」から、スマートフォンなどで購入できる。

 同乗車券は、鹿児島ユナイテッドFCのホーム戦開催日に使える市電1日乗車券と、「白波スタジアム」「鹿児島市立美術館」「いおワールドかごしま水族館」などの鹿児島市内の施設などで使える優待特典が受けられる。

 なお、現在は鹿児島市交通局の市電・市バスが乗り放題となる「市電・市バス・シティビュー1日乗車券」と「市電・市バス・シティビュー24時間乗車券」も、モバイルチケットで販売している。

 利用期間は9月15日(日)、28日(土)、10月19日(土)、11月10日(日)。試合開催順延の可能性があるため、利用期間は実際の利用日と異なる場合あり。価格は税込で大人250円、子供120円。

ギフティ、航空2社のふるさと納税と連携 「ANAの旅先納税」「JALの旅先納税」開始

2024年9月2日(月) 配信

6自治体でスタートした「ANAの旅先納税」

 電子ギフト事業などを手掛ける、ギフティ(太田睦・鈴木達哉社長、東京都品川区)は8月20日(火)、ANAあきんどが運営する「ANAのふるさと納税」と連携し、「ANAの旅先納税」を開始した。また、9月1日(日)からは、日本航空(JAL)、JALUXと連携し、「JALふるさと納税」で「JALの旅先納税」サービスの提供を開始。これにより航空2社のふるさと納税サイトで、返礼品として旅先の電子商品券を受け取れるほか、マイルも貯めることができる。

 ギフティが展開する「旅先納税®」は旅マエや旅ナカで、対象自治体にふるさと納税を行うと、返礼品としてその地域の電子商品券「e街ギフト®」を即時に受け取れるもの。商品券はその地域の飲食店や宿泊施設、土産物施設など加盟店舗で利用できる。年々、同返礼品を扱う自治体は増加しており、8月20日時点で計75自治体が導入している。

 「ANAのふるさと納税」では、これまで、ANA便と宿泊施設を組み合わせたダイナミックパッケージや宿泊で使用できる割引クーポンをANAオリジナル返礼品として展開。応援したい地域や興味がある地域へ訪れる「きっかけ作り」に取り組んできたという。実際に足を運んだ地域の魅力を「五感でより一層感じてもらいたい」ことから、今回、電子商品券の導入を決めた。「ANAの旅先納税」は北海道千歳市と倶知安町、埼玉県川越市、京都府京都市、和歌山県・白浜町、岡山県瀬戸内市の6自治体から開始。対象自治体は順次拡大していく予定だ。

 

 一方、JALグループは、「ふるさと割」や「JALふるさとプロジェクト」などを通じて、自治体や地域の発展、地域経済の活性化に取り組んでおり、その一環として20年11月から「JALふるさと納税」ポータルサイトを運営。22年11月にはJALとギフティは業務提携契約を結び、「旅先納税®」の利便性やメリットを発信するプロモーションやキャンペーンを実施し、寄附者の新規獲得や「e街ギフト®」の利用促進に取り組んでいる。

 「JALの旅先納税」開始時の対象自治体は、北海道千歳市と倶知安町、和歌山県・白浜町、島根県出雲市、鹿児島県奄美市、喜界町、龍郷町、徳之島町、伊仙町、天城町、和泊町、知名町。

 また、今回のサービス開始を記念して、「JALふるさと納税」の旅行・体験カテゴリーの返礼品に合計1万円以上寄附した人を対象に、JALダイナミックパッケージに使える旅行利用券などが当たるキャンペーンも実施する。1万円を1口に応募でき、寄附額が多いほど当選確率がアップする。CPは9月1~30日まで。