「評価の高い岩盤浴ができる宿ランキング」発表 匠晴の宿 心庵(別府温泉)が1位を獲得

2017年10月10日(火) 配信

順位 施設名 都道府県名
1位 別府温泉 匠晴の宿 心庵 大分県
2位 博多 由布院・武雄温泉 万葉の湯 福岡県
3位 SPA&HOTEL 和 東京都
4位 東道後のそらともり 愛媛県
5位   大江戸温泉物語 箕面温泉 箕面観光ホテル 大阪府

楽天トラベルは10月10日(火)、 「2017年 評価の高い岩盤浴ができる宿ランキング」を発表した。

 日々の疲れを癒やしてくれる岩盤浴。温泉とともに楽しむユーザーが増えており、設置する宿が増えている。 「岩盤浴」のキーワードを含む宿泊プランの販売実績がある宿を対象に、口コミの「風呂」評価の平均点数が高い順にランキングを作成。 1位は大分県の「別府温泉 匠晴の宿 心庵」となった。

(左から)1位 大分県「別府温泉 匠晴の宿 心庵」、2位 福岡県「博多 由布院・武雄温泉 万葉の湯」、3位 東京都「SPA&HOTEL 和」の岩盤浴設備。

1位は「別府温泉 匠晴の宿 心庵」

 「匠晴の宿 心庵」の客室(13室)はすべて、メゾネットタイプの離れ。源泉かけ流しの内湯と露天風呂があり、個別に岩盤浴を備えた風呂を楽しめる部屋もある。自室で、誰にも気兼ねなく岩盤浴を楽しめるのが人気の秘訣だ。

2位、「博多 由布院・武雄温泉 万葉の湯」

 「万葉の湯」の魅力は、由布院温泉と武雄温泉、九州を代表する2つの名湯を、福岡市内で楽しめること。2つのエリアから温泉を汲んでくることで実現した贅沢な風呂となっている。岩盤浴室は4タイプあり、使用する鉱石や内装がそれぞれ異なる。 午後11:00~翌日午前8:00まで、オールナイトで営業するため、訪れれば時間を気にすることなく、まったりとした癒しタイムを楽しめる。

3位、「SPA&HOTEL 和」

 3位には、東京都の「SPA&HOTEL 和」がランクイン。関東ならではの黒褐色の湯が特徴な温泉のほか、整体やあかすりなど、日々仕事の疲れを気軽に癒せる場所として人気を集めている。場所は、JR京浜東北線・東急線の蒲田駅。駅チカでアクセスも良く、岩盤浴の最終受付は午前2:00。 午前3:00まで利用できるため、仕事帰りに立ち寄るのもオススメだ。

レンタルの本格甲冑から「マイ甲冑」まで参加可能 信州小諸のご当地グルメを味わいながら徳川軍が辿った道をウォーキング

2017年10月10日(火) 配信

2016年度開催のようす

小諸市観光協会(長野県小諸市)は、「信州小諸センゴクまつり」の一環として、2017年10月22日(日)に「センゴク合戦ご当地グルメウォーキング」を開く。歴史に基づき、上田城へ攻め込む道のりを甲冑姿で歩くことができる。

 1600(慶長5) 年、関ヶ原合戦に臨む東軍・徳川秀忠軍は、小諸城から西軍についた真田昌幸・信繁が籠城する上田城を攻めた(第二次上田合戦)。同イベントではそんな歴史に基づき、小諸城のスタート地点から上田城のゴール地点まで、ご当地グルメを味わいながら徳川の軍勢3万8千人が辿った道を歩く。

 希望者には、本格甲冑のレンタルを実施(要事前申し込み、有料)。徳川秀忠が小諸城から宿敵・真田軍が構える上田城へ進軍した道を、甲冑に身を包んで歩くことで歴史的な臨場感をより体感できる。また、普段のウォーキングスタイルはもちろんのこと、甲冑武者のコスプレである「マイ甲冑」での参加も歓迎している。

本格的な甲冑のレンタルも実施(要予約・有料)

センゴク合戦ご当地グルメウォーキング~いざ小諸城から上田城へ攻め込む~

 2017年10月22日(日)に開催する「センゴク合戦ご当地グルメウォーキング」では、小諸城から上田城までの進軍を元に、途中のしなの鉄道田中駅から上田城跡までの13㌔の道程を歩く。

 しなの鉄道沿線や宿場町の風情ある風景を楽しみながら、ご当地グルメや名物スイーツとして、小諸市荒町「風味堂・センゴク落雁!丸に無」、東御市田中「御菓子花岡・胡桃の醍醐味(チーズケーキ)」、上田市海野「富士アイス・自慢焼き」や「上田おいだれやきとり」などを味わえる。

開催概要

<センゴク合戦ご当地グルメウォーキング>

開催日:2017年10月22日(日)

参加費:3,800円(おやつ、食事付き)、甲冑レンタル(参加費別):1万9,800円

参加定員:200人(定員になり次第締め切り)

主催:小諸市観光協会

共催:一般社団法人こもろ観光局

予約:小諸市観光協会 TEL 0267-22-1234(事前予約が必要・応相談)、インターネットからも参加申し込みが可能(申込締切:10月13日)

スケジュール:

午前9:50 小諸城大手門・出陣式 → 小諸駅・しなの鉄道乗車 → 田中駅・下車

→ 海野宿 → 神川 → 国分寺 → 染屋城(豊染英神社)

→ 上田城跡・芝生公園(ゴール締切 午後3:30)

○雨天決行、荒天中止

○天候などの事情により、大会の中止やコースが変更になる場合がある。

○提供するおやつや軽食は、年齢などによる区別や、食物アレルギーなどの対応はなし。

○高校生の参加者は、保護者の承諾が必要。

○中学生以下の参加者は保護者の同伴、引率のこと。

○同伴する保護者も参加の申し込みが必要。

「信州小諸センゴクまつり」とは

 9月30日(土)~11月19日(日)にかけて長野県小諸市で開催される「信州小諸センゴクまつり」秋の陣2017。ウォーキングイベントのほかに、小諸城址・懐古園での「懐古園紅葉まつり」や、11月4・11日(午前10時~午後3時)の甲冑姿の戦国武者らが抹茶と和菓子で参加者をもてなす「甲冑野点」といったイベントを展開。豊かな自然と悠久の歴史を感じることで、秋の小諸を盛り上げる。

インスタジェニックな旅に出よう! ジェットスター・ジャパン、キャンペーンを開催

2017年10月10日(火) 配信

ドキドキ・ワクワクを探しに全国へ

ジェットスター・ジャパンは現在、「ジェットスターでインスタジェニックな旅に出よう!キャンペーン」を行っている。

 指定ハッシュタグを付け、そのテーマに合った写真を投稿すると、フライトバウチャー3千円相当が投稿者の中から最大5人に当たる。10月~11月の第1回テーマは、ハロウィンとオレンジ。また「ジェットスター旅部」と「#ジェットスターアンバサダー」のハッシュタグを付けて投稿すれば、最大5人をジェットスター旅部のアンバサダーに任命し、写真を極めるワクワクな限定旅へ招待する。

ジェットスターでインスタジェニックな旅に出よう!キャンペーン 概要

キャンペーン期間:

2017年10月1日(日)午前11時~18年9月30日(日)午後4時

 ※年間キャンペーンとして、2018年9月30日以降も継続して実施の可能性がある。

下記の通り、投稿期間を設定し、期間ごとに抽選を行う。

投票期間と当選連絡日

フライトバウチャー(3千円相当)応募時に必要なハッシュタグは各投稿期間の応募開始日までにキャンペーンサイトで発表。

※旅部への参加に関して、各期間のテーマおよび指定ハッシュタグの詳細は投稿開始日までにキャンペーンサイトで発表予定です。

応募資格:

日本国内在住の人

 ※未成年が応募する場合は、事前に親権者または未成年後見人の承諾を得ることが必要。

応募方法:

当キャンペーンへの応募方法は以下の通り、賞品により異なる。

(1)部活動「ジェットスター旅部」への参加で、フライトバウチャー(3千円相当)ゲット

STEP 1: ジェットスター・ジャパンの公式Instagramアカウント「@jetstar_japan」をフォロー

STEP 2: 投稿期間ごとのテーマに沿った写真を撮影し、「#ジェットスター旅部」と各期間の指定のハッシュタグをつけて投稿

(2)ジェットスター旅部のアンバサダーへ立候補して、就任

 STEP 1: ジェットスター・ジャパンの公式Instagramアカウント「@jetstar_japan」をフォロー

STEP 2: 「#ジェットスター旅部」および「#ジェットスターアンバサダー」をつけて旅の写真を投稿!

※公式アカウントをフォローしていない場合は、応募が無効となる。

※投稿写真の確認のため、応募資格者のInstagramアカウントが「公開」に設定されている必要がある。

※ハッシュタグのつけ忘れや間違いに注意。応募が無効となる場合があります。

賞品:

(1)フライトバウチャー(3千円相当)・・・・・・最大5人 (各期間)

(2)ジェットスター旅部アンバサダーへ就任・・・・・・最大5人 (各期間)

★就任したアンバサダーには、限定ツアー「ごほうび旅」への参加(任意)などをプレゼントします。

※「ごほうび旅」詳細は、対象の「ごほうび旅」の応募開始タイミングでキャンペーンサイト上に掲載。

※同じ投稿期間内でも異なる投稿期間でも複数回投稿できるが、各賞品への当選は年間を通じて、それぞれ1人1回となる。

第1回募集について

投稿期間:

テーマとハッシュタグワード

10月1日(日)午前11時~11月30日(木)午後4時

※テーマとハッシュタグの組み合わせ間違いに注意。アンバサダーへの立候補のみの場合、旅の写真には各期間のテーマおよびハッシュタグを使用する必要はない。複数回の投稿が可能。

※キャンペーンページの応募規約をよく読んで、応募してください。

山口県、「長州幕末女子会inTOKYO」開催 歴女に長州幕末維新期の歴史を通じ魅力をPR

2017年10月10日(火) 配信

長州維新志士に思いを馳せよう

山口県は11月4(土)、世田谷区民会館集会室で「長州幕末女子会inTOKYO」を開催。首都圏の歴女(歴史を愛する女性)をおもな対象に、長州維新史を研究する一坂太郎氏の講演や山口県の観光・グルメPRなどを行う。

萩博物館特別学芸員の一坂氏は「高杉晋作の恋文(ラブレター)」と題した講演を行い、会場では、高杉晋作の詩書や手紙も展示する。松陰神社齋藤憲輝宮司による特別講義の後は、松陰神社散策も実施。歴女向け幕末ゆかりの地を巡る観光モデルコースの提案や外郎・夏みかん菓子などのスイーツの試食会も行い、山口県の歴史と食を満喫できる1日を提供する。

長州幕末女子会inTOKYO 概要

日時:

11 月4 日(土)午後1:30~午後4:30

場所:

世田谷区民会館集会室(東京都世田谷区世田谷4-21-27)

対象:

歴史・幕末を愛する女性(着物での参加大歓迎)

定員:

先着200人(申込締切:10月30日(月))

参加料:

無料(アンケート回答者には当女子会限定グッズをプレゼント)

内容:

①基調講演

講師/一坂 太郎(萩博物館特別学芸員)

演題/「高杉晋作の恋文(ラブレター)」

②松陰神社散策

③山口県の魅力を情報発信

参加申し込み先:

「首都圏-山口ネットワーク推進協議会」事務局(山口県東京営業本部内)

tel:03-3502-3355(平日午前10:00~午後5:00)

fax:03-3502-5470(24時間受付)

やまぐち電子申請サービス-簡易申請-申し込み内容入力
http://urx.mobi/FPan

締切:

2017年10月30日(月)

QRコード

 

香川県・小豆島の農村歌舞伎舞台を活用、地域発!音楽と食のイベント「風が吹いてきたよ 小豆島・肥土山音楽祭」10月22日(日)開催

2017年10月10日(火) 配信

音楽とともに小豆島に流れる風を感じよう

小豆島・肥土山(ひとやま)地区にある農村歌舞伎舞台(国指定有形文化財)で、2017年10月22日(日)に、音楽と食のイベント「風が吹いてきたよ 小豆島・肥土山音楽祭2017」を開く。同イベントは2015年に続き2回目の開催となる。

 同イベントは、300年以上に渡り継承されている「肥土山農村歌舞伎」の舞台を使用し、島内の有志を中心に企画・運営を行っている。イベントの出演者は、映画やCMなどの音楽でも有名な高木正勝さんや、小豆島・坂手地区出身の国際的ジャズ・シンガー伊藤君子さんなど、演奏力・エンターテインメント性に優れたラインナップになっている。

どこにもない・ここでしかできない農村型音楽祭「風が吹いてきたよ」

 かつて小豆島は島内に30以上(仮設舞台を含めると140以上)の歌舞伎舞台がひしめく伝統の島で、江戸時代には島内に役者が溢れ、かなりのにぎわいをみせていた。しかし、にぎわいをみせていた農村歌舞伎舞台も現在は、肥土山と中山地区の2カ所のみとなってしまった。

 「何とかしてこの素晴らしい舞台と文化、景観を後世に伝えていきたい」。このような想いから、舞台を活用した〝どこにもない″、〝ここでしかできない″農村型音楽祭として誕生したのが同イベントだ。

 同イベントは、小豆島で受け継がれた文化を継承する舞台と周辺エリアを活用。肥土山地域の人々、そして島民の有志が中心となって創り上げる新しい祭りだ。島の人々自然が生み出すローカルビビッドを感じに、小豆島に出かけよう。

開催概要

日時:

2017年10月22日(日) 開場午前9:30 開演午前10:30 終演午後4:30(予定)

会場:

小豆島・肥土山農村歌舞伎舞台(国指定有形民俗文化財)

※雨天決行・荒天中止/雨天の場合は最寄り施設に変更の場合有り

主催:

風が吹いてきたよ実行委員会

助成:

 公益財団法人 福武財団、公益財団法人 置県百年記念香川県文化芸術振興財団、私的録音補償金管理協会(sarah)

後援:

 土庄町、小豆島町、土庄町教育委員会、小豆島町教育委員会、小豆島観光協会、とのしょう観光協会、小豆島町観光協議会、朝日新聞高松総局、産経新聞社高松支局、山陽新聞社、四国新聞社、毎日新聞高松支局、読売新聞高松総局、OHK岡山放送、KBN香川テレビ放送網株式会社、CMSケーブルメディア四国、RSK山陽放送、KSB瀬戸内海放送、CVC中讃テレビ、TSCテレビせとうち、RNC西日本放送、FM香川、FM815、香川こまち、高松リビング新聞社、ナイスタウン出版

協力:

 肥土山自治会、肥土山農村歌舞伎保存会、NPO法人Totie

チケット販売:

前売・当日 5500円 / 小豆島・豊島 島民チケット 3千円

※高校生以下無料(小学生以下は保護者要同伴)

※予定枚数に達した場合は当日券の販売なし

※島内チケットは購入時ならびに入場時に在住している証明書類など要提示。前売りチケット販売は島内店舗での販売のみ。

※主催者による中止の場合以外の払い戻しはなし

チケットご購入方法:

メールオーダー、ticket@kazefuki.com

氏名、ご住所、TEL、チケット種別、枚数を記載の上メール送付

チケット取扱店舗:

「小豆島/土庄町」 土庄町立中央公民館、土庄町総合会館(フレトピアホール)、エスポアおおもり、MeiPAM(島モノ家)、pensee、Blue Beat Bland cafe、HOMEMAKERS、ミナウタリ

「小豆島/小豆島町」 うすけはれ、UCHINKU、うみねこかしや、カレープラージュ、珈琲とブーケ、瀬戸よ志、タコのまくら、Today Is The Day、NPO法人Totie、ポンカフェ

「豊島」 海のレストラン、豊島ゲストハウスmamma

「直島」 アカイトコーヒー、直島カフェ コンニチハ、向島集会所

「高松」Kinco.、Cafe&Live Space SPEAK LOW、BOOK MARUTE

「男木島」 ダモンテ商会

□出演アーティスト

写真②高木正勝×渡辺亮

「高木正勝/音楽家・映像作家」

京都出身、現在兵庫県山深い谷間にて生活する。長く親しんでいるピアノを用いた音楽、世界を旅しながら撮影した“動く絵画”と評される映像、両方を手掛けるアーティスト。2009年Newsweek日本版で、「世界が尊敬する日本人100人」の1人に選ばれるなど世界的に注目を集める。

細田守監督の映画「おおかみこどもの雨と雪」「バケモノの子」、スタジオジブリを描いた「夢と狂気の王国」の音楽を手掛ける。2016年3月に『山咲み(DVD+2CD)』と、2010年のピアノソロツアーを収めたアルバム『YMENE』を同時リリース。

「渡辺 亮/パーカッショニスト」

音楽に色彩と空間を与えるパーカショニストとして、EPO、ショーロ・クラブなど、数多くのアーティストと共演、レコーディングに参加。

青山こどもの城の講師を経て、鼓童アースセレブレーション、いわき芸術交流館アリオスなど、全国でパーカッションのワークショップを行っている。

ソロ・アルバムに「ウォレス・ライン」「モルフォ」。著書に「レッツ・プレイ・サンバ」(音楽之友社)。自己の活動として「妖精・妖怪譚」「美術と音楽」がある。

武蔵野美術大学卒業、東京学芸大学非常勤講師

伊藤君子

香川県小豆島生まれ。

これまで17枚のアルバムを発売、数々の受賞歴に輝く日本を代表するジャズ・シンガー。活動の場は日本にとどまらず海外にも及ぶ。1989年にはソニー・ミュージックから発売されたアルバムがアメリカの「ラジオ&レコード誌」で16位にチャートインするという日本人初の快挙を成し遂げている。1997年には小曽根真とのデュオでスイス・モントルーの「モントルー・ジャズ・フェスティバル」に出演(ライヴ録音盤が発売中)、2010年には、パリ、ローマ、セネガルで公演、その他にもヨーロッパ、アジア諸国で公演を行っている。

最新アルバムは2017年5月に日本コロムビアより発売された「Kimiko Itoh sings HIBARI~伊藤君子、ひばりを歌う」。

Kimiko Itoh official WEB
http://www.kimikoitoh.com
日本の至宝。ジャズ・ヴォーカル伊藤君子のオフィシャルサイトです。日々の出来事やライブスケジュールなど、様々な情報をお届け致します。
切腹ピストルズ(from ART SETOUCHI 2017)撮影:宮脇慎太郎

「日本を江戸にせよ!」を合言葉に、野良着で暮らしながら、和楽器による演奏を全国各地で繰り広げる。西暦1999年大晦日に東京で始動、現在日本各地に隊員10名程度で編成。和太鼓の演奏、WEB上での音楽配信、寺子屋の実施、落語の会の主催などをしている。瀬戸内国際芸術祭2016参加。

アラゲホンジ

2007年、秋田県湯沢市出身のソングライター 齋藤真文を中心に結成。東北地方をはじめ日本各地の民謡や伝統リズムと、汎ブラック・ミュージックの融合を柱に置き、「秋田音頭」「相馬盆唄」「リンゴ追分」などのカバー曲にも独自のアップデートを加えて提示する。

2010 年には “FUJI ROCK FESTIVAL ROOKIE A GO-GO” に出演し、以降 “SUKIYAKI MEETS THE WORLD” “橋の下世界音楽祭” など、全国各地の音楽フェスに参加。2013 年の2nd アルバム「たからかぜ」発売時には、新聞・雑誌・ラジオなど多くのメディアから注目された。

2016年9月7日、3rdアルバム「はなつおと」をリリース。さらなる洗練と進化を遂げたサウンドが話題を呼んでいる。

カルマン

誰もがその音色の虜になってしまう中世ヨーロッパの楽器ハンマーダルシマー、モンゴルの大草原に一瞬で誘われるような馬頭琴と喉歌ホーミーの響き、そしてアイルランドの太鼓バウロン。モンゴルやアイルランドの伝統音楽をベースに新たなアイデアや実験を加え個性的かつ普遍的音楽を目指す。最新作は、2016年6月に小豆島に滞在し、島の各所でフィールドレコーディングを行った「小豆島から」。

「梵音遊行(高野山金剛流御詠歌)」

宗教音楽のひとつである高野山金剛流御詠歌。そして、その詠歌道を志す全国の真言宗僧侶で構成されているのが「高野山金剛流合唱団」である。「梵音遊行」とはその中でも四国の団員のみで構成されたユニット。今回は、島の御詠歌メンバーとの特別公演。

大阪から、紅葉の名所「京都」観光が便利に、ホテルから京都間を路線バス運行開始

2017年10月14日(土) 運行開始

直通路線バスを新たに運行

大阪バス(西村信義代表)は、ニュー・オータニ ホテルニューオータニ大阪(細山雅利総支配人)と協力し、2017年10月14日(土)から、ホテルニューオータニ大阪と、1年で最も観光がにぎわう紅葉の季節「京都」を結ぶ、直通路線バスを新たに運行する。

京都駅や清水五条、祇園四条の中心地へ向かう快適な路線バス運行開始

 交通路線が集まる「京都駅」をはじめ、観光の中心部の「祇園四条駅」へも運行する。2020年の東京五輪・パラリンピックを前に、増加の一途をたどるインバウンドを見据え、ますます需要が高まる大阪・京都間のアクセスを便利にする。

 インバウドの宿泊日数は訪日全体の日数が7・9日で、そのうち大阪で宿泊したのは約3・7日といわれる。国籍や地域に関わらず大阪以外での宿泊日数が多いため、大阪を観光の入り口として使用。その他の場所でも観光、宿泊を楽しんでいることがうかがえる。今後は大阪に泊まりながら京都など、さらにアクセス面での需要が高まることを踏まえ、今回の協力体制の構築した。

 ホテルニューオータニ大阪は、バス停留所設置や営業支援など全面協力する。大阪のシンボル「大阪城」と隣接するホテルから、主要な京都観光地へのアクセスをより便利にし、インバウンドの取り込み強化をはかる方向だ。

 ※上記の数値は、関西国際空港 外国人動向調査結果より引用

大阪バス

本社営業所:〒577-0065 大阪府東大阪市高井田中3-6-21

TEL:06-4308-0800(代表) FAX:06-4308-0600

http://www.osakabus.jp/corporate/

ニュー・オータニ ホテルニューオータニ大阪

所在地:〒540-8578 大阪府大阪市中央区城見1-4-1

tel:06-6941-1111(代表) fax:06-6941-9769

「京都特急ニュースター号」運行概要

運行開始日: 2017年10月14日(土)

大阪→京都方面
京都→大阪方面
運賃

「観光革命」地球規模の構造的変化(191) 人生100年時代の到来

人生100年時代の到来

 9月18日は祝日法で定められた「敬老の日」であった。実はその1週間前に首相官邸で第1回目の「人生100年時代構想会議」が開催された。この会議は安倍政権の新しい重要課題である「人づくり革命」の推進組織。

 日本は既に世界に誇るべき「超長寿社会」を実現しつつある。かつてであれば「人生100年時代」などは夢のまた夢であったが、現在では明らかに現実化している。例えば日本では百歳を超える「百寿者」が1963年に全国で153人であったが、2016年には6万5692人に達している。半世紀のうちに400倍以上の増加だ。まさに驚異的な長寿化である。

 私が館長を務めている北海道博物館では10月20日から「弥永コレクション展」を開催予定である。このコレクションは現在98歳の弥永芳子さんが半世紀をかけて収集した各種資料(貨幣、貴金属、琥珀、黄金美術品、アイヌ民族関係など)。弥永さんは札幌生まれでドレスメーカー女学院を卒業し、道庁職員と結婚して主婦であったが、46歳のときに欧州を旅行し、貨幣の歴史に興味を持って収集・研究を行うようになった。51歳のときに北海道貨幣史研究会を発足させて会長を務め、その後、道内300カ所を現地調査して貴金属類やアンモナイトを自ら収集・研究した。66歳のときに私設3階建ての「弥永北海道博物館」を開設して95歳まで館長を務めた。3年前に博物館を閉館し、資料のほとんどを北海道博物館に寄贈。これまでに貨幣史、金属史、北海道郷土史関係の16冊の著作を出版し、現在も執筆活動を続けておられる。

 医学者や脳科学者は科学的根拠にもとづいて、長寿の秘訣は「運動」「好奇心」「社会とのかかわり」が最も大切と述べている。毎日適度に身体を動かし、さまざまなことに対して知的好奇心をもち、他者とのつながり(コミュニケーション)を大切にしている高齢者は長生きできるらしい。弥永さんの人生でも明らかなように、長寿の秘訣は「運動」「好奇心」「社会とのかかわり」であり、旅行はそれらの3つの要因に関わっている。高齢者にとって自らの趣味や好奇心を満たす旅行は極めて大切だ。併せて社会的に高齢者の旅行をサポートする「トラベルヘルパー」などのシステムづくりが不可欠である。

(北海道大学観光学高等研究センター特別招聘教授 石森 秀三)

コラムニスト紹介

北海道博物館長 石森 秀三 氏

1945年生まれ。北海道大学観光学高等研究センター特別招聘教授、北海道博物館長、北洋銀行地域産業支援部顧問。観光文明学、文化人類学専攻。政府の観光立国懇談会委員、アイヌ政策推進会議委員などを歴任。編著書に『観光の二〇世紀』『エコツーリズムを学ぶ人のために』『観光創造学へのチャレンジ』など。

〈もてなし名脇役(12)〉伝えることで満足を、通訳アプリで広がる世界

テレビ電話の通訳スタッフを介して会話

 訪れた人が「迎えられている」と感じる。そんな空間演出につながるモノを、使われる場面も想像しながら紹介します。

     □ □

 観光庁の訪日外国人旅行者アンケートで、「コミュニケーション」や「多言語表示」など、旅行中に困ったことで言語に関するものが毎回上位に上がっています。今回はそんな問題解決の一助となる英語・中国語に対応した通訳アプリ「LiNGO(リンゴ)」を紹介します。

 LiNGOはiPhoneやiPadなどで使えます。通訳スタッフとテレビ電話で会話ができるほか、チャット機能を使った文字翻訳、定型のやりとりに使える指さしコミュニケーション機能を備えています。初期費用は無料で月額基本料金は900円から。

 仕組みを提供するプレステージインターナショナルは「必要に迫られてではなく、おもてなしの強い味方として使ってもらいたい」といいます。季節の献立や名所を事前に翻訳して保存。それを入り口にアプリでちょっとした会話をするなど、利用の場面は広がります。日本旅館を選んでくれた外国人旅行者だからこそ、伝えることがもてなしにつながるのでは。

問い合わせ=電話:03-5213―0241。

「街のデッサン(198)」古いものに魅せられる観光市場創造、「オールドニューの哲学」

湧水の町・大野に知恵も湧き出る

 日本商工会議所の地方都市再生を支援する事業があって、そのアドバイザーとして初めて、福井県大野市を夏の初めに訪れた。織田信長の家臣が治めた城下町で、周囲が山々で囲まれた落ち着いた風情の盆地の町である。大野商工会議所ではこの案件の担当者が待ち受けていて、目下計画している事業の概要を説明してくれた。「周囲の山脈から流れてくるミネラル分をたっぷり含んだ名水の町であるから、地ビールの特産品開発を、やる気のある町の若手起業家たちと計画している」ということだった。

 熱意をもって町の元気づくりを語る若い担当者の考えに好感を持った。が、地ビールが日本の各地で盛んに醸造されたのは20年前の事。以前、小樽のびっくりドンキーの地ビール工場を訪ねて聞いた話では「メジャーな旨いビールが一般化している市場では、採算的にロットの小さい地ビールは太刀打ちできない。ブームは一巡して、最盛期の1割程しか生き残っていないのでは」ということだった。地ビールを生かすには、別の事業舞台の創出が必要となろう。

 大野市を訪ねる前に、少々資料を調べた。そこで、大きなヒントになる人物の名前に出会った。町の出身者にブックオフの社長だった橋本真由美氏が載っている。彼女は創業経営者の坂本孝氏によって、ブックオフのパートからトップに抜擢されたのだ。驚きの人事はマスコミを騒がせた。水脈も大切であるが、地域づくりで重要なのは人脈である。

 ブックオフの社是には「社会を幸せにするための会社」を目指すとあった。この事業背景から、私が想起したのはイギリスのかつては無名の田舎町ヘイ・オン・ワイであった。

 ヘイの町にも小さな城があったが、「本の王様」と自称したリチャード・ブースが、廃業した映画館や旧消防署の建物を購入し、「古本の町」の舞台にした。1971年には古城のヘイ・キャッスルも買収し、今では世界中の古書ファンがやって来る観光地だ。すなわち、大野市もブックオフと提携して古本都市とする構想である。

 しかし、これだけではブースの発想のコピーで終わる。私のコンセプトは「オールドニュー」。古いものこそが新しい価値を生む。そうなると、古着も、古道具も事業にラインアップされる。東京・裏原宿で古着事業をゼミの教え子が大成功させているが、例えば彼にも出店を依頼する。若手のオールドニュー・ベンチャー起業家の集積が、大野の町を劇的に変えていく。そんな町にこそ、「観光地ビール」は似合うはずだ。

(エッセイスト 望月 照彦)

コラムニスト紹介

望月 照彦 氏

エッセイスト 望月 照彦 氏

若き時代、童話創作とコピーライターで糊口を凌ぎ、ベンチャー企業を複数起業した。その数奇な経験を評価され、先達・中村秀一郎先生に多摩大学教授に推薦される。現在、鎌倉極楽寺に、人類の未来を俯瞰する『構想博物館』を創設し運営する。人間と社会を見据える旅を重ね『旅と構想』など複数著す。

「味のある街」「つばさかりん」――紋蔵庵(埼玉県川越市)

紋蔵庵「つばさかりん」1個118円(税込)▽埼玉県川越市古谷上3788-1、電話049-235-1857、年中無休

 天明や天保の大飢饉で庶民を救ったのは、さつまいもだといわれている。それらは川越から江戸へ新河岸川を行き交う船によって運ばれた。陸路より短時間で運べるため新鮮さが保たれると評判だったという。庶民の間で「焼きいも」と親しまれ普及していったのも川越のさつまいもが多かったそうだ。今でも芋を使った和菓子や芋せんべいや芋そばなど人気の品々がたくさんある。

 暑いのが苦手な私だが、涼しい秋になった。街歩きをするのには絶好の季節だ。気軽に街歩きを楽しめる川越に出掛けることにした。かつての城下町で蔵造りの町並みや史跡が多く残り、小江戸と呼ばれ年中多くの人々が訪ねる大観光地の一つだ。1893(明治26)年、市街をなめ尽くした大火災をきっかけに火に強い土蔵造りの店が建ち並び、川越は江戸の風情を残すたたずまいとなった。

 本店はその蔵の町並みから車で10―15分ほどの古谷にある。有名な時の鐘からだと歩いて15分の喜多院の門前にも支店がある。最初にこの店を訪ねたときに「午前中にお店に来ていただければ、お買い求めいただけると思います。そうでなければご予約なさった方が確実ですよ」とお店の方はおっしゃる。手に入れられなかったのだ。今日は本店に予約を入れておいた。夕方に取りに行ったときは、やはりすでに「好評につき売り切れました」と張り紙がしてあった。朝の連ドラ「つばさ」の舞台が川越の「甘玉堂(架空)」という和菓子屋が設定ということもあって発売当初からの人気は続いている。その名も「つばさかりん」。《川越の味、さつまいもをあんに仕あげ、じっくり煮詰めた「こがし蜜」を生地に練り込み、昔懐かしい味わいのかりん糖風に香ばしく油で揚げました。黒糖の風味豊かな素朴な味をお楽しみください》とお菓子のしおりに書いてある。外見はかりん糖の色をしたやや細長い饅頭だ。香りは、まさにかりん糖。揚げたてはさっくりしっとり。日が経つに連れしっとり感が増してくるのでオーブントースターで3―4分温めると作り立ての美味しさが味わえる。

(トラベルキャスター 津田令子)

コラムニスト紹介

トラベルキャスター 津田令子氏

社団法人日本観光協会旅番組室長を経てフリーの旅行ジャーナリストに。全国約3000カ所を旅する経験から、旅の楽しさを伝えるトラベルキャスターとしてテレビ・ラジオなどに出演する。観光大使や市町村などのアドバイザー、カルチャースクールの講師も務める。NPO法人ふるさとオンリーワンのまち理事長。著書多数。