航空5社がGW期間の予約状況を発表、国内線下りは28日がピーク

2018年4月25日(水) 配信

各社予約状況が好調に推移(画像はイメージ)

全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)、ジェットスター・ジャパン、ピーチ・アビエーション、スカイマークの航空5社が、ゴールデンウイーク期間の予約状況を発表した。大多数の航空会社が国内線のピークは、上りはGW最終日の5月6日(日)、下りでは、3連休初日の28日(土曜)をピークに挙げている。

各航空会社の予約状況

ANA

国内線

提供座席数:185万914席(前年同期比0・2%減)

予約数:128万6138人(12・0%増)

予約率:69・5%(7・6㌽増)

ピーク

上り:5月3日(木)・5月5日(土)・5月6日(日)

下り:4月28日(土)・5月3日(木)

方面別では、北海道方面(予約数前年比14・7%増)と九州方面(同14・7%増)がとくにが好調。

国際線

提供座席数:36万4723席(3・8%増)

予約数:28万1157人(8・0%増)

予約率:77・1%(3・0㌽増)

ピーク

日本発:4月27日(金)・28日(土)・29日(日)

日本着:5月5日(土)・6日(日)

JAL

国内線

提供座席数:116万9328席(3・4%増)

総予約数:82万1396人(9・9%増)

予約率:70・2%

ピーク

上り:5月3日(木)・5月5日(土)・6日(日)

下り:4月28日(土)・5月3日(木)

方面別では、中国・四国方面(予約人数前年比14・9%)、九州方面(同13・8%増)がとくにが好調。予約率も前年を大きく上回っている。

国際線

提供座席数:31万3410席(5・9%増)

総予約数:25万6818人(5・7%増)

 予約率:81・9%

ピーク

日本出発:4月27日(金)・4月28日(土)

日本到着:5月5日(土)・6日(日)

方面別では、中国線(予約人数前年比19・9%)オセアニア線(同65・6%増)がとくに好調。予約率も前年を大きく上回っている。

ジェットスター・ジャパン

国内線

提供座席数:18万6480席(10・8%増)

予約座席数:12万3455人(14・7%増)

予約率:66・2%

ピーク

上り:4月27日(金)

下り:4月28日(土)

国際線

提供座席数:2万3040席(4・9%増)

予約座席数:1万8176人(5・1%増)

 予約率:78・9%

ピーク

日本発:4月27日(金)

日本着:4月28日(土)

ピーチ・アビエーション

国内線

提供座席数:11万4480席(16・0%増)

予約数:9万5948人(19・0%増)

予約率:83・8%

ピーク

 上下線:4月28日(土)

国際線

提供座席数:7万3620席(8・0%増)

予約数:6万4149人(10・0%増)

 予約率:87・1%

ピーク

上り:5月6日(日)

下り:4月29日(日)

スカイマーク

国内線

提供座席数:24万2136席(3・2%増)

予約数:17万6930人(8・9%増)

予約率:73・1%

ピーク

上り:5月6(日)

下り:4月28日(土)

 

「宝塚歌劇 台湾公演」のツアーが5月16日発売

2018年4月25日(水) 配信

ツアーパンフレットの一部

阪急交通社(松田誠司社長、大阪市北区)は、5月16日(水)の11時から、「第3回宝塚歌劇台湾公演オフィシャル観劇ツアー3日間・4日間」を売り出す。

 過去2回にわたる台北市でのツアーから3年、かねてよりファンからの要望があった、台湾第2の都市である高雄市での公演をこのほど実現。高雄での初公演の観劇2コースを加えた全8コースを用意した。

 出発地には今回初めて名古屋発と福岡発のコースも設定。各々直行便の航空機利用でより広範囲からの参加が可能になる。

 すべてのコースに3つのオリジナルプレゼントが付くのもファンには嬉しい特典だ。さらに、宝塚スターのトークショーと団体記念写真撮影に参加できるコースや、ステージから近いSS席で観劇できるコースも用意。細かなニーズに合わせたコースを選べる。

 観劇のほか、九份、高雄市内、華山1914などをめぐる観光や天燈上げ体験など台湾旅行も楽しめるツアーとなっている。

【台北公演】オフィシャル観劇ツアー概要

コース :A~Fコース(6コース)

設定期間 :2018年10月19日(金)~10月26日(金)出発

旅行代金 :14万5千円~24万5千円(大人1人、2人1室)

観劇会場 : 國家両廳院 國家戯劇院

発着地 : 成田空港 / 関西空港 / 中部国際空港 / 福岡空港

【高雄公演】オフィシャル観劇ツアー概要

コース :G、Hコース(2コース)

設定期間 :2018年11月1日(木)~11月3日(土)出発

旅行代金 :14万3千円~14万8千円(大人1人、2人1室)

観劇会場 : 高雄市文化中心 至徳堂

発着地 : 成田空港 / 関西空港

【主演者】 星組トップスター 紅ゆずる 他 星組メンバー 合計40人(予定)

【演目】 第1部 異次元武侠ミュージカル

『Thunderbolt Fantasy(サンダーボルト ファンタジー)東離劍遊紀(とうりけんゆうき)』

第2部 レビュー

『Killer Rouge(キラールージュ)/星秀☆煌紅(アメイジングスター☆キラールージュ)』

南九州最大の祭「おはら祭」 5月20日に東京・渋谷で再現

2018年4月25日(水) 配信 

SHIBUYA109前を中心に「踊りパレード」を実施(昨年のようす)

渋谷・鹿児島おはら祭実行委員会は2018年5月20日(日)、東京・渋谷区で南九州最大の祭「おはら祭」を再現する「明治維新150周年記念 第21回渋谷・鹿児島おはら祭」を開く。

 約2,600人の踊り手が69組の踊り連に分かれて、「おはら節」、「渋谷音頭」、「ハンヤ節」の3曲にあわせ、SHIBUYA109前を中心に道玄坂と文化村通りで「踊りパレード」を実施する。

 今年は明治維新150周年を記念して、踊り連の中から西郷隆盛の仮装大賞を決める「西郷(せご)どん賞」を設けるほか、オープニングアトラクションでは、鹿児島市のPR動画「維新dancin’鹿児島市」でユニークな新体操を披露する、鹿児島実業高等学校の男子新体操部員がダンスパフォーマンスを披露する。

維新dancin’鹿児島市

 なお、開催にあわせて5月19日(土)、20日(日)の2日間、東急百貨店本店前、ユニクロ渋谷道玄坂店前、渋谷マークシティイベントスペースで鹿児島の特産品であるさつま揚げや焼酎などを紹介・販売する「さつまの物産展」を開催。このほか、渋谷ハチ公前広場で渋谷と鹿児島の情報を発信する「渋谷・鹿児島の観光案内」、明治維新150周年にあわせて「西郷どん・鹿児島観光展」をSHIBUYA TSUTAYA 6F BOOK売場で開催する。

開催概要

昨年の「踊りパレード」のようす

開催日:2018年5月20日(日)

 ※「さつまの物産展」と「渋谷・鹿児島の観光案内」は19日(土)も開催

会場:渋谷道玄坂、文化村通り

プログラム:

 午前12:30~ オープニングアトラクション「維新dancin’鹿児島市」

  (鹿児島実業高等学校男子新体操部)

 午前12:40~ 祭開始太鼓打ち

 午前12:50~ オープニングパレード・マーチ演奏

 午後1:20~ 第1部 踊りパレード

 午後2:25~ 第2部 アトラクション(若者の踊り、太鼓演奏)

 午後2:55~ 第3音 踊りレード

 ※第3部のパレードでは「飛び入り連」もあり、誰でも自由に参加可能。

 午後4:15  終了

「渋谷・鹿児島おはら祭」同時開催イベント

「さつまの物産展」

・・・・さつま揚げ、かるかん、お茶、本格焼酎などの鹿児島の特産品を販売。

日時:5月19日(土)・20日(日) 午前10:00~午後6:00

場所:東急百貨店渋谷本店正面口(屋外に特設ブース設置)

日時:5月19日(土)・20日(日) 午前10:00~午後5:00

場所:ユニクロ渋谷道玄坂店前/渋谷マークシティイペントスペース

 

「渋谷・鹿児島の観光案内」

・・・・薩摩観光維新隊によるPRを随時実施予定。

鹿児島市薩摩観光維新隊

日時:5月19日(土)・20日(日)

 午前10:00~午後5:00(20日は午後4:00まで)

場所:渋谷ハチ公前広場

日時:5月19日(土)・20日(日)

 午前11:00~午後5:00(20日は午後4:00まで)

場所:東急百貨店渋谷本店正面口

「西郷(せこ)どん・鹿児島観光展」

・・・・期間中、鹿児島関連の書籍購入者の中から、先着100人にオリジナルグッズをプレゼント。

日時:5月8日(火)~20日(日) 午前10:00~深夜2:00

場所:SHIBUYA TSUTAYA 6F BOOK売場

問い合わせ先

渋谷・鹿児島おはら祭実行委員会 実施本部

TEL03-3373-7381

公式サイト:

ジオパークを集客の要に! 地域事業者との連携強化も (静岡県、伊豆半島ジオパーク)

2018年4月25日(水) 配信

海から眺める三石岬(提供:伊豆半島ジオパーク推進協議会)

伊豆半島(静岡県)がこのほど、ユネスコ世界ジオパーク(地質遺産)に認定された。静岡県は4月20日(金)、メディア向け説明会を開催。総力を挙げて誘客に取り組む姿勢を示した。中心となる伊豆半島ジオパーク推進協議会では、地域事業者らの理解度を高めつつ、集客増に結びつく施策立案を牽引していく構え。地域事業者との連携強化も視野に入れる。

 ジオパークは、多様な観点に立って該当エリアを教育・観光に活用し、地域の持続可能な開発に主眼を置く制度。2001年からユネスコ(国連教育科学文化機関)が支援を表明し、認定組織である世界ジオパークネットワーク(Global Geoparks Network)は、04年に設立された。現在、ユネスコ世界ジオパークは国内に9つ(18年4月現在)。日本ジオパークネットワークが、各地域の活動を支援する仕組みとなっている。

課題は、来訪者増を実現する商品造成

 各認定地域にとって、認められた素材をツアー商品の造成にどう生かすかが大きな課題となっていた。支援団体である日本ジオパークネットワークでは、各エリアの地質を取り込んだツアー商品の調査・研究、クオリティ確保を目指すワーキンググループの立ち上げに注力している。

 同ネットワークは「まだ着手してから1、2年。旅行会社といった商品造成のプロフェッショナルをメンバーに加える重要性を理解するなど、どうすれば誘致につなげられるかを模索している最中です」と、本紙の取材に答えてくれた。地域の特色を世界に対し発信できる機会ではあるものの、有効利用に向けた取り組みは始まったばかりなのだ。

受入と集客体制の整備に励む

 後発となる静岡県では、これら課題を踏まえたうえで、受入・集客体制の確立を目指す。受入体制では、教育旅行を中心に7年以上の活動実績を持つ「伊豆半島ジオガイド協会」が中心となって整備する。所属ガイド数は100人ほど、地域住民が中心となって、旅行会社や一般ユーザー双方に対応できる仕組みを整えている。

伊豆半島ジオパーク推進協議会が認定するガイド170人のうち、100人ほどの有志によって運営されている「伊豆半島ジオガイド協会」

 同協会に問い合わせたところ、「認定後、旅行会社からの照会が増えている。伊東や下田など、各エリアのジオサイトに特化したプランをすでに用意し、整備は順調です」と自信を見せた。地質や地形に詳しいガイドだけでなく、英語対応できるメンバーも所属。昨年には、ウェブサイトを多言語化(英語・英語)し、インバウンドの受け入れにも力を入れている。

 集客体制の整備については、伊豆半島ジオパーク推進協議会が中心となってウェブサイトをリニューアルした。4カ国語(英語・中国語・韓国語・日本語)に対応し、人気スポットがひと目で分かるランキングや、「写真から探す」ページを設置。直感的で分かりやすい仕組みを整えることで、海外ユーザーに選ばれるジオパークを目指す。

地域事業者の収益増につながる仕組みづくりを

 説明会で登壇した同推進協議会の高橋誠氏は後日、「インバウンド向けにインスタグラムアカウントを立ち上げ、メインターゲットであるFIT(個人旅行)客を取り込みたいと考えています。ウェブサイトの充実もその一環で、地域事業者と来訪者を結ぶプラットフォームとしての役割を担っていきたいと考えています」と、取材に答えてくれた。

高橋誠氏

 これまで伊豆半島への集客を目的とした多言語サイトはほとんどなく、いかに知らしめるかが大きな課題だった。今後は、地質関連以外のコンテンツも取りそろえ、徹底したPRを行うという。

 最新の統計によると、静岡県の観光交流客数は1億5,294万人(16年度)、12年度以降増加が続き、過去最高を更新した。宿泊では、1,943万人と前年と比べ2・2%の減少となったものの、近年は右肩上がりが続き好調を維持してきた。さらなる誘致を促進させるためにも、ジオパークを観光素材としてしっかり活用したい。県でも、地域事業者の果たす役割がとくに大きいとみる。

川口茂則氏

 当日、同じく登壇した静岡県・観光部観光局観光政策課の川口茂則氏は、「地域や地域連携DMOなど、各エリアの事業者が主体的に活躍する仕組みづくりができ上がりつつある。地域のことを一番良く知っている方々が、コンテンツづくりやPRで積極的な役割を果たせるよう、牽引体制を確立していきたい」語っている。

 伊豆半島ジオガイド協会の取り組みが示すように、地域住民が主体となって観光を盛り上げる土壌は出来上がりつつある。行政サイドには、ウェブ経由の発信や地域事業者の自立支援など、各事業者が収益を生み出せる環境づくりを期待したい。

 なお、静岡県と各エリアでは現在、19年に開催予定の静岡デスティネーション・キャンペーン(DC)に向けたプロモーションに注力している最中。ジオパークを新たな観光資源と捉え、活用したい。

Instagramアカウント「ハヤリタビ」を開設 ANAセールス

2018年4月25日(水) 配信

アカウント投稿表紙画面

 ANAセールス(宮川純一郎社長、東京都中央区)は、4月24日(火)にInstagram(SNS交流サイト)アカウント「ハヤリタビ」を開設した。Instagram世代である若手社員が、「いま伝えたい旅」をテーマに、旅のトレンドを定期的に発信する。

 同企画は、2017年7月に実施した旅行商品公募企画で、若手社員が提案したもの。企画実現に向けてプロジェクトチームを発足、準備を進めてきた。

 「ハヤリタビ」というアカウント名は、旅のトレンド(流行)を伝えたいという思いで、流行=ハヤリ、旅=タビから名付けたという。利用者も、#ハヤリタビ#ハヤタビなどハッシュタグをつけて投稿できる。

「ハヤリタビ」アカウントホーム画面

 同社は「雑誌を気軽にめくるように、オシャレで、わくわくするような投稿を定期的に発信する」とコメントしている。今後はInstagram内の投稿だけでなく、アカウントを活用したキャンペーンや新たな企画も随時発信していく方針だ。

GWは福井・芝政ワールドに、赤ちゃんホワイトタイガーがやってくる!

2018年4月25日(水) 配信

芝政ワールド(福井県坂井市)は、4月28日(土)~5月6日(日)のゴールデンウイーク期間、生後3カ月の赤ちゃんホワイトタイガーに出会えるイベント「赤ちゃんホワイトタイガーがやってくる!」を開催する。

 生後3カ月の愛くるしいホワイトタイガーの赤ちゃんを、間近で見ることができるほか、ウサギやヒヨコなどの可愛らしい動物たちとのふれあいコーナーも設ける。5月3日(祝)~5月6日(日)は午後7時30分まで開園を延長し、夜には花火も打ち上げる。様々な動物のコスチュームを着て、動物たちの特徴的な動きを体感できる新アトラクション「どうぶつになれるアスレチック」も期間限定でオープンしている。

赤ちゃんホワイトタイガーがやってくる!

開催期間: 2018年4月28日(土)~5月6日(日)

会場  : 芝政ドーム内 特設会場

料金  : 3歳以上500円

      ※7歳未満は保護者同伴

      ※パスポート入場者は無料

      ※併催イベント「どうぶつになれるアスレチック」利用も含む

営業時間延長・花火を打ち上げ

 2018年5月3日(祝)~5月6日(日)は営業時間を延長。夜7時30分までアトラクションを楽しめる。5月4日(金・祝)と5月5日(土)は、夜7時30分から約10分間、花火も打ち上げる。

期間限定アトラクション「どうぶつになれるアスレチック」

開催期間: 2018年4月21日(土)~6月10日(日)

会場  : 芝政ドーム内 特設会場

料金  : 3歳以上500円

      ※7歳未満は保護者同伴

      ※パスポートの方は無料

      ※併催イベント「赤ちゃんホワイトタイガーがやってくる!」利用も含む

ゴールデンウイーク期間中の営業時間

4月28日(土)~5月2日(水)   午前9:00-午後5:00

5月3日(木・祝)~5月6日(日) 午前9:00-午後7:30

徳川家康拝領の寺宝19点 町屋光明寺で関東初公開

2018年4月25日(水) 配信


東叡山毘沙門堂開基久遠壽院公海僧正筆 東照宮神像

町屋光明寺(東京都荒川区)は5月6日(日)まで、「本願寺・寺宝展--『東本願寺と江戸幕府』」を行う。関東エリア初公開となる徳川家康拝領の鐙(あぶみ)や鞍(くら)などを本山である本願寺(京都府右京区)から運び、展示する。 

 今回公開されるのは、関ヶ原合戦の前夜に下野小山の陣中で教如上人が家康より拝領した馬具、軍扇などを展示。慶長七年三月九日に本多佐渡守が妙安寺に対し葵御紋幕を賜った際の奉書(文章のこと)や成然上人消息(手紙のこと)などの貴重な史料や徳川幕府歴代将軍の位牌である「東照宮御廟之霊牌(とうしょうぐうごびょうのれいはい)」なども見ることができる。

詳細

開催期間:5月6日(日)まで。 5月2日(水)を除く

入場時間:午前10:00~午後5:00(受付終了午後4:30)

場所:町屋光明寺 東京御廟本館(東京都荒川区荒川7-5-8)

アクセス:      

東京メトロ・千代田線「町屋駅」2番出口より徒歩3分、京成本線「町屋駅」より徒歩2分、東京さくらトラム(都電荒川線)「町屋駅前駅」より徒歩3分

拝観:無料

東京の島々で使えるお得な“しまぽ通貨”販売開始へ

2018年4月25日(水) 配信 

電子しまぽをスタート

東京観光財団は2018年4月23日(月)から、神津島などで使えるプレミアム付き宿泊旅行商品券「しまぽ通貨」サービスの利便性を向上させ、新たにスタートした。旅行事業者が販売する島しょ地域への宿泊旅行の旅行代金が一定額割引になる「しまぽタイアップツアー」の販売も同日から行った。

 「しまぽ通貨」は1万円分のプレミアム付き宿泊旅行商品券を7千円で購入できる、「電子しまぽ」会員向けサービス。東京都が3千円を助成している。スマートフォンで利用可能な「電子しまぽ」(観光パスポート『東京島めぐりPASSPORT』)を発行することで購入できる。7千円分は飲食やショッピング、アクティビティなど、プレミアム分の3千円は宿泊施設でのみで使うことができる。購入も利用もスマホで簡単に行える。

 公式ホームページもリニューアルし、「電子しまぽ」や「しまぽ通貨」をより分かりやすくした。「しまぽ通貨」を使った各島の楽しみ方や各島の情報、加盟店の紹介をさらに充実。今後、各島のスポット紹介や、イベント情報なども発信していくという。

※この事業は東京都の「地域観光振興基金」を活用して実施

(東京諸島…大島、利島、新島、式根島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島、青ヶ島の伊豆諸島と、父島、母島の小笠原諸島を合わせた全11島)

しまぽ通貨概要について

しまぽ利用方法

・しまぽ通貨の購入にはクレジットカード、利用にはスマートフォン、携帯電話が必要

・「電子しまぽ」(※1)を発行することで購入できるようになる(事項参照)

(※1)電子しまぽとは…スマートフォンで利用できる「東京島めぐりPASSPORT(愛称:しまぽ)」。主な機能として、しまぽ通貨の購入のほか、11島をめぐるスタンプラリーや、島内の特典加盟施設で割引などのサービスを受けることができる。

<リニューアル箇所>

・1万円のうち、宿泊施設でのみ利用可能な金額を7千円から、3千円に変更

・利用期間が60日から、6カ月間に変更

・一度に購入できるセット数が、4セットから8セットに変更

<利用できる店舗について>

各島内加盟店と竹芝客船ターミナルの一部店舗にて利用可能(4月23日時点269店舗)※一覧については「電子しまぽ」公式ホームページから

<販売・利用期間について>

2018年4月23日~2019年3月31日(または予定販売数終了まで)

<予定販売数>

10万セット ※1人8セットまで購入可能

<割引の内容>

・1人1泊あたり3千円(1泊あたり1万円以上の宿泊を伴う旅行商品が対象)

・1回の往復旅行で4泊までを限度とし、泊数に応じて旅行代金を割り引く

田川博己氏ら21人が受賞 観光関係功労者国土交通大臣表彰

2018年4月24日(火) 配信

観光関係事業に多年従事し、功績を賞された21人が国土交通大臣から表彰を受けた

国土交通省はこのほど、2018年観光関係功労者国土交通大臣表彰受賞者を発表した。受賞者は、日本旅行業協会(JATA)会長で、JTB代表取締役会長の田川博己氏ら21人。4月23日(月)の表彰式で、石井啓一国土交通大臣は受賞者に対し「長年における努力と功績に深く敬意を表する」とあいさつした。

  受賞者は次の各氏。    

【ホテル業・従事者】

  岩田栄(帝国ホテル・営業部宴会サービス課専門職課長)▽大澤眞二(パレスエンタープライズパレスホテル立川・副総支配人兼営業担当支配人)▽小澤弘幸(ホテルオークラ東京・洋食調理部担当副部長)▽重山亨(プリンスホテル・東京プリンスホテル宴会サービス)▽佐藤和宏(京王プラザホテル・料飲部)▽八巻和弘(ホテル、ニューグランド・調理部ル・ノルマンディ調理課▽小佐野英世(富士屋ホテル・湯本富士屋ホテル宿泊課)▽中田宏(RRH京都オペレーションズ・リーガロイヤルホテル京都副総料理長兼調理部レストラン調理長兼調理部調理課トップオブキョウトシェフ)▽岡久(倉敷国際ホテル・料理長兼調理部長)

【旅館業・経営者】

  加藤誠一(日本旅館協会東北支部連合会副会長、ホテル新富代表取締役社長)▽佐藤佐次右衛門(たちばなや代表取締役社長)▽河内廣志(元日本旅館協会副会長、道後プリンスホテル代表取締役社長)▽宮村耕資(日本旅館協会常務理事、ホテル南水代表取締役社長)▽堀切博(日本旅館協会鹿児島県支部副支部長、霧島観光交通代表取締役)

【旅館業・女将】

 小山あき(鶴雅リゾート取締役、女将)▽澤田美枝子(宮古ホテル沢田屋常務取締役、女将)▽梅林陽子(まこと総合企画常務取締役、女将)

【旅行業・経営者】

 田川博己(日本旅行業協会会長、JTB代表取締役会長)

【旅行業・添乗員】

 今川ひろみ(TEI・添乗員)▽山中淺子(TEI・添乗員) 

【観光レストラン業・経営者】

 大石剛生(国際観光日本レストラン協会理事、大總商事代表取締役社長)

(右)受賞した田川博己氏(日本旅行業協会会長、JTB代表取締役会長)

日本初開催、「第13回ACIアジア太平洋地域総会」始まる

2018年4月24日(火) 配信

NAA夏目誠社長

千葉県千葉市で423日(火)、日本初開催の「第13ACIアジア太平洋地域総会」が開幕した。ホスト空港は、成田国際空港(NAA)。約43カ国、62航空会社、520人が参加した。25日(木)まで、アジア太平洋地域をはじめとする空港・航空関係者が参加。人材確保や利便性向上など、業界が抱える課題や将来展望などが議論される。

  NAAの夏目誠社長は、24日の開会式冒頭で世界各国の空港で進められている機能強化の流れに触れ、成田国際空港も年間発着回数50万回に拡大すると報告。ディスカッションや展示などを通じ、「デジタル技術と東京オリンピック・パラリンピック対応、観光、NAAの取り組みの4つのコンセプトを感じて欲しい」とあいさつした。

 その後、「日本における持続的な観光」や、「2020 年以後の空港産業」、「空港民営化」についてパネルディスカッションが行われ、質疑を含め真剣な議論が繰り広げられた。