ネット海外旅行保険「たびとも」が改定 70歳以上も利用可に

2019年10月13日(日)配信

ネット海外旅行保険「たびとも」サイトイメージ

 エイチ・エス損害保険(楠原成基社長、東京都港区)はこのほど、ネット海外旅行保険「たびとも」を改定し、2019年10月16日(水)から売り出すと発表した。改定後は70歳以上も利用可能のほか、リピーター割引、補償内容を改定。11月17日(日)以降に海外へ出発する顧客の契約に適用される。

 「たびとも」は、インターネット専用の海外旅行保険。これまでも「リーズナブルな価格でお客様に安心を届けたい」との思いから改定してきたが、今回さらに多くの顧客に利用と満足ができる商品になるように、リニューアルが行われた。

ネット海外旅行保険「たびとも」リニューアルの概要

引受けの拡大 ~70歳以上の顧客も利用可能に~

 ネット海外旅行保険を発売して以降、対象年齢は69歳までとしていたが、今回で年齢に関係なく加入できるように改定された。 年齢に応じた保険料・プランが設定される。一方、契約者は「18歳以上」から「20歳以上」に変更となる。

リピーター割引 ~2回目以降の契約がお得に~

 顧客からの要望が多かった「複数回利用の場合の割引」を導入する。「リピーター割引」は、以下のすべてに該当する場合に適用される。

・同社マイページにログイン

・過去2年以内に満期を迎えた「たびとも」か「スマートネッとU」の契約がある

・同社マイページから契約に進む

補償内容の改定 ~補償をよりわかりやすく~

 航空機寄託手荷物遅延・航空機遅延について、1万円の定額払いに変更し、保険金の支払いをわかりやすく・迅速にする。航空機遅延は、オプションで契約にセットできる。

 あわせて、携行品損害について、オプションで「電子機器等」(スマートフォン・デジカメなど)の補償が付けられる。オプションをセットすることで、現在補償対象外のスマートフォンなどを含めた「電子機器等」が補償される。

※「たびとも」補償内容の詳細は、重要事項等説明書などの参照をお願いする。

電子証券の提供 ~海外旅行をより便利に~

 契約の顧客に「電子証券」を発行する。スマートフォンなどからいつでも保険証券を確認することができ、書面の証券を携行しなくても安心。書面の保険証券を希望の場合、追加保険料150円を支払う必要がある。支払方法がコンビニ払いの場合、書面の保険証券を必ず発行する。

このほか、旅行目的地の細分化を進め、より合理的な保険料で「たびとも」を契約できるように

 保険料は契約条件により異なる。契約条件によっては、保険料が引き上げとなる場合もある。

「ネット海外旅行保険たびとも」公式サイト: 

「提言!これからの日本観光」 新観光列車に乗る

2019年10月12日(土) 配信

山間部を走行する「ひえい」

 過日、京都市「出町柳」から「八瀬比叡山口」の両駅間を結ぶ叡山電鉄の新しい観光列(電)車「ひえい」に乗車する機会を得た。「ひえい」は、今年度「鉄道友の会」が前年登場の優秀車両に会員からの投票で、贈呈する「ローレル賞」の受賞車両である。

 まず、意表をつく車両のデザインに強い印象を受けた。前面には大きい“円”の枠を取り付け、車窓や出入口窓もすべて、円の形を強調していたからだ。「比叡山と鞍馬山という両山からの“気”の循環を象徴するもの」という難しい説明があった。しかしこの列車のデザインが、京都近郊の山野に溶け込んでいく不思議な調和を感じることができた。

 車内はやや渋い色調でまとめており、座席はロングシートで、今では珍しい白熱電灯調のやや暗い照明で、むしろ車窓の景色を引き立たたせたい意図を感じた。乗客の年配女性が「窓から見る景色がいつもと違うので面白い。窓の形が変わると景色も変わる」と話していたのが印象に残った。これは車内の造作を変え、車窓の景観に注目させた結果だと思う。

 そう言われれば、私も普段何も思わなかった「故郷の見慣れた沿線の景色」が車窓を通すことで、箱庭のように丸くまとまった景観に見えたような気がした。要するにこの列車は「円」を強調するデザインで乗客からの注目を集めている。それによって乗客に車内の楕円状の窓からの景色を見せることで、新しい魅力を引き出させる効果がある。すなわち地域の「光」を観る環境を変えて、乗客一人ひとりに新しい景色を造りださせる新タイプの観光列車といえよう。

 この列車のもう一つの特徴は運行距離と時間が極端に(観光列車としてはおそらく全国一)短いことだ。「出町柳」から「八瀬比叡山口」間、わずか5・6㌔で、乗車時間も15分にすぎない。さらに住宅街の都心の駅から出発。出町柳から4㌔ほどの中間駅「宝ヶ池」からは、一変して人家もまばらな山間の深い緑の中を走行する。

 そして駅前の古風な商店が目立つ終点に到達する。車窓展望に趣も添えている乗車時間に地元出身の筆者も飽きなかった。さらに、この列車は観光列車だが、一般列車として運行し、乗車券のみで自由に乗れるのもうれしい。いずれの駅でも40分ほど待てばこの列車が来る。

 これまでの観光列車は「一般列車とは区別された特別な内外装をもつ車両が充当され、車内でイベントや催行、食事、高級な喫茶を供するなどにより乗車自体を楽しむ趣向を持つもの」と我われ事業者は定義してきた。

 しかし「ひえい」だけは「特別な内外装で、造作をした車内から見る車窓展望を強調し、特別な車内サービスはなく、一般列車として運行するもの」という定義を加えなければならない。全国で100本以上を数える観光列車が今ブームとなっている。近年は、豪華な列車と大衆的で観光客にとっても身近な列車と2極化しつつある。「ひえい」こそ後者の代表例といえよう。

 

須田 寛

 

日本商工会議所 観光専門委員会 委員

 
須田 寬 氏

グランドニッコー東京 台場、12月21日からクリスマス限定ディナーをスタート

2019年10月12日 (土)配信

クリスマス限定ディナー(イメージ)

 グランドニッコー東京 台場(東京都港区)は12月21日(土)~12月25日(水)まで「鉄板焼 浜木綿」とグリルダイニング「The Grill on 30th」、ブッフェレストラン「GARDEN DINING」でクリスマス限定ディナーを提供する。

 「鉄板焼 浜木綿」では、クリスマスリースを彷彿とさせるタラバ蟹と帆立貝のゼリー寄せや、あまおうとピスタチオを添えたフォアグラのソテーなど、クリスマスらしさを存分に楽しめるメニューを用意。フレッシュハーブをたっぷりと添えた伊勢海老やキャビア、フォアグラなどの豪華食材を味わうことができる特別なコース料理となっている。

 同じく30階に位置するグリルダイニング「The Grill on 30th」では、スモークした鴨肉や蟹、帆立貝、キャビアをクリスマスリースに見立てた贅沢な前菜や、グリルしたフォアグラと鹿ロースに、ミックスベリーソースを合わせた一皿などが味わえる。

 一方、1階ブッフェレストラン「GARDEN DINING」では、冬の美味を満喫できる色とりどりのメニューを、家族や友人と和気藹々とした雰囲気で楽しめるクリスマスディナーブッフェが楽しめる。

グランドニッコー東京 台場 クリスマス限定ディナー 2019 概要

鉄板焼 浜木綿

クリスマス特別ディナー メニュー 

・グラス ドン・ペリニヨン
・フレッシュキャビア ブリオッシュ
・タラバ蟹と帆立貝 リース仕立て 紅玉のコンポートにミントソース
・フォアグラのソテー あまおう苺とピスタチオ バルサミコソース 
・伊勢海老の香草バター
・季節の焼き野菜 クリスマス島の塩を添えて 
・黒毛和牛サーロイン120㌘又はフィレ80㌘
・白飯又はガーリックライス
・椀物 香の物
・ブッシュ ド ノエル
・コーヒー又は紅茶

提供時間:ディナー午後5:30~午後9:00(L.O.)

料金:3万6千円(消費税・サービス料込)

The Grill on 30th

ドン・ペリニヨン付きクリスマスディナー メニュー

・グラス ドン・ペリニヨン
・タスマニアサーモンマリネのイントロダクション 2つのバリエーション
・蟹 帆立貝 スモーク鴨と彩り野菜をクリスマスリースのイメージで
・フォアグラと三重県産鹿ロース レッドベリーソース 
・カナディアンロブスターのポシェと鮃のロースト トリュフのパフューム
・パートフィロに包まれた北海道産ビーフテンダーロインのグリル
・パティシエ クリスマスインプレッション
・コーヒーまたは紅茶とプティフール “ポコ・ア・ポコ”

提供時間:ディナー午後5:30~午後9:30(L.O.)

料金:2万9千円(消費税・サービス料込)

GARDEN DINING

クリスマスディナーブッフェ(メニュー一部抜粋

・牛フィレ肉のパイ包み焼き トリュフソース
・フォアグラのテリーヌ
・蝦夷あわびのヴァプール ラビゴットソース
・オマール海老のグリル ソースアメリケーヌ

ディナーブッフェ 提供時間:

平日、午後5:30~午後9:00(L.O.)

土・日・祝日、午後5:00~午後9:00 (L.O.)

料金:9500円 (消費税・サービス料込)

ブッキング・ドットコム、「2020年の旅行のトレンド予測」発表 「穴場旅」「退職旅行」など

2019年10月11日(金) 配信

 ブッキング・ドットコム・ジャパン(アダム・ブラウンステイン代表)はこのほど、旅行分野の専門知識や、世界29の国・地域の2万人以上への調査、1億8000万件以上のクチコミの情報を元に、「2020年の旅行のトレンド予測」を発表した。オーバーツーリズム(観光公害)を避けるため、「穴場旅」などが人気を博すという。

オーバーツーリズムの回避をはかる「穴場旅」の人気が上昇

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 2020年は知名度がそれほど高くない旅行先を訪れることで、オーバーツーリズム(観光客の著しい増加)の回避や環境の保護をはかる「穴場旅」が人気を博すという。

 同社の調査によると、世界の旅行者の54%が「オーバーツーリズムの緩和に貢献したい」と答え、「環境負荷が抑えられるのであれば当初の旅行先と似た場所へ出かける」と回答した旅行者は51%だった。

 「加えて60%の旅行者は、観光により現地のコミュニティに良い影響を与えられるような旅行先をお勧めするサービス(アプリやウェブサイト)を利用したいと考えている」(同社)。

 これらのニーズを受け、希望の旅行先にある穴場的なエリアや近隣の目的地を、より簡単に調べられる機能を各社が提供していくようになると推測。旅行者の旅の好みに基づき、選択国や地域にある代替となる旅行先や知名度が少し低い旅行先を提案し、旅行者を満足させていく。

 このほか、旅行業界内のコラボレーションが活発化し、旅行についての意識変化を狙ったキャンペーンが増えていくほか、 移動手段などのインフラ整備が進むことで、主要な観光地ではないエリアへの旅行も伸びていくとした。

テクノロジーが叶える、未知なる体験との出会い

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 2020年にはテクノロジーが、旅行者の意思決定において大きな役割を果たすようになる。「高性能で信頼できるテクノロジーに基づいたおすすめ情報によって、 知る由もなかったさまざまな新しい体験に簡単に出会うことができるようになるでしょう」(同社)。

 46%の世界の旅行者は「旅行中にリアルタイムでアクティビティを素早く簡単に検索、予約できるアプリを使いたい」と答え、「アクテビティを事前に計画でき、手軽に予定を確認できるようなアプリを利用したい」と回答した旅行者は44%に上る。

 これら効率的に、画期的なアプリを旅行時にリアルタイムで使いたいといった需要は伸びている。

 「2020年には現在のユーザーの好みや過去の旅行履歴、 天気や人気などの要因に基づいて旅行先や宿、 アクティビティを各ユーザーにお勧めするアプリや人工知能がさらに数多く登場すると考えられる」(同社)。

周りに置いて行かれないための焦りを感じながらの旅ではなく、 ゆったりと楽しむ旅へ

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 これまでの周囲の人々から取り残されてしまうと、できるだけ多くのことを素早くこなそうとする旅のスタイルから、ゆったりとした時間を過ごす旅が人気となると予測する。

 2020年には「環境への影響を削減するために少し時間がかかる移動手段を選ぶことを検討する」と答えた旅行者は48%を占め、 61%は旅そのものをより満喫するために距離がより長い経路を選ぶことを希望しているという。

 自転車やトラム、雪ぞりにボート、そして徒歩など、ゆっくりとしたペースの旅を楽しみたいと思わせるような移動手段も、一般的になると予想する。

 事実、「ユニークな移動手段を利用するのであれば目的地に到着するのに時間がかかっても気にしない」と回答した旅行者は57%に上った。

多彩な魅力が揃う旅行先への旅

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 せわしなく時が過ぎる現代。多くの人は時間が足りないと感じ、この感覚は旅行中にも影響しているという。

 旅行先をできるだけ効率的に楽しみたいという希望から、2020年には1つのテーマに絞った旅行ではなく、 幅広い種類の心躍る体験や名所などの多彩な魅力が揃う旅行先への旅行が人気を得るとする。

 54%の旅行者は「好みの体験を楽しめる場所や名所が近くに固まっている旅行先への長期間の旅行に出かけたい」と述べ、 「旅行にかかる全体的な時間を節約するため、 好みの体験を楽しめる場所や名所が近くに固まっている旅行先を選ぶ」と答えたのは全体の62%。

 これらを受け、多彩な魅力を誇る旅行先を最大限堪能できるよう、さまざまな楽しみがある旅程や、お得な情報、ルートを提示して旅行者を手助けするような動きが旅行業界で見られると予測する。

 同社利用者からは、ウルグアイのモンテビデオと、ブラジルのイーリャベーラ、 沖縄の那覇を多彩な魅力が揃う旅行先のトップとして挙がった。

ペットと一緒に楽しめる旅行が優先事項に

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 世界的に、ペットの飼い主の55%はペットを自らの子供と同等に大切な存在だと答え、2020年はペット中心の旅行の新しい時代が到来するとした。

 旅行先や宿、旅行先での体験を選ぶ際、自身よりもペットのニーズを優先する旅行者が現れていく可能性がある。

 ペットの飼い主の42%は「2020年はペットを連れて行けるかどうかで旅行先を考える」と答え、49%は「ペットに配慮した宿泊施設に泊まるためにより多くのお金をかける意欲がある」と答えた。

 これらのトレンドを受け、需要に応えようとペット歓迎の宿泊施設はブッキング・ドットコム上で増え続けていく予定だという。

 さらに、世界中の宿泊施設は、ペット用スパや、専用のルームサービスのメニュー、ペットを念頭に設計されたレストランなど、 ペット用の設備やアメニティなどを提供する、革新的な方法を探って成功を収めようとするという。

孫との旅行で心に残る思い出作り

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 2020年には、祖父母の世代が子供を伴わず、孫とだけで旅行に出かけることが増えるという。

 孫を持つ回答者の72%は「孫と過ごす時間のおかげで若々しくいられる」と答え、71%は親には子供から離れて過ごす時間が必要だと考えている。

  「現代のお年寄りがかつてないほどに健康的で冒険心に溢れ、 そして若々しく活動的でいたいと考えていることもあり、祖父母と孫の両世代が参加できるアクティブな体験を豊富に楽しめる大興奮の旅行が人気を得ると予測される」(同)。

レストランの予約が旅行の重要な要素に

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 有名なレストランを予約するための競争が続くなか、2020年は旅行者が旅の計画で、美食への願望を前面に押し出していくという。

 多くの旅行者にとって、いつどこへ旅するのかは、好評な飲食店、とくに数カ月先まで予約待ちなほどの人気店を予約できるかどうかが、カギになるという。

 退職後は長期旅行へ

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 2020年には、「早期退職の計画が同時に『大冒険の計画』をも意味するようになるという驚きの時代になる」と予想する。

 18~25歳の23%は55歳になる前に早期退職を行おうと計画し、退職後の予定にも変化が見られている。

 2020年には、旅行者の考え方が変わり、退職後という将来の黄金期に向けて壮大な計画を立てるようになるという。

 旅行者の47%は「退職後により冒険に満ちた旅行の選択を行うつもりだ」と回答し、退職済みの19%は数ヶ月間旅に専念できる「ギャップイヤー」を計画していると答えた。

 このギャップイヤーは、年齢を問わずいつでも行えることだと考えている旅行者は全体の52%を占めている。

 さまざまな年齢層にとって退職と旅行は関係の深いものであることを受け、 「退職旅行」のための貯金を通じて人生最長レベルの旅の計画を支えるようなプロダクトが現れるとする。

 ブッキング・ドットコムによる2020年における旅行のトレンド予想についての詳細は下記から。

 ※調査はブッキング・ドットコムによって、 過去12ヶ月の間に旅行に出かけた、 または今後12カ月間以内に出かける予定のある成人を対象に独自に行われたもの。 回答者は計2万2000人。(オーストラリア、 ドイツ、 フランス、 スペイン、 イタリア、 日本、 中国、 ブラジル、 インド、 米国、 英国、 ロシア、 インドネシア、 コロンビア、 韓国からそれぞれ1,000人、 ニュージーランド、 タイ、 アルゼンチン、 ベルギー、 カナダ、 デンマーク、 香港、 クロアチア、 台湾、 メキシコ、 オランダ、 スウェーデン、 シンガポール、 イスラエルからそれぞれ500人)。 回答者は2019年8月9日から8月28日までにオンラインで調査に回答した

“湖上に浮ぶニューヨークスタイルのステーキハウス” 琵琶湖汽船、「秋のめぐみ ステーキ・ボート」を運航

2019年10月11日(金) 配信

全6種類のコース料理

 琵琶湖汽船(滋賀県大津市)は10月~11月の木・金曜日限定で、秋季限定企画クルーズ「秋のめぐみ ステーキ・ボート」を運航している。食欲の秋にあわせ“湖上に浮ぶニューヨークスタイルのステーキハウス”をテーマに、「ボリューム満点のステーキを楽しんでもらいたい」との思いを込め、初めて企画されたクルーズだ。

 料理は、「牛ミスジの炊込みご飯」や「フォアグラのソテー バルサミコ風味」などが味わえる全6品のコース形式。メインとなるステーキは牛サーロインと、牛フィレ、牛リブアイロール、ラムチョップ、滋賀県産鹿ロースのなかから選択可能で、ディナータイムを楽しめるよう、約10種類のワインも飲み放題とした。

メインは5種類から選択できる

 また、美しいびわ湖の夜景が楽しめる45 分間のクルージングタイムも行われる。

 会場となる高速船「メグミ」は、大津港に停泊した状態で午後5 時30分に営業を開始する。同港停泊中は、乗下船が可能で、途中からでも利用することができる。

 担当者は、「肉の旨味を感じる厚切肉とワイン、そして美しいびわ湖の夜景。大切な方とご一緒に、心満たされるひとときをお過しください」とPRする。

企画名: \お肉×ワイン×びわ湖/「秋のめぐみ ステーキ・ボート」概要

運航日:1 0月、11月の木・金曜日

※10月4日、10月24日、10月25日、10月31日は 除く

就航船: 高速船 メグミ

営業場所:大津港(京阪電車「びわ湖浜大津」駅から徒歩約3 分)

営業時間:午後5:30~午後8:30
(内、大津港発着で午後7:15~午後8:00、45分間のクルージングタイム有)

料金:8500円(乗船料、飲食代、税込)
※子供料金の設定なし

料理内容:

料理
・自家製パンチェッタとダイスサラダ
・フォアグラのソテー バルサミコ風味
・ステーキ(5 種類の中からお選びいただけます)
・牛ミスジの炊込みご飯
・赤出汁、香の物
・栗とドライフルーツのヌガーグラッセ

飲物
・ワインブッフェ約10 種類
・ソフトドリンク

定員:40人

※予約優先制。当日、予約なしでの利用も可能だが、満席の場合は利用できないことがある。団体で利用の場合、事前予約が必要。

予約・問い合せ:琵琶湖汽船 予約センター

TEL:077-524-5000(午前9:00~午後5:00)

秋のめぐみ ステーキ・ボート |厚切肉×ワイン×琵琶湖!季節のイベントクルーズ|...
https://www.biwakokisen.co.jp/season_event/4381/
「湖上に浮ぶニューヨークスタイルのステーキハウス」をテーマにしたイベントクルーズが今秋限定で登場!肉の旨味を感じる厚切肉とワインブッフェ、そして美しいびわ湖の夜景を楽しめます。大切な方とご一緒に、心満たされるひと時をお過しください。

スパリゾートハワイアンズ、来年1月の創業55周年を前に特別宿泊プランを先行販売

2019年10月11日(金) 配信

フラガールによるダンスショー

 常盤興産(井上直美社長、福島県いわき市)はこのほど、運営するスパリゾートハワイアンズが2020年1月15日(水)に「創業55周年」を迎えるに当たり、特別宿泊プランの先行販売を始めた。55泊の長期滞在プランや、館内各所で使える宿泊者限定オリジナルクーポンブックが付いたプランなどを用意した。

 今回、55周年のテーマを「ビッグ・スマイル!」とし、これまで多くの困難を乗り越えながら挑戦を続けた55年を基盤に、次の半世紀に向けたさらなる挑戦への決意を言葉で表現している。

 1966年に開業した同施設の前身である「常磐ハワイセンター」は、日本人の憧れの地だった「ハワイ」を目指した一大レジャー施設として誕生した。2011年3月の東日本大震災では施設の存続の危機を思わせるほどの損傷を受けたが、お客や地域の人々、同業者に支えられながら発展、継続してきた。

55周年のロゴ

55泊・55万円プラン

 創業記念日の2020年1月15日(水)から55泊の設定で、チェックアウト日の3月10日(火)まで、ハワイアンズを隅々まで堪能できる。5組限定。

期間:2019年1月15日(水)から55連泊(チェックアウト日は3月10日)
料金:55泊110食付で55万円~(税込、入湯税別)*シングルルーム利用時

外観

宿泊様限定 55個のオリジナルクーポンBOOK付き

 食事や買いもの、各種サービスをお得に利用できる、55個のクーポンが付いたオリジナルBOOKを、12月1日(日)から、全宿泊者を対象に配布する。人気商品「パイナップルジュース」の半額券やタピオカを通常より55g増量できるクーポンなど、55周年の「55」にちなんだクーポンを館内各所で利用できる。
 
期間:2019年12月1日(日)~2020年3月31日(火)
対象:全宿泊者
 
お土産などに利用できる

宿泊者専用無料送迎バス毎日運行中

 首都圏11カ所からホテル玄関前まで宿泊者専用の無料送迎バスが毎日運行する。

【運行場所】東京・新宿・池袋・北千住・立川・さいたま・横浜・西船橋・松戸・千葉・つくば

各地からホテル玄関まで直行で便利

 

「トリップアドバイザーの口コミで人気! 日本の美術館・博物館ランキング2019」  10施設が新たにランクイン

2019年10月11日(金) 配信 

美術館1位のポーラ美術館

 トリップアドバイザー(牧野友衛代表)はこのほど、 「日本の美術館・博物館ランキング2019」を発表した。北海道から沖縄まで全国各地の美術館・博物館が選ばれ、大きく順位を上げた施設や、10の施設が新たにランクインするなど、昨年とは大きく異なったランキングとなった。

 美術館の1位には自然との調和が美しい「ポーラ美術館(神奈川県箱根町)が、 博物館の1位には戦争の歴史を伝える「知覧特攻平和会館」(鹿児島県南九州市)が選ばれている。

博物館1位の知覧特攻平和会館

 このほか、美術館で2位の「田中一村記念美術館」(鹿児島県奄美市)は18位から大きくランクアップ。博物館では、「鈴木大拙館」(石川県金沢市)が20位から2位に大躍進した。

日本の美術館ランキング2019 トップ20

1位(8)ポーラ美術館/神奈川県箱根町

2位(18)田中一村記念美術館/鹿児島県奄美市

3位(4)大塚国際美術館/徳島県鳴門市

4位(15)ひろしま美術館/広島県広島市

5位(12)MOA美術館/静岡県熱海市

6位(2)藤城清治美術館/栃木県那須町

7位(‐)青森県立美術館/青森県青森市

8位(16)大原美術館/岡山県倉敷市

9位(14)ミホ ミュージアム/滋賀県甲賀市

10位(3)根津美術館/東京都港区

11位「初」大阪市立東洋陶磁美術館/大阪府大阪市

12位(-)島根県立美術館/島根県松江市

13位「初」富山市 ガラス美術館/富山県富山市

14位(19 )三菱一号館美術館/東京都千代田区

15位(6)足立美術館/島根県安来市

16位「初」北斎館/長野県小布施町

17位(-)山梨県立美術館/山梨県甲府市

18位(-)国立新美術館/東京都港区

19位(-)森美術館/東京都港区

20位(7)岡田美術館/神奈川県箱根町

※()内は昨年順位。 「初」は今年初登場

日本の博物館ランキング2019 トップ20

1位(13)知覧特攻平和会館/鹿児島県南九州市

2位(1)長崎原爆資料館/長崎県長崎市

3位(20)鈴木大拙館/石川県金沢市

4位(-)立佞武多の館/青森県五所川原市

5位(6)福井県立恐竜博物館/福井県勝山市

6位(-)東京国立博物館/東京都台東区

7位(10)島根県立古代出雲歴史博物館/島根県出雲市

8位(8)トヨタ産業技術記念館/愛知県名古屋市

9位(2)広島平和記念資料館/広島県広島市

10位「初」沖縄県平和祈念資料館/沖縄県糸満市

11位「初」岐阜かかみがはら航空宇宙博物館/岐阜県各務原市

12位「初」トヨタ博物館/愛知県長久手市

13位(15)神奈川県立生命の星・地球博物館/神奈川県小田原市

14位「初」福岡市博物館/福岡県福岡市

15位「初」北海道開拓の村/北海道札幌市

16位(-)高知県立坂本龍馬記念館/高知県高知市

17位(-)江戸東京博物館/東京都墨田区

18位(14)京都鉄道博物館/京都府京都市

19位「初」奈良国立博物館/奈良県奈良市

20位「初」浜松市楽器博物館/静岡県浜松市

※【注】 「東京国立博物館」は、 「東京国立博物館 平成館」(同一施設)を合算し。

 ※()内は昨年順位。 「初」は今年初登場

※同ランキングの「日本の美術館・博物館ランキング2019」各トップ20は以下の旅リストからも閲覧可能

旅リスト(美術館): 

旅リスト(博物館): 

口コミピックアップ

・美術館 11位 「大阪市立東洋陶磁美術館」(大阪府大阪市)

大阪市立東洋陶磁美術

 大阪の文化やアートの中心として注目を集める中之島。その一角にある「大阪市立東洋陶磁美術館」は、 旧安宅産業が収集した中国・韓国陶磁をはじめ、 世界的にも評価が高い東洋陶磁コレクションを所蔵している。

 徒歩圏内には、現代美術を中心とした展示が楽しめる「国立国際美術館」や歴史的建築物として有名な「大阪市中央公会堂」などもある。

 口コミでは「陶磁器に興味がなくても国宝は一見の価値あり」「東洋美術の凝縮」「陶磁器のルーツはここから学べます」といった、 見応えあるコレクションに圧倒される声が多く寄せられていた。

 「ボランティアガイドさんが丁寧でユーモアもあって焼き物初心者の私でもとても良く分かり興味をもちました。 」といった体験談も投稿されており、初心者も楽しんでいるようすがうかがえる。

・博物館15位 「北海道開拓の村」(北海道札幌市)

北海道開拓の村

 「北海道開拓の村」は、新札幌駅からバスで20分ほどの緑豊かな野幌森林公園にある。 明治から昭和初期までの歴史的建造物を広大な面積に展示した珍しい野外博物館だ。

 施設内には、役所や商家が立ち並ぶ市街地群から農家が点在する農村群まで、 「村」まるごとを再現。「足を踏み入れるだけでタイムスリップしたような気分を味わえます」(同社)。

 さらに夏には馬車鉄道、冬には馬そりなど、さまざまな体験を通して当時の生活について学ぶこともできるようになっている。

 口コミでは、「園内には開拓当時の古い建物が立ち並び、当時のようすが忠実に再現されています」「まるでタイムスリップしたかのような、 古い建物があり、 ロマンを感じられます」といった声があった。

 このほか、「スタッフ皆さん親切なので色々と説明をしてくれました」といったボランティアスタッフによる親切な解説案内に満足する声も多かった。

【評価方法】…同ランキングは、2018年8月~2019年7月の1年間に日本の美術館・博物館に投稿された日本語の口コミの評価(5段階)点、 口コミの投稿数をもとに、 独自のアルゴリズムで集計したもの

※同ランキングは下記からも閲覧可能

美術館:

博物館: 

スカイマーク、InstagramとTwitterの公式アカウント開設

2019年10月11日(金)配信 

スカイマークの航空機(写真はイメージ)

 スカイマークは2019年10月10日(木)、Instagram(インスタグラム)とTwitter(ツイッター)の公式アカウントを開設したと発表した。スカイマークのお得な情報を掲載するほか、旅が楽しくなる就航地の魅力を発信していくという。

 Instagramのユーザー名は「@skymark_jpn」、Twitterは「@SkymarkJ」。ツイッターの表示名はインスタグラムと同様の「skymark_jpn」で統一されているため、同名でもアカウントの検索ができる。なお、同じくSNSのFacebook(フェイスブック)では、すでにページ開設が済んでいる。

 今後、公式アカウントを活用したキャンペーンも随時実施していくという。同社では、旅先や飛行機の写真を撮影して、「#skymark_jpn」や「#スカイマーク」などのハッシュタグを付けての投稿を呼び掛けていく。

【特集No.536】中国・韓国・台湾・香港 注目の訪日4市場はどう動く?

2019年10月11日(金) 配信

 日本政府観光局(JNTO)は9月12、13日の2日間、第22回「JNTOインバウンド旅行振興フォーラム」を開いた。JNTOの各国事務所長らが現地の最新動向や、訪日客のニーズなどについて報告した。昨年、訪日外国人旅行者数は3119万人と過去最高を更新し、政府が掲げる2020年4000万人の目標達成が近づいてきたかに思われた今夏、東アジア市場は急転回をみせた。注目の中国、韓国、台湾、香港の4市場の最新動向を紹介する。(台湾、香港は3面に続く)
【入江 千恵子】

                ◇

≪中 国≫

 未訪日層は多数いる

 中国人の訪日旅行者数は、昨年838万人(前年比13・9%増)と過去最高を記録した。19年上半期も前年同期比11・7%増と前年を上回り、7月には単一市場で初めて100万人を突破。好調を維持している。

 中国で個人の海外旅行が解禁された1997年から約20年が経ち、昨年のアウトバウンド数は7342万人に達した。だが人口14億人に対しての割合は5%で、訪日率は1%に過ぎない。香港市場の訪日率は30%、台湾は20%、韓国は15%と、他市場と比べても圧倒的に低く、「まだ日本に行ったことがない人がたくさんいる。これらの人は心強いターゲットになる」と、北京事務所の齊藤敬一郎所長は今後のさらなる伸びに期待を込めた。

 近年は所得が高い上海、北京、広州などの沿海部都市からだけでなく、成都や重慶など内陸部の都市からの旅行も増えている。「日本ではなじみが少ない都市が多いが、今後、日本に来てもらえるよう取り組んでいきたい」と述べた。

 人気の旅行先は、香港、マカオ、タイに続き、日本は4番目=表。タイの人気が高い理由は「中国人が旅行先を選ぶとき、最初に検索するワードは『ビーチリゾート』。中国人にタイのビーチリゾートは有名で、この順位を崩すのはなかなか難しい」と課題を挙げた。

リピーター急増18年は4割超え

  中国人の訪日旅行者を月別でみると、春節、桜、夏休み、国慶節と4つのピークがある。旅行形態は、個人旅行が63・4%、団体が36・6%(いずれも18年)と、個人旅行に移行しつつあるが、東アジア市場の中で団体の割合が最も高い。人数も306万人にのぼり、「引き続き団体旅行もターゲットにしていくことになるだろう」との見通しを示した。

 中国人客数の増加に伴い、リピーターも急増している。15年のリピーター率27・5%に対し、18年は40・9%まで上昇。旅行の形態は団体から個人へ、ゴールデンルートから地方にシフトしている動きがみられる。

 消費額もリピーターになるほど高くなる傾向がある。「10回以上は、さらに増えるデータもある。リピーターを増やすことが課題」だとした。

 齊藤所長は最近の北京での中国人のようすについて、「以前に比べてマナーが良くなり、洗練されてきている。日本人と同じように接してもらうのが良いと思う」と提案した。

【全文は、本紙1772号または10月18日(金)以降日経テレコン21でお読みいただけます。】

〈旬刊旅行新聞10月11日号コラム〉新しい旅の相棒 「早く目的の小さな旅に出たい」

2019年10月11日(金) 配信

新しい旅の相棒

 
 先日、東京・練馬のホンダドリーム店に、新しい旅の相棒を迎えに行った。

 
 自宅のある小田急沿線から新宿まで電車に乗り、都営大江戸線に乗り換えて練馬春日町で降りて、30分ほど歩いた。秋なのに気温が33度まで上がった灼熱の日で、喉が渇き、片手に持ったヘルメットすら重く感じた。
 
 ようやく辿り着いた目的の店でいくつかの手続きを済ませ、裏側のガレージ前に案内されると、太陽の光を浴びた赤いオートバイの姿が見えた。「新しい友人」が私を待っていた。
 
 「旧い友人」のことにも触れなければならない。9月の台風が訪れる前日、3年間ともに過ごした2005年製のスズキのオートバイは「鬼籍に入った」。降りしきる雨の中、スパナやレンチを持って格闘したが、エンジンは動かなかった。翌日、晴れ渡った空の下、「旧い友人」を押しながら、近所の買取店に向かった。
 
 30分ほどの査定のあと、3万5千円という数字が電卓で示された。私は「ありがとうございます」と言って、お札を握りしめた。店を出るときに、「旧い友人」と“目が合った”。
 
 私は感傷的な気分は好きではない。さらりと、笑顔を向けて「さよなら」を言った。台風が過ぎ去った新鮮な陽光を受けた「旧友」は、とても〝べっぴんさん〟に見えた。
 
 「旧友」との思い出は、山ほどある。あれやこれや、慣れない手つきで色々なことを試して、傷つけたことも、1度や2度ではない。「旧友」の最後の息の根を止めたのも、実は私なのである。
 
 「旧友」の細い背中に乗って、北海道を一緒に走ったことは、いつまでも忘れないだろう。宗谷岬や納沙布岬、襟裳岬にも行った。北海道一周を走り終わって、神奈川の自宅近くのガソリンスタンドの小さな段差で、伸び切ったチェーンが外れた。「よくぞ北海道を走っている間に外れなかった」と、その根性を称えたものだった。「旧友」には感謝の言葉しかない。
 
 早く再生して、優しいパートナーを見つけて、「末永く幸せになってほしい」と心から思っている。
 
 さて、「新しい友人」は少し体格がいい。「旧友」に慣れた私には、まだ大柄な車体を持て余し気味である。ブレーキの利き具合や、半クラッチの微妙なつなぎのポイント、押し引きの重点の掛け方など、まだよく分かっていない部分が多い。
 
 それでも、少しずつお互いが理解し合えている手ごたえはある。最初はよそよそしかった2人(?)だったが、道路を走りながら、コミュニケーションを深めている。そして今や私は、スマートフォンに撮った「新しい友人」の写真を見ながら、「一緒に旅をしたい」という想いが日々強くなりつつあるのだ。
 
 1人旅は大好きであるが、やはり寂しくなるときがある。人間だとケンカになるが、オートバイは寡黙であり、頼もしい最高の旅の相棒である。「新しい友人」にはETCが備え付けてある。もう、どこへでも行ける気分だ。
 
 オートバイの旅の目的は、小さければ小さいほどいい。
 
 「枯れすすきを見に、箱根仙石原に行く」「たこ焼きを食べに、大阪に行く」「ウミネコを見に、誰もいない海に行く」。どれもカッコイイ旅の理由である。
 (編集長・増田 剛)