台湾最南端の屏東県、東京で観光セミナー開く 旅行会社など約70人集う

2026年9月16日(水) 配信 

3年に一度の「東港迎王平安祭典」を紹介する屏東県交通旅遊處の黃國維処長

 台湾・屏東県は9月15日(火)、東京都内のホテルで観光セミナーを開いた。台湾最南端に位置する屏東県の観光情報や魅力をアピールし、日本の旅行会社や自治体、観光協会、メディアなど約70人が参加し交流を深めた。

台湾観光庁・台湾観光協会東京事務所の王紹旬所長

 来賓の台湾観光庁・台湾観光協会東京事務所の王紹旬所長は「今年から東京~高雄便を増やし、週44便が就航している」と、台湾南部への航空の利便性が向上していると強調。航空会社や旅行会社と連携した屏東県の研修も行われたと話し、今後は「ファムツアーを組んで各メディアの力を入れて、台湾の南の魅力をPRしていきたい」と関係者らに協力を求めた。

 続けて、屏東県交通旅遊處の黃國維処長のほか各担当者らが登壇し、それぞれ屏東県の観光情報や魅力を紹介した。

 原住民文化巡りやアートを楽しむ街歩き、海鮮をはじめとしたグルメ、海や山の絶景などを楽しめると説明。3年に一度行われる「東港迎王平安祭典」、台湾最大の潟湖「大鵬湾」、サンゴ礁の島「小琉球」、最南端の「四重渓温泉」などの観光資源も紹介したほか、試食や原住民の音楽団による演奏を通じて、屏東の文化の一端に触れた。

原住民の伝統音楽を演奏するパフォーマンスも行われた

 会場では、旅行会社の訪台団体旅行を支援する助成金制度も解説した。屏東県内の登録宿泊施設は1泊1人当たり最大約2500円、「屏東ゴールデンキー賞」認定宿泊施設は同約5000円を助成する。1団体につき10人以上、最大4泊まで。一般交通利用で1人当たり最大約2500円、高雄・屏東以外から入国の場合は1団体につき約5万円を追加できる。旅行期間は2027年4月30日(金)まで、申請期間は27年5月31日(月)まで予算上限に達し次第受付を終了する。

ルートインジャパン、愛知・東郷町に「ホテルルートイン愛知東郷」9月16日開業

2026年9月16日(水) 配信

ホテルルートイン愛知東郷

 ルートインジャパン(永山泰樹社長、長野県上田市)は9月16日(水)、愛知県・東郷町に「ホテルルートイン愛知東郷」( 愛知県愛知郡東郷町東郷中央土地区画整理事業36街区)を開業した。愛知県内17店目となるホテル。

 同ホテルは東名三好ICから車で約15分、刈谷スマートからICから約20分と名古屋市と豊田市の中間に位置。周辺には「ららぽーと愛知東郷」や「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」があり、観光拠点としても利便性が高い。

 鉄筋コンクリート造の地上7階建てで、客室は196室、総収容人数は267人。館内には光明石人工温泉大浴場「旅人の湯」を設ける。利用時間は午後3時~午前2時までと、翌午前5~10時まで。レストラン「Restaurant NAGOMI」では朝食と夕食(日・祝日定休)も提供する。駐車場は平面と自走式立体を合わせて133台分を備える。

 同社は開業記念として、公式アプリで宿泊代1000円引きクーポンを11月30日まで配布するほか、先着500人に今治タオルハンカチを贈るクーポンも用意する。

【岐阜県下呂市】国際芸術祭「下呂 Art Discovery 2026」開幕 11月8日まで、海外含む59組が森や温泉舞台にアート展開

2026年9月16日(水) 配信 

瀧康洋・実行委員会副会長の開会宣言で芸術祭の幕が開けた。(9月11日)

 岐阜県下呂市で2026年9月11日(金)、国際芸術祭「下呂 Art Discovery 2026」が開幕した。11月8日(日)まで、14の国と地域から59組のアーティストが、豊かな森や下呂温泉街、飛騨萩原宿の古い町並みや総ヒノキ造りの廃校を舞台にアートを展開する。

 2024年秋には、清流の国文化探訪「南飛騨 Art Discovery」と題し、南飛騨健康増進センターの森、民家、施設を舞台に、日本国内のアーティスト21組による現代アートとパフォーミングアーツ、岐阜の伝統産業や食を紹介するマルシェを開催した。目標を超える約1万2000人が訪れたほか、アーティストの制作サポートやマルシェ出店などを通した住民参加も見られ、アーティストや来場者、出店者同士の交流が生まれた。

 今回は新たにエリアを拡大し、森が豊かな南飛騨健康増進センターと飛騨街道の趣を残す萩原商店街を舞台とした「萩原エリア」、築70年の旧湯屋小学校を舞台に、御嶽山の麓で巌立峡や滝めぐりが魅力の「小坂エリア」、飛騨川沿いの風情ある温泉街の街並みや合掌村のある「下呂エリア」でアートを展開している。

 初日は下呂市萩原町で開会式が開かれ、関係者や来賓など約260人が出席して芸術祭のスタートを華々しく祝った。式典では、実行委員会会長を務める山内登・下呂市長の挨拶に続き、来賓の江崎禎英・岐阜県知事や国会議員、隣県・長野県の大町市で「北アルプス国際芸術祭」を手がける柳原健市長、台湾作家の支援を行った曾鈐龍・台湾文化センター長がそれぞれ祝辞を述べた。 その後、北川フラム総合ディレクターによる参加作家の紹介が行われ、瀧康洋・実行委員会副会長による力強い開会宣言によって、芸術祭の幕が開けた。

 作品鑑賞パスポート(1作品につき、1回のみ鑑賞可)の料金は一般2500円。高校生以下は無料。各会場での個別鑑賞(1作品300円、みんなの学校1000円)も受け付ける。会期は11月8日(日)まで(ただし祝日を除く火曜日は休み) 。

AIで変わる旅や地域観光の可能性探る ブッキング創業30周年でサミット開く

2026年9月16日(水) 配信

ローラ・ホールズワース氏

 ブッキング・ドットコムは9月15日(水)、東京都内で「Booking.com Innovation Summit Japan 2026」を開いた。創業30周年の節目を迎えるにあたり、旅行の未来や日本の観光の未来を共創する場として、AIがもたらす旅の変化や地域観光の発展などを各分野の専門家が登壇し、議論した。

 冒頭、アジア太平洋地域担当マネージング・ディレクターのローラ・ホールズワース氏は、同社がこのほどアジア太平洋(APAC)10市場の旅行者を対象に行った調査の結果として、98%の人が旅を前向きな体験として捉えており、「旅は精神面のウェルビーイングにつながっている」と紹介した。

マティアス・シュミット氏

 宿泊事業担当シニア・バイス・プレジデントのマティアス・シュミット氏は「人は旅をしたい、経験をしたいと考えている。今も昔も旅行に関する質問は変わらないが、30年前と違うのは情報をどこから取るか。予約は従来の旅行会社からOTAへ、またAIへと変化しようとしている」と述べ、AIにより旅がどう変化するかの考察へつないだ。

比屋根一雄氏

 AIと旅の関係性を語るセッションで、三菱総合研究所研究理事AI技術顧問の比屋根一雄氏は「AIの発展で、旅は入口から変化している。予約から決済までワンストップで行える」とし、20兆円の大きな市場をさまざまな事業者が競い合っている状況だとした。自身がAIとともに旅行した経験も交え、「とくに旅ナカが変わる。AIと何度も対話を繰り返して旅程を変更するが、今後差別化で重要なのは旅ナカの充実だ」と述べた。

 AIがツールからインフラへと成長するなかで、「AIから見えない観光地は旅行者からも見えなくなる」と訴え、常に情報発信していくことの重要性を説いた。一方で発信するうえで、「魅力の中心にあるのはデジタルではなく、おもてなしやコンテンツ力。地域の魅力や価値を言語化していくことが大切だ」と述べた。

セッション「地域経済の成長―AIのもたらす次なる地域観光とは」のようす

 別セッションの「地域経済の成長―AIのもたらす次なる地域観光とは」で登壇した地域観光プロデューサーの福田直子氏も「地域に魅力が“ある”だけでは旅にならない」とし、物語の整理をしてストーリー化したものを商品化し、それをAIで「見える化」することで旅行者に届くことを強調した。

 現場の声として、旅館経営者である南禅寺八千代代表の中西敏之氏(全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部特別顧問)は近年のAIの発展により、いつでも誰とでもコミュニケーションが取れるようになり、「興味を持ってもらえることが増えた」とした。事前にニーズを吸い上げられることで「もう一泊したい」という希望も増え、「16室の小さな旅館である我われにとって、未来を感じる。新たなイノベーションに乗っていると実感する」と語った。

 このほかのセッションでは決済やセキュリティーの新技術の面から旅行の未来や地域の可能性を探った。

津田令子氏、初の「小説集」販売 11月28(土)・29日(日)、東京・大塚のカフェ「COCO DE TEA」で

2026年9月16日(水) 配信

津田令子氏の小説「旧軽井沢」

 トラベルキャスターの津田令子氏は11月28(土)・29日(日)の2日間、東京都豊島区のカフェ「COCO DE TEA」で、「小さなちいさな秋の展覧会『旅と本とコラージュと』」を開く。

 「旧軽井沢」など、津田氏の初の小説シリーズ6冊や、これまで出版した旅のエッセイ本、キャラクターグッズなども販売する。小説は当日、1冊1500円(税込)、6冊シリーズは6000円(税込)とお得に購入できる。

 主催はオフィスR-reco、後援はNPO法人ふるさとオンリーワンのまち。協賛は旅行新聞新社、東京會舘、長野県・飯島町、郷土割烹伊豆の味おか田、御前崎市観光協会元会長の下村裕氏、ザ・クラブトミー。

 「COCO DE TEA」(北大塚2₋27₋1 吉松ビル地下1階)。営業時間は午前10時~午後5時。

 津田氏は「書き溜めた初の小説集を販売いたします。ぜひ情緒的な世界を堪能してください」と多くの人の来場を呼び掛けている。

【第51回旅館100選】千葉県・小湊温泉 「満ちてくる心の宿 吉夢」

2026年9月16日(水) 配信

天空庭園露天風呂「誓願の湯」

食楽・極楽、身も心も温まる海上の夢宿

客室からのオーシャンビュー(一例)

 日蓮聖人誕生の地、天津小湊。日蓮ゆかりの大本山誕生寺の門前にたたずむのが「満ちてくる心の宿 吉夢」だ。屋号の「吉夢」とは、「来館のお客様に良い夢を見ていただけるように」との願いから命名された。客室は、和室、洋室、和洋室タイプの一般客室から露天風呂付客室、新設された展望風呂付の和洋スイートまで多種多様に揃う。

露天風呂付客室(一例)
料亭「阿うん」

 夕食は、黄綬褒章を受章した総料理長が新鮮な魚介を使い、腕を振るう和食会席を味わえる料亭「阿うん」や、鉄板焼きで調理された和洋創作料理を満喫できるグリルレストラン「GOKAN-五感-」、新たに登場したダイニング「メインダイニングawa」でのハーフ会席と多彩。

グリルレストラン「GOKAN -五感-」
地産地消にこだわった料理
地産地消にこだわった料理

 地上35mの天空庭園風呂では、雄大な大海原とうつろう景色を眺めながら癒しの時を堪能。「夕日百選の宿」にも選ばれ、目の前で力強くオレンジ色に輝く夕日は感動を与えてくれるだろう。

天空庭園露天風呂「誕生の湯」

□新たなダイニング「メインダイニングawa」が登場

 約3カ月間の休館を経て、2026年7月31日にリニューアルオープン。大浴場の改装の他、新食事会場「 メインダイニングawa」が登場。朝食だけではなく、夕食会場としても稼働し、ライブキッチンの作りたてビュッフェ料理とともに、「鮑
の酒蒸し」や「金目鯛姿煮」などが付いた贅沢な会席料理を味わうことができる。

 

交通:《車》館山自動車道 君津ICから県道君津鴨川線、 房総スカイライン、鴨川有料道路経由、 鴨川から国道128号を勝浦方面へ45km、P100台(無料)
   《電車》JR外房線安房小湊駅から徒歩15分 ※送迎有
チェックin15:00 out10:00
食事:《夕食》ダイニング、料亭、部屋食、グリルレストラン 《朝食》バイキング
部屋:全92室
風呂:男女別展望大浴場各1(サウナ付)、天空庭園露天風呂3、露天風呂付客室12
泉質:炭酸水素塩泉
料金:2万円〜5万円

〒299-5501 千葉県鴨川市小湊182-2
☎ 04(7095)2111 FAX 04(7095)2125
https://www.kichimu.com/
Wi-Fi:使用可 外国語対応:英・中・台

 

 

 ※この記事は、旅行新聞新社主催「第51回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」に選出された施設で、書籍「2027年度版 プロが選んだ日本のホテル・旅館100選&日本の小宿(BEST100 HOTELS&RYOKANS IN JAPAN)」(自由国民社)に収録されている内容を紹介しています。

清和源氏発祥の地と伝わる「多田神社」、民事再生法の適用を申請(帝国データバンク調べ)

2026年9月15日(火) 配信

 宗教法人多田神社(代表役員代務者=齋木竜也氏、兵庫県川西市)は、8月24日(月)までに神戸地裁へ民事再生法の適用を申請し、監督命令を受けた。帝国データバンクによると、「負債は現在調査中」という。

 同法人は970(天禄元)年創建とされ、源満仲、源頼光、源頼信、源頼義、源義家の五公を奉斎する清和源氏の祖廟として高い知名度を有する。

 宝物殿には、宝刀「鬼切丸」のほか、多数の書画などが収納されており、有形文化財にも指定。家運隆昌・勝運・厄除の守護神として崇敬され、観光地としても人気を集めている。

 しかし、「2023年ごろから境内の不動産に対して根抵当権が相次いで設定されるなど金銭面のトラブルが表面化」(帝国データバンク)するなか、24年2月に当時の宮司が死去。同年7月には、宮司代務者が就任していたが、同年9月に担保不動産の競売開始決定に基づく差し押さえを受けていた。

 その後、「神社側は異議申し立てを行うなど争う姿勢を見せていたが、交渉は長期化」(同)していた。早期解決の目途が立たず、法的整理による再生を目指すこととなった。

JTB、GREEN×EXPO2027に協賛 255店舗でポスター掲出

2026年9月15日(火) 配信 

 JTBは9月4日(金)、2027年国際園芸博覧会協会(GREEN×EXPO協会)と「プロジェクト協賛(機運醸成プロジェクト)」のプラチナパートナーとして協賛契約を結んだ。全国の店舗を活用したプロモーションを通じ、GREEN×EXPO2027へ向けた機運醸成をはかる。

 協賛では、全国255店舗(26年5月1日時点)でポスターとパンフレットトラックを掲出するほか、79店舗ではデジタルサイネージを掲出する。また、JTBの特設サイトでは入場チケットも販売している。

 GREEN×EXPO2027は27年3月19日(金)~9月26日(日)までの192日間、神奈川県横浜市の旧上瀬谷通信施設を会場に開催される。入場には来場日時予約が必要。公式サイトでは、9月18日(金)から入場チケットの日時予約を開始する。シャトルバスや駐車場も同日から予約を開始する予定。

 JTBでは、GREEN×EXPO2027サポートデスクを設置し、27年3月の開幕に向け各種サービスや商品を提供するべく、関連する情報を顧客や事業パートナーに向け発信している。今後、大阪・関西万博とGREEN×EXPO2027での経験を、27年5~8月に開催されるベオグラード万博に生かし、30年のリヤド万博にレガシー事業としてつながるよう取り組んでいく方針だ。

山形県、JR米坂線開業100周年記念イベントを9月26日に開催 米沢駅で記念商品販売

2026年9月15日(火) 配信

JR米坂線開業100周年

 山形県は9月26日(土)、JR米坂線米沢駅―今泉駅間の開業100周年を記念したイベントを、沿線各駅と周辺施設で開催する。米沢駅では記念セレモニーや臨時列車の運行、記念商品や駅弁の販売などを予定している。米坂線は9月28日(月)に開業100周年を迎える。

 会場は米沢駅と羽前小松駅、今泉駅で記念硬券の配布や各地域の催しも行う。米沢駅では正午15分から記念セレモニーを開き、米沢市出身の俳優・眞島秀和さんが参加する。特別ヘッドマークを掲出した団体専用臨時列車は、米沢駅~今泉駅まで運行。山形鉄道フラワー長井線に乗り継ぐ特別ツアーとして催行する(現在キャンセル待ち)。

 米沢駅の「米沢おしょうな駅まつり」では、米坂線開業100周年に合わせた商品を数量限定で販売する。記念駅弁は1080~1800円、8駅の駅名標キーホルダーは660円など。

KKDAY、五稜バスが東京駅と日光江戸村結ぶバス運行 乗換不要で利便性向上へ

2026年9月15日(火) 配信 

バス停と江戸ワンダーランド日光江戸村

 アジアでオプショナルツアー予約サイトを運営するKKDAY JAPAN(⼤淵公晴支社長、東京都新宿区)は9月19日(土)~11月30日(月)、江戸ワンダーランド日光江戸村を運営している時代村(羽入田良一社長、栃木県日光市)と五稜バス(相馬健一社長、神奈川県横浜市)と連携し、東京駅直結のバスターミナル東京八重洲と同施設を結ぶ高速路線バス「八重洲日光線」を運行する。五稜バスが運行を担い、乗車券はKKdayと同ターミナルのチケットカウンターで売り出す。

 海外では映画、ドラマ、ゲームを通じて侍や忍者、江戸文化への関心が高まり、訪日客による日本の歴史・伝統文化の体験ニーズが拡大。こうしたなか、江戸の町並みを再現し、当時の暮らしや文化を体験できる江戸ワンダーランド日光江戸村は、このような需要に応えてきた。一方、東京駅から日光江戸村への直通手段はなく、電車と路線バスを複数回乗り継ぐ必要があることから、直行バスの運行で利便性を高める。

 同バスは午前8時にバスターミナル東京八重洲を出発し、10時45分に到着する。下りは江戸ワンダーランド日光江戸村は午後4時に出発し、6時30分に着く。運賃は大人4000円、子供2000円となっている。なお、来年は4月上旬から11月下旬のグリーンシーズンに運行を予定する。