新たな旅のかたち「シェアエコツーリズム」推進へ ANAHD

2018年9月26日(水) 配信 

新たな旅のスタイル

 

ANAホールディングス(片野坂真哉社長)はこのほど、日本初のシェアリングサービスを活用した新しい旅の提案ページ「Look for your style」を開設した。

 民泊仲介大手のエアビーアンドビーなど、シェアリングエコノミーをリードする9者が参画した。同ページで、ANAマイレージクラブ会員が各サービスを予約すれば、ANAマイルが貯まるようになっている。

 利用者だけではなく、提供者を拡大する取り組みを進めることで、遊休資産(家・車・スペース・スキル(人)など)を活用する次世代ツーリズム「シェアエコツーリズム」を広げ、地域創生にもつなげていく考えだ。

むさしの会女性5人がキャラバン 多摩地区の旅行会社に

2018年9月26日(水) 配信 

前列左から2番目が高橋美江会長、右端が小原寛信社長

むさしの手配センター(小原寛信社長、東京都立川市)はこのほど、同社協力会「むさしの会」(会長=高橋美江・益子舘里山リゾート女将)の事業として、第4回女性キャラバンを実施した。「女性の力で観光業界を盛り上げよう!」と、5人の旅館・ホテルや観光施設の女性経営者、女将、予約担当者らが参加。小原社長とともに、東京多摩地域の旅行会社を10数社訪問した。

 高橋会長は「キャラバンに参加した5人はそれぞれ会社は違うが、旅行者を受け入れる同じ仕事。女性同士の意見交換や、悩みの共有もでき、とても素晴らしい機会だった」と話し、「ぜひ今後も続けていきたい」と意欲をみせた。

 今回参加した5人は次の各氏。

 高橋美江(益子舘里山リゾートホテル女将)▽植田京子(ジャンボひものセンター代表)▽青木由記子(よろこびの宿 しん喜若女将)▽小泉綾(西伊豆クリスタルビューホテル予約担当)▽注連比呂己(四五六菜館予約担当)

話題のロケ地でご当地グルメを味わう 全国ロケ地マップ第2弾配布始まる

2018年9月26日(水) 配信

日本語版表紙

ロケツーリズム協議会と地域活性プランニングはこのほど、全国ロケ地マップ「Good Location in japan」第2弾限定3万部の配布を開始した。ロケ地マップは、東京都内と全国各地の観光案内所や空港、駅などで入手できる。

 掲載されているのは、日本のロケ地44カ所と企業5施設。今回も、日本語と英語、韓国語、繁体字、簡体字の5カ国語を製作した。中面にはロケ地情報の掲載のほか、各地のグルメ情報をまとめた面も用意。QRコードを読み込むことで、詳細なロケ地情報も入手可能になっている。また、2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックを見据え、選手村のある地域のロケ地情報も掲載している。

新たにグルメ情報を追加

 ロケ地の選定は、ロケ地情報誌「ロケーションジャパン」で実施した累計約1万3500人の一般アンケートや外国人アンケート、ロケツーリズム協議会に参加する官民組織395団体からの自薦を基準に選定。企画・監修を担当したロケーションジャパン編集部の山田実希編集長は、「今年は第1弾のMAPに寄せられた反響をもとに、グルメ情報やロケ地の詳細、周辺観光スポットも分かるよう地図と連動しました。映画やドラマ、アニメをきっかけに、日本の魅力を再発見していただけると嬉しいです」とPRする。

 

「ツーリストタクシー」提供開始 コアな観光地を結ぶ ウィラー

2018年9月25日(火) 配信 

タクシー活用して、コアな観光地へ

WILLER(ウィラー、村瀨茂高代表以下)は9月21日(金)から、タクシーを活用した新たな観光スタイル「ツーリストタクシー」の提供を始めた。行きにくい場所にある観光地や、今まで注目を浴びていなかったコアな観光地を結び、オリジナルコースを中心に展開していく。まずは東京と金沢での運行を始め、今後エリアを拡大していく見通し。

 例えば、金沢のおすすめ夜景スポットを巡る1時間コースでは、1人当たりの料金は2千円となる。夜景スポット巡りのほか、ドライバーイチオシの食事場所も紹介してくれる。

 2020年東京オリンピック以降の訪日外国人需要も視野に入れる。英語と韓国語、簡体字、繁体字、ベトナム語、タイ語での販売と、タブレットを活用した車内ガイドも順次追加していく方向だ。

ツーリストタクシー
http://travel.willer.co.jp/tourist/
ツーリストタクシーは旅行者の、かゆいところに手が届くような乗り物です。

新潟県と山形県庄内地方、日本海美食旅テーマにプレDCを展開

2018年9月25日(火) 配信

新潟、庄内地域の食材の魅力を語る奥田シェフ

新潟県と山形県庄内地域で今年10~12月、「新潟県・庄内エリア プレデスティネーションキャンペーン(プレDC)」が行われる。「日本海美食旅(ガストロノミー)」がテーマ。“食と酒”の魅力を中心に、背景にある歴史や風土、文化をストーリーとして紹介し、食のおいしさの理由を訴求する。

 開催に先立ち「新潟県・庄内エリアDC」推進協議会は9月20日(木)、東京都内で説明会を実施。村上・新発田エリアの「鮭文化」や湯沢・魚沼エリアの「雪国A級グルメ」など各エリアの食の魅力を解説したほか、弥彦・三条エリアの「彌彦神社 パワースポット巡りツアー」なども紹介した。会場には各エリアのさまざまな食材を使った料理も用意した。

新鮮な魚介類は、寿司などで楽しめる

 調理を担当したアル・ケッチァーノのオーナーシェフ奥田政行氏は、「新潟、庄内エリアでは、現代の品種や、温海かぶなどの在来品種を味わえるほか、新品種の開発も行われている。3世代の食材の魅力と、海と山の食材の取り合わせを味わってほしい」と語った。

 またぐるなびと共催して行われる企画、「日本海ガストロノミーレストランウィーク」の概要も発表された。「日本海に内在する本来の日本文化と食文化の体験」がテーマ。8エリア30店舗が、10月1日~1月11日まで特別なメニューやサービスを提供する。

北海道と沖縄から「日本を元気に」  「人・モノ・仕組み」の促進地で地方創生の最先端モデル目指す

2018年9月25日(火) 配信

どさんこしまんちゅプロジェクト実行委員とフォーラム参加企業の皆様

「北海道と沖縄から日本を元気にしよう!」をビジョンに掲げ、北海道と沖縄の多業種の企業が参画する、どさんこしまんちゅプロジェクトが9月1日(土)に発足。9月19日(水)には記念フォーラムが開かれた。

どさんこしまんちゅプロジェクトとは

 どさんこしまんちゅプロジェクトは、端(北海道)と端(沖縄)で力を合わせて、新しいアイデアを基に社会的意義のある新たな価値を創造し、社会に大きな変化をもたらす人・モノ・仕組みを促進させ、沖縄と北海道、さらには日本を元気にし、世界から愛される場所にすることを目指す取り組み。

250人参加し、発足記念フォーラム開催

 プロジェクト発足に際し、札幌市内のホテルにて発足記念フォーラム「観光・食・ビジネス 北海道と沖縄の共創がもたらす価値」を9月19日(水)に開き、沖縄からの参加者約30人を含む約250人が参加した。基調講演では政府「明日の日本を支える観光ビジョン構想会議」委員の石井至氏が「2020年に4000万人!北海道と沖縄がインバウンドで稼ぐ方法」について話し、パネルディスカッションも行われた。

 プロジェクトの第1弾は9月20日(木)から10月17日(水)まで、北海道内のサツドラ148店舗(一部店舗で扱わない商品あり)で沖縄の食をPRする「沖縄フェア」を実施する。さらに北海道新聞社とスカイマークがコラボした北海道⇔沖縄間のお得航空券プランや、沖縄ツーリストによる東京発で北海道と沖縄両方を1度の旅行で楽しむことができるプランも企画する。

今後の展望

 今後の数値目標として、(1) 観光に関しては、「2020年延べ宿泊者数、北海道+沖縄で1億人泊」、(2) 企業連携モデル、地域連携モデルとなる「地域創生モデル」のプロジェクトを100個作ることを目指し、プロジェクトを通して人材交流を促進し、海外旅行博への共同出店なども企画する。

会員企業一覧

 会員企業は北海道と沖縄、東京の23社でスタート。サポーター・スポンサー企業・団体を随時募集している。発足時の23社は下の通り(敬称略・順不同)

【北海道】
 サツドラホールディングス/北海道新聞社/北海道文化放送/北海道ツアーズ/サッポロビール/ティーバイティーホールディングス/YOSHIMI

【沖縄県】
 沖縄ツーリスト/沖縄セルラーアグリ&マルシェ/琉球インタラクティブ/琉球朝日放送/琉球新報社/沖縄タイムス/フォーモストブルーシール/沖縄ファミリーマート/沖縄銀行/オリオンビール

【東京都】
 大日本印刷/ケン・コーポレーション/全日本空輸/日本航空/スカイマーク/DMM.com

代表理事コメント

【東 良和代表理事】
 「まだ立ち上がったばかりのこのプロジェクトに、各方面のプロフェッショナルの皆様に参加いただき率直に嬉しいです。北海道と沖縄の交流に関しては、これまでのさまざまな先人の皆様の礎があったからこそだと感じ、改めて感謝しております。今後は、一つの地域では解決が不可能な問題もお互いで連携し合い、経済発展と文化交流に貢献したい。」

【富山 睦浩代表理事】
 「これからは地域の時代になると思います。東京一極集中ではなく、それぞれの地域が特色や魅力を発信し稼ぐ、社会課題を自ら解決していく。これが日本の次のスタンダードとなると思います。北海道と沖縄はこのモデルとなる可能性を大いに秘めています。このプロジェクトを通じて、さまざまな企業と人が集まり、新しいアイデアが生まれることを期待しております。2つの地域がタッグを組み、お互いのノウハウや人脈をオープンにつなげていくことで、新たな地域創生のモデルができると確信しております。」

SKE48出演!愛知県の観光PR動画・ポスターの新作を公開

2018年9月25日(火) 配信 

愛知県の新作観光PRポスター(横位置)

愛知県はこのほど、LOVEあいちサポーターズのSKE48を起用した2018(平成30)年度の観光PR動画・ポスターの新作を公開した。県内の観光資源を紹介し、愛知の魅力を発信して誘客をはかる。

 動画は、10月から12月にかけて開催する大型観光キャンペーン「愛知デスティネーションキャンペーン(DC)」と連携した内容。キャンペーンサイトやYouTubeなどで視聴でき、動画の短編版はDC期間にテレビCMやJR主要駅のビジョン広告などでも放映される。

 動画冒頭でSKE48の松井珠理奈さんが登場するほか、DCキャラクターのロボットが県内観光資源の犬山城(犬山市)、からくり展示館(同市)、香嵐渓(豊田市)、リニア鉄道館(名古屋市)、名古屋城本丸御殿(同市)、やきもののまち(常滑市)、ミツカンミュージアム(半田市)、三谷祭(蒲郡市)、SKE48劇場(名古屋市)などを取り上げてPRする構成としている。

 ポスターはSKE48の松井珠理奈さん、須田亜香里さん、小畑優奈さんを起用し、動画と同様に県内の観光資源を取り上げてPRしながら誘客をはかるデザイン。JRや県内交通事業者の駅、観光イベントでの掲出などにより、愛知の観光の魅力を発信していく。

LOVEあいちサポーターズ「SKE48」

 東京・秋葉原を拠点に活動するAKB48の全国進出第1弾として、2008年7月に名古屋・栄に誕生したアイドルグループ。本拠地の栄(SAKAE)の頭文字からSKE48(エスケーイーフォーティエイト)と命名される。

動画に登場するSKE48メンバー

松井珠理奈さん(ポスター、キャンペーンサイトも登場)

須田亜香里さん(ポスター、キャンペーンサイトも登場)

大場美奈さん

惣田紗莉渚さん

古畑奈和さん

高柳明音さん

小畑優奈さん(ポスター、キャンペーンサイトも登場)

北川綾巴さん

SKE48須田亜香里さんのコメント

 「今回、愛知県の観光PR動画・ポスターに出演させていただきました。このなかで私たちが活動する名古屋市・栄のSKE劇場も観光施設として紹介されています。愛知県には歴史に残る英雄たちの遺産やモノづくりを感じる観光施設、ユニークな食文化など、訪れたくなる観光資源がたくさんあります。魅力いっぱいの愛知へ皆さん是非遊びにきてください。」

キャンペーンサイト

 新作の観光PR動画を紹介するとともに、SKE48が観光施設を紹介するオリジナル動画も掲載。動画で取り上げた観光資源を紹介し、愛知の公式観光サイト「Aichi Now」へジャンプするようリンクしている。

URL以下のページリンクから

ジェットスター、宮崎市、日向市と連携しサーフィンイベントなど展開

2018年9月25日(火) 配信

日本有数のサーフスポットである宮崎が舞台

ジェットスター・ジャパンはこのほど、宮崎県宮崎市、日向市と連携し関東近郊在住のサーファーが宮崎の波を気軽に楽しめるキャンペーンやイベントを展開すると発表した。同社が今年8月からスタートさせた、低運賃のLCCの特徴を生かし、行きたい場所で「好き」を追求するライフスタイル「フライ&アクティビティ」の関連企画。

 キャンペーン期間中の10月1日(月)~12月21日(金)は、成田国際―宮崎線でサーフボードやボディボードを預け入れした人に、ボード受託にかかる大型手荷物料金2千円分のジェットスター・フライトバウチャーをプレゼント。同路線の搭乗券を提示することで、現地のサーフショップや飲食店でさまざまな特典を受けられる。

 また同社は、10月19日(金)に開幕するワールドサーフリーグ女子世界戦”White buffalo HYUGA PRO”に協賛。大会中、出場選手を対象にエアリアルを競うエキシビション「ジェットスターエアーセッション」を開催し、優勝者には「Surfstar★賞」として、東京(成田)=宮崎間の往復航空券を授与。開催前日の18日(木)には、サーファー同士の交流を目的としたビーチクリーンイベントを実施し、参加者にジェットスターオリジナルビーチタオルをプレゼントする。

ジェットスター「フライ&サーフ」成田―宮崎路線搭乗キャンペーン 概要

対象路線:東京(成田)―宮崎路線

キャンペーン期間:10月1日(月)~12月21日(金)

※延長になる場合もある

提供特典:2千円相当のジェットスター・フライトバウチャー

※毎月合計60枚を先着で提供、なくなり次第終了となる。

条件:対象路線のジェットスター旅程表または搭乗券(当日のみ有効)と、サーフボードまたはボディボードの提示。引換時の簡単なアンケートへの回答。

引換場所:宮崎空港インフォメーションカウンター(1階国内線到着ロビー)

引換時間:午前7:00~最終便到着

宮崎県内の一部の飲食店、サーフショップ等における割引などの条件:

対象路線のジェットスター旅程表または搭乗券の提示

※旅程表と搭乗券は、キャンペーン期間中のものに限る。1回の搭乗で各店舗1度のみの提供となる。特典が提供される店舗はデジタルマップで確認。やむを得ない事情により予告なく変更・中止となる場合があるほか、その他の諸条件が適用される。

ビーチクリーンイベント概要

日程:10月18日(木)。午後4:30~午後5:30

   11月11日(日)、12月9日(日)

場所:お倉ヶ浜海水浴場

参加者特典:オリジナルビーチタオル、オリジナルサングラス

「トラベルスクエア」2020ボランティアショック

2018年9月25日(火)配信 

東京五輪へ急ピッチで建設中の新国立競技場

 まるまる2年先の話だけれど、もう間に合わないかもしれない、などと半分脅し口調だけれど、やっぱり手は打っておかなければいけない。2020東京オリンピックがらみの話だが、開催時に起きるであろうボランティアラッシュによる、サービス業への影響だ。

 オリンピック組織委員会は、9月からボランティアスタッフの募集を開始し、合計11万人集めたいとしている。それもできれば学生主体で、という。参加しやすいのはシニア層だが、今回の募集要項にシニアの文字は入っていない。一説には熱中症が怖く、シニア層にあまり来てほしくないのが本音とか。ともあれ、このボランティア参加熱が高まれば、飲食やホテル産業がバイト不足に陥るのは、今から予想できることだ。

 無償ボランティアとはいえ、国家的イベントに参加しているという高揚感、仕事の国際性などの魅力を考えると、雪崩のように若者が向かう事態もありえる。

 東京を中心に開催スポット周辺に、お客は余るほどいても、バイト不足でお店が回らないことになるだろう。というか、すでに、今の今、すでにそういう状況になっているだろう。地方リゾートなど、予約は入るのに、手が足りないから、客室販売に制限をかけたり、別館とかある場合はまるごと閉鎖とかの処置をとっているところもある。

 現在の人員確保も喫緊の課題だろうが、それの数倍になる人手不足が20年の夏に起きることを覚悟すべきだ。

 だから、今の業務体系を見直し、顧客満足を失わないで、営業体制をスムースに行えるローコストオペレーション(LCO)の仕組みを考えないといけない。ここは、やはり勤労モラルの高い正社員ベースで大半のオペレーションをこなせるということを念頭にしないといけない。LCOというと、すぐ正社員のバイトへの置き換えとばかり考える悪しき習慣とも、この際、おさらばする。正社員で素晴らしいおもてなしができて、トータルで人件費の合理化ができる。そういうことを必死に考えるべきだろう。

 それにしても五輪委の提示したボランティアの条件ってすごいなあ、と思う。①事前研修(費用など自前)義務②連続5日間含む10日以上で1日8時間以上。ちなみに、ボランティアは労働ではなので、労基法の適用外。すごいシフトも出現しそうな予感③滞在時の宿泊料、交通費自己負担(交通費はさすがに不評で1日上限1千円で支給になったとか)。だいたい宿泊施設確保できるのだろうか? これも疑問。そういう悪条件を「国家イベント」の美名で押し通そうとする。

 そのあおりをサービス産業界もくらう。この矛盾も皆さんに真剣に考えてほしいところだ。

(跡見学園女子大学観光コミュニティ学部教授 松坂 健)

 

コラムニスト紹介

松坂健氏

跡見学園女子大学観光コミュニティ学部教授 松坂 健 氏
1949年東京・浅草生まれ。1971年、74年にそれぞれ慶應義塾大学の法学部・文学部を卒業。柴田書店入社、月刊食堂副編集長を経て、84年から93年まで月刊ホテル旅館編集長。01年~03年長崎国際大学、03年~15年西武文理大学教授。16年から跡見学園女子大学教授、現職。著書に『ホスピタリティ進化論』など。ミステリ評論も継続中。

最大半額で民泊施設向け防災サービスなどを販売 楽天LIFULL STAYとALSOKが業務提携

2018年9月25日(火) 配信 

民泊事業で、共同でサービスを開発(画像はイメージ)

 

楽天グループの楽天LIFULL STAYとALSOK(綜合警備保障)はこのほど、民泊事業で業務提携した。空き家や別荘などの遊休資産を民泊施設として活用してもらうため、共同でサービスを開発する。具体的な内容は「現在、協議を進めている段階」(ALSOK広報)だという。このほか9月20日(木)からは、民泊施設向けの防災の機器やサービスなどを、特別価格として最大半額での提供を始めた。

 今回は主に「法定必須機器」と、「ALSOK火災監視機器」の2種類を割り引いて販売している。民泊施設は消防法上「特定防火対象物」となる。このためオーナーは、法で定められた「自動火災報知設備」などを設置する必要がある。さらに、設置するだけでなく火災発生時の宿泊者に対する避難誘導も課題だ。

 今回の販売では、機器だけでなく、設置や消防署への届け出のほか、オンラインで火災発生を感知して駆け付けるサービスなどもサポートしている。「防災・防犯面における不動産オーナーの負担や不安を軽減できる」(楽天LIFULL STAY)とする。

防災・防犯機器を特別価格でご提供 - ALSOK - Vacation STAY
https://vacation-stay.jp/contents/alsok/
消防法への対応について ご存知ですか?宿泊施設には自動火災報知設備の設置が必要になります。そしてALSOKの自動火災報知設備を楽天LIFULL STAY特別価格でご提供します。 設置するべき機器は延べ床面積によって異なり …