「黒部平パノラマテラス」が立山黒部アルペンルートに7月14日(土)オープン!

2018年7月11日(水) 配信

黒部平パノラマテラス(イメージ)

富山県の代表的観光地「立山黒部アルペンルート」内の黒部平駅に「黒部平パノラマテラス」が2018年7月14日(土)にオープンする。標高1828 ㍍の絶景スポットで、360度の大パノラマをたん能できる。

360度続く雄大なパノラマで四季折々の絶景を

 富山と長野を結ぶ山岳観光ルートである「立山黒部アルペンルート」内に位置する黒部平駅(標高1828㍍)に、この夏新しくテラスが誕生する。当駅は、扇沢から入ると日本一の高さを誇る「黒部ダム」から黒部ケーブルカーで約5分の地に、立山駅から入ると大観峰から立山ロープウェイで約7分の所に位置する。

 テラスの最大の特長は、視界が広く、立山連峰東壁から後立山連峰へ360度続く雄大な大パノラマを楽しめること。春は残雪輝く峰々、夏は新緑鮮やかな夏山、秋は一面に広がる紅葉絨毯など、四季折々にさまざまな表情を見せる立山の絶景をカメラに収めることができる。

テラス誕生の背景

 立山黒部アルペンルートでは立山黒部の雄大な大自然をより満喫していただくため、ルート内の駅に絶景スポットを整備してきた。2012年に誕生した標高2,316㍍に位置する大観峰駅の「大観峰雲上テラス」に続くオープンで、アルペンルート内に2つの絶景テラスが誕生することになる。このほか、黒部ダムには「レインボーテラス」があり、観光放水にかかる虹のアーチを見ることができる。

「黒部平パノラマテラス」概要

オープン日:7月14日(土)

 ※オープン期間は11月中旬頃まで。天候や気象条件等により閉鎖する日や、オープン期間が短縮する場合もあり。

利用時間 :アルペンルートの乗り物の運行時間帯

料金   :入場、利用無料 ※別途、アルペンルートの乗車券は必要

<7月14日(土)・オープン日限定イベント開催(午前10:00から)>

(1)立山地ビール「星の空」販売(荒天の場合は15日に延期)

 日本名水百選「立山玉殿(たまどの)の湧水」を使用した、アルペンルート限定の地ビールを1杯400円(税込)で販売!購入者にはオリジナルコースターをプレゼント。

(2)越中陶太鼓(えっちゅうすえだいこ)によるオープン記念演奏(荒天の場合は中止)

 地元立山町「陶の里」新瀬戸地区の地域活性化の一環として、太鼓好きが集い発足した保存会。地区内外のメンバーが集い、“一心一打、いつも楽しく、笑顔で、感謝を込めて”演奏する。

(3)来場者1828人(黒部平駅の標高に合わせて)に、オープン記念品を配布

 ※先着100人には、アルペンルート乗り物ペーパークラフトをプレゼント

(4)限定1組のカップルによる告白イベント

 黒部平~大観峰区間を運行する立山ロープウェイで、応募によって選ばれた限定1組のカップルによる告白イベント「立山ロープウェイで愛を叫ぼう!~天空の世界で愛の告白タイム~」が行われる。

四季折々の楽しみ方

紅葉の大パノラマ

*夏山の新緑(6月下旬~8月)

 テラスからは新緑鮮やかなパノラマ風景。駅に隣接した黒部平園地では、自然散策しながらいっせいに咲き始める高山植物を観察。

*紅葉一番乗り(9月~10月)

 見渡す限りの紅葉の大パノラマはまさに錦秋の絨毯。立山ロープウェイに乗れば、気分はまるで紅葉飛行。

*新雪の立山(11月)

 テラスからひと足早く新雪のきらめき絶景を体感。

黒部平駅とっておきの限定グルメ

立山ブラックソフトクリーム

立山ブラックソフトクリーム:400円(税込)

 大人の味わい!ビターチョコレートの濃厚な甘さが絶妙!口の中をまっくろにしながら楽しめる、新感覚のソフトクリーム。

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン」 世界遺産に登録決定

2018年7月11日(水) 配信

構成資産の1つ長崎市の大浦天主堂

国内18件目の文化遺産

 長崎県と熊本県天草地方に広がる12の構成資産から成る「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が、国連教育科学文化機関(ユネスコ)による第42回ユネスコ世界遺産委員会(6月24日―7月4日開催)において世界文化遺産に登録されることが決まった。国内の世界遺産としては22件目。文化遺産では18件目となる。

 長崎のキリスト教史は1550年、イエズス会の宣教師フランシスコ・ザビエルが平戸を訪れたことから始まる。以来、現在まで約470年。豊臣・徳川時代の禁教令による約250年以上にわたる潜伏、そして奇跡の復活という世界でも類を見ない歴史を経て今日に至っている。

 今回の世界遺産は、そんな激動の長崎キリスト教史から禁教期に焦点を絞り、日本の伝統的宗教や一般社会と共生しながら信仰を続けた潜伏キリシタンの信仰継続にかかわる伝統とその価値を、世界に向けて発信する。

 構成資産は、天草四郎率いる一揆軍と幕府軍が1637年に激しい攻防戦を繰り広げた「島原・天草一揆」(島原の乱)最後の舞台である「原城跡」(南島原市)をはじめ、「平戸の聖地と集落(春日集落と安満岳)」「平戸の聖地と集落(中江ノ島)」(以上平戸市)、「天草の﨑津集落」(熊本県天草市)、「外海の出津集落」「外海の大野集落」(以上長崎市)、「黒島の集落」(佐世保市)、「野崎島の集落跡」(小値賀町)、「頭ヶ島の集落」(上五島町)、「久賀島の集落」「奈留島の江上集落(江上天主堂とその周辺)」(以上五島市)、「大浦天主堂」(長崎市)の12資産。

 大浦天主堂を除く遺産候補の教会堂見学には事前連絡が必要。長崎市の出島ワーフにある情報発信拠点「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター」では、全構成資産の情報発信のほか、教会見学時のマナー啓発や見学者の受け入れ業務なども行っている。

海外旅行市場に新風か 老舗ベンチャーが旅行事業に参入(DMM TRAVEL)

2018年7月11日(水) 配信

DMM.comが今秋、旅行事業に参入することが分かった

DMM.com(片桐孝憲代表)は7月10日(火)、旅行事業への参入を発表した。「学びを、キャリアを加速する」をテーマに、これまでに築いてきたグローバルネットワークを生かした旅行商品を提供。「DMM TRAVEL」として今秋、本格始動を予定する。

 6月には傘下のスタートアップ企業・バンクが、後払いで旅行に行けるサービス(TRAVEL Now)を発表。飽和市場が続く旅行業界に、一石を投じる斬新さで、幅広く注目を集めた。秋からスタートする新サービスは、同社が推進するアフリカ事業(DMM.Africa)で培った知見をもとに展開する模様。グループ本体からも、インパクトのあるサービスが生まれそうだ。

 同社は昨年、アフリカ内44カ国の政府・民間団体と独自のネットワークを構築した。現地のエリートビジネスパーソン450人以上を結ぶプラットフォームをつくることで、発展目覚ましいアフリカ各国でビジネス機会の獲得を狙う。

 旅行事業はこれらネットワークを生かしつつ、ビジネス面で成長・キャリア形成を目指す国内ユーザーを対象とした旅行商品を開発・販売していく。一部報道では、旅行業の登録も済ませたという(本紙でも問合わせ中)。

 IT業界から旅行業に参入するに当たって、多くの企業が、最安値の価格を見つけるメタサーチを業態に選択するなか、同社は傘下のバンク社含め、あくまで企画力を前面に打ち出す姿勢を貫いている。多様なサービスと、独自の切り口が高く評価されてきた老舗ベンチャーが今後、国内の海外旅行市場に新風を起こすかもしれない。

八丈島が店舗レジで支払いと同時に現金を引き出せるサービスを開始へ

2018年7月11日(水) 配信 

八丈島が島しょ地域初のサービスを導入

八丈町と島内の民間事業者が連携して7月14日(土)から、店舗のレジで買い物の支払いと同時に現金を引き出せるサービスを始める。観光客のATM利用環境への不満を改善し、滞在時やショッピングの利便性・満足度向上をはかる。現金のみの決算が多い島しょ地域で、サービス導入によりキャッシュレス化も進めていく考えだ。

 現状、八丈島はATM設置台数が少なく、土日祝日や深夜はATM稼動時間が限定されている。さらに、ATMの利用機会が多いコンビニエンスストアが、八丈島にはない。「八丈島のATM利用環境を知らずに来島した観光客が現金を引き出せず、町役場などに不満が多く寄せられていた」(同町)と、八丈島の観光課題になっていた。

 これらの問題を解決するため、島内の空港やホテル、タクシー、スーパーなどの民間事業者と連携。今回のJ-Debit「キャッシュアウトサービス」の導入を決めた。一方、これまで現金決済のみであった空港やタクシー、飲食店などの店舗に、キャッシュレス決済が整備されることになる。買い物の支払いにJ-Debitのデビット決済が使われることで、八丈島のキャッシュレス決済の増加にも期待を寄せる。

サービスの流れ(画像はイメージ)

 八丈島全域にサービスが導入されることで、ATMが無い地域やATM営業時間外であっても現金の引き出しができるようになる。これまで現金が足りずに購買を諦めていた分を穴埋めすることで、店舗の売上増につなげ地元経済の活性化にも貢献していく方向だ。

 今後は八丈島をモデルケースとし、同様の課題を抱える全国の島しょ地域や山間部、過疎地域などでサービス導入を支援していく。

オマツリジャパン・加藤優子氏に聞く 「諦める選択肢なくしたい」 お祭りで人とお金をつなぐ

2018年7月11日(水) 配信

オマツリジャパンの加藤代表(左)と橋本取締役

お祭りを軸に、地域活性化に取り組むスタートアップ企業オマツリジャパン。2月には「まっぷる」を発行する昭文社と連携し笠間市(茨城県)の観光プロモーションに注力すると発表した。同社代表の加藤優子氏と取締役の橋本淳央氏を訪ね、お祭りとビジネスに掛ける思いを聞いた。【謝 谷楓】

お祭りを掲載するには | オマツリジャパン | 毎日、祭日
https://omatsurijapan.com/howtopost/?check-top-howtopost-201806
お祭りの主催者の方は、無料でオマツリジャパンのホームページにお祭りの情報を掲載することができます。このページではお祭り情報の掲載方法をご案内します。

お祭りの魅力を伝えたい

 「渋谷・鹿児島おはら祭」(東京都渋谷区、5月)を取材したことがある。PRESSの腕章を付け炎天下のなか、一般観覧者立入禁止の場所から間近で写真を取れたことが誇らしく、暑さも苦にならなかった。毎年約2600人が渋谷に集う様は圧巻だった。

 8月に開催を控える「阿波おどり」(徳島県徳島市)の入出者数は4日間で123万人。東北を代表する青森ねぶた祭りには、ねぶたやハネトを一目見ようと260万人が集まる(2014年、青森県)。東北全体をみると、お祭りには329億円の経済波及効果(対個人)があるとの試算も(07年、フィデア総合研究所)。

 人とお金を集めることに長けているお祭りだが、役割はそれだけに留まらない。オマツリジャパンの加藤優子代表は次のように話す。

 「お祭りはコミュニティそのもの。地域住民が主催するお祭りは、町内ネットワークを深める役割も果たします。東日本大震災後に、毎年定例のお祭りを実施しようと、バラバラに避難した地域住民が被災地に集い、再会した例もあります」。

 集客のコンテンツとしてだけでなく、地域に根付く伝統やつながりの象徴こそ、お祭りの本質なのかもしれない。思えば小学生のころ、近所の神社の縁日で、気になる女の子とすれ違い胸が熱くなったこともあった。お祭りには、個々人がその原風景に立ち返ることのできる不思議な魅力が宿っているに違いない。加藤代表は続ける。

 「インバウンドの方々にも、お祭りの魅力と楽しさを伝えたいですね。8月末には、東京・日本橋にある外国人観光案内所・ツーリズムインフォメーションセンター(TIC TOKYO)と連携したオプショナルツアーを予定しています。近隣で開催する盆踊りに案内し、地域住民とともに踊ってもらおうと考えているのです。お祭りを通じて交流を深めてほしいですね。法被もプレゼントします(発着場所は要確認)」。

 住民とのコミュニケーションのなかでお祭りの魅力に気づいてもらえれば、地域や日本の伝統により深く触れることができる。お祭りのコアはあくまで人と人のつながりだと、加藤代表はみる。

テクノロジーで主催者を支援

 現在、オマツリジャパンは役員も含めて7人体制。各々が自治体や企業対応、ウェブ周りと分業し事業を展開している。加藤代表が任意団体として活動をスタートさせたのが14年。これまで築いてきた300人に上る日本人ボランティアスタッフも健在だ。社員旅行や、大手旅行会社が主催するオプショナルツアーの企画にも携わるなど、オマツリジャパンの守備範囲は広い。同社取締役で、ウェブ周りの責任者を務める橋本氏はこう話す。

オマツリジャパンのメンバー(後列左から、山本 陽平共同代表、加藤優子代表、橋本淳央取締役。前列左から、大内花菜子お祭りクリエイター、加藤匠お祭りプロデューサー、大山勝廣お祭りコーディネーター)(写真提供=オマツリジャパン)

 「フェイスブックのいいね数は7500件以上。毎記事ごとに1500―2千ユーザーへのリーチがあります。日本在住の外国人に対し、オンラインでイベントを告知できるウェブサービス(Meetup)を使って参加者を募ることも行ってきました。プラットフォームづくりやプロデュースにも力を入れていますが、確実に地域への送客を達成する仕組みも整えています」。

 お祭りの本質を踏まえつつ実務面もキッチリと熟す姿勢は、主催者らにとって大きな安心材料だ。実際、同社に任せればどうにかしてくれると頼りにする主催者も少なくない。予算はないが、何かできないかという相談例も多い。

 人口減少と高齢化が進むなか、この課題に向き合い、地域の伝統やつながりを受け継ぐお祭りをどうすれば持続させられるのか? 考え抜いた末に辿りついたのが、テクノロジーを活用したマッチングサービスだった。

「諦める」選択肢をなくす

 昨年7月、お祭りの主催者向けのプラットフォーム(オマツリジャパンリーダーズ)を立ち上げた。プラットフォーム内に独自のお祭り紹介ページを作成するサービスなど、送客以外でも役立つソリューションを提供している。今夏からは、「参加者・スタッフの募集」と「チラシ作成」「参加者向け保険加入(主催者用)」「有料観覧席の販売」といった新機能を順次実装していく。神輿の担ぎ手から運営スタッフの募集、備品の購入、花火の観覧席券販売まで、お祭りに関わるサービスすべてにワンストップで対応するマッチングサイトが本格始動するのだ。

 チラシの作成では、フォーマットを幾つか用意し、画面上で選択するだけで、プロのデザイナー顔負けのポスターを作成できる。観覧席券の販売については今後、有料プランとなる予定だが、主催者はほとんどの機能を無料で使えるという。

 「企業とのマッチングも今夏にスタートします。例えば、お祭りでビールをサンプリングすることができれば、主催者はメーカーからの協賛金を手にすることができます。備品の購入など、祭りの運営に自由に使えるお金を得られるのです」(加藤代表)。

 お祭りに特化したクラウドファンディングも行う予定だ。

 「予算がない、人手が足りない。だから今年のお祭りを中止する・諦めるという選択肢を取ってほしくない。そのために、人・お金とお祭りをつなぐプラットフォーム(オマツリジャパンリーダーズ)を立ち上げました。これからに期待してほしい」と加藤代表は力を込める。

 個人の原風景となり得るからこそ、お祭りの存続意義は大きい。主催者の思いを具現化する仕組みづくりに挑み続ける。

舟で、寺で、料亭で はとバス怪談バスツアー売り出す

2018年7月11日(水) 配信

川面に揺らめく明かりのした怪談を話す神田春陽氏

はとバスの夏の人気コース、怪談バスツアーが8月から催行されるのを前に、7月10日(火)、恒例のお祓いが行われた。今年ははとバス創立70周年記念として、映像や仕掛けなどを用いて全身で涼しくなれる「料亭で聞く迫力の立体怪談コース」を新たに造成。ツアー開始を前に、企画担当者や代表乗務員、講釈師、船会社職員らが参加し、四谷お岩稲荷でツアーの無事を祈願した。

かつて体調不良を訴えた社員が出たことから、お祓いをするようになった

 お祓い後には、怪談クルーズの試乗会も実施。日本橋川や墨田川からライトアップされた橋を鑑賞したあと、講釈師の神田春陽氏が霊岸橋の下で三遊亭圓朝作「五勺酒」を披露。因果応報の報いを受けて苦しむ男と、男を祟った老人の無念をおどろおどろしく語った。今年の「講釈師と行く 夜の怪談クルーズツアー」は、全7回設定されている。神田氏は、「暑い夏、怪談で涼んください。今年もみなさんをお待ちしております」とPRした。

怪談バスツアー 概要

講釈師と行く 夜の怪談クルーズツアー

料金:大人9980 円 (子供、8980 円・6 歳以上 12 歳未満)

運行日:

8 月3(金)・4(土)・5(日)・19(日)・21(火)・25(土)・26(日)

行程:

東京駅丸の内南口(午後2:20 出発)=四谷お岩稲荷(四谷怪談のモデル、お岩さんを祀っている神社)=谷中全生庵(幽霊画鑑賞)=根岸「笹乃雪」(豆富料理の夕食)=将門の首塚(日本三大怨霊のひとつ)=日本橋“夜の怪談クルズ”(夜の運河探検と怪談噺)=東京駅丸の内南口(午後9:00 着予定)=銀座キャピタルホテル(午後9:10 着予定)

お寺で聞く 怪談の夕べ

料金:大人8600 円(子供7600 円・6 歳以上 12 歳未満)

運行日:8 月 17 日(金)、8 月 18 日(土)

行程:

東京駅丸の内南口(午後5:20 出発)=浅草観音(参拝)・・・浅草「米久」(牛なべの夕食/日本酒又はビール、またはソフトドリンク1本付)=両国 回向院「怪談の夕べ」(お寺で聞く怪談の夕べ)=東京駅丸の内南口(午後9:50 着予定)=銀座キャピタルホテル(午後10:00 着予定)

料亭「花蝶」で聞く 迫力の立体怪談

料金:大人・子供(6 歳以上 12 歳未満)9990 円

運行日:8月11日(土)、8月12日(日)、8月14日(火)、8 月19日

行程:

東京駅丸の内南口(午後3:30出発)=将門の首塚=谷中全生庵(幽霊画鑑賞)=花蝶(夕食/講談師による立体怪談)=東京駅丸の内南口(午後6:50着予定)=銀座キャピタルホテル(午後7:00着予定)

変なホテルが続々と 浅草橋に全国7棟目が開業

2018年7月10日(火) 配信 

広々としたスペースを確保、変なホテル東京 浅草橋

HISホテルホールディングス(澤田秀雄社長)は7月13日(金)に東京・浅草橋で「変なホテル」を開業する。東京では4軒目、全国で7軒目となる。変なホテル開業はさらに続く。年内に関東、関西、九州で5棟を開業する見通し。さらに来年3月に京都で建設が発表されており、日本全国に続々と「変なホテル」の建設が進む。

 開業に先立ち、7月10日(火)に同ホテルの内覧会を実施した。今回は各階でそれぞれ色を出す。2階ロビーはこれまでの変なホテルでも最大級の広さ。フロントはお馴染みの人型ロボット2体が出迎える。大型水槽にはロボットフィッシュが回遊し、コミュニケーションロボット「ユニボ」は元気に宿泊者へ声をかける。同ホテルは約24台のロボットを配する。

ロボットフィッシュとバゲッジポート

 さらに、水槽の両脇にホテル業界初のバゲッジポート12台を、試験的に導入する。無料・無人の手荷物預かりシステムで、手ぶら観光が簡単にできようにした。

 4階は変なホテル初の取り組みとして、クラウドファンディングサービス「Makuake(マクアケ)」とコレボレーションする。資金調達に成功し、一般に流通する前の製品を4階の全客室で体験できる。購入も可能。通常埋まりにくい下層階で、新たなサービスを提供し稼働率を上げる狙いだ。

マクアケ面白製品の「お風呂 de サウナ傘」、浴槽が簡単にサウナ室に

 3階は顧客の要望に応え、すべて「加熱式たばこ専用喫煙フロア」とする。木製灰皿も用意し、通常のたばこ喫煙者と異なる環境を整えた。

 このほか8室に、布団の温度を快眠温度(約33℃)に保つことができる「フトコン」を取り入れた。1~2千円ほど上乗せすると、フトコンがある部屋を選べる。

 一方、今回は観光客をメインターゲットに据える。浅草橋は浅草・上野・秋葉原などの観光地へアクセスが良い。成田・羽田空港へも電車で1時間ほど。直近の変なホテルは8割をシングルルームに設定したが、今回は全145室中91室(約65%)をツイン・トリプルルームにした。レンタサイクルも常設し、宿泊者のうち観光客を7割とする考えだ。宿泊料金は1室1万1千円から(ダブルルーム)。

 なお、今月20日(金)に赤坂でクリニック併設型の「変なホテル」をオープンする。

変なホテル東京 浅草橋 外観

【旅行収支】5月も2000億円の黒字 インバウンド対応強化も進む

2018年7月10日(火) 配信

17と18年、各月の旅行収支比較(1~5月まで)。財務省の資料をもとに、旬刊旅行新聞編集部が作成した

国際収支統計(速報、財務省)によると、2018年5月の旅行収支は2113億円の黒字。黒字額は4月と比べ縮小傾向にあるが、前年同期と比べると拡大した(66・1%増、速報ベース)。インバウンド消費は引き続き、好調が続く。なお、貿易・サービス収支などを総合した経常収支は1兆9383億円。14年7月以降、47カ月連続の黒字となった(季節調整なし)。

 2020年を控え、インバウンドへの対応強化についても検討が進む。観光庁は明日11日(水)、「外国人観光旅客利便増進措置に関する検討会(2回目)」を行う予定だ。急増するインバウンド、とくにFIT(海外個人旅行客)の受入体制の充実を目的に、Wi-Fiスポットの整備やトイレの洋式化について、関連事業者からヒアリングを実施する。

 FITの増加は著しく、14年には約半分だった構成比が17年には10㌽アップし、60%を占めるようになった。今や、団体客による爆買いが話題となった中国人観光客の7割がFIT化している。政府は、急増する各国からのFITの受入体制を整えることで、国内での移動ハードルを下げ、ローカル地域への来訪・消費増につなげたい考え。

 今回の検討会は、4月に成立した国際観光振興法にて公共交通機関の努力義務を拡充したことを受けて立ち上がったもの。6月27日(水)に初回が開かれ、開催回数は未定。19年には新幹線内での無料Wi-Fiサービスが開始することとなっており、年内には一定の成果が出ると予想される。

 同会には、海外OTA(オンライン旅行会社)大手エクスペディアホールディングスのマイケル・ダイクス代表や、無線LANビジネス推進連絡会の北條博史会長らのほか、座長として一橋大学大学院経営管理研究科の山内弘隆教授が参加している。

STU48のメンバー周南市長を表敬訪問

2018年7月10日(火) 配信

木村市長(中央)瀧野由美子さんと岩田陽菜さん

AKBグループ初の広域アイドルグループSTU48のメンバーはこのほど、山口県周南市でのライブ活動の報告と同市のシティプロモーション事業「しゅうニャン市プロジェクト」の応援のために 木村健一郎市長を表敬訪問した。

 表敬訪問したのは、山口県出身の瀧野由美子さんと岩田陽菜さん。歓談の中で、瀧野さんは、「周南市とSTU48のイメージカラーが水色と白色を基調としたもので、とても親近感がある。応援することで周南市の良さを全国に届けて行きたい」とコメント。岩田さんは、「しゅうニャン市のロゴが可愛くて好きなので、たくさんの人に知ってもらえるようにこれから応援していきたいです」と意気込んだ。また2人には、木村市長から「しゅうニャン市プロジェクト」への応援要請や、しゅうニャン市オリジナル缶バッジやしゅうニャン市グッズが手渡された。

「しゅうニャン市」について

 みんなが居心地よく暮らせる「人がネコになれるまち。」を目指したシティプロモーションの愛称。2017年1月22日に始まった。18年6月には、しゅうニャン市のサポーター登録者が1万6千人を超えた。企業向けのしゅうニャン市パートナーの募集なども行っている。

Amazonプライムデーに旅行商品 海外行き半額も

2018年7月16日(月) 発売開始

JTBが、Amazon プライムデーに旅行商品を売り出す。超豪華商品から、お買い得商品まで、夏休みの予定がまだの方は必見だ

JTBはこのほど、ネット通販大手のアマゾンの特別セール(Amazon プライムデー)で旅行商品を売り出すと発表した。販売は、7月16日(月)の正午から翌17日の午後11:59まで。目玉は、大人2人で1千万円となる超豪華賞品。そのほか、寝台特急カシオペアを利用したものや、オーストラリア・ダーウィン5日間など、国内・海外双方でお得な商品を用意した。 

 各商品は期間中、上記特設サイトから購入可能。通常価格が半額となる商品もあり、予定していた目的地と重なるようであれば、ぜひ検討したい。

 目玉となる1千万円の旅は、「夢の休日 プライベートジェットで行く世界文化遺産登録地 五島列島3日間」。11月28日(水)の出発予定で、新しく世界遺産となった「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を巡る。最寄りの福江空港まで、プライベートジェットを利用するハイラグジュアリーな商品となっている(羽田空港発)。購入できるのは、1組のみ。

 海外旅行商品「オーストラリア・ダーウィン5日間」の出発日は8月11日(土)。価格は、通常の半額となる19万9千円で、チャーター便(片道)を利用する。国内旅行では、4月末にオープンしたレゴランド・ジャパン・ホテルのスイートルームに泊まれる特別プランを売り出す。レゴランド・ジャパンとシーライフ名古屋で2日間遊べる「コンボ2DAYパスポート」がセットになって価格は14万9900円~19万8200円となる(価格は人数によって変動)。

  寝台特急「カシオペア」で行く日本海の絶景プランは、9万5800円から。JTBの国内商品ブランドエースJTBの貸切運行となるため、道中をより快適に過ごせる。ツインかスイート、利用する個室によって価格が異なる。各商品詳細は上記特設サイトにて。