えのすいらが江の島回遊イベント開始 7つの島のエノシマセブンめぐり

2023年10月6日(金) 配信

(左から)新江ノ島水族館・堀一久社長、鈴木恒夫藤沢市長、ウルトラセブン、森次晃嗣さん、藤沢観光協会・松崎正一郎専務理事

 新江ノ島水族館(堀一久社長、神奈川県藤沢市)は藤沢市と藤沢市観光協会、江ノ島電鉄と共催で10月6日(金)から、江の島回遊イベント「7つの島のエノシマセブンめぐり~ウルトラセブンと怪獣たちの物語~」を開始する。円谷プロダクションの後援。

 国土交通省の国土地理院は今年2月、航空写真の解像度の向上など測量技術の進歩で、これまで2つの島があるとされていた江の島地域には7つの島があることがわかったと発表した。7島は「江の島」、「たこ島」、「長磯」、「ひょうひょう島」、「鵜島」、「広鵜島」、「離鵜島」と呼ばれる。

 これをモチーフに今回はウルトラセブンとコラボレーションを企画。パワースポットの藤沢市・湘南江の島に存在するとされる7つの島の不思議な力に誘引されて、大海原から怪獣たちが集結。その調査にウルトラセブンがやってきて――というストーリーで展開する。

 イベントでは、スタンプラリーを実施。ラリーシートを手に江の島島内~周辺エリア4カ所で、海から来襲した怪獣のスタンプをすべて集めると、イベント限定特典のエノシマセブンシールがもらえる。

 また、江の島各所や新江ノ島水族館などに描きおろしのイラストやキャラクターパネルスタンドを設置。撮影が楽しめる。

 このほか、各施設で入場やグッズの購入特典としてエノシマセブンシールを用意している。

最上階を24年3月にリニューアルオープン 京プラ、デスティネーションホテル目指す

2023年10月6日(金) 配信

「SKY PLAZA IBASYO」完成予想図(イメージ)

 京王プラザホテル(若林克昌社長、東京都新宿区)は7月から本館最上階、47階の全面改装に着手している。2024年3月中旬に宿泊者が寛げるスペースとして、「SKY PLAZA IBASYO」をオープンする予定。同ホテルは長期的な視野で改装を進め、ホテルの価値を向上させて滞在自体が旅の目的となる「デスティネーションホテル」の実現を目指す。

 本館47階は地上170メートルに位置し、新宿エリアを一望できる眺望が売り。1971年に日本初の超高層ホテルとして開業した当時は、展望室として多くの人を魅了し、半年で来場者数は100万人を超えたという。

 リニューアル後の「SKY PLAZA IBASYO」のデザインコンセプトは「思い思いのスタイルで、思い思いに過ごす、あなたの居場所」。内装は寛ぎを演出するため、多くの植栽を配置して柔らかいアースカラーを使用する。空間は6つのゾーンに分け、個人でもグループでも使えるようにする。

 このうち、ライブラリーは1人で快適に過ごす空間としている。パークはハンモックや暖炉を配置し、アウトドアの雰囲気を演出。ホールは、イベントも開催できるフリースペースとする。このほか、ラウンジとガーデン、マルチパースがある。

第4回「Attractive JAPAN Award」、大賞は「宮浜アドベンチャーズ」 3賞の受賞を発表

2023年10月6日(金)配信 

第4回「Attractive JAPAN Award」イメージ

 地域ブランディング研究所(吉田博詞社長、東京都台東区)は10月5日(木)、全国の着地型滞在プランを提供する事業者・団体を表彰する第4回「Attractive JAPAN Award」の受賞者を発表した。アトラクティブジャパン大賞には、宮浜アドベンチャーズ(広島県廿日市市)が選ばれた。

 大賞に選ばれた宮浜アドベンチャーズでは、「海上参拝『七浦巡り』をコンプリート!神の島・宮島を一周する3時間の海の旅へ♪(宮浜温泉発着・お弁当付き)」などを提供している。

 アトラクティブジャパン大賞は、地域の独自性や話題性、地域貢献性、ブッキング数や来訪数においても成果を上げているなど、総合的な観点で評価を集めた事業者・団体に贈られる。

 「Attractive JAPAN Award」では、審査の観点として、体験プランのブッキング数の伸び率、口コミ評価、地域らしさを体現しているか、関係者の熱意、持続性、話題性、地域貢献度などを評価。地域振興やサステナブルツーリズム、インバウンドに関わる専門家のほか、地域ブランディング研究所が運営する予約プラットフォーム「Attractive JAPAN」スタッフの投票による各評価項目の総合点数により、3賞が選出された。

 このほかの受賞者と代表プランは次の通り。

 【地域アイデンティティ賞】

 会津磐梯巫女舞保存会(福島県・磐梯町)「美しい紅葉ライトアップで神秘的な一枚を! 巫女装束で特別参拝フォトプラン」

 【サステナブル賞】

 シラハマコイナ(沖縄県・竹富町)「西表を知り尽くす地元ガイドと行く仲良川サバニツアー」

よみうりランド 遊園地の開業60周年の節目に新観覧車 2024年秋設置へ

2023年10月6日(金) 配信

新観覧車(イメージ)

 44年ぶりの新設――。よみうりランド(溝口烈社長、東京都稲城市)はこのほど、遊園地の開業60周年の節目となる2024年秋ごろシンボルとなる観覧車をファミリーエリアに新設すると発表した。

 遊園地「よみうりランド」に設置する観覧車は高さが約60メートルで、最高到達地点の標高は約160メートル。

 晴れた日には都心部の高層ビル群や富士山まで見渡せるほか、同園でジュエルミネーションが開催される秋から春には圧巻の夜景も堪能できる。

 新観覧車1周約14分で、ゴンドラ数は42台、定員は4人。冷暖房完備で、夏や冬でも快適に楽しむことができる。なお同観覧車の隣にある大観覧車は、24年秋までは通常営業を続ける。

空海生誕の地総本山善通寺 聖域「御影堂奥殿」の御尊像を初めて再現し御開帳

2023年10月6日(金) 配信

秘蔵される御尊像を初めて再現し、聖霊殿で御開帳

 香川県観光協会はこのほど、空海生誕の地「総本山善通寺」(香川県善通寺市)での弘法大師空海御誕生千二百五十年記念「秋季特別御開帳」の内容を発表した。

 秋の御開帳では、善通寺の聖域「御影堂奥殿」の御尊像を初めて再現し御開帳する。御影堂奥殿とは空海の母・玉寄御前の部屋があった場所に位置する、弘法大師空海誕生の聖地。期間は10月30日(月)~11月26日(日)まで。

 11月7日 (火)から11月12日(日)の期間には、善通寺内では200年ぶりに大日如来の説く真理や悟りの境地を視覚的に表現した「両界大曼荼羅」も御開帳する。併せて、11月11日(土)に、瀬戸内海歴史民俗資料館の松岡明子館長による講演会「善通寺所蔵の大曼荼羅について」も開催される。

 このほか同寺では、五重塔の初層と第二層の特別公開も行う。同寺の五重塔は高さ約43㍍、国内の木造塔として3番目の高さを誇る。創建以来焼失などにより再建を繰り返しており、現在の棟は4代目として幕末に着工し1902年(明治35)年に完成。江戸時代の技法による塔婆建築の到達点を示していると言われている。公開委は、11月4日(土)、5日(日)、11日(土)、12日(日)、18日(土)、19日(日)、23日(木・祝)、25日(土)、26日(日)。

10―12月の「茨城デスティネーションキャンペーン」期間中、首都圏主要駅で物産展「いばキュン!Marché」を開催

2023年10月6日(金)配信 

女将カード付きのポップコーンを手にする石川さん(左)と村田さん

 茨城県は、大型観光キャンペーン「茨城デスティネーションキャンペーン」(2023年10~12月)の期間中、首都圏主要駅で物産展「いばキュン!Marché」を開催する。県内多数の事業者が集結し、新鮮な野菜や旬の果物、こだわりの加工品など、茨城のさまざまな“おいしい” を販売する。

 JR上野駅では10月5日(木)~7日(土)まで、改札外グランドコンコースで、39店舗が出店し、新鮮野菜や干し芋、茨城の地酒、水産加工品などを販売している。5日(木)には「いばらき女将の会」から村田和華子さん(五浦観光ホテル女将)、石川よう子さん(内原鉱泉湯泉荘女将)も駆けつけ、女将の会が観光キャンペーンにあわせて企画した「女将カード」付きのポップコーンを販売。「アウドドアや食など、魅力盛りだくさんの茨城県にお越しください」と呼び掛けた。

 物産展はJR東京駅(10月17~19日)、JR品川駅(11月9~11日)、JR大宮駅(12月1~3日)でも開催。各会場とも、マルシェ出店店舗で税込2000円以上購入した人を対象に、豪華賞品が当たる抽選会も実施する。

ウェルネス施設など拡張し25年ごろリニューアルオープンへ マウナ ケア ビーチ ホテルを大規模改修

2023年10月6日(金) 配信

ハワイ島の山々と美しいカウナオア湾に囲まれた「マウナ ケア ビーチ ホテル」

 西武・プリンスホテルズワールドワイド(金田佳季社長、東京都豊島区)はこのほど、「マウナ ケア ビーチ ホテル」(アメリカハワイ州ホノルル市)を大規模リニューアルすると発表した。

 「マウナ ケア ビーチ ホテル」は、1965 年にローレンス S. ロックフェラー氏が開発したハワイ島で初めての総合リゾートで、ハワイ島の美しい自然に溶け込む意匠をこらした建築、館内に点在するハワイ、東南アジア、太平洋の島々の美術品、約60 年の歴史で培われたサービスにより多くのリピーターに愛されてきたという。

 今回のリニューアルでは、歴史を感じさせる落ち着いた佇まいはそのままに、現代的なデザインを取り入れ、ウェルネス施設を拡張することで、今までの顧客に加えミレニアル世代にも選ばれるホテルを目指す。

改装後のイメージ(オーシャンビュー)

 リニューアルの総工費は約1億8000万ドル。全客室252 室をハワイのリゾート感を演出する家具類によるモダンとクラシックが融合したデザインに変更したり、カウナオア湾を望むホテルの代表的レストラン「マンタ」のテラス席を増床したりといった改装を段階的に実施。

 併せて新たな顧客層の獲得を目指し、屋内外11 のトリートメントルームを備えるスパ、ラッププール完備のフィットネス施設や、ハワイの自然を体験するキッズエリアなどを新設。開業60 周年を迎える2025 年春ごろのリニューアルオープンを予定する。

 また大規模な改装にあたり、「マウナ ケア ビーチ ホテル」の土地と文化の保存、サステナビリティの取り組みとして、ホノルル ビショップ ミュージアムやその他の主要な地元パートナーと提携し、ロックフェラー氏が個人的に収集した100万ドル相当の美術コレクションの修繕、貴重なコレクションの保存、リゾート内の公共スペースへの展示も行う。

ペットツーリズム推進 富士川町とペッツオーライが連携協定

2023年10月6日(金) 配信

小早川斉CEO(左)、望月利樹町長

 山梨県・富士川町(望月利樹町長)は10月3日(火)、ペットツーリズムで新しい魅力創造を行うため、ペッツオーライ(小早川斉CEO、東京都中央区)と包括連携協定を結んだ。ペッツオーライはペットとの外出を支援するアプリ「Wan!Pass(ワンパス)」を展開している。今後、アプリを活用した同町での楽しみ方の提案やペット連れのマナーの周知を行っていく。

 同町は人と動物の共生社会の実現を町の方針に掲げており、両者は協力してペットフレンドリーなまちづくりやペットツーリズムを推進する。

 今回の連携について望月町長は、「富士川町の豊かな自然と、ペッツオーライが培われたペットとの共生に関するノウハウを最大限生かしていくことで、ペットの飼育環境の向上、ペットツーリズムの推進に関する施策を展開できると期待している」とコメントした。

 また、小早川CEOは富士川町との連携を喜んだうえで、「自治体発信でここまでワンちゃんとの生活に振り切っていこうとされているのは日本でも希少なので、この機会を通して、日本中の自治体がワンちゃんとの生活にワンパスを活用いただけるような先進事例を作っていければと思っている」と意気込んだ。

スノーピークが福島・浪江町にカフェ 住友商事と町の3者で運営を支援

2023年10月6日(金) 配信

ほろほろチキンのスープカレー

 スノーピーク(山井太会長兼社長、新潟県三条市)は10月6日(金)、福島県・浪江町にモバイルハウス「住箱-JYUBAKO-」を活用したカフェ「住箱カフェ浪江」を開業する。住友商事が浪江町で行っている、まちづくり支援と起業人材支援事業の一環。3者が有する資源やノウハウで、町内事業者の運営を支援することで、町の関係人口増加や事業成長を通じた雇用の創出などにつなげていくことを目指す。

 スノーピークは同カフェが浪江町の価値共創の「場」となり、浪江町で収穫された食材を活用したメニュー開発や、地域内事業者とのコラボレーション、フードロスの削減、エネルギー利用時の環境負荷低減などに取り組んでいきたい考え。

 カフェのフードメニューは、地元食材を生かしたスープカレーを用意する。カレーは福島県産の魚介類を使用した「福島県産シーフードのスープカレー」や、骨付き鶏モモ肉を使った「ほろほろチキンのスープカレー」など3種類。ドリンクメニューは、コーヒー紅茶のほか、フルーツティーやチャイなど約20種類をそろえる。

 営業時間は午前10:30~午後5:30、開業当初は土・日曜日、祝日は定休日だが、今後変更予定という。

旅行作家・秋山秀一氏「続世界観光事情まち歩きの楽しみ」発刊

2023年10月6日(金) 配信

「続世界観光事業まち歩きのたのしみ」

  旅行作家・エッセイストの秋山秀一氏はこのほど、「続世界観光事情まち歩きの楽しみ」(新典社、1780円+税)を発刊した。

 2020年2月にトルコを旅した秋山氏。213回目の海外の旅となったが、直後から新型コロナの影響で、22年11月にチェコ、オーストリアを旅するまで2年10カ月余り、「海外のまち歩きをじっと我慢した」という。その後、ギリシャ、ベトナム、台湾、ヨルダンと、旅が再始動する。 

 「旅は、感動、発見、そして、創造」と、秋山氏はいつもそう思って旅に出る。旅をしながら、そのときの気持ちを大切に、そのまま記録し、写真を撮る。バース(英国)、平遥古城(中国)、チョベ国立公園(ボツワナ)、ドゥッガ遺跡(チュニジア)、ゴゾ島(マルタ)……。ページをめくるたびに、新たな旅は続いていく。