休暇村リトリート安曇野ホテル、陽だまりテラスに「約100個の風鈴」飾る 7月19日(土)~8月31日(日)まで

2025年7月19日(土) 配信

陽だまりテラスに約100個の風鈴

 長野県安曇野市穂高温泉郷のリゾートホテル「休暇村リトリート安曇野ホテル」(渡邊康広支配人)は7月19日(土)~8月31日(日)まで、ホテル敷地内の「陽だまりテラス」に約100個の風鈴を飾る。

 「赤松林を通り抜ける安曇野のそよ風が風鈴の音色を奏で、夏ならではの風情をお楽しみいただけます」(渡邊支配人)とアピールする。

 飾られた風鈴の一部には、スタッフが地元のガラス工房「The Art Studio 8」で手作りしたものもある。短冊には、大町市の伝統工芸「信州松崎和紙」を使用。千年近い歴史をもつ「信州松崎和紙工業」の製品で、2014年に「日本の手漉き和紙技術」としてユネスコ無形文化遺産にも登録された格式ある和紙だ。

今年は初めてライトアップも

 さらに、今年は初めて夕暮れ以降に、風鈴とLEDイルミネーションのライトアップを実施する。ベンチに腰掛けながら、音と光、そして夕暮れの夜風が織りなす幻想的な夏の夜を楽しめる。

 ライトアップ時間は午後5~10時まで。

IKEBUS、1日乗車券がアプリに 「RYDE PASS」で販売

2025年7月18日(金) 配信

IKEBUSイメージ

 WILLER(ウィラー、村瀨茂高社長)は7月18日(金)、東京・池袋で走行する電気バス「IKEBUS(イケバス)」の1日乗車券デジタルチケットを売り出した。イケバスが1日乗り放題となる企画乗車券となり、交通アプリ「RYDE PASS(ライドパス)」を通じて購入できる。

チケット購入画面

 購入方法は、ライドパスアプリの検索欄から、「IKEBUS1日乗車券」または「イケバス1日乗車券」を検索。チケットを選択してから、人員や支払い方法を選択して購入できる。

 使用する際は、利用したい日に購入したチケットの「利用を開始する」ボタンを押し、「チケットを見せる」を押して表示される券面を、乗務員に提示して乗車する。

 料金は大人500円、子供・高齢者・障害者250円で、小学生未満は無料。利用日当日も購入できる。

まるで「ジャックと豆の木」 竜王マウンテンリゾートSORA terraceに新施設が登場

2025年7月18日(金) 配信

新施設「SORAへ登る螺旋階段」イメージパース

 日本スキー場開発グループの北志賀竜王(長野県・山ノ内町)が運営する「竜王マウンテンリゾートSORA terrace(ソラテラス)」は、7月11日(金)に新施設「SORAへ登る螺旋階段」をオープンした。

 「SORAへ登る螺旋階段」は竜王マウンテンリゾートの「ソラテラス)」と同じ標高1770メートルの山頂エリアに誕生する。傾斜約30度の急斜面にせり出す形で作られ、高さ14メートルある展望台からは竜王マウンテンリゾートならではの雲海(昨年の発生率60.3%)をより幻想的に体験できる。

 この展望台は、童話「ジャックと豆の木」に出てくる「空へと伸びる豆の木」をイメージしてデザインされており、大型の螺旋階段を登る体験では、雲を抜ける豆の木を登った主人公ジャックのような気分を楽しむことが可能。地上から展望台まで登るごとに手すりや階段が透ける構造になっていて、高くなるにつれてワクワク感やスリルが感じられる。大人も子供も楽しめ、竜王マウンテンリゾートでしか経験できないSORAを楽しむ体験を提供する。

 「SORAへ登る螺旋階段」では、3分間の施設利用中は写真撮り放題となり、専用カメラで撮影した綺麗な写真を直接自身のスマートフォンでダウンロードできる。みんなで螺旋階段に並ぶ写真や雲を抜けた景色を背景に集合写真など、竜王マウンテンリゾートの旅の思い出にオススメだ。

国産牛乳のソフトクリームを使った「豆の木抹茶ソフト」

 竜王マウンテンリゾート内にある「ソラテラスカフェ」では「ジャックと豆の木」の世界を楽しんでもらえる限定メニューを販売する。国産牛乳のソフトクリームを使った「豆の木抹茶ソフト」は「ジャックと豆の木」に出てくる「雲を抜けるツル」をイメージした限定スイーツ。宇治抹茶プリンの上に、雲をイメージしたふわふわ食感の国産牛乳のソフトクリーム。ツルは全体にかけた「宇治抹茶ソース」、ジャックが牛と交換した種は長野県産の花豆を添えて世界観を表現した。

  「SORAへ登る螺旋階段」の営業期間は、25年7月11日~11月3日まで。

 料金は1人1回500円(税込)で、施設利用料金と写真の撮り放題、写真のデータプレゼントを含む。なお、施設まではロープウェイ乗車が必要となるため、別途、ロープウェイ乗車券が必要。

 問い合わせ=北志賀竜王(竜王マウンテンリゾートSORA terrace/竜王スキーパーク) ☎0269(33)7131。

7月19日から「地方民鉄フォトコンテスト2025」募集 日本民鉄協会

2025年7月18日(金) 配信

今年は台湾の鉄道も対象

 日本民鉄鉄道協会(杉山健博会長、東京都千代田区)は7月19日(土)から、加盟する地方民鉄56社と、台湾の鉄道事業者を題材とした写真コンテスト「地方民鉄フォトコンテスト2025」を開催する。

 広く民鉄の魅力を知ってもらおうと、2021年に開始したもので、今回が5回目。昨年は5000点以上の応募があったという。今年度は同協会と台湾鉄道協会が結んでいる「鉄道観光プロモーション協定」の取り組みの一環として、台湾の鉄道事業者9社をテーマにした写真を対象に「台湾賞」を設ける。

 写真は車両や駅舎、沿線風景など対象事業者を題材としていればどんな写真でも、誰でも応募可能。地方民鉄フォトコンテストの公式Xをフォローし、「#地方民鉄フォトコンテスト」と「#作品の対象となる地方民鉄会社名」または「#台湾鉄道旅」の2つのハッシュタグを記載し、投稿すると応募完了となる。専用ホームページ内の投稿フォームから写真をアップロードすることでも応募できる。

 募集期間は11月30日(日)まで。鉄道写真家や鉄道好きのタレントが審査員として参加し、入賞作品を選出する。大賞1人には5万円分の旅行券が贈られる。

東武トップツアーズ、文化部門の奨励賞 第3回JATA SDGsアワードで

2025年7月18日(金) 配信

受賞した取り組みの担当者たち

 東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)はこのほど、日本旅行業協会(JATA)が主催する第3回「JATA SDGsアワード」の文化部門で奨励賞を受賞した。

 受賞した取り組みは、「山形県西川町『雪旅籠の灯り』の雪像制作で地域と連携した『達成感と感動』を創出する内定者研修」。2025年4月に入社予定の内定者を対象とした入社前研修を、山形県・西川町と宮崎県延岡市で実施したもので、地域の課題解決に官民連携で取り組んだ。

 同アワードは、持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた優れた取り組みを表彰することで、旅行業界にて同様の取り組みを推進することなどが狙い。このなかの有形文化遺産、無形文化遺産、文化遺産の保護、文化遺産における旅行者の管理・ふるまいなどに関する内容を表彰する「文化部門」で、同社のSDGs達成に向けた取り組みが評価された。

空港ならではのレアな車両が集結 8月23、24日に羽田でのりものイベント

2025年7月18日(金) 配信

夏休み特別イベント「はたらくのりもの大集合in羽田エアポートガーデン」

 住友不動産商業マネジメント(山本直人社長、東京都新宿区)は8月23日(土)と24日(日)に、羽田空港第3ターミナル直結の複合施設で、夏休み特別イベント「はたらくのりもの大集合in羽田エアポートガーデン」を開く。空港ならではのレアな車両が集結する。

 展示車両は10車両以上の空港や警察、消防、航空会社などの、羽田空港で活躍する車両を展示。空港用化学消防車や空港用除雪車など、普段は見ることができない車両を間近で見学できる。

 イベントでは、人気のドクターイエローがミニ新幹線として登場。参加費は1人500円、3歳未満は無料。また、制服着用体験コーナーを用意し、憧れの航空会社などの制服を着て写真が撮れる。

 JAFキッズサービスカーを使った交通安全教室を実施するほか、のりものスタンプラリーなども企画する。

 時間は午前10時~午後5時まで。

観光列車「はなあかり」 2025年秋季の運転計画発表(JR西日本)

2025年7月18日(金) 配信

はなあかり

 西日本旅客鉄道(JR西日本)はこのほど、観光列車「はなあかり」の2025年秋季の運転計画を発表した。

 今秋は「北陸デスティネーションキャンペーン」のアフターキャンペーンに合わせて、敦賀~城崎温泉間(小浜線、舞鶴線、京都丹後鉄道 宮津線・宮豊線、山陰本線経由)で運行する。

 運転期間は、10月11日(土)~12月21日(日)の間の土・日曜日。

 敦賀~城崎温泉の運賃はスーペリアグリーン1万2840円(2人利用の大人1人当たり)、グリーン車指定席1万640円(同)。

就任後初の定例会見、次期基本計画や地方誘客に注力(村田観光庁長官)

2025年7月17日(木)配信

観光庁の村田茂樹長官は就任後初の会見に臨んだ

 観光庁の村田茂樹長官は7月16日(水)、就任後初の定例会見に臨んだ。村田長官は今後の抱負として「2030年の訪日客数6000万人、消費額15兆円という政府目標の達成に向け、ボトルネックや課題を把握し、来年3月の基本計画改訂など重要課題にしっかりと取り組んでいきたい」と語った。とくに「持続可能な観光地域づくり」「地方誘客の促進」の2点を挙げ、引き続き推進に注力する考えを強調した。

 秡川直也前長官からの引き継ぎについて聞かれると、第5次観光立国推進基本計画の策定、観光庁の働き方改革の2点が大きく重要なものと認識していると明かした。

 基本計画について……

8月9日に「フルムーンナイトクルーズ」 淡路島のうずしおクルーズ

2025年7月17日(木) 配信

年に一夜限りの特別便

 ジョイポート淡路島(鎌田勝義社長、兵庫県南あわじ市)は淡路島から出航している「うずしおクルーズ」で8月9日(土)、「フルムーンナイトクルーズ」を実施する。通常は昼間しか運航していない「咸臨丸」で幻想的な夜の鳴門海峡に出航し、満月と生演奏の音楽を楽しむ。

 日本百名月に選ばれている、鳴門海峡の名月は、無心で見とれてしまうほどの絶景という。淡路島は街の明かりが少なく、晴れていると月や多くの星が見られる。とくに、海上は周囲が暗く、透き通る夜空を眺めるには最高のスポット。同社は「満月と夜の海、さらにプロの音楽家による船上生演奏は、『この場所だからこそできる過ごし方』。都会の喧騒から離れ、日常をリセットし心と体を解き放つ時間、『記憶に残る夏の想い出』を旅先で届けたい、そんな想いから企画した」とアピールしている。

 船内ではパソナグループ「音楽島₋Music Island」のメンバーによるバイオリンとピアノの生演奏を披露する。また、VIP席限定で、特別にシェフによるライブキッチンを用意。淡路牛のサーロインステーキを目の前で焼き上げる。

 料金は自由席が中学生以上6000円、小学生3000円、幼児無料。淡路牛のミニカレーライスとウェルカムドリンクが船内で提供される。幼児はドリンクのみ。VIP席は中学生以上の参加で料金は1万5000円、先着14人まで。自由席と合わせた定員は100人。

「2030年日本人クルーズ人口100万人」 国交省が新たな目標発表

2025年7月17日(木) 配信

 国土交通省は7月17日(木)、「2030年までに日本人クルーズ人口100万人」を目指す新たな目標を発表した。24年は22万4000人だが、今後大きな目標達成へ、産官学が一体となって推進していく構えだ。

 同省は、今年2月から学識経験者や関係者などで構成される「日本のクルーズ市場の持続的発展に向けた有識者検討会」で、クルーズ市場の間口・裾野の拡大に向けた議論を続けてきた。

 これまで日本のクルーズ産業は、主として「現役引退後のシニア世代の楽しみ」として、ラグジュアリー船を中心に普及・定着してきた。

 一方、世界のクルーズ市場をみると、ラグジュアリー船だけではなく、プレミアム、カジュアル船の全世代型海洋レジャーとして成長を続け、クルーズ人口は3400万人を超えている。

 日本も近年、大型外国船の進出によってプレミアム、カジュアルマーケットが成長しており、19年にはクルーズ人口35万人(世界の約1%)を達成した。しかしながら、コロナ禍で激減し、24年に22万4000人まで回復している。

 昨年12月に「三井オーシャンフジ」、今年7月の「飛鳥Ⅲ」に加え、28年には「ディズニークルーズライン」の新造船が日本船籍として登場する予定で、ファミリー層やヤングアダルト層を含めた幅広いターゲットに訴求する商品造成や事業展開が期待され、同検討会は「多様化のフェーズに発展する」とみている。