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神社の「氏子」になれる旅。三重県明和町・竹神社、地域コミュニティに深く没入する体験プログラムのプロモーション動画を公開

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2025.12.15
明和観光商社
~「お客様」ではなく「神社の守り手」の一員へ。訪日外国人に向けた、地域住民との交流と神道体験~




明和町の観光地域づくりを推進する一般社団法人明和観光商社(本社:三重県多気郡明和町、代表理事:千田良仁)は、地域住民とともに活性化に取り組む竹神社(三重県多気郡明和町斎宮2757-2)において、訪日外国人旅行者等を対象に、氏子として神社の清掃や神事に携わる体験プログラム「日本人が大事にしている地域の神社コミュニティ「氏子」になれる体験」を造成し、この度、その世界観と魅力を広く発信するため、インバウンド向けSNSメディア「YamaTrips(ヤマトリップス)」を運営する株式会社YamaTripsと連携したプロモーション動画2種を公開いたしました。

竹神社を軸にした地域活性化
 氏子の減少や自治会など地域コミュニティのつながりの希薄化により、多くの神社で運営が難しくなっています。竹神社(三重県多気郡明和町斎宮2757-2)も、2020年までは社務所が開かれず、訪れる人も少ない状態が続いていました。そうしたなか、地域の方々が境内の清掃や花手水の管理、御朱印の頒布などを進め、明和観光商社も情報発信やイベント企画などを通して連携し、県外からも訪れる人が増えつつあります。
2022年からは、持続可能な神社運営に向けて、観光をきっかけに竹神社の活性化を進め、氏子や地域住民とともに御朱印の企画や鎮守の森の活用など、日々の取り組みを重ねています。
こうした活動をさらに発展させ、地域外、そして海外の方々にも神社の持続的な運営に関わっていただくため、地域の氏子たちが日々行っている活動そのものを体験価値とする「氏子体験」を造成・展開してまいりました。

伊勢街道に面する竹神社

日本人が大事にしている地域の神社コミュニティ「氏子」になれる体験
本プログラムの特徴は、参加者が単なる「観光客」としてではなく、地域とともに神社を守る「氏子」の一員として迎え入れられる点にあります。
「氏子(うじこ)」とは、同じ地域に住み、その土地の神様を信仰する人々のことで、いわば地域に根差した「神社のサポーター」です。地域の氏子と共に汗を流し、神社のお世話をすることで、地域の歴史を知り、日本人が大切にしてきた心を肌で感じることができます。

本プログラム限定の御朱印。竹神社の氏子として名前を記入する。

体験は、作務衣と雪駄に着替え、神職によるお祓いを受けることから始まります。心身を清めた後は、普段は立ち入ることのできない神域の清掃や、お賽銭の回収など、実際の神社の維持活動(お世話)に従事します。



場を清めた後は、美しく整った参道を通っての特別参拝へ。神職から正式な参拝作法のレクチャーを受け、神前に進みます。
活動の締めくくりには、社務所にて自分だけの御朱印づくりを行い、最後は「直会(なおらい)」として、氏子と交流しながらお供え物や和菓子をいただきます。

神前にお供えした斎王弁当を氏子らとともに食べる。

参加者の声

これまでに欧州からの個人旅行者の方々を受け入れ、言葉や文化の壁を越えた温かい交流が生まれています。体験された方からは、神社の静寂な雰囲気や、神道ならではの精神性に触れ、心身ともに洗われたという感動の声が寄せられています。

【体験者の声(チェコ在住・男性)】
「正式参拝がこの体験のハイライトでした。玉串(たまぐし)の捧げ方を学び、神前で祈りを捧げる時間は、まさに『最も心に残る瞬間』でした。」
「手水や鳥居でのお辞儀、そして『大祓詞(おおはらえのことば)』の意味を深く学ぶことで、単なる動作ではなく、神道における『禊(みそぎ)』の精神性を理解できました。」
「神社の境内で作務衣を着て歩くだけでも、普段の服とは全く違う感覚に包まれました。ただの観光客としてではなく、神聖な場所の一部になれたような充足感があります。」




玉串の捧げ方レクチャー

プロモーション動画
今回公開した動画は、目的の異なる2種類を制作しました。 制作にあたっては、日本のディープな文化を世界へ発信する株式会社YamaTripsと連携。旅行者が作務衣に袖を通し、地域住民と共に神社の清掃や参拝を行う様子を通じて、地域の日常に深く没入する体験の価値を表現しました。
動画は、リンク先よりご覧いただけます。

1. コンセプトムービー:Insider Experience at a Historic Shrine: Goshuin Stamp Making & Traditional Lunch with Ujiko Guide
竹神社の厳かな佇まいや、作務衣姿で境内を掃き清める凛とした所作を美しい映像で表現しました。映像と音楽が織りなす世界観を通じて、参加者が感じる神社の静寂と精神的な没入感を伝えます。

2. YamaTripsコラボリール動画YamaTripsアカウント
YamaTripsのアカウントで発信されるリール動画です。神社の厳かさとは対照的に、Tony氏が地域住民と笑顔で交流し、自然体で体験を楽しむ様子を通じて、言葉の壁を越えてコミュニティに溶け込む「楽しさ」と「没入感」が表現されています。
今後の展開について
明和観光商社は、この「氏子入り体験」を、単なる観光商品の造成に留めず、竹神社の維持・継承に貢献する持続可能な取り組みとして育ててまいります。訪れる外国人と迎える地域住民(氏子)の双方が、心の交流を通じて豊かになる観光地域づくりを、これからも推進していきます。
プログラム概要
【名称】「一日氏子」体験 ~神様と地域を支える一員になる特別な一日~
【場所】竹神社前(明和町斎宮2757-2)
【催行日】通年(12/31~1/3除く) 10:00~13:00(約3時間)
【言語対応】日本語、英語、中国語(繁体字・簡体字)
【料金】1名参加:37,000円  2名参加:おひとり様 20,000円
3名参加:おひとり様 14,000円 4~6名参加:おひとり様 11,000円、
7名~10名:おひとりさま8,000円
※人数により変動あり。詳細は予約サイトをご確認ください。
【販売】
Viator
BOKUN(自社OTA)
株式会社YamaTrips(ヤマトリップス)
株式会社YamaTripsは、日本各地の地域資源を海外視点で可視化し、インバウンド向けの体験設計・プロモーション・コンテンツ制作を行うクリエイティブ企業です。SNSを通じて“まだ知られていない日本の魅力”を世界へ発信し、地方の持続的な観光づくりを支援しています。
代表取締役 Xia Chuan Tony
カナダ出身の中華系カナダ人、日本在住16年。ウォータールー大学卒業後、外務省の国際交流プログラムで三重県多気町に派遣され、地方活性化とインバウンド観光に従事。その後、LINE・良品計画で広報を担当し、2023年にYamaTripsを創立。サステナブルツーリズムを推進するインフルエンサー兼ツアーガイドとして、現地調査、観光コンテンツの企画・開発、プロモーション、販売、ガイド業務まで一貫して手がける。SNS総フォロワー数60万(Instagram 42万 / Facebook 18万)。フォロワーの95%が海外在住、内、25%がアメリカ在住。
竹神社について
明治44年(1911)、旧斎宮村にあった25社の神を合祀して誕生した神社。元は竹川の古里にありましたが、明治時代に野々宮が祀られていた現在の場所に移動。周辺からは平安時代の大規模な塀列や掘立柱建物の跡が発掘されたため、斎王の御殿があった場所ではないかといわれています。また、謡曲「絵馬」にちなんだ絵馬殿にあった絵馬が、現在この神社に保管されています。



氏子らによる花手水

一般社団法人明和観光商社について
「次世代のQOLを豊かにする」をミッションに掲げ、持続可能な地域づくりを推進する地域DMO兼地域商社です。三重県・明和町の観光資源や地域資源を連携させた観光施策の推進をはじめ、地域商社としての特産品販売やふるさと納税支援、歴史文化施設の管理運営など、観光の枠にとらわれない多様なアプローチで地域の価値向上に取り組んでいます。
代表理事:千田良仁 住所:三重県多気郡明和町斎宮3039-2
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