JTB、「GSF」に出資へ Stapleとまちづくり会社設立
2025年12月12日(金) 配信
、JTBの森口浩紀取締役常務執行役員.png)
JTB(山北栄二郎社長)はこのほど、地域の持続可能な発展と資金循環を目指す投資ファンド「GOOD SOIL投資事業有限責任組合」(GSF)への出資を決めた。GSFの無限責任組合員(GP)であるGOOD SOILの親会社であるStaple(岡雄大CEO)との戦略的な協業を通じて、持続可能な地域活性化と両社の強みを生かしたビジネスモデルの確立を目指す。
JTBとStapleは、両社の強みを補強しあい地域を活性化することで、それぞれの投資価値や事業価値を最大化するため、まちづくり会社の共同出資による設立に合意した。GSFで開発された不動産の運営受託を中心に、エリアマネジメントやマイクロデベロップメントを展開する。
今後は瀬戸内エリアを起点に、地域特性を生かした複合的なエリア開発プロジェクトを順次展開していく予定。
また、GSFによるリスクマネーを投資の入口とし、開発された不動産が安定的に稼働したあと、長期保有ファンドが引き継ぐ仕組みを構築。開発から運営まで地域内で循環させ、地域不動産開発に関する資金の入口と出口を確立し、都市と地域、資金と人材が循環する地域モデルの創出を目指すとしている。


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