福井県あわら市で「フレンチ・トースト・ピクニック(FTP)」5月25日(日)に開催 テーマは“映画に出てきたクルマ達”

2025年5月14日(水) 配信

今年は5月25日(日)に開催

 初夏をピクニック気分で楽しめるイベント「第24回フレンチ・トースト・ピクニック(FTP)」が5月25日(日)、福井県あわら市の「金津創作の森」で開催される。入場無料。

 24回目となる今回は、“映画に出てきたクルマ達”がテーマ。フランス車や国内外の名車・旧車の展示や、旧車が走るピクニックラリーなど、盛りだくさんの内容となっている。

 午前10時からはピクニックラリー(80台予定)がスタート、午後1~2時は「旧い車たちの紹介」が行われる。また、午前10時~午後4時までパーツマーケット(20店予定)などが実施され、クルマ好きには特別な1日となる。

 同時期には、故・今村幸治郎氏による絵画展が開催されている。題材は、「シトロエンやかわいいロボット達」。色鉛筆や水彩で描かれたファンタスティックなイラスト原画、シルクスクリーン、リトグラフ作品を展示。会期は5月17日(土)~25日(日)。ポストカードやポスターなどのオリジナルグッズも販売予定という。

「ポルシェで巡る体験型観光プラン」が注目 大阪府箕面市のふるさと納税返礼品

2025年5月14日(水) 配信

ポルシェレンタカーを楽しむようす

 大阪府箕面市(原田亮市長)は2025年1月から、ふるさと納税返礼品として「ポルシェで巡る体験型観光プラン」を用意している。高級車での非日常な旅を通じて、観光の質と滞在時間を高め、箕面の魅力を再発見してもらうことを目指す。事業者は同市でポルシェのレンタル事業などを展開するドリームゲート(髙橋広規社長)。同社によると、開始から4カ月で問い合わせが増え注目を集めているという。

 同市は明治の森箕面国定公園や箕面大滝、勝尾寺など観光資源に恵まれている一方、紅葉シーズに観光客が集中し、通年での観光促進や客層の分散が課題。そこで、体験や非日常性を提供することでリピーターの獲得や長期滞在を促進しようと今回の返礼品を企画した。

 同市担当者は「ふるさと納税を通じて箕面の魅力を体験してもらえる新しいカタチ」と期待する。事業者の髙橋代表も「箕面の自然や文化に、ポルシェという非日常を掛け合わせることで、また来たいと思えるきっかけをつくりたい。ふるさと納税を通じて、地域と人をつなぐ新しい観光のカタチを広げていきたい」と意気込む。

 用意している返礼品は、ポルシェ(カレラ・マカンなど)を使用した1日観光ドライブ体験で、20時間または8時間が選べる。各種ふるさと納税ポータルサイトなどで受け付けており、20時間プランの納税額は26万7000円、8時間プランは16万7000円。

トルコ共和国、25年1~3月の観光収益が過去最高に 年間6500万人の訪問客目指す

2025年5月14日(水) 配信

観光客にも人気のスパイスバザール

 トルコ共和国はこのほど、2025年第1四半期(1~3月)までの観光実績を発表した。これによると、世界から884万4000人がトルコを訪れ、観光収益は過去最高の95億米㌦(約1兆4000億円)を記録した。また、日本からの訪トルコ観光客数は、前年同期比46%増の3万5464人と好調に推移している。

 メフメト・ヌリ・エルソイ文化観光大臣はイスタンブールで行われた記者会見で、 「国連観光機関(UN Tourism)のデータによれば、トルコは2024年、世界で第4位のインバウンド観光市場となった。当初、24年に6000万人の観光客の受け入れを目指していたが、結果的には過去最高の6220万人を迎えることができた」とし、「25年末の目標は、6500万人の訪問者を迎え、観光収益は640億米㌦を達成すること」と述べた。 

 25年第1四半期には、イランから73万3000人、ロシアから60万1000人、ドイツから57万2000人、ブルガリアから56万人、イギリスから30万4000人がトルコを訪問。平均滞在日数は11泊という。

7月18日に「ドーミーイン敦賀」開業 公式サイトで先行予約開始

2025年5月14日(水) 配信

フロント(イメージ)

 共立メンテナンス(中村幸治社長、東京都千代田区)は7月18日(金)、福井県敦賀市に「天然温泉 若狭の湯 ドーミーイン敦賀」(敦賀市本町2₋8₋17)を開業する。これに先駆け、5月13日(火)から、公式サイトで先行予約受付を開始した。福井県内では2軒目の出店。

 新施設は、天然温泉大浴場と高温ドライサウナ(オートロウリュ)、水風呂を完備する。風呂上りにはアイスや乳酸菌飲料のサービスもある。

 朝食は旬の食材を使った「小鉢横丁」やご当地料理「ソースかつ丼」をはじめ、約45種類の和洋バイキングを用意。夜食にはドーミーイン名物の醤油ラーメン「夜鳴きそば」を無料で提供する。

 客室数は全199室。立地はJR北陸本線「敦賀駅」から徒歩約8分。北陸自動車道敦賀ICからは車で約17分。

 なお、開業記念プランとしてダブルルーム1人1室利用の料金は朝食付きで9000円~、2人1室利用は1人6500円~用意している。

KNT-CTHD、海外旅行回復で増収 25年3月期連結決算

2025年5月14日(水)配信

KNT-CTホールディングスの小山佳延社長

 KNT-CTホールディングス(小山佳延社長、東京都新宿区)が5月13日(火)に発表した2025年3月期(24年4月1日~25年3月31日)の連結決算によると、売上高は前年同期比7.5%増の2745億1600万円だった。海外旅行を中心に取り扱いが増加したことで、増収となった。

 一方、営業利益は同16.9%減の60億4000万円、経常利益は同15.1%減の67億7600万円。新型コロナウイルス関連の公務受託事業の減少のほか、人的投資やシステム投資などの費用の増加で減益となった。

 当期純利益は同1.9%増の76億8000万円。投資有価証券売却益など特別利益を計上した結果、増益となった。

 旅行事業では、国内旅行が回復傾向となったものの、宿泊代金の高騰などの影響を受けて需要が伸び悩んだ。一方、訪日旅行は円安基調などの要因が需要を牽引し、海外旅行は旅行控えの傾向が和らいだうえ旅行単価の上昇が見られるなど、いずれも好調に推移した。

 26年3月期の連結業績予想は、売上高が同8.6%増の2980億円、営業利益が同7.6%増の65億円、経常利益が同7.7%増の73億円、当期純利益が同11.5%減の68億円。同社によると「旅行全般の回復と、コスト上昇以上の旅行回復に伴う増益を見込む。当期純利益は減益だが、前期との差額が投資有価証券売却益と同額のため、この特別利益を除く前期とほぼ同じ」と説明した。

 同社は9月1日(月)に創立70周年を迎える。小山社長は「全社一丸となって『旅』と『旅にとどまらない』当社ならではの付加価値の高いサービスを届けたい」と語った。

6月6~22日まで「らんざんラベンダーまつり」 嵐山町・千年の苑ラベンダー園で今年は無料開催

2025年5月14日(水) 配信

見晴台とラベンダー

 埼玉県・嵐山町観光協会(高橋兼次理事長)は6月6(金)~22日(日)まで、千年の苑ラベンダー園(嵐山町大字鎌形2326)で、「らんざんラベンダーまつり」を開く。昨年の猛暑で多くのラベンダーがダメージを受け、秋と春に新しい苗に植え替えたため、今年は見学料を無料で実施する。

 2019年にオープンした千年の苑ラベンダー園は、埼玉のほぼ中央に位置し、都心からも約1時間でアクセスできる。ラベンダーの植付面積はほぼ東京ドームと同等の広さで、約2万株のラベンダーを植えている。ラベンダーは日本では比較的涼しく、湿度の低い地域で多く栽培されているが、同地域は夏は暑く、湿度も高い。そこで、暑さに耐え香りの強いラバンティン系品種を中心に、土地に合った色や香りの異なる10種類のラベンダーを選択。見ごろに合わせてラベンダーまつりを開催しており、今回が6回目となる。

 今年、新たに植え替えた株は1年目となるが、花も香りも楽しめるという。同園は「来年にはさらに成長した、美しい花と香りをお楽しみいただけるよう、頑張って維持管理を行っています。今年は生育状況を鑑み、見学料を無料とし、皆様にぜひとも維持管理のためのご支援をいただきたく、協力金制度を設けました」とコメントしている。

 毎年人気の「ラベンダーつみとり体験」やクラフト体験は土・日曜日のみ実施する。また、園内には各店が出店し、スイーツやオリジナルフードを提供する。地元生産者によるラベンダー苗や花穂の販売もあり、自宅でもラベンダーを楽しめる商品を取りそろえる。

 アクセスは東武東上線「武蔵嵐山駅」から路線バスで約10分。土日は、同駅西口から有料シャトルバスも運行する。車は東京方面からは東松山IC、高崎方面からは嵐山小川ICからどちらも約15分で、駐車料金は1台1000円。期間中は無休で、午前9時~午後4時までの開園。

TKP、アパホテル3棟を新たに取得 フランチャイズ全20棟に

2025年5月14日(水) 配信

 ティーケーピー(TKP、河野貴輝社長、東京都新宿区)はこのほど、アパグループが所有するアパホテル「宮崎延岡駅前」「宮崎延岡中央」「山口防府」の3棟を取得した。アパホテル(元谷芙美子社長、東京都港区)とのフランチャイズ契約を締結のもと、6月20日(金)から運営を開始する。

 TKPは2014年8月に開業したアパホテル「札幌駅前」を手始めに、会議と宿泊を組み合わせたハイブリッド型ホテルの運営を進め、アパホテルとはフランチャイズ方式によるホテル運営や、アパホテル内の宴会場を同社が運営するなど、さまざまなカタチで連携を強めてきた。

 現在、TKPは新築、リブランド、既存店取得を含め、16棟のアパホテルを運営している。今回新たに3棟と建設中の1棟を加え、全国で20棟・3583室となる。

 TKPは、23年4月に発表した中期経営計画で掲げた「『3年間で10施設出店』の目標を上回るペースで事業を展開している」とし、同社が運営する宿泊施設は開業前施設を含め、34棟(33施設)・4428室としている。

那覇・とまりんの新ホテル完成予想を初公開 「サウスゲートホテル沖縄」26年5月開業予定

2025年5月13日(火) 配信

「サウスゲートホテル沖縄」外観イメージ

 国内外でホテルやレストラン事業を展開するPlan・Do・See(浅葉翔平社長、東京都港区)は2026年5月、沖縄県那覇市の泊ふ頭旅客ターミナルビル「とまりん」に「サウスゲートホテル沖縄」を開業予定だ。このほど、告知サイトをオープンし、完成予想パースを初めて公開した。

 沖縄本島と離島を結ぶ海の玄関口である「泊港」の旅客ターミナルビル「とまりん」は事業所や店舗、宿泊施設などが入居する複合施設として1995年に開業した。ビルの上階は以前もホテルとして運営されていたが、今回新たに同社が新ホテルをオープンする。那覇空港から車で約10分と好立地にあることから、新施設は離島旅と那覇市内観光どちらも楽しめる新たなリゾートステイの拠点として提案していく。

 客室は全216室で、ツイン・トリプルを中心に最大6人まで泊まれる部屋も用意。那覇の海と空を一望しながら解放感を味わえる空間を随所に設けるほか、大浴場とサウナを完備する。朝食は家庭で愛されている郷土料理「かちゅーゆ」や海鮮丼の食材が選べるカスタムビュッフェなど、沖縄食材を使った料理を提供する。

羊肉の魅力を発信 「大阪ひつじフェスタ2025」5月30日から

2025年5月13日(火) 配信

5月30~6月1日に開催

 大阪府大阪市で5月30日(金)~6月1日(日)まで、2回目となる「大阪ひつじフェスタ2025」が開かれる。羊肉の魅力を発信するため、オージー・ラムのPR大使「LAMBASSADOR(ラムバサダー)」や、飲食店・団体らが協力して本格的な普及イベントとして開催。羊肉を通して、食の多様性とその可能性を広く伝えていく。

 羊肉は海外では「ハレの日のごちそう」として親しまれており、王室の晩餐会でも最も格式の高い料理として振る舞われるという。また、宗教的な禁忌が少なく、ハラル対応製品も多い羊肉は、世界中の人が一緒に味わえるグローバルフードとしても注目を集めていることなどから、多くの人に魅力を知ってもらいたい考え。

 イベントは日本市場の羊肉シェア約7割を誇る、オーストラリアの生産者団体・MLA(ミート・アンド・ライブストック・オーストラリア)と在日オーストラリア大使館が協力。主催者の大阪ひつじフェスタ2025実行委員会は「万博と連動しながら、羊肉食文化がまだ根づいていない関西地域に新たな食の選択肢として羊肉を広め、定着させることを目指す」と意気込む。

 イベントの会場はOSAKA FOOD LAB(大阪市北区中津1₋1₋36)で、入場料は500円。会場内では各種ラム肉のフードやオーストラリア産ワインなどが販売される。開催時間は30日が午後6~9時まで、31日が午前11時~午後9時まで、1日が午前10:30~午後6時まで。

日光金谷ホテルで「ヒューリック杯第96期棋聖戦」観戦ツアーを実施(東武トップツアーズ)

2025年5月13日(火) 配信

パンフレット表紙

 東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)は6月3日(火)、日光金谷ホテル(栃木県日光市)で開催される「ヒューリック杯 第96期 棋聖戦」観戦ツアーを実施する。藤井聡太棋聖に杉本和陽六段が挑戦する、棋聖戦五番勝負の第1局を間近で体感できる。申し込み多数の場合は抽選となり、抽選受付は5月19日(月)午前8時59分に終了する。

 同ツアーは、将棋界8大タイトル戦の一つ、棋聖戦の対局を間近で体感し、歴史ある日光の地とともにその魅力を深く味わってもらうことで、伝統ある将棋文化の振興と地域活性化へ貢献することを目的に企画した。会場となる日光金谷ホテルは、現存する日本最古のリゾートクラシックホテルであり、その歴史と伝統に包まれた空間での対局は、ほかでは味わえない特別な価値と魅力を堪能できる。

 また、長い歴史を持つ将棋文化と、日本有数の観光地である日光の魅力を融合させた体験型コンテンツとして、将棋ファンはもちろん、さまざまなニーズに向けて3つのコースを用意した。

観戦初心者も楽しめる、3つのコースを用意

 「プレミアムコース」は、日光金谷ホテルに2泊3日宿泊できる15組限定プラン。対局前日に日光東照宮の参拝や特別祈祷、日光金谷ホテルで行われる前夜祭に参加でき、対局当日は初手立ち合いや専用部屋で棋士からの解説、大盤解説など、高級感と臨場感を重視した特別な観戦体験を提供する。往復の浅草駅~東武日光駅間は特急スペーシアXに乗車。食事は朝、昼、夕に各2回。土産付き。2人1室利用が26万5000円、1人1室利用が31万円。

 「スタンダードコース」は、日光千姫物語または小槌の宿鶴亀大吉に1泊2日宿泊する20組限定プラン。対局前日に日光金谷ホテルで行われる前夜祭、対局当日の大盤解説などに参加できるなど、観戦初心者も気軽に参加できるベーシックなプランで充実した観戦時間を楽しめる。往路の浅草駅~東武日光駅間は特急スペーシアXに乗車。食事は朝、夕に各1回。土産付き。4人1室利用が9万2000円、3人1室利用が9万3000円、2人1室利用が9万5000円、1人1室利用が12万6000円。

 「大盤解説コース」は、日帰りで現地集合・解散の50人限定プラン。プロ棋士による大盤解説に加え、クイズ大会など参加型企画も実施し、家族連れや幅広い年齢層におすすめのコースを用意した。土産付き。旅行代金は1人9800円。

 申し込みは東武トップツアーズ公式サイトの特設ページ(https://tobutoptours.jp/shop/3989/kisei96/)から。