2026年度内定者にZenkenの留学支援と語学研修を導入 星野リゾート

2025年10月9日(木) 配信

 星野リゾート(星野佳路社長、長野県・軽井沢町)は2026年度採用内定者に対し、Zenken(林順之亮社長、東京都港区)が提供する「留学支援」と「法人向け語学研修」を導入する。Zenkenがこのほど発表した。同社は2014年から星野リゾートの内定者に留学支援を行っており、今後もこれまでの語学教育の経験から増加する訪日外国人への接客力向上に貢献していきたい考え。

 星野リゾートは4月と6月、10月、2月と年4回の入社時期を設けており、内定者は自分の裁量で入社時期を選択できる。Zenkenはこの入社までの期間で海外留学を希望する人に向け留学斡旋を行っており、過去の経験者からは、将来のキャリア形成における重要な契機になったという声が寄せられているという。

 また、入社前に語学力を高めるための研修として、企業向けのオンライン英会話「リンゲージスピーク」で、接客業に特化した「おもてなし英会話」コースを用意している。同コースは入門編もあり、ホテルやレストランなど6つのパートを備えてすぐに使える接客英語を学べるのが特徴。Zenkenは「ホテル業務に必要なフレーズをすべて網羅したおもてなし英会話4カ月コースは、内定者のみならず既存社員にも推奨している」とし、広く宿泊業界にアピールしている。

【旅行新聞 創刊50周年メッセージ】日本温泉協会 会長 多田 計介 氏

2025年10月9日(木) 配信

 本紙は今年、創刊50周年を迎えた。共に歩みを重ねてきた観光関係団体や提携紙のトップから、これまでの労いや今後への期待を込めたメッセージをお寄せいただいた。順不同で紹介する。

                    ◇

温泉地の発展に協力を

日本温泉協会 会長 多田 計介 氏

 創刊50周年おめでとうございます。御紙が観光業界の発展のため専門性が高い情報を伝え続けてこられたこと、石井貞德社長をはじめ、社員皆様の絶え間ないご尽力に深く敬意を表します。

 また、御紙には「温泉文化」のユネスコ無形文化遺産登録に向けて多大なる応援をいただいておりますこと感謝申し上げます。

 「温泉文化」とは、自然の恵みである温泉に浸かり、心と体を癒やすという、日本人に根付いている社会的慣習です。

 温泉は世界中どこにでもありますが、日本のように裸で入浴する文化は少ないようです。温泉街の風情や情緒、入浴マナーなど日本独自の生活文化です。豊かな自然環境に囲まれた「湯船」に裸で「浸かり」、ゆっくりと「瞑想」する「時間」と「空間」を他人と共有する日本の「ONSEN」と、水着を着て入る海外の「SPA」とは違いがあります。

 日本温泉協会では、このような日本独自の「温泉文化」をユネスコ無形文化遺産に登録されることを目指しています。

 今後とも日本の温泉地の発展にご支援ご協力をお願いいたしますとともに、御社ますますのご発展を祈念いたします。

【第50回旅館100選】山梨県・富士河口湖温泉 「若草の宿 丸栄」

2025年10月9日(木) 配信

見はらし露天風呂「富士の湯」

富士山のふもと、河口湖のほとり、風情と人情が香る日本旅館

 河口湖の美しい自然に抱かれた「若草の宿 丸栄」は、富士山麓の風情と人情を伝える日本旅館として、旅人を癒す上質なくつろぎの提供に日々心を尽くしている。

「若草の宿-丸栄」全景
見はらし露天風呂「湖(うみ)の湯」

 国際観光地にありながら喧騒を離れた静かなロケーションが人気の宿で、旬の味覚と滋味豊かな郷土の幸の妙なる調べは「料理の丸栄」として地元でも定評がある。

旬の幸と里の幸が見事に調和した料理(イメージ)
屋上をまるごと開放した「富士山展望台」

 世界遺産の情景を堪能する見はらし露天風呂は、雄大な富士を目前に望む「富士の湯」と、河口湖が眼下に広がる「湖の湯」。日々千変万化する富士の姿を独占できる貸切展望風呂「芙蓉の湯」や、銘石大浴場「豪壮アルプスの湯」、女性にやさしい工夫が施された「若草の湯」など、5カ所の湯処で富士山の名湯を満喫できる。

富士山の見える貸切展望風呂「芙蓉の湯」(予約は宿泊当日の到着順、有料)
日本各地の銘石を集めた大浴場「豪壮アルプスの湯」

 客室は、露天風呂付和室をはじめ、展望風呂付の和洋室、純和風特別階「野の花亭」など、多彩なタイプが揃う。

麗しい湖畔の風景が広がるサロン「秋桜」

冨士御室浅間神社(ふじおむろせんげんじんじゃ)

 丸栄から徒歩で約8分の「冨士御室浅間神社」は、1300年以上の歴史を有し、「木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)」をご祭神とする富士山最古の神社として、国の重要文化財、また、富士山世界文化遺産の構成資産に登録されています。境内は、常緑の高い木々に包まれ、戦国時代には武田信玄公が祈願に訪れたことでも知られるパワースポットです。

交通:《車》中央自動車道 河口湖ICから国道139号を経由し約3km、P100台(無料)
   《電車》富士急行線 河口湖駅から西湖方面行バスで約10分「若草の宿 丸栄」下車
チェックin14:00 out11:00
食事:《夕食》部屋食または個室食事処
   《朝食》朝食会場 
部屋:全50室(45室+野の花亭5室)
風呂:大浴場2、露天風呂2、サウナ3、貸切展望風呂1
泉質:硫酸塩・塩化物泉
料金:3万800円~(入湯税150円別)

〒401-0302 山梨県南都留郡富士河口湖町小立498
☎0555(72)1371 FAX0555(72)2568
https://maruei55.com/
Wi-Fi使用可 外国語対応:英

 

 

 ※この記事は、旅行新聞新社主催「第50回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」に選出された施設で、書籍「2026年度版 プロが選んだ日本のホテル・旅館100選&日本の小宿(BEST100 HOTELS&RYOKANS IN JAPAN)」(自由国民社)に収録されている内容を紹介しています。

日本旅行「創業120周年 大感謝祭」 10月9日午後3時「お得なCP」スタート

2025年10月8日(木) 配信

日本旅行創業120周年を記念して大感謝祭を開催

 日本旅行(吉田圭吾社長)は今年11月1日に創業120周年を迎えることを記念して、10月9日(木)午後3時から公式ホームページで大キャンペーン「祝・創業120周年! 日本旅行大感謝祭」を展開する。

 旅行がお得に予約できるクーポンの配布や、ガラポンくじ、プレゼントが当たるSNSキャンペーンなど第4弾まで用意している。

1弾「10月9日午後3時~11月20日」 CPページ内で日本旅行会員なら誰でも使うことができるクーポンの配布をスタート

第2弾「10月15~21日」 LINEでのプレゼントCP

第3弾「10月24日~11月20日」 インスタグラムやXでのプレゼントCP

第4弾「10月27~31日」 最大2万円分クーポンも! 割引クーポンが120人に当たる「ガラポンくじ」を開催(※条件あり)

スペシャルメニューは11月1日から、グッズは10日から販売 東京ディスニーリゾートのクリスマス

2025年10月8日(水) 配信

11月10日発売のスペシャルグッズ

 東京ディズニーランドと東京ディズニーシーは11月11日(火)~12月25日(木)まで、スペシャルイベント「ディズニー・クリスマス」を開催する。このほどイベントに先駆け、11月1日(土)から売り出すスペシャルメニューと、10日(月)から販売を開始するスペシャルグッズを発表した。

 東京ディズニーランドのスペシャルメニューは、「プラザパビリオン・レストラン」では、ローストビーフとチキンが入ったホットサンドが楽しめるスペシャルホットサンドセットや、シーフードのトマトクリームソースにエビフライを添えたスペシャルパスタセットを提供する。どちらにも、サンタクロースの帽子をかぶったミッキーマウスをイメージしたチョコレートとバニラムースのタルトが付く。価格はいずれも2180円。

「プラザパビリオン・レストラン」のスペシャルパスタセット

 東京ディズニーシーの「ニューヨーク・デリ」では、クリスマスのご馳走をイメージした、ローストビーフとトリュフが香るマッシュポテトをはさんだサンドウィッチが楽しめるスペシャルセット(1530円)を販売する。また、スパークリングワインとフルーツの黄色いスペシャルカクテル(880円)など、ドリンクも用意する。

 グッズはミッキーマウスたちがクリスマスの飾りつけをするようすなどが描かれたきんちゃく(900円)やポストカードセット(600円)などが登場する。また、ニット素材のトートバッグ(3400円)やウォッシュタオル(1200円)も可愛らしい。

 この時期にだけ登場する毎年人気のクリスマスの妖精「リルリンリン」グッズも充実する。今年はクリスマスらしい色合いの「くすみレッド」に加え、「くすみグリーン」の衣装が加わる。キーチェーン(1200円)やボールペンセット(1600円)、シールセット(1000円)などのほか、セーター(7000円)やミトン(3300円)、ベビーケープ(6000円)などアパレル商品が登場する。

 

「台湾観光セミナー商談会in東京」開く 25年訪台日本旅客数「前年より1カ月早く100万人達成」(王紹旬所長)

2025年10月8日(水) 配信

あいさつする王紹旬所長

 台湾観光庁・台湾観光協会東京事務所(王紹旬所長)は9月30日(火)、東京都港区のThe Okura Tokyoで台湾観光セミナー商談会㏌東京を開いた。

 台湾観光庁、台湾観光協会をはじめ、地方自治体、旅行会社、ホテルなど43団体約100人の観光代表団が来日。台湾各地の最新情報や、各施設のプロモーション、キャンペーン企画などをアピールしながら、日本側の旅行会社の担当者らと商談を行った。

商談会のようす

 商談会会場で行われたセミナーでは、台湾観光協会東京事務所シニアマネージャーの野村美千子氏登壇。今年10月1日から台湾入国カードの完全オンライン化や、台湾の祝日が新たに5日追加されたこと、26年3月3~15日までの13日間、嘉義県で開催される「台湾ランタンフェスティバル」などの話題を紹介した。

 商談会後には、懇親会「台湾観光感謝の夕べ」が開かれた。王紹旬(オウ・ショウシュン)所長は「2025年の訪台日本旅客数が9月25日に100万人となり、皆様のご協力によって、前年に比べ約1カ月早く到達した」と謝意を述べた。

 さらに「10月上旬から台湾観光アンバサダーを務める妻夫木聡さんのプロモーションビデオが公開される。彼の目を通して、台湾の温かい魅力を発信していく。台中や高雄など中南部にも注目してほしい」と呼び掛けた。

11月8日に「UFOフェスティバル2025」 福島市飯野町で開催

2025年10月8日(水)  配信

国内外から約2000人の“宇宙人”が集結

 約30年前から「UFOの里」として地域おこしを行っている、福島県福島市の飯野町は、11月8日(土)に商店街で「UFOフェスティバル2025」を開く。メインの宇宙人仮装パレード&コンテストには国内外から約2000人が参加し、街なかを宇宙人が埋め尽くすという。

 同地では、以前からピラミッドのカタチをした千貫森の頂上付近でUFOの目撃情報が多数あり、福島市と合併前の旧飯野町の時代に、ふるさと創生事業で「UFOふれあい館」を設置。日本のUFO研究家として著名な故荒井欣一氏から寄贈されたUFO関連資料など約3000点が収蔵されており、年間3万人が訪れているという。街なかにはUFOに交番や宇宙人の石像などもあり、UFOの里として、地域の活性化をはかっている。

 フェスティバルの宇宙人パレード&コンテストは今回、「一般の部」のみで実施する。参加は無料。UFO大賞には賞金5万円や、地元の特産品などがプレゼントされる。このほか、吉本興業のお笑い芸人「あべこうじ」さん、「フルーツポンチ」さんが登壇するお笑いライブや、主催団体でもある、国際未確認飛行物体(UFO)研究所所長で、「月刊ムー」編集長の三上丈晴氏によるトークイベント「UFOの襲撃はあるのか!?」&「UFOと遭遇イベント」などを予定している。

 また、会場内には「UFO餃子」などを販売するキッチンカーも集結し、グルメイベントも開催する。イベントは午前10:30~午後3:30まで。

 翌日の9日(日)は、「三上丈晴所長(月刊ムー編集長)と行く千貫森ミステリーツアー」を実施する。参加料金は事前予約は弁当・飲物付きで大人3500円、小学生以下の子供1500円。当日参加は大人2000円、子供1000円。

JNTO「2027年国際園芸博覧会」特設ウェブページ開設 英語・簡体字・繁体字・韓国語で

2025年10月8日(水) 配信

特設ウェブページを開設

 日本政府観光局(JNTO、蒲生篤実理事長)はこのほど、神奈川県横浜市で開催される「2027年国際園芸博覧会」の特設ウェブページ(英語・簡体字・繁体字・韓国語)を公開した。

 2027年国際園芸博覧会の開催情報に加え、公園、食、文化、植物などに関連した訪日旅行のモデルコースなどの発信を通じて、同博覧会を契機とした訪日旅行者の地方誘客を目指す考えだ。

■特設ページURL
英語:https://www.japan.travel/en/greenexpo2027/
簡体字:https://www.japan-travel.cn/greenexpo2027/
繁体字:https://www.japan.travel/tw/greenexpo2027/
韓国語:https://www.japan.travel/ko/greenexpo2027/

 

沖縄への旅で人生を再設計 アーユルウェルネスが「更年期ツーリズム」開始

2025年10月8日(水) 配信

プライヴェートリゾート館内

 アーユルウェルネス(新倉亜希代表、東京都目黒区)が運営する、沖縄の「アーユルウェルネスリゾート&スパ Okinawa」(沖縄県・本部町)はこのほど、40~60代女性を対象にした「更年期特化型アーユルヴェーダリトリート」を開始した。沖縄発の“更年期ツーリズム”として、旅を通じて人生を再設計することを目指す。

 同社によると、日本では女性の約8割が更年期に何かしらの不調を感じているという。厚生労働省の調査として、40~60代女性の約13%が更年期症状を理由に離職・転職を経験していることを紹介したうえで、「女性活躍推進法や人的資本経営が注目されるなか、更年期ケアは企業や社会にとって新たな課題になっている」と言及。一方、「多忙な現代女性が安心して心身を整える場所や時間を確保するのは簡単ではない」とし、旅を通じて人生を再設計する、新しい選択肢として“更年期ツーリズム”に焦点を当てた。

 プログラムは2泊3日で、体質診断やアヴィヤンガ(オイルトリートメント)、更年期向け食養生、沖縄ハーブ園体験、ハーブ療法、呼吸法セッションなどが含まれている。完全プライベートヴィラのため、1回あたり最大4人まで。2人1室利用の場合、1人料金は40万円~。参加者アンケートでは、87%が「滞在後、睡眠の質が改善した」、79%が「更年期症状が軽減した」と回答したという。

 新倉代表は「更年期は“キャリアと人生の中間地点”。これまで走り続けてきた女性たちが、安心して立ち止まり、肩の力を抜いて“これからの生き方”を描き直す。20年のアーユルヴェーダの専門家としての知識を集大成して、更年期からの再出発の居場所を沖縄から届けたいと思いました」とコメントしている。

日本温泉協会、「2025-2026台湾温泉フェスティバル」に参加 日台韓の温泉協会が友好協定結ぶ

2025年10月8日(水) 配信

2025―2026台湾温泉フェスティバルのようす

 日本温泉協会(多田計介会長)は、9月5~7日まで、中華民国温泉観光協会から招待を受け、台湾の台東知本世紀酒店で開催された「2025―2026台湾温泉フェスティバル」に多田会長をはじめ、佐藤好億副会長、関豊専務理事が参加した。 

 多田会長が全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会の会長を務めていた当時から親交があり、今回の訪問に至った。また、佐藤信幸全旅連元会長も同行し、台湾全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会前会長の徐銀樹氏ら台湾の観光や温泉関係者と旧交を温めた。

日本・台湾・韓国の温泉協会3団体が友好協定を締結

 台湾温泉協会と日本温泉協会は改めて交流促進の協定を締結し、既に台湾温泉協会と交流促進協定を締結している韓国温泉協会と、3団体で友好協定を締結した。

 台湾には19カ所の温泉地があり、同フェスティバル後の懇親会には200人以上の台湾政府観光署や温泉観光関係者らも集結し、懇親を深めた。

 日本温泉協会は「3団体は温泉文化の発展のため、今後も友好交流促進に努力していく」とコメントしている。