楽天トラベル、夏の人気上昇都道府県ランキング発表 1位は奈良県に

2026年8月5日(水) 配信 

2026年夏における人気上昇都道府県のランキング表

 楽天トラベルはこのほど、2026年の夏(7月1日~8月31日)の人気上昇都道府県ランキングを発表した。1位は奈良県となった。

 奈良県は、予約泊数が前年同期比で1.3倍以上に増加。重要文化財の「旧奈良監獄」を保存・活用した「奈良監獄ミュージアム by 星野リゾート」がある、奈良・大和高原エリアを中心に伸びている。同県は今年放映されている大河ドラマの舞台でもあり、大和郡山市に期間限定でオープンした大河ドラマ館には多くの旅行者が訪れているという。旅行者層については、1人旅や家族旅行などが前年同期を上回り、とくに男女2人利用が予約を牽引している。

 2位の福井県では、アジア最大級となる竜脚類の化石が見られる福井県立恐竜博物館の特別展や、有名アーティストのコンサートが多く開催されることを背景に、予約泊数は前年同期比で約1.3倍に伸長した。夏の平均気温が平年より高く見込まれているなか、日本最大級のプールが楽しめる大型テーマパーク「芝政ワールド」にも注目が集まっているという。

休暇村紀州加太、観光列車「GRAN天空」で行く 2泊3日高野山ツアーを発売

2026年8月5日(水) 配信 

GRAN天空

 和歌山県和歌山市の「自然にときめくリゾート 休暇村紀州加太」はこのほど、2026年4月24日(金)から運行開始された南海電鉄の新観光列車「GRAN天空」に乗車し、世界遺産・高野山を巡る2泊3日のバスツアーを売り出した。実施日は9月17日(木)、10月5日(月)の計2回。

 同ツアーは、2日目に橋本駅から極楽橋駅間をGRAN天空に乗車して高野山へ向かい、現地ガイドの案内とともに高野山を観光する。昼食は精進料理を用意し、高野山の食と文化を感じられるバスツアーを企画した。1日目は夕食、3日目は朝食が付くフリープランのため、ホテルの館内施設やアクティビティなど自由な時間を過ごせる。

 GRAN天空は、各車両に特色を持たせ、内装やインテリアは高級感を重視。3号車にロビーラウンジがあり、車内での飲食サービスも楽しめる。高野山へと向かう特別列車は、移動そのものが旅のメインにもなるような贅沢な体験が味わえる。高野山の山岳路線をゆったりと走り、車窓に広がる四季折々の美しい自然を楽しめる。

 料金は税込5万8000円から。1人1室利用は6000円増し。部屋タイプによって料金が異なる。定員は29人(最少催行人数15人)。

 予約は休暇村紀州加太の公式ホームページから。

来春創設の「ふるさと住民登録制度」 楽天Gや日本旅行などと全国の首長が議論

2026年8月5日(水) 配信

首長サミット2026  LG30のようす

 「ふるさと住民応援コンソーシアム」(代表=鳥海彩・楽天グループ地域創生事業関係人口チームヴァイスマネージャー)は8月4日(火)、東京都内で「首長サミット2026  LG30」を開いた。ふるさと住民登録制度の推進へ全国の地方自治体が参加し、民間企業と議論や意見交換を行った。

 総務省が2027年4月に創設する「ふるさと住民登録制度」は、地域との継続的なつながりを可視化し、交流人口と移住・定住の間にある「関係人口」を育てていくための制度。

 単なる名簿化ではなく、「地域外の住民を応援者として捉える仕組み」で、まずは「ベーシック登録」者数の拡大に着手し、5年で1000万人を目指す。

 ベーシック登録者は、ふるさと納税や観光リピーター、現地でのボランティア活動、地方自治体への参画など「担い手活動」を3回実施すると「プレミアム登録」(仮称)に昇格し、宿泊や現地での飲食など、幅広く使えるクーポンといった各種サポートが受けられるシステム。

 同制度を応援するコンソーシアムが昨年9月に発足した。事務局を務める楽天グループが新たなポータルサイト「楽天ふるさと住民」を来春の制度スタートと合わせて開設。登録者に自治体の魅力や「担い手活動」を紹介しながら関わりを深めていくプラットフォームを構築していく。

コンソーシアムに参画する企業の担当者が支援事業などを発表

 企業コンソーシアムには、楽天グループに加え、日本旅行、タイミー、おてつたび、LIFULLも参画している。

 首長サミットでは、それぞれの企業担当者が出席した全国26自治体の首長に、旅行・体験コンテンツづくりや、空き家マッチング、仕事を通じた接点づくりなどの支援事業をアピールした。

 「地域を支える『ふるさと住民』という新しいライフスタイルを社会実装する」(鳥海彩代表)取り組みは大きく動き出した。

夜景と都市伝説を巡る夜のバスツアーを企画 日の丸・スカイホップ×立教が産学共創で

2026年8月5日(水) 配信

お台場海浜公園 噴水ショー

 日の丸自動車興業(富田哲史社長、東京都文京区)とスカイホップバスマーケティングジャパンはこのほど、立教大学観光学部(千住一学部長、埼玉県新座市)と産学共創で、夜景と都市伝説を組み合わせたバスツアーを商品化した。夜間経済の活性化を目的とし、8月31日から9月6日まで運行する。

  ツアー名は「Tokyo Summer Night: Lights & Mysteries~絶景(表)と都市伝説(裏)~」。毎年好評の夜のバスツアーだが、今年は「表と裏の納涼」をコンセプトに、さらに進化させた。

 東京タワーや東京スカイツリー、レインボーブリッジなどの夜景を巡る一方、本所七不思議などの都市伝説を紹介する。東京丸の内を出発し、お台場海浜公園で噴水ショーを鑑賞したあと、隅田川の夜景を経て東京スカイツリーで解散する。

 設定日は8月31日(月)~9月6日(日)までの7日間。旅行代金は大人4700円、4~12歳までの子供3800円で、最少催行人員は1人となる。申し込みは予約サイトのみで受け付けており、日本語、英語、韓国語、簡体字、繁体字の5言語に対応する。

 同ツアーは立教大学観光学部の2年次生が「旅行産業演習1」の授業内で、夜間経済活性化のため、夜景や都市伝説、怪談の要素を加える企画を考案した。日の丸自動車興業とスカイホップバスマーケティングジャパンが共同開発を進め、商品化につなげた。ツアー終了後の周辺での飲食や買い物を通じ、夜間の消費を促す狙いもある。

東武ホテルレバント東京、墨田の伝統工芸と連携、ものづくり体験を館内で(8月7~9日)

2026年8月5日(水) 配信 

東武ホテルレバント東京のロビー・ラウンジ

 東武ホテルレバント東京(東京都墨田区)は8月7日(金)~9日(日)の3日間、墨田区内の伝統工芸事業者や工房、墨田区観光協会と連携した特別プログラム「DISCOVER SUMIDA Traditional Crafts ~職人の技に触れるものづくり体験~」を実施する。地域で活躍する職人をホテルに招き、館内で気軽に参加できるワークショップが開かれる。

 同企画は、ホテルが利用客と墨田区の魅力をつなぐ「架け橋」となり、工房や墨田区観光協会と連携しながら、地域が育んできた伝統工芸やものづくり文化の魅力を国内外へ発信する取り組み。ものづくり体験や交流を通じて、墨田区が誇る高い技術力や品質、手仕事に込められた想いを感じてもらい、このまちならではの価値を発見し、地域への親しみや理解を深める機会の創出を目指す。

 なお、会場内には墨田区観光協会による物販コーナーも用意する。地域事業者の商品や墨田区ならではの特産品を取りそろえ、ものづくり体験とあわせて地域の魅力をより身近に感じられる機会を提供する。

 会場は東武ホテルレバント東京6階「クロワドール」。第1部は午前10時~午後1時、第2部は午後3時~5時で開かれ、宿泊やレストランの利用問わず誰でも利用できる。申し込みは当日会場のみ、事前予約は受け付けていない。

ものづくり体験、チャームづくりや屏風づくりなど

片岡屛風店の「ミニ屏風づくり」イメージ

 1日目の「塩澤製作所」は、鏨(たがね)の職人による銅板にイニシャルを打ち込むイニシャルチャームづくりを体験。体験時間は約30分、料金は2700円。一方、「前川表具店」では、写真やメッセージカードなどを入れられる、からくり屏風づくりを体験できる。体験時間は約40分、料金は3000円。

 2日目の「小宮畳店」は、ホッチキスを使って手軽にできる19cm四方サイズのミニ畳づくりを体験。体験時間は約30分、料金は2700円。一方、「片岡屛風店」では、浪裏・赤富士・相撲錦絵の中から1枚選んで貼り付けるミニ屏風づくりを体験できる。体験時間は20~30分、料金は3000円。

 3日目の「かんざし杉野」は、バックチャームやブローチとしても使えるつまみ細工のヘアクリップづくりを体験。体験時間は約30分、料金は2700円。一方、「アトリエ創藝館」では、トートバッグに好きな文字やデザインを入れられるワークショップを開く。体験時間は約30分、料金は2000円。

スーパーホテル、熊本県在住の65歳以上対象に無料宿泊支援 8月24日から

2026年8月5日(水) 配信

 スーパーホテル(山本健策社長、大阪府大阪市)は8月24日(月)から、このほど発生した令和8年熊本地震の支援策として、熊本県在住の65歳以上を対象とする「【熊本復興支援】被災者シニア応援無料ご宿泊プラン」を始める。避難生活の長期化に伴う高齢者の睡眠や健康面のリスクに対応する。

 対象は九州エリアの16店舗で、期間中に合計最大7泊まで無償で宿泊できる。連泊のほか、複数店舗に分けて利用することも可能で、同室の家族は代表者が65歳以上であれば対象となる。

 実施期間は8月24日(月)~2027年1月3日(日)まで。予約は8月5日(水)10時から、各対象店舗への電話またはフロントで受け付ける。チェックイン時には住所と年齢を確認できる公的証明書が必要で、店舗ごとに提供室数の上限がある。熊本県内のスーパーホテル熊本・八代は、震災の影響で営業を取りやめている。

 同社は熊本県内では避難生活が続くなか、「最も迅速なケアを必要としている高齢者の皆様へ当ホテルの静かな客室と快適なベッドを提供することが、今私たちが果たせる最大の社会的使命である」としている。

 8月4日現在、益城熊本空港インターチェンジからえびのインターチェンジ間の通行止めなどで南九州方面への移動が難しいため、福岡、大分、長崎方面や熊本県北部の店舗を利用先として案内する。

「ゆりの温泉」運営の長崎エンタープライズ、破産手続き開始決定受ける(帝国データバンク調べ)

2026年8月5日(水) 配信

 長崎エンタープライズ(井上憲次代表、長崎県・長与町)は7月13日(月)、長崎地裁から破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンクによると、負債は約2億6270万円。

 同社は2004(平成16)年4月に設立された。源泉掛け流し温泉「ゆりの温泉」を運営し、施設内に食事処「菜の花」を併設。露天風呂やサウナなどを備えるほか、ボディケアやマッサージ、宴会需要への対応、無料送迎バスも運行し、地域密着型の営業を展開していた。

 しかし、コロナ禍による業績低迷や同業者との競合激化のほか、コロナ禍の収束後もガス・灯油など燃料費負担の増大に加え、過大な設備投資負担から収益性は低迷していた。その後も業績回復には至らず、資金繰りが悪化していたことから、25年11月25日付で事業を停止し、自己破産申請の準備に入っていた。

両備バス、高速バス3路線を延伸・運行再開 岡山から神戸空港や関空へ

2026年8月5日(水) 配信

空港までの利便性向上へ

 両備グループの両備バスカンパニー(岡山県岡山市)はこのほど、高速バス3路線の延伸と運行再開を始めた。岡山~広島線を広島駅新幹線口まで延伸し、岡山~神戸・三宮線は神戸空港へ乗り入れる。岡山~関西国際空港線も運行を再開し、岡山から各空港などへの移動利便性を高める。

 岡山~広島線は従来の広島バスセンターに加え、広島駅新幹線口まで乗り入れる。岡山~神戸・三宮線は神戸市内を終点としていた路線を神戸空港まで延伸する。岡山~関西国際空港線は、運休していた路線の運行を再開する。

 広島線は1日6往復で、所要時間は3時間2分~3時間12分。料金は片道3100円、往復5600円となる。神戸・三宮線は平日2往復、土日祝3往復で、所要時間は2時間50分~3時間30分。関西国際空港線は1日3往復で、同空港発の早朝便に対応する4時発の便もある。所要時間は4時間9分~4時間23分。関空までは片道5000円。

 同社によると、神戸空港の利用需要に加え、アクセス強化を目指す神戸市の意向を受けて延伸を決めた。関西国際空港線は、直行バスの再開を求める利用者の声を背景に運行を再開する。運行に関する問い合わせは両備グループ高速バスコンタクトセンターで受け付ける。

〝マニアックな企画に携わりたい〟クラブツーリズム入社3年目 渋谷真里登さん

2026年8月5日(水)配信

渋谷 真里登(しぶや・まりと)さん

 渋谷真里登さんは2024年クラブツーリズムに入社し、茨城旅行センターに配属されて今年で3年目を迎えた。出身は福島県郡山市。栃木県宇都宮市内の大学在籍中にラジオパーソナリティーを経験し、地域の魅力を発信する楽しさを知り、“マニアックな企画に携わりたい”と、同社の独自性のある企画に惹かれて入社を決めた。

 大学入学はコロナ禍が始まった2020年で、当時はすべてオンライン授業に変わった。SNSを通じて交流を深めていき、大学の先輩が宇都宮市のコミュニティFMに勤めていると知る。高校時代は放送部だったこともあり、在籍中に同ラジオ局のラジオパーソナリティーにチャレンジした。鉄道番組を立ち上げたり、取材した地域情報を取り上げたり、自ら発見・発信することに興味を持ち、地域振興への関心を高めていった。

 昔から1人でふらっと出掛けるのが好きで、鉄道は「乗るのと歴史が好き。とくに東武線、野岩線、真岡線、宇都宮ライトレールは思い入れが強い」と話す。また、秋葉原や原宿などでの買い物やドライブも趣味。乗り鉄の顔がある一方、休日は和服や中華風といった好きなファッションを纏って原宿を闊歩する顔もあり、「自分らしさ」を大切にしている。

和装した休日のようす

 就職活動では、趣味や好きなものを仕事にすべきか、切り離すべきか悩み、幅広い業界を視野に入れて進めていたと話す。他の旅行会社からも内定をもらっていたが、多彩なテーマ旅行を展開するクラブツーリズムの“マニアックな企画に携わりたい”という思いが決め手となった。

 配属された当初は、飛行機や列車を利用した国内旅行を取り扱うチームで手配業務を担当。続けて5月には、新幹線で伊勢神宮へ行く2泊3日の東京発ツアーで初めて添乗業務を経験した。緊張もあったが、「お客様の生の声を聞けたことがとても学びになりました」と振り返る。それからの添乗業務は、得意な地理や交通の渋滞であれば、バス運転手と相談して移動の時間を調整するなど「自分の強みを生かせた経験もあった」と語る。

 2年目5月からは日帰りバスチームに異動し、企画にも携わるようになり、2026年4月に初めて自ら企画したコースを催行・実施させることができた。日中線沿線の桜並木と蒸気機関車「SLばんえつ物語」を楽しめるコースで「3本が催行し、そのうち2本は満席での出発と手応えを感じられた」と答える。

 これからも自分の強みを生かし、鉄道や和装で出掛けるツアー、地元の魅力再発見などのマニアックなツアーを企画したいと力を込める。最後に「特定分野のエキスパート、プロフェッショナルな存在になりたい」と将来の目標を掲げた。

温泉旅館「かめや」(伊豆の国市)、特別清算開始命令受ける(帝国データバンク調べ)

2026年8月4日(火) 配信

 かめや(代表清算人=河野貢氏、静岡県伊豆の国市)は7月9日(木)、静岡地裁沼津支部から特別清算開始命令を受けた。帝国データバンクによると、負債は約2億6000万円。

 同社は1948(昭和23)年8月に設立された。設立時は下駄などの履物製造を行っていたが、61年に旅館業に転業した。 

 その後、95年の旅館建物のリニューアル、2003年の増築を経て、22室の純和風の温泉旅館を運営。地元食材を生かした会席料理を提供するほか、大浴場や露天風呂を備えて集客につなげ、04年7月期には年間収入高約2億6200万円を計上していた。

 しかし、「設備投資に伴い借り入れが増加し、返済負担が資金繰りを圧迫」(帝国データバンク)していた。さらに、20年以降のコロナ禍では業容の縮小、収益性の悪化に見舞われ、債務超過に陥っていた。

 コロナ禍の収束とともに業績は回復したものの、25年7月期の年間収入高は約1億9000万円にとどまり、収益環境の好転が見通せなかったため、別途設立した「かめや恵庵」へ25年9月に会社分割により旅館事業を譲渡したうえで、同社としては事業活動を休止。26年2月28日開催の株主総会の決議により解散していた。