日帰りコースは「昭和レトロ」テーマの東京観光コースなどを企画 はとバス、秋の新商品売り出す

2023年9月14日(木) 配信

昭和の東京タワー

 はとバス(武市玲子社長、東京都大田区)はこのほど、秋の行楽シーズンに向けて各方面へ向かう新商品の販売を開始した。

 日帰りコースでは、昨今のトレンドである「昭和レトロ」をテーマにした東京観光コースなどを企画。

 日帰りの「はとバス 75 周年限定オリジナル御朱印付き!久能山東照宮と清水港クルーズ」や、宿泊の「浅間連峰を一望!嬬恋プリンスホテルと日本の原風景ハーモニカ列車&シャインマスカット食べ放題」などを展開し、秋(10~12月)全体の利用者数16万6400人を目指す。

 日帰りコースの「はとバスで巡る懐かしの昭和レトロツアー」は、昭和を代表する東京のランドマーク「東京タワー」や昭和にタイムトリップしたかのような気分が味わえる「台場一丁目商店街」、日本最古の遊園地「浅草花やしき」を巡るツアー。昼食は、東京ドームホテル「リラッサ」で開催中の「昭和レトログルメフェア」で、昭和グルメの数々を心ゆくまでブッフェスタイルで堪能できる。運行日は10月7~30日の月・土・日・祝。料金は大人9980円、 子供5030円(4歳以上12歳未満)。

ヴィラフォンテーヌ グランド 東京有明 ハロウィンがテーマのスイーツが楽しめるブッフェを開催中

2023年9月14日(木) 配信 

スペアリブのブルーベリーソース

 住友不動産ヴィラフォンテーヌは10月31日(火)まで、運営する「ヴィラフォンテーヌ グランド 東京有明」(東京都江東区)内のレストランでハロウィンがテーマのブッフェを実施している。

 秋の味覚をふんだんに使った料理と、「シックなハロウィン」がテーマのパティシエこだわりのスイーツ、3種のハロウィンスペシャルモクテルが楽しめる企画。

 南瓜の麻婆ソースや秋鮭と南瓜のミルク煮などの料理メニューのなかのおすすめは、ブルーベリーと蜂蜜、調味料を合わせたタレに2日間肉を真空状態で漬け込み味を染み込ませ焼いたスペアリブ。

ゴーストやコウモリをかたどったチョコレートの飾りのガトーショコラ

 デザートは、パンプキンロールケーキや、ゴーストやコウモリをかたどったチョコレートの飾りのガトーショコラなどが楽しめる。

 また、「グランドエール presents ハロウィン 賢者の晩餐会」期間中は、会場となる「オールデイダイニング グランドエール」の入口にフォトスポットを設置したり、スタッフがゴシック調のコウモリのアクセサリーを身に着け菓子の配布やライブキッチンでの料理のとりわけを行ったりと、ブッフェ以外でもハロウィンをお楽しめる仕掛けを用意している。

3種のハロウィンスペシャルモクテル

 さらに、料理ボードのヒントを手掛かりにクイズに正解した人には、秘密のモクテルをプレゼントする。

 料金は、ランチタイム大人3500円、小学生1750円。ディナーは、平日が大人4500円、小学生2250円。休日が大人5500円、小学生2750円。いずれも税込。

 

松江城周辺をライトアップ 「松江水燈路」9月23日から開催

2023年9月14日(木) 配信

松江城周辺を幻想的に彩る

 島根県松江市の松江ライトアップキャラバン(松江観光協会内)は9月23日(土)から10月15日(日)までの土・日・祝日の計9日間、松江城周辺を行燈などでライトアップするイベント「松江水燈路」を開催する。

 松江城を囲む堀川沿いや武家屋敷周辺に行燈を並べ、幻想的な雰囲気を創出する。“水の都・松江”の秋の風物詩として人気のイベントだ。開催時間は午後6時から9時まで。

 松江城二の丸上の段(興雲閣前)では、市民らによる手作り行燈展を開催する。「松江らしさ」などをテーマとした約400個の行燈が並ぶ。

 期間中、夜間特別営業も行う。松江城のお堀を遊覧する「堀川遊覧船」は、午後6時30分から大手前乗船場と松江堀川ふれあい広場乗船場を結ぶ特別便を運航する。片道1人800円。

 国宝・松江城天守閣の夜間特別入場も実施。午後6時から9時まで。入場料は大人680円。

 なお、松江水燈路は例年期間中の土・日・祝日開催だが、今年は9月28日(木)、29日(金)の平日にも特別開催する。城周辺で石見神楽の特別公演や、松江の伝統行事「鼕(どう)行列」の実演も行う。両日とも国宝・松江城天守閣への夜間特別入場が可能だ。一方、堀川遊覧船の夜間運航は行わない。

第2次岸田再改造内閣 斉藤国交相が留任コメント発表「持続可能な観光を推進」

2023年9月14日(木) 配信

第2次岸田再改造内閣において斉藤鉄夫氏が国交相に留任した

 第2次岸田再改造内閣が9月13日(水)に発足し、国土交通大臣には斉藤鉄夫氏が留任した。斉藤大臣は留任にあたり、「国民の安全・安心の確保」「持続的な経済成長の実現」「個性をいかした地域づくりと分散型国づくり」など、注力していきたい3本柱を示した。

 観光分野に関連する事項では、「GX・DXの加速や、持続可能な観光の推進などに取り組むとともに、社会資本の戦略的・計画的な整備を進める」考えだ。

 

 コメント全文は次の通り。


 今般、改めて国土交通大臣、水循環政策担当及び国際園芸博覧会担当大臣を拝命しました。

 国土交通省は、国民の皆様の命と暮らしを守り、また、経済成長や地方創生に直結する大変重要な分野について、陸・海・空にわたり幅広く所管しております。令和3年10月の就任以来、自然災害や事件・事故等への対応も含めて、これらの幅広い任務に取り組んでまいりましたが、今後とも気を引き締めて対応してまいります。

 国土交通行政が直面する課題はいずれも大変重要ですが、特に注力していきたい事項として、次の3本の柱について重点的に取り組みます。

 第一は、「国民の安全・安心の確保」です。

 激甚化・頻発化する豪雨災害等を踏まえ、流域治水の推進、線状降水帯の観測・予測体制の強化をはじめ、防災・減災、国土強靱化の取組を強力に推進します。加えて、運輸分野の各モードにおける総合的な安全対策の推進、通学路等における交通安全対策、海上保安能力の強化、国民保護・総合的な防衛体制の強化等に資する公共インフラ整備等に取り組みます。

 第二は、「持続的な経済成長の実現」です。

 GX・DXの加速、持続可能な観光の推進等に取り組むとともに、社会資本の戦略的・計画的な整備等を進めます。加えて、物流や建設業に関するいわゆる「2024年問題」の解決と持続可能な産業の実現に向け、担い手確保・育成や生産性向上に取り組みます。

 第三は、「個性をいかした地域づくりと分散型国づくり」です。

 バリアフリー社会の形成、地方への人の流れを創出する移住等の促進による多様なライフスタイルの実現、離島等の条件不利地域の振興、コンパクトでゆとりとにぎわいのあるまちづくり、地域公共交通のリ・デザイン等を推進します。加えて、安心して暮らせる住まいの確保、子育てを応援する「こどもまんなかまちづくり」等を推進します。

 これらの取組について、現場の声にしっかりと耳を傾けながら、国土交通省の総合力を最大限発揮し、新しい資本主義の実現や内外の環境変化への的確な対応を図ってまいります。

 また、水循環政策については、健全な水循環の維持又は回復を図るため、施策を総合的かつ一体的に推進してまいります。

 さらに、国際園芸博覧会については、意義ある博覧会として開催できるよう、万全の準備を進めてまいります。

2024年夏に「コートヤード・バイ・マリオット札幌」開業へ

2023年9月14日(木) 配信

国内7軒目のコートヤード・バイ・マリオットに

 積水ハウス(仲井嘉浩社長兼CEO、大阪府大阪市)とマリオット・インターナショナル(アンソニー・カプアーノ最高経営責任者兼CEO、米国メリーランド州)はこのほど、北海道札幌市に「コートヤード・バイ・マリオット札幌」を開業すると発表した。開業予定は2024年夏。

 国内7軒目のコートヤード・バイ・マリオットとして、客室数は321室を予定する。ゲストルームとファミリールーム、スイートルームを用意。1階にはカフェ&バー、2階にはダイニングを備えるほか、宿泊客専用の大浴場を設ける。

 所在地は札幌市中央区南10条西1―1―57。地上13階建て。

ホテルコンチネンタル府中、全室のベッド入替 「黄金焼きそば」も提供中

2023年9月14日(木) 配信

ベッドを入れ替えた「スーペリアツインルーム」

 ホテルコンチネンタル府中(大住佑総支配人、東京都府中市)は、今夏にベッドの入れ替え工事を行い、8月末に全117室の工事が完了した。

 今回導入したベッドは、フランスベッドの高級ラグジュアリーラインのひとつ。羊毛を使用した厚さ30㌢のマットレスで、上質でソフトな寝心地が体験できると評判だ。

 ベッドはリサイクル繊維を使用したエコマーク認定のマットレスを採用。エコマークは「生産」から「廃棄」にわたるライフサイクル全体を通して環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた商品に付けられる環境ラベルという。

 従来シングルルームには120㌢セミダブルサイズのベッドを設置していたが、今回147㌢のワイドダブルサイズベッドを導入し、より広々としたサイズで寛げるようになった。ツインルームでは、ベッドとしても利用できる新しいソファベッドを設置した。

新メニュー「黄金焼きそば」が登場

 また、館内の「レストラン東北牧場」ではディナーバイキングにおいて実演調理ワゴンを実施中。なかでも新メニュー「黄金焼きそば」は、鉄板で焼いた自社農場「東北牧場」の野菜たっぷりの焼きそばに、東北牧場のブランド卵を贅沢に丸ごとのせている。

 東北牧場で採卵された卵は一玉300円のブランド卵「青玉」で、鶏のエサとなるトウモロコシは東北牧場内で無農薬・無化学肥料で栽培されたものを使用。残留農薬ゼロが証明された初めての卵だ(検査機関SRL)。

 東北牧場の野菜も完全無農薬で、堆肥には東北牧場で育ったサラブレッドの堆肥を使用して野菜栽培を行っている。

 現在は東北牧場の野草を練り込んだ翡翠麺を開発中で、近日完成予定だという。

 黄金焼きそばは「レストラン東北牧場」のディナータイム(午後5~10時)にて提供中。

 問い合わせ=☎042(333)7115。

菅平パークホテルが破産手続き開始決定 負債は約2億円(帝国データバンク調べ)

2023年9月13日(水) 配信

 菅平パークホテル(宮崎健代表、長野県上田市)は8月29日(火)、長野地裁上田支部から破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンクによると、負債は約2億円。

 同社は1975(昭和50)年10月創業、86(昭和61)年11月に法人改組されたホテル経営業者。菅平高原において、グリーンシーズンはサッカーやラグビーなど、ウインターシーズンにはスキーの学生合宿に利用され、2010年10月期には年間収入高約6800万円を計上していた。

 しかし、スキー人口が減少し、競合が激化するなか、施設の老朽化もあって業績は悪化していた。さらに、新型コロナの影響を受け、21年10月期の年間収入高は約800万円に落ち込み、資金繰りは逼迫。先行きの見通しが立たなくなり、22年11月ごろには事業を停止していた。

「ONSEN・ガストロノミーツーリズムコラム」 隠れ豪雪日本一のまち (山形県・西川町)

2023年9月13日(水 ) 配信

 霊峰月山の麓に位置する西川町は、面積の9割を山が占める自然豊かなまちです。

 豪雪地帯でもあり、志津温泉がある志津地区は毎年約5―6㍍雪が積もります。これは日本一の豪雪地帯として有名な青森県の酸ヶ湯温泉より多い積雪量なのですが、このまちには気象庁の地域気象観測システムがなく「日本一」とは言えないので、「隠れ豪雪日本一」と称してまちのPRに生かしています。

 また、町内の月山スキー場では道路の閉鎖の関係で、スキー場が4月にオープンし、そこから7月まで天然の雪で夏スキーを楽しむこともできます。この時期に天然雪のスキーが楽しめる場所は、ほかにないのではないでしょうか。

 自然豊かな西川町は、食の魅力にあふれるまちでもあり、雪解け水が育む山菜やキノコは、まちの自慢の食材です。なかでも山菜は、雪解けとともに町内外から多くの人が採取に訪れるほどの人気で、1年中楽しむことができます。

 訪れた際には、特産の山菜やキノコを鉄鍋にたっぷりと入れ汁をつくり、そこにそばを入れながら食べる「山菜そば」を食べていただき、山菜の美味しさを実感してください。飲食店によっては、朝に山に入って採取してきた採れたての山菜を使用しているところもありますよ。

 そしてもう一つ、訪れた際に味わっていただきたいのが、絶景。私のおすすめは、頂上まで約30分で登れる天狗山。頂上からは西川のまち並みや寒河江川、月山を望むことができるので、ぜひ出掛けてみてください。

【西川町商工観光課観光係 主事 木島 優太】

東京で一番近い場所から月を見る  ホテル椿山荘東京 9月19日から、秋の庭園演出「TOKYO MOON ~雲と月~」をスタート

2023年9月13日(水) 配信♯旬刊旅行新聞 ♯TOKYO MOON ~雲と月~ ♯ホテル椿山荘東京

月は直径約3㍍

 東京で一番近い場所からの月を見るーー。ホテル椿山荘東京(山下信典総支配人、東京都文京区)は9月19日(火)から、秋の庭園演出「TOKYO MOON ~雲と月~」を実施する。

 東京雲海を発生させる霧のノズルを空に向け噴射し霧のスクリーンを発生させ、ホテル屋上で撮影した月の映像を投影する。手が届きそうな距離で月を見られるチャペル「ヴァンヴェール」前と、水面に映る月が美しい庚申塔の周辺がおすすめの鑑賞スポットで、風や気象条件によってスクリーンの形状が変化するため、投影される月も日々異なるカタチになるという。

 同ホテルでは秋の庭園演出を部屋からも楽しめる「TOKYO MOON~オリジナル月餅付き~ ステイ」、東京雲海の絶景を望む特等席で中華料理を味わう「東京雲海レストラン」など、月見を楽しめるさまざまな企画も展開している。期間は、11月8日(水)まで。

 9月11日に行われたメディア招待会で山下総支配人は、「気候変動で秋が短くなる中、ゆっくり秋の夜長を楽しんでください」とPRした。

 椿山荘東京では「TOKYO MOON ~雲と月~」実施期間中、コスメティックブランドロクシタンの人気のフレグランス「オスマンス」とのさまざまなコラボレーション企画も展開する。

香る、東京雲海

 1日6回行う庭園演出「香る、東京雲海」では、ミストにオスマンサスの香りを加え、午後6時以降は月夜の明かりが雲海を照らしているような金木犀の色で東京雲海を演出。

 コラボレーションディナーでは、オーセンティックな南仏料理にロクシタンのエスプリをまとわせたフレンチのフルコースと、金木犀や月、南仏の伝統菓子をテーマとした 7 つのスイーツのビュッフェが楽しめる。

23年お盆期間の人流移動分析 値上がりなどで移動控えの傾向に(Agoop)

2023年9月13日(水) 配信

2023年お盆期間の人流移動分析(Agoop調べ)

 位置情報を活用したビッグデータ事業を行うAgoop(柴山和久社長兼CEO、東京都渋谷区)は、関東1都3県・関西2府1県などの大都市圏から県内外含め、2023年のお盆期間における移動状況を人流データから分析した。

 調査は、19~23年の各お盆期間における大都市圏から人の流れを解析し、コロナ禍前と比較した増減率や、県内外への移動状況、地域別の変化を調べた。

 23年の関東1都3県から県外・県内への移動状況は、コロナの影響によって県外移動が大幅に減少していたものの、22年に引き続き回復傾向にある。一方で、19年比では14%減とコロナ前の水準までは戻っていない。大都市圏から圏外への移動状況においても、年々広範囲の移動が見えるようになったが、コロナ前と比べ16%減となっている。

 23年の関西2府1県の県外への移動状況は若干増加している一方で、県内の移動が微減している。総計で県内外の移動は19年比20%減となった。他県への移動状況はコロナ前の水準までは回復しておらず、22年と同等の移動範囲に留まり、遠方への移動は控えられている傾向があった。

 同社は、「22年まではコロナが要因で移動量に変化をもたらしていた。23年は、行動制限のないお盆の2年目だったが、今年は各種値上がりにより消費者物価指数が高水準となったことが、移動を控える要因となったと想定する」と分析した。