「雪国リトリート」、雪国観光圏の井口代表が講演(新潟県) 「異日常型観光」を推進

2024年12月12日(木)配信

雪国観光圏代表理事の井口智裕氏

 新潟県は11月18日(月)、東京・銀座のアンテナショップ「銀座・新潟情報館THE NIIGATA」で、旬の話題や特別な情報を紹介する「新潟プレミアサロン」を開いた。雪国の“異日常空間”で心と体をリラックスさせる体験型旅行プラン「雪国リトリート」について、南魚沼地域で取り組む2人が講演した。

 雪国観光圏代表理事の井口智裕氏(いせん社長)が雪国観光圏と雪国リトリートの取り組み、新潟県地域おこし協力隊の石井佳穂さんが具体的な旅行プランを紹介。コーディネーターは、温泉エッセイストで跡見学園女子大学兼任講師の山崎まゆみ氏が務めた。

 雪国観光圏は、日本有数の豪雪地である新潟県魚沼市や南魚沼市、湯沢町、十日町市、津南町、群馬県・みなかみ町、長野県・栄村の3県7市町村が連携する広域観光圏。井口氏は……

「サンゴの日」に、グレートバリアリーフで「サンゴ保全体験」 JOTC×豪州政府観光局×クイーンズランド州政府観光局共同企画

2024年12月12日(木) 配信

グレートバリアリーフ(イメージ)

 日本旅行業協会(JATA、髙橋広行会長)はこのほど、アウトバウンド促進協議会(JOTC)のオセアニア・大洋州部会における部会活動の一環として、オーストラリア政府観光局、クイーンズランド州政府観光局と共同で、「共同企画 サンゴ保全体験」SDGsプログラムを行う。

 災害やさまざまな理由でダメージを受け危険な状態にあるサンゴの再生に向け、世界自然遺産「グレートバリアリーフ」の持続可能性を保持するための支援活動に協力する企画。SDGsの取り組みである体験プログラムを通して、環境保護や観光・旅行のさらなる価値向上、アウトバウンド強化につなげていく。

 12月12日(木)に開かれたJATAの定例会見で、オーストラリア政府観光局のデレック・ベインズ日本・韓国地区局長は、「グレートバリアリーフは世界自然遺産に認定されている。我われ観光業界にとっては欠かせない観光資源。この唯一無二の美しいサンゴ礁群を、観光を通してサステナブルにする活動に参加できることをうれしく思うとともに、日本の旅行業界の皆様に感謝したい」とあいさつした。

 クイーンズランド州政府観光局のポール・サマーズ日本局長は、「グレートバリアリーフは、1981年に登録されたオーストラリア初の世界自然遺産。今回のJATAとオーストラリア政府観光局との共同企画は非常に有意義なものであり、企画に参加される皆様は、帰国後、日常生活において自然保護のために何ができるのかを考えてもらえることと思う」と期待を寄せた。

(左から)オーストラリア政府観光局デレック・ベインズ日本・韓国地区局長、クイーンズランド州政府観光局ポール・サマーズ日本局長

 同企画には、HIS(エイチ・アイ・エス)、JTB、東武トップツアーズ、日本旅行、阪急交通社の5社が参加。募集型企画旅行、受注型企画旅行、オプショナルツアーなどの日本発着ツアーを各社が売り出し、合計200人を募集する。

 開催日時は、「サンゴの日」である2025年3月5日(水)。ケアンズからアクセスのポンツーン(人工浮島)「REEF MAGIC」チャーターで開かれる。

 費用は4万9000豪㌦。このうち半額を、オーストラリア政府観光局とクイーンズランド州政府観光局がサポートする。

 プログラムでは、海洋生物学者による特別講義や、サンゴ保全現場の確認、サンゴ保全のため「リーフコネクトプログラム」などを体験する。さらに、シュノーケルやダイビング、グラスボート、半潜水艦ツアー、アボリジニ文化音楽体験などのアクティビティも予定する。

 参加旅行会社は現在も募集中だ。

「ドイツ観光局サステイナブルツーリズムメディアアワード2024」 グランプリは鈴木博美氏

2024年12月12日(木) 配信

ドイツ観光局サステイナブルツーリズムメディアアワード2024発表

 ドイツ観光局日本支局(西山晃支局長、東京都港区)は12月10日(火)、東京都内で「ドイツ観光局サステイナブルツーリズムメディアアワード2024」授賞式を開いた。

 同アワードは、「サステイナブルツーリズム(持続可能な観光)」をテーマに、24年に独自のドイツ取材や、ドイツ観光局のプレスツアーに参加したジャーナリストを対象に、ドイツへの持続可能な観光の啓発に最も貢献したジャーナリストを表彰するもの。

 グランプリに輝いたのは鈴木博美氏。サステイナブルの3つの視点①Socio-cultural(地元の伝統文化や風習を後世に残すもの。また、人と人とのふれあいを大事にし、相互理解を深めるもの)②Economic(文化継承や自然保護といった一見非経済的と思われる取り組みにおいて、とくに経済的に劣勢になりやすい田舎や過疎地域において「儲かる仕組み」の実現に寄与するもの)③Environmentally friendly(自然保護、環境保全、環境に負荷をなるべくかけない方法で観光を促進するもの)に関して、鈴木氏の独自の視点や、優れたストーリー性でシリーズ記事として紹介した点が高く評価された。

(左から)マルティン・フート駐日ドイツ共和国大使館公使、岡田美奈子追手門学院大学教授、グランプリ受賞の鈴木博美さん、石原義郎航空新聞社編集統括、西山晃アジア地区統括局長兼ドイツ観光局日本支局長

 準グランプリは坪井由美子氏が受賞。正確性や客観性、構造性、独自性に加え、読者への共感度の高さが際立った。

 審査員特別賞はシュピッツナーゲル典子氏。日本ではまだ知られていない、奥深い魅力を持つデスティネーションに焦点を当てた記事が高ポイントを得た。

 審査は西山支局長に加え、外部審査員として岡田美奈子氏(追手門学院大学教授)、石原義郎氏(航空新聞社編集統括)の3氏が務めた。

「しんでんや旅館」(群馬県・猿ヶ京温泉)破産手続き開始へ

2024年12月12日(木) 配信

 しんでんや旅館(林律子代表、群馬県・猿ヶ京温泉)は11月21日(木)、前橋地裁沼田支部から破産手続き開始決定を受けた。

 同社は、個人営業を経て1978(昭和53)年11月に法人改組された旅館の運営業者。猿ヶ京温泉エリアで温泉旅館「旅籠しんでん」を運営。観光客のほか、サークルやゼミ合宿などにも対応し、2010年代後半は約4000万円の年間収入高で推移していた。

 しかし、コロナ禍による外出自粛の影響などから、利用客数は大幅に落ち込んだ。「コロナ禍後に集客はやや回復したものの以前の水準には戻らず、23年2月期の年間収入高は約2200万円にとどまっていた」(帝国データバンク)という。

 今年1月末までで事業は停止しており、帝国データバンクによると、負債は23年2月期末時点で約2億9000万円としている。

ANA総研と東京農大が連携協定結ぶ 人材育成で地域活性化を

2024年12月12日(木) 配信

江口文陽学長(左)、 㓛刀秀記社長

 ANA総合研究所( 㓛刀秀記社長、東京都港区)は12月11日(水)、東京農業大学(江口文陽学長、東京都世田谷区)と包括連携協定を結んだ。双方の強みを生かし、人材育成を加速することで地域活性化などに寄与していきたい考え。同日、両者は同大学で協定書の締結式を行った。

 両者は人材の相互連携や交流、東京農大の研究をANA総研の業務に生かすことなど6つの協定項目に合意。ANA総研の知見を生かした学生たちへの実学教育やキャリア形成の推進を軸に、「総合農学」として幅広く社会的な課題解決に取り組む東京農大と観光振興などに取り組むANA総研が、親和性のある事業展開の可能性を追求する。

 ANAグループと同大の関係は、2021年にピーチ・アビエーションと同大が包括連携協定を結んだことから始まった。両者は地方創生に向けた商品の共同開発などを行った実績がある。また、23年には同大とANAあきんどの共催で「産官学・地域連携HUB」シンポジウムを開いたところ。

 協定の締結に際し、 㓛刀社長は「我われは2006年の創設以来、調査研究やビジネスの提案、観光振興、人材育成などに取り組んできた」と紹介。大学との連携については「ANAブランドを支えてきた豊かな講師陣が人材育成のお手伝いをしてきた。現在は40校と提携しており、今回で41校目。今回の提携で、航空業界のみならず、世界で活躍する人材の育成へ寄与していきたい」とし、「新たな価値を生み出し、相乗効果を発揮できるよう努めていく」と意気込んだ。

 今後については、新たな価値創造の領域をさらに拡大していく考え。「知見を生かしたキャリア形成や観光振興に取り組む。学生が地方活性化に果たす役割は大きい。地方と学生、企業をつなげることが使命。今回は新たなチャンスを得た。新たな社会貢献の機会を捉えワクワクしている」と展望した。

 江口文陽学長は「同大には1万3000人の学生がいる。総合農学としてこの関連だけで多くの学生を要しているのは珍しい。我われは全国の農産物や海産物などをどのように世界に発信するかを考えている」と述べた。今回の連携について「企業経営に大学の研究などを生かし、関係を深めていただければと思う」とし、「新たな化学変化が起こると期待している」と力を込めた。また、地域活性化にも触れ、「学生が地域に行き、語り部になる。それが各地で行えられれば地域活性化につながる」と言及した。

花の香が漂う 12月20日から爪木崎で水仙まつり

2024年12月12日(木) 配信

約300万本もの水仙が咲く

 静岡県下田市の須崎半島の景勝地・爪木崎は野水仙の群生地として知られ、約300万本もの水仙が甘い香りを漂わせる。

 その水仙の最盛期に合わせ毎年12月20日(金)~1月31日(金)まで、「水仙まつり」が行われる。

 園内では足並みがそろった開花でない分、満開の場所や遅咲きの場所があり、期間中を通して純白の水仙が堪能できる。

 初日にはオープニングイベントが行われ、金目鯛の握り寿司(先着100人)や漁師料理の池之段煮味噌鍋(先着200人)に振る舞われる。また、各日曜日には下田太鼓の実演や池之段煮味噌鍋サービス(先着200人)がある。

 さらに、下田温泉旅館協同組合と下賀茂温泉旅館協同組合加盟施設に宿泊した人には甘酒をサービス(期間中毎日午前9~12時)する。

おてつたび、日産・日旅などとサステナブルな旅の推進委員会発足 伊勢志摩で「GREEN JOURNEYおてつたび」スタート

2024年12月11日(水) 配信 

おてつたびなど14社はこのほど、官民連携でGREEN JOURNEY推進委員会を発足した

 おてつたび(永岡里菜代表、東京都渋谷区)は日産自動車(内田誠社長)および日本旅行(小谷野悦光社長)の2社を発起人として、JRグループ、TBWAHAKUHODO、地球の歩き方、Earth hacks、日本ジオパークネットワークなど、計14社と環境省、東北大学と連携し、GREEN JOURNEY推進委員会を発足した。

 同委員会では、国内旅行におけるCO2排出削減や、環境保全型アクティビティの開発、参画自治体における関係人口の創出、地域文化の発展に取り組んでおり、このほど、新しいサステナブルな旅のカタチ「GREEN JOURNEY」を発表し、日本旅行で国内旅行ツアーを売り出した。

 12月から、三重県・伊勢志摩2カ所の宿泊施設で、「GREEN JOURNEYおてつたび」を実施する。

 この取り組みでは、伊勢志摩でのおてつたびに参加した人限定で、日産の電気自動車(車種・サクラ)のレンタカー割引が適用される。1日レンタルで15%引き、1週間レンタルで20%引きとなる。

 同社は、「仕事を通じて地域と関わるだけではなく、空いた時間にはEVを活用した伊勢志摩を周遊。走行中のCO2排出ゼロという環境にやさしい体験をしながら、その土地ならではの食や文化を存分に楽しむことができる」とPRした。

「宮島・広島・岩国・呉」の首都圏観光宣伝隊が来社 観光・イベントや食の魅力など紹介

2024年12月11日(水) 配信

観光PRで旅行新聞新社を訪れた広島観光親善大使の高間美緒さん、宮島観光親善大使の城山巧さん、ミス岩国のサプコタ・カリシマさん(左から)

 2024年度「宮島・広島・岩国・呉」共催の首都圏観光宣伝隊が12月4日(水)、本紙を訪れ、同エリアの観光・イベントやおすすめスポット、食の魅力などを紹介した。

 来社したのは宮島観光親善大使の城山巧さん、広島観光親善大使の高間美緒さん、ミス岩国のサプコタ・カリシマさん、宮島観光協会の平田裕二副会長(岩惣社長)、野島友和副会長(宮島シーサイドホテル専務)、岩国市観光協会鵜飼事務所の三井麻衣子さんの計6人。

 宮島は保存修理工事が完了した「大鳥居」を始め、潮の満ち干によって姿を変える「世界遺産・嚴島神社」、海からの「参拝遊覧船」や「世界遺産航路」などを紹介。

 城山さんは「世界遺産の宮島は昔から神の島として崇められています。日本三景の1つで、2025年に開催される大阪・関西万博のフランスパビリオンでは、モンサンミシェルと観光友好都市の宮島の大鳥居が模型で展示されます」とアピールした。

 広島は幻想的な光で街を彩る「ひろしまドリミネーション」のライトアップのほか、JR広島駅の新駅ビル2025年春開業を紹介。駅ビル2階には広島電鉄の路面電車が高架で乗り入れ、広島駅中央口改札や新幹線口改札から段差なくフラットにつながるようになる。広島平和記念資料館ではウェブを活用したチケットの事前購入・予約が開始され、オンラインチケットの導入でエントランス前の行列は導入前よりも短くなり、自動券売機も導入されたため、現地でチケットを購入される際も利便性が高まった。

 高間さんは「冬のグルメキャンペーン『瀬戸内かき海鮮食堂』が2月28日まで実施中で、広島湾七大海の幸(メバル・コイワシ・オニオコゼ・アサリ・クロダイ・カキ・アナゴ)が豊富に使われたメニューがスタンプラリー形式で楽しめます」と説明した。

 岩国は名勝「錦帯橋」と「錦帯橋の鵜飼と遊覧船」、体験メニュー「岩国寿司体験」を紹介。

 サプコタ・カリシマさんは「岩国の観光のシンボルは、日本三名橋の錦帯橋で、1673年創建の世界に誇る木造五連のアーチ橋です。国の天然記念物「岩国のシロヘビ」も生息しています。来年の干支が巳年ということもあり、白蛇神社や岩国シロヘビの館に大勢の方が来られることを期待しています」とPRした。

 呉の「大和ミュージアム」は、25年2月からリニューアル工事で約1年間休館するため、休館中の対策としてビューポートくれ仮展示室「大和ミュージアムサテライト」における代替展示を行い、修学旅行用ガイダンスも実施する。10分の1戦艦大和は外から見学できるという。

一の坊が環境省の気候変動アクション「大賞」を受賞 CO2約42%削減など評価受け

2024年12月11日(水) 配信

12月2日に表彰式が行われた。(左から)環境省 地球環境局・土居健太郎局長、髙橋社長

 宮城県内で温泉リゾートやレストランなどを手掛ける、一の坊(髙橋弘行社長、宮城県仙台市)はこのほど、環境省が主催する「令和6年度気候変動アクション環境大臣表彰」で「先進導入・積極実践部門/緩和・適応分野」の大賞を受賞した。今回の環境大臣表彰は28件・大賞受賞は7件でその1つに選出。同社はCO2を約42%削減するなど、業界のロールモデルとなる取り組みが評価された。

 一の坊グループでは、経営者と全社員が省エネへ取り組む「快適エコ活動」を推進している。浴槽からあふれ出るなど、活用されないまま廃棄されてしまう「温泉の熱」に着目。その熱エネルギーを回収し、利用する温泉廃熱利用システムを導入・運用している。

 廃湯の熱を使い切る工夫により、既設ボイラーの稼働を抑制し、重油使用量を大幅に削減。再生可能エネルギーの活用と環境負荷の低減を実現した。快適エコ活動により、CO2排出量42%削減、エネルギー使用量37%削減の成果が出ているという。

 また、産地を訪ね生産者とつながりながら、フードマイレージとフードロスを削減する取り組みなどが「適応分野」として評価された。松島一の坊、ゆづくしSalon一の坊の食事提供スタイルは、お客がオーダーをしてから調理を開始する「オーダービュッフェ」を取り入れている。従来のビュッフェに比べ、残食による食品ロスを大幅に削減することができ、松島一の坊では、2019年度からオーダービュッフェスタイルの本格運用にともない、フードロスを36%削減した。
 
 日本では2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロとする、2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指しており、目標達成には優れたCO2削減技術の創出と社会実装の加速化が必須。このため、環境省は気候変動対策推進の一環として、顕著な功績のあった個人・団体を称える「気候変動アクション環境大臣表彰」を行っており、さらにそのなかでもとくに著しい功績をあげた事例に「気候変動アクション大賞」を授与している。

【発表】第50回(2025年)プロが選ぶ「100選」 白玉の湯 泉慶・華鳳(新潟県・月岡温泉)が初の総合1位に

2024年12月11日(水)配信 

プロが選ぶ日本ンホテル・旅館100選ロゴマーク

 株式会社旅行新聞新社(石井貞德社長、本社・東京都千代田区)は2024年12月11日(水)、第50回「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の入選施設を発表し、総合100選では新潟県・月岡温泉の白玉の湯泉慶・華鳳が初の1位となりました。

 旅館100選は全国の旅行会社による投票を集計し、得票順に並べて入選施設を発表する事業で、観光業界で最も歴史のあるランキング付けイベントとして今年50年の節目を迎えました。投票は2024年9月21日(土)-同10月31日(木)に、全国の旅行会社(旅行業登録1種、2種、3種)の本社、支店、営業所など1万4292カ所に、投票案内を掲載した「旅行新聞」と投票用紙(専用はがき)を直接送り実施したほか、WEBサイトからも受け付けました。返信いただいた専用はがき、WEB投票を集計し、「もてなし」「料理」「施設」「企画」の部門別100選および、4部門の合計点からなる「総合100選」が決まりました。なお、投票期間時点で、令和6年(2024年)能登半島地震等、自然災害の影響で長期休業を余儀なくされている施設につきましては、各ランキングの選出対象外としました。

 総合100選では、新潟県月岡温泉の白玉の湯(新潟県 月岡温泉)が、旅館100選50年の歴史の中で初めて1位に輝きました。2位は水明館(岐阜県 下呂温泉)、3位は八幡屋(福島県 母畑温泉)がランクイン。9位の萬国屋は10年ぶり、10位の大谷山荘(山口県 長門湯本温泉)が初のトップ10入りを果たしました。

 部門別100選は、「総合」1位の白玉の湯泉慶・華鳳が「施設」「企画」部門で1位、同2位の水明館が「もてなし」「料理」で1位となり、2館で4部門のトップを二分しました。「もてなし」では9位の匠のこころ吉川屋(福島県 穴原温泉)が2年ぶりにトップ10に入選。「料理」では10位の常磐ホテル(山梨県 信玄の湯 湯村温泉)が初のトップ10入りとなりました。「施設」では9位の日本の宿 古窯(山形県 かみのやま温泉)が5年ぶり、10位の草津温泉ホテル櫻井(群馬県 草津温泉)が2年ぶりにトップ10に。ホテル櫻井は、「企画」でも2年ぶりに10位に入選しました。

 同時に、第45回「プロが選ぶ観光・食事、土産物施設100選」、第34回「プロが選ぶ優良観光バス30選」、第8回「プロが選ぶ水上観光船30選」も発表しました。観光・食事施設100選では浅間酒造観光センター(群馬県 長野原)が、土産物施設100選では御菓子御殿(沖縄県 読谷)がそれぞれ1位の座を獲得。観光バス30選では、はとバス(東京都 大田区)が、水上観光船30選では最上峡芭蕉ライン観光(山形県 戸沢村)がそれぞれ1位となりました。

 各ランキングについては旅行新聞新社ホームページで公開しています。

表彰式・祝賀パーティー

 2025年1月17日(金)には各ランキング入選施設をお招きし、東京・京王プラザホテルで表彰式・祝賀パーティーを開催します。

日時: 2025(令和7)年1月17日(金)午前11:00~
会場: 京王プラザホテル5階 コンコードボールルーム
    東京都新宿区西新宿2-2-1 Tel03-3344-0111