【国土交通省】人事異動(9月17日付)

2026年9月24日(木) 配信

 国土交通省は9月17日付の人事異動を発令した。

 大臣官房付〈命〉国土交通大臣秘書官事務取扱(中部地方整備局道路部長)安谷覚

 海事局内航課長(大臣官房付〈命〉国土交通大臣秘書官事務取扱)中川哲宏

 大臣官房付〈命〉国土交通大臣秘書官事務取扱(海事局内航課長)叶雅仁

道路局路政課長(大臣官房付〈命〉国土交通大臣秘書官事務取扱)城麻実

 大臣官房付〈命〉国土交通大臣秘書官事務取扱(道路局路政課長)野口透良

リッツMC、設立15周年セミナー バス業界担う人材確保へ

2026年9月24日(木)配信

記念セミナー会場のようす

 リッツMC(中嶋美恵社長、東京都港区)は9月18日(金)、東京都内で設立15周年を記念し、バス業界の人材確保や採用をテーマとして記念セミナーを開いた。バス事業者や業界団体などの参加者が出席した。

 セミナーでは、自動運転や乗客安全システム、免許制度、マーケティング、女性・外国人バス運転手の採用など、今後のバス業界を担う人材確保について、多角的な視点から講演や採用の事例紹介を行った。人材不足が深刻化するなかで、公共交通として必要不可欠な存在であるバス運転手の採用をめぐる最新の取り組みを紹介した。

リッツMCの中嶋美恵社長

 設立当時について、中嶋社長は「バス運転手の人材不足が非常に深刻で多くの課題があった。一番の原因はバス運転手採用の専門媒体がないことであり、取り組む意義があると思い、専門の求人サイトを立ち上げた」と振り返った。15周年の節目を迎え、「バス運転手の採用を支えることは人々の移動を支え、地域を支え、社会を支える誇りある仕事」と語り、業界関係者に向けて感謝の言葉を述べた。

国土交通省物流・自動車局次長の猪俣博之氏

 来賓の国土交通省物流・自動車局次長の猪俣博之氏は「バス業界が地域公共交通の要。あらゆる政策ツールを総動員し、しっかり支援していきたい」と意欲を示した。

日本バス協会常務理事の齋藤永能氏

 続けて、日本バス協会常務理事の齋藤永能氏は「雇用の実績を上げていくのは至難の業。リッツMCには今後も、トップランナーとして走り続けてほしい」と話した。

 基調講演では「自動運転」と題して、東京大学名誉教授兼東京工科大学教授および片柳研究所長、未来モビリティ研究センター長を務める須田義大氏と、国土交通省物流・自動車局次長の猪俣博之氏が登壇した。

 講演では、川崎鶴見臨港バス運輸部安全対策課長の高野沢公郎氏、中畑ism駒ヶ根ドライビングリゾート営業企画課長の多々羅孝氏、高速バスマーケティング研究所代表の成定竜一氏がそれぞれ講演を行った。

 事例紹介では、女性バス運転手協会代表理事であるリッツMC社長の中嶋氏と奈良交通総務人事部人事労務グループ人事担当統括課長の堀崎大氏、外国人バス運転手協会スペシャリストの奥松研亮氏と東急バス経営統括室グローバル人財事業新会社設立準備室兼ワークスタイルイノベーション推進室人財開発部の小山隼人氏が行った。

 当日は片山さつき財務大臣が祝福に駆けつけ、バス業界の人材確保に取り組むリッツMCにエールの言葉を送った。

「ツーリズムEXPOジャパン2026」開幕 9月27日(日)まで

2026年9月24日(木) 配信

オープニングセレモニーでテープカットのようす

 日本観光振興協会(菰田正信会長)、日本旅行業協会(JATA、原優二会長)、日本政府観光局(JNTO、蒲生篤実理事長)は9月24日(木)、東京ビッグサイトで「ツーリズムEXPOジャパン2026(TEJ2026)」を開幕した。テーマは、「進化する旅のカタチ」。4日間で18万人の来場を目指す。

 初日の業界日にはオープニングセレモニーを開き、主催者や国土交通省観光庁の木村典央長官ら来賓が多数参加してテープカットを行った。

 主催者あいさつに立った菰田会長は、観光産業を取り巻く環境が変化し、国の基幹産業に成長することが求められるなか、「TEJを通し、旅が持つ新たな可能性を見出してもらえると思っている」と述べた。また、来年3月から開催予定の国際園芸博覧会について、基調講演やシンポジウムで取り上げることから、「(TEJが)一助となることを期待している」と語った。

 セレモニー後に開いた主催者会見では、JATAの原会長らが今回のTEJの規模数や見どころなどを語った。出典小間数は1553コマ、国内は46都道府県、海外74カ国・地域が参加していることについて、原会長は「日本市場への期待の高さが表れている」と評価した。

   TEJ2026は9月27日(日)まで開催している。26、27日は一般日として、各ブースでさまざまなコンテンツが予定されている。当日券は1500円。

西九州を長期滞在エリアに 一社「肥前」設立 長崎・佐賀の12市町とHTB 

2026年9月24日(木) 配信

(左から)髙村社長、江﨑理事長、宮島市長

 長崎県と佐賀県の12市町で構成する「西九州させぼ広域都市圏協議会」(会長=宮島大典・佐世保市長)と、「ハウステンボス」(HTB、髙村耕太郎社長)はこのほど、⻑崎県の県北および佐賀県の北⻄部にまたがるエリアで、広域連携による⻑期滞在型観光を推進する⼀般社団法⼈「肥前」を設⽴した。

 同エリアは、自然や温泉、豊かな食、焼き物文化など、観光資源は豊富だが、2025年の延べ宿泊数は540万人泊とコロナ禍前を下回り、半数以上(52・4%)が1泊。インバウンド比率も7・1%と九州全体の平均(27・5%)を大きく下回っている。

 「肥前」は、自治体の境界線に関係なく広域観光連携を推進し、同エリアを長期滞在型エリアへと成長させることで、観光消費の拡大、関係人口の創出、地域経済の発展及び地域資源保全の実現を目指す。

 9月17日(木)に佐世保市の⼸張の丘ホテルで開かれた設立発表会で、「肥前」理事長に就任した江﨑信友氏(九州博報堂顧問)は「『肥前』の名には、県や市町の境界を超え、一つの大きな西九州エリアとして地域と共に挑む覚悟と、この地が歩んできた豊かな歴史文化への深い敬意が込められている。訪れた人に、また戻ってきたい、と思ってもらえる地域づくりに邁進したい」と抱負を述べた。

 また、佐世保市の宮島市長は「単なる観光の通過点ではなく、心に残る滞在拠点としてのブランドを確立することで、地域資源の保全にもつなげたい」とあいさつ。HTBの髙村社長は「肥前全体の魅力を編集し、国内外の人に届けていきたい」と語った。

 今年度は、準備フェーズとして食材・食文化を学ぶ人材育成や人材交流、食を軸とした情報発信事業に着手。来年度以降、各事業の拡大や着地型コンテンツの造成などに取り掛かる。

みちのく三大桜名所が来社 桜祭りなどの魅力をPR

2026年9月24日(木) 配信

それぞれの桜祭りをPR

 岩手県北上市、秋田県仙北市、青森県弘前市の3市で構成する「みちのく三大桜名所連絡会議」は9月17日(木)、本紙を訪れ、それぞれの桜まつりを中心に観光PRを行った。

 岩手県北上市は、まつり期間中に例年、約2㌔の桜並木で観光馬車を運行しているが、今年は新たにゴルフカートも用意したほか、展勝地に隣接するみちのく民俗村と一体化した展開を行った。

 秋田県仙北市では、武家屋敷群の枝垂れ桜や桧木内川堤の桜並木のガイドに昨年度から樹木医の桜ガイド(期間中の土・日の午前2回、午後2回)を登場させた。なお、一般公開している武家屋敷のうち、石黒家は今年11月末で公開を休止する。

 青森県弘前市は、桜まつり会場の弘前公園にある弘前城天守の曳戻しが今年度終了し、来年の桜祭りでは、元の場所に戻った天守と桜のコントラストが楽しめる。また、公園内にはソメイヨシノ以外の桜も多く、弘前七桜として長期間にわたり観賞できる。

 なお、来年の桜祭りの日程は北上展勝地さくらまつりが4月10日(土)~29日(木・祝日)、角館の桜まつりが4月15日(木)~5月5日(水・祝日)、弘前さくらまつりが4月23日(金)~5月5日(水・祝日)を予定しているが、開花状況によりプレ開催する場合もある。

岩手県観光協会、東京都内で「いわての旅 観光商談会」開く

2026年9月24日(木) 配信

各地からの参加者が旅行会社のテーブルを回り説明

 岩手県観光協会はこのほど、東京都内のホテルで旅行会社を招き、「いわての旅 観光商談会」を開いた。

 席上、あいさつに立った岩手県観光協会の土井尻英明専務理事は「今年は東日本大震災から15年、震災の教訓や復興への歩みを伝える観光にも力を注いでいる」と述べた。さらに、「2011年は平泉の世界遺産登録もあった。岩手にはこの平泉をはじめ、御所野遺跡、橋野鉄鉱山と3つの世界遺産がある。これは奈良県に続いて2番目に多い」と述べるとともに、「県内にはこのほか温泉や食、歴史文化、自然景観などの数々の魅力的な素材がある。今日の商談会で活発な意見交換を行っていただき、これからも岩手への送客をお願いしたい」と結んだ。

 当日は都内の旅行会社約20社、50人が出席し、全体説明と個別商談会で現地からの参加者との情報交換などを行った。

 全体説明では、岩手県観光・プロモーション室の千葉烈門主事がみちのく潮風トレイルや昨年からキャンペーンとして展開している県内各所の秋祭り、盛岡市薮川地区で冬に行われる「氷の世界2026」、花巻市鉛温泉スキー場で冬に5日(5回)開催する「ランタンイベント はなまき星めぐりの夜2026」、大槌町の浪板海岸で行われる「テントサウナ体験」、三陸鉄道の冬の風物詩「こたつ列車・洋風こたつ列車」などを紹介したほか、岩手県の今年度旅行商品造成及び催行支援事業助成金について説明した。

 個別商談会では岩手県内の自治体や観光協会、観光事業者らが各旅行会社のテーブルを回り、それぞれの地域の最新の観光情報の提供や商談を行った。

新「青山剛昌ふるさと館」、ロゴとメインイラストを発表 27年春に移転リニューアル

2026年9月24日(木)配信

青山剛昌氏の代表作の3キャラクターなどを描いたメインイラスト   ©青山剛昌/小学館

 鳥取県・北栄町は9月18日(金)、2027年春に移転リニューアルオープンする「青山剛昌ふるさと館」の新ロゴマークやメインイラスト、外観デザインなどを発表した。

 同館は、「名探偵コナン」などの作者で知られる人気漫画家・青山剛昌氏の出身地である同町に07年に開館。建物の老朽化や展示スペースが手狭なことから、開館20周年の節目となる27年に合わせ、現在の場所から700㍍南側の町有地への新築移転を進めている。

 発表した新ロゴマークは、青山氏の顔を描いたイラストを中心としたデザイン。メインイラストは、青山氏による描き下ろし。「名探偵コナン」の江戸川コナン、「まじっく快斗」の怪盗キッド、「YAIBA」の鉄刃という3作品の主人公と青山氏を1つの画面に収めた。今後、ポスターやパンフレットなどの広告物をはじめ、館内装飾、ミュージアムショップの商品などで幅広く活用する。

 新館の外観は、漫画のコマ割りをモチーフとしたデザインを採用。今回発表したロゴマークやメインイラストも外壁に装飾し、漫画・アニメの世界観を施設全体で演出する。入口前には、英語名称である「AOYAMA GOSHO MANGA MUSEUM」を大きく配置したシンボルオブジェを設置する。来館者が作品の世界へ入っていく期待感を高めるとともに、記念撮影スポットとしても活用する。

観光列車「あめつち」で山陰の地酒を堪能、6酒蔵と連携した期間限定企画

2026年9月24日(木)配信

「千代むすび酒造」の 純米大吟醸 強力50と「小倉水産食品」の炙り鯖ジャーキー

 島根県松江市の中海・宍道湖・大山圏域観光局は、JR西日本の観光列車「あめつち」と連携し、山陰の地酒をテーマにした初のコラボ企画「~酒蔵おすすめの酒と肴に出会う~山陰の地酒に恋する列車」を11月7日(土)から12月20日(日)までの土・日曜日の計14日間実施する。

 企画では、鳥取県の米子・境港・大山、島根県の安来・松江・出雲の6酒蔵と連携。11月を「鳥取編」、12月を「島根編」とし、各地域の酒蔵が薦める日本酒と、相性の良い地域ゆかりのつまみを「あめつち」の車内で楽しめる機会を提供する。

 期間中、「tabiwa by WESTER」限定で「酒蔵おすすめ日本酒&おつまみセット」を販売する。鳥取編では稲田本店「純米吟醸 いなたひめ 強力」と米吾「吾左衛門鮓 鯖」、千代むすび酒造「純米大吟醸 強力50」と小倉水産食品「炙り鯖ジャーキー」、久米桜酒造「民族の酒 カルシス R7BY生原酒」とL’ecrin「ガレット・ブルトンヌ」を組み合わせる。

 島根編では、吉田酒造「月山 純米吟醸」と寿山商店「チーズ入り飛魚のやき」、米田酒造「豊の秋 純米吟醸 しぼりたて 初發」と道の駅本庄企業組合「くにびき鮑 塩辛」、板倉酒造「天穏 純米大吟醸 佐香錦」と寿山商店「大判のどぐろ天」を用意する。

 また、2号車カウンターでは、鳥取編・島根編それぞれ3酒蔵の日本酒を飲み比べできる「唎き酒セット」を販売。列車に乗車しながら複数の酒蔵の味わいを楽しめる。

 運行初日の11月7日(土)には、「tabiwaトラベル」限定の旅行商品も設定する。米子駅から出雲市駅までの「あめつち」乗車と、「酒蔵おすすめ日本酒&おつまみセット」や非売品の「あめつちピンバッジ」などを組み合わせた商品として販売する。

島根県、「VIVANT」活用した観光誘客を強化、首都圏PRと県内周遊を展開

2026年9月24日(木)配信

東京メトロ丸ノ内線新宿駅に掲出した大型広告

 島根県は、TBS系日曜劇場「VIVANT」第2シーズンの放送を契機とした「VIVANT×SHIMANE観光プロモーション」を展開している。首都圏での広告展開による認知拡大と、ドラマに登場する県内ロケ地や周辺観光地への周遊促進を組み合わせ、ドラマの世界観を生かした誘客に取り組む。

 9月21日(月・祝)には東京メトロ丸ノ内線新宿駅で大型広告の掲出を開始したほか、9月1日(月)から県内で実施している「VIVANT×SHIMANE特別任務スタンプラリー」について、10月10日(土)から新たな報酬を用意して再開する。

 新宿駅では9月21日から10月11日までの21日間、「VIVANT×SHIMANE」のキービジュアルを使用した壁面広告を掲出。広告サイズは幅5824ミリ、高さ2060ミリの2面貼りで、「VIVANT」と「SHIMANE」の文字を立体化し、駅利用者の目を引く仕様とした。

 広告と連動した企画として、島根県のアンテナショップ「日比谷しまね館」(東京都千代田区)で「合言葉プレゼント」を実施している。PR広告やデジタル広告に隠された「合言葉」を確認し、同館のレジで伝えると、先着1000人に「VIVANT×SHIMANEオリジナル手ぬぐい」をプレゼントする。手ぬぐいの配布終了後は、記念品の配布に切り替える予定。さらに、アンケート回答者を対象に、ドラマのロケ地エリアの宿泊施設で利用できる2万円分の宿泊補助券を3組、日比谷しまね館の2000円分の買い物券を5人に抽選でプレゼントする。

 一方、県内で実施する「VIVANT×SHIMANE特別任務スタンプラリー」は、9月1日の開始直後から多くの参加者が集まり、当初用意したトートバッグとアクリルスタンドの報酬が品切れとなった。これを受け、10月10日から11月8日まで、新たなオリジナルグッズを報酬として配布する。

 新報酬は、3種類のスタンプを集めた参加者に「VIVANT×SHIMANEオリジナル角型ステッカー」を先着1万人、5種類を集めた参加者に「VIVANT×SHIMANEオリジナルクリアファイル」を先着5000人に進呈する。いずれも先着順で、予定数に達し次第終了となる。

 スタンプラリーは9月1日から11月8日までの期間を通じて1人1回のみ参加・報酬交換が可能。現在は県内5市町に各2カ所、計10カ所のスタンプスポットを設置しており、今後増設する場合は専用ウェブサイトで告知する。10月10日からは新報酬の内容を反映した新しいスタンプ台紙を配布するが、既存の台紙も報酬配布確認欄にスタッフ印がなければ引き続き利用できる。

HIS、ツーリストシップと協賛契約結ぶ 旅行者と地域、観光従事者が互いに配慮できる環境構築へ

2026年9月24日(木) 配信

 エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀太社長、東京都新宿区)はこのほど、一般社団法人ツーリストシップ(田中千恵子代表理事、京都府京都市)、ツーリストシップグローバル(田中千恵子社長、東京都渋谷区)と、旅行者、地域住民、観光従事者が互いに配慮し、尊重し合う心構えと行動である「ツーリストシップ」の普及活動に関する協賛契約を結んだ。
 
 同法人は、オーバーツーリズムが深刻化していることを受け、旅行者と地域社会の双方が心地よく過ごすための考え方であるツーリストシップの認知拡大をはかっている。HISは送客だけでなく、旅行者と地域住民、観光従事者が制限や罰則に頼ることなく共存、共生、共栄できる持続可能な観光社会を実現しようと、協賛契約を締結した。
 
 HISは今後、国内店舗やホームページ、旅行イベントでツーリストシップの認知拡大や、持続可能な観光に取り組む企業・団体との接点づくりを行う。さらに、社員にツーリストシップ検定の受験を推進するほか、同検定の会場の提供や事務局の運営をサポートしていく。