泊まれて食べれる「チョコレートコテージ」販売へ 壁や小物もすべてチョコ

2018年9月13日(木) 配信 

あらゆるものがチョコレート

ブッキング・ドットコム・ジャパン(アダム・ブラウンステイン代表、東京都港区)は9月19日(水)から全世界同時で、約1・5㌧のチョコレートで造られた「チョコレートコテージ」の宿泊予約を始めると発表した。宿泊は10月5日(金)と6日(土)の2日間限定。宿泊者は実際に食べることができるという。

 壁や屋根はもちろん、室内の暖炉やドレッサー、時計、カップ、本、シャンデリアに至るまで、すべてがチョコレート。コテージの外にはホワイトチョコレートの池もある。同社は、「ここに宿泊できる幸運な人だけの特典として、コテージ内の美味しそうな品々を実際に食べていただけます」とコメントした。

チョコレートステージ

 チョコレートコテージは、セーヴル陶磁器博物館の庭園内に建てられる。チョコレートコテージは、チョコレート彫刻職人として有名な、ジャン・リュック・デクルゾー氏が手掛ける。同氏は、フランスのセーヴル陶磁器博物館の庭園内にあるガラスの家、オランジュリー・エフェメール内のショコラティエ。

 同氏は、「人間が泊まれるサイズのチョコレートコテージを造る機会をいただけるとは想像もしていなかった。宿泊するゲストには、この独特で甘い体験を、思う存分味わってもらえたら」と話した。

 予約は日本時間の9月19日(水)午後6時~、 9月26日(水)午後6時~となる。宿泊日は10月5日(金)と6日(土)の各1泊のみ。宿泊料金は 1泊50ユーロ(約6500円)。予約は下記から。

バスドライバー・バスガイドが「北海道の今」をレポート 札幌観光バス

2018年9月13日(木) 配信

定山渓、崖も多い地域ですが、まったく問題ありませんでした(9月11日の報告から)

札幌観光バス(札幌市)のバスドライバー・バスガイドが自ら近隣の観光地を訪れ、Facebookで「北海道の今」をレポートしている。

 「平成30年北海道胆振(いぶり)東部地震」を受け、北海道内の主要観光地では通常営業をしているにも関わらず、旅行控えなどでキャンセルが相次いでいる。被害状況の報道に比べて、被害がない、あるいは通常営業に戻ったという情報が少ないなか、同社ではバスドライバーやバスガイドから「自ら実際に現地を訪れレポートしたい」との声があがったという。
 9月11日(火)から、空の玄関口「新千歳空港」や「白い恋人パーク」(札幌市)、「登別地獄谷」(登別市)、小樽運河(小樽市)などを訪れ、「地元側は普段どおり」という道内各地の今を伝えている。

 早いところでは9月の下旬から紅葉が始まる北海道。これから美しい風景や実りの秋を実感できる季節を迎える。
 余震が続くうちは、北海道控えが続くことも無理はないとしつつも、「近い将来、観光客の皆様に各地へ足をお運び頂くことで、北海道を応援してもらいたい」(同社)という。「それが何よりも、被害の大きかった各地への力にもなると信じています」。

ホテル華の湯 約400人が盛大に祝う 新施設の披露パーティー開く

2018年9月13日(木) 配信

 ホテル華の湯(菅野豊社長、福島県・磐梯熱海温泉)は8月27日、「ツインコンベンション」と「ツアービュッフェダインニング」の披露パーティーを開いた。政財界や観光関係者約400人が出席し、盛大に祝った。

 式典では橋本妙子(ソプラノ歌手)さんによるオープニングのあと、ホテル華の湯の歩みが映像で紹介された。菅野社長は「3年半の構想のち、さまざまな会議や大会、MICEに対応できるコンベンション。女性の視点も多く取り入れた施設として皆様に愛されるよう努力していきたい」と、あいさつした。

 来賓として、品川萬里郡山市長、北村清士東邦銀行頭取、高橋隆助福島県中小企業団体中央会会長、大橋信夫JA福島五連会長、森吉弘JTB執行役員東北広域代表らが出席し、それぞれの立場で祝辞を述べた。

 滝川クリステルさんからのビデオメッセージが紹介されたあと、両会場二手に分かれ41人による鏡開きが同時に行われ、佐藤政喜郡山市議会議長による乾杯で祝宴に入った。

 宴はマグロの解体ショーや豪華抽選会が行われ、地産地消の料理で堪能した。菅野豊臣総支配人の言葉で盛会裡に終わった。

 今回の施設は、7月中旬に、〝巡りながら味わう〟をコンセプトとしたツアービュッフェダイニング「飛翔」と、3月に会議室「けやき」「五百川」、コンベンションホール「風の杜」、5月に同じく「華胥」がリニューアル。ワンフロアのスムーズな移動・運営が可能になり、さまざまな会議、大会に対応できる、MICE会場として生まれ変わった。

50周年祝い記念式典 天童温泉・滝の湯で開催 山形旅組青年部

2018年9月13日(木) 配信

記念式典であいさつする髙橋部長

 山形県旅館ホテル生活衛生同業組合青年部(髙橋治部長)の創立50周年式典が9月5日、天童温泉のほほえみの宿滝の湯で開かれ、旅館関係者や取引企業各社から約150人が出席し、節目を祝った。

 記念式典であいさつに立った髙橋部長は「経営者の心構えやお客様と向き合う姿勢、地域との関わりを諸先輩から学んだ」と振り返り、「さまざまな変化に対応すべく、信念をもって活動を続けていきたい」と次の50年に向けた決意を伝えた。来賓には吉村美栄子山形県知事(代理出席)や参議院議員の大沼瑞穂氏、舟山康江氏らが祝辞を述べた。

 記念事業は2部立てで実施した。第1部では、神奈川県・鶴巻温泉、元湯陣屋の宮﨑知子女将が「IT活用による旅館改革とその展望」と題して講演を行った。独自に開発したクラウド型ホテルシステム「陣屋コネクト」を活用した改革を伝えたほか、同システムを利用する施設同士が、食材や備品、人材などを補完し合うネットワーク「JINYA EXPO」も紹介した。

 第2部では、日本舞踊五月流の3代目家元で、個性的なビジュアルからギャル家元として注目されている五月千和加さんが登壇。安珍清姫伝説を題材にした古典舞踊「鐘の岬」や、歌謡曲メドレーにのせて舞う創作舞踊を披露した。

 夕刻から開かれた祝賀会のオープニングでは、やまがた若旦那のPRで取り組んだ「観光大喜利」も再現。軽快なやりとりで会場を沸かせた。

ニッポンレンタカー 働き方改革の一環で24時間営業廃止へ

2018年9月12日(水)配信 

各地域の利用状況を踏まえた営業時間に

ニッポンレンタカーサービス(荒幡義光社長、東京都千代田区)は2018年9月11日(火)、働き方改革の一環として12月10日(月)までに、すべての店舗での有人による24時間営業を廃止すると発表した。

 同社は24時間営業の運営体制を終了することについて、利用客のライフスタイルの変化による早朝・深夜時間帯の需要減少や、同時間帯に働く従業員の健康的なワークライフバランスの取れた「働き方改革」を推進する観点からと説明。これまでの24時間営業所は、各地域の利用状況を踏まえ、利便性を確保した長時間営業所として新たにスタートする。

 一方で、営業拠点におけるカーシェアリングサービスの提供を順次進め、サービス補完を行うとともに、「ニッポンレンタカーアプリ」のサービス拡充をはかり、利用客がより便利でリーズナブルなレンタカーを利用できる取り組みを強化するとしている。

24時間営業終了に関する概要

24時間営業終了日:2018年12月10日(月)

対象:全国の24時間営業所

※ 東京都・神奈川県の営業所は、先行して6月に24時間営業を終了した。

読売旅行、「LINE@」でツアー情報配信

2018年9月12日(水) 配信

沖縄旅行が当たるキャンペーンを実施中(写真はイメージ)

読売旅行はこのほど、コミュニケーションアプリ「LINE@ (ラインアット)」を利用したツアー情報の配信を始めた。若年層を中心とした幅広い年齢層へのアプローチの強化と情報発信の機会を拡大する。

 アプリでは、同社アカウントを「友だち(ユーザー)登録」した人に、最新のツアー情報や、ツアーで使える割引クーポンなどを配信。毎週木曜日には、ホームページの特集面や、ツアー商品ページに誘導する情報を定期配信するほか、おすすめ商品を紹介する「お得なツアー情報」などを随時配信する。

 同社は現在、9月30日(日)までの間に「友だち登録」を行った人の中から、抽選で沖縄旅行ペア1組が当たる、「お友だち獲得1万人キャンペーン」を開催。今後キャンペーンやPR活動を通じ、早期に「友だち」の数を1万人にまで増やすことを目指すとともに、将来的には10万人規模に配信する情報発信メディアとして育てていきたい考えだ。

富山県・宇奈月 杉乃井ホテルが『黒部・宇奈月温泉 やまのは』に名称変更 19年春リニューアル

2018年9月12日(水) 配信

本館和洋室(イメージ)

富山県・宇奈月温泉の「宇奈月 杉乃井ホテル」は、館名を『黒部・宇奈月温泉 やまのは』に変更し、2019年春にリニューアルオープンする。

 2017年12月から休館し、現在リニューアル工事を行っている。本館の耐震化や客室の増設のほか、貸切風呂やリラクゼーションルームを新設する。富山の海と黒部の豊かな自然の恵みを生かしたバイキングレストランのメニューも一新する。

 同時に、旅館名称を『黒部・宇奈月温泉 やまのは』へとリブランドする。新屋号は、黒部・宇奈月温泉郷の一等地に位置し、黒部渓谷の大自然や美しい山の稜線を望むことのできる同館の魅力と、四季で色づく「山の葉」を楽しめる旅館でありたいという思いを表現した。

リニューアルの概要

客室および本館パブリックスペースの改修
 客室は黒部の大自然を意識した明るくナチュラルな色調で統一し、くつろぎに満ちた空間を演出する。機能面での充実もはかり、和洋室で幅広い年齢層の宿泊客に対応する。本館のパブリックスペースは、宇奈月の山野草をモチーフにデザイン。一層、北陸の魅力を感じていただける施設を目指すという。

貸切風呂、リラクゼーションルームの新設
 本館1階には、テーマの異なる貸切風呂3室とリラクゼーションルームを新設する。貸切風呂のトイレ・脱衣室は車椅子もで利用できる。リラクゼーションルームでは、リラクゼーションマッサージの施術を受けながらくつろげる(有料)。

ロボットとタクシーに乗って京都をめぐる!外国語も対応 エムケイタクシーが販売

2018年9月12日(水) 配信

タクシーに同乗する「ロボホン」が京都を案内する

ロボットと一緒に、タクシーで京都を観光する――。

 エムケイは9月17日(月・祝)から、シャープ製のコミュニケーションロボット「RoBoHoN(ロボホン)」を活用した旅行商品「京の『ロボ旅』タクシー」を売り出す。

 ロボホンが旅の案内役として、タクシーに乗車する。位置情報をもとに、京都各所の観光情報や歴史、文化を音声案内してもらえる。移動中はもちろん、下車後の観光も一緒に楽しめる。

 京都は訪日外国人の個人旅行者の増加により、タクシー観光の需要が高まっている。エムケイは、以前から外国語で観光案内ができるようドライバーの養成を行ってきた。訪日旅行者向けに、同商品は英語と中国語にも対応する。

 「2017年度ロボット導入実証事業」で実施した「モバイル型コミュニケーションロボットを用いた観光ショーケース化(ロボ旅)」を事業化した。タクシー観光の実績を積む京都大手のエムケイ(青木信明社長)と地域交流事業に取り組むJTB(髙橋広行社長)、コミュニケーションロボットの観光用途を追求するシャープ(戴正呉社長)の3社が協業する。企画、プロデュースはゲン(連山源市社長、大阪府大阪市)が行う。

 エムケイが旅行企画から実施、販売までを担う。JTBは「ロボ旅」アプリを活用した受入環境整備事業の企画と、実施を行う。シャープが「ロボ旅」のシステムを開発し、ゲンが企画全体のプロデュースを手掛ける。

「京の『ロボ旅』タクシー」商品概要

・期間:2018年9月22日(土)~2019年3月31日(日)

・旅行代金:1人 ※大人/子供(6歳以上)同額 ※6歳未満の幼児で座席不要の場合は無料
      6千円(2~3人でロボホン1体利用の場合)
      7千円(1人でロボホン1体利の場合)

・ロボホンの貸し出しは、1組につき1体。

・ロボホン貸出場所:MK VIPステーション JR京都駅八条口徒歩1分 イビススタイルズホテル1階

・行程(約6時間):MK VIPステーション=◎清水寺周辺散策=○八坂神社=○平安神宮=○琵琶湖疏水
        =◎南禅寺=●将軍塚青龍殿=MK VIPステーション
        ※●入場観光、◎下車観光、○車窓観光

・タクシー:9人までの乗り合い制

・最少催行人員:6人

・旅行企画・実施:エムケイ株式会社(MKトラベル)

申込サイト

「日韓交流おまつり 2018 in Tokyo」開催へ 10周年迎え関心高まる

2018年9月12日(水) 配信 

(左から)李氏、佐々木氏、呉氏

 

日韓交流おまつり実行委員会(佐々木幹夫・呉広太委員長)は、9月22~23日(土・日)に東京・日比谷公園で10回目の「日韓交流おまつり 2018  in Tokyo」を開く。最先端のK-POPをはじめ、韓国の伝統文化・芸能を楽しめる2日間。参加団体やアーティストは両日で30を超える。今年は「一緒につなごう 友情を未来へ」をスローガンに掲げる。開催に先立ち、11日(火)に韓国大使館で記者発表会を行った。

 主催者代表で、駐日本国大韓民国特命全権大使の李洙勲氏は「今年は10周年であり、日韓共同宣言(1998年)から20周年を迎える記念すべき年だ。スローガンと同じく、韓日の友情がこれからも続いていくことを願っている」とあいさつした。

 10年が経ち、イベントに対する一般客からの関心は高まっている。5年ほど前はボランティアを募集しても50人に満たなかった。ただ、今年は4倍以上の延べ200人が集まった。

 ステージに出たいとの声も挙がってきた。このため、今年は一部の出演者を初めて一般公募で決めた。事務局は「見てもらうだけでなく、参加してもらえるようにした」と説明。これまで運営側ですべてを決めていたなかで、参加型へと転換をはかった。

 目玉となるシークレットライブも好評だ。定員520人で事前抽選を行っているが、応募件数は年々右肩上がりだという。とくに今年は「定員数では心苦しいほどの応募があった」と話す。10年の節目を迎え「(日韓交流おまつりが)ようやく地についてきた」と語った。

 このほか、当日は韓食の試食・販売や伝統工芸体験、韓服試着体験などの常設ブースが立ち並ぶ。佐々木委員長は「見て触れて味わえるプログラムをたくさん用意している。会場に足を運び、大いに盛り上げてほしい」と呼び掛けた。

Paykeが訪日外国人に災害情報を配信

2018年9月12日(水) 配信 

大阪でのショッピングサポートアプリ「Payke」ユーザー位置情報(イメージ)

訪日外国人向けのショッピングサポートアプリ「Payke(ペイク)」は9月6日(木)から、訪日外国人に無償で災害情報を提供している。

 北海道胆振東部地震が発生した6日、北海道を旅行中のユーザーや外国人に、災害地域で必要と思われる情報を収集し、7カ国語で配信を始めた。「Payke」は位置情報を含む、訪日外国人のデータをリアルタイムで収集している。このため、プッシュ通知機能によって、利用者はスピーディーに各地域の有益な災害情報を得ることができる。

   「Payke」は世界中にある商品の「バーコード」にスマートフォンをかざすだけで、商品の詳しい情報を利用者の母国語で閲覧できるアプリ。18年9月現在、132カ国、約340万人が利用している。