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東京・神津島が「星空保護区」認定 国内では沖縄に続き2例目 国際ダークスカイ協会

2020年12月7日
編集部:入江千恵子

2020年12月7日(月) 配信

星空のイメージ

 米国アリゾナ州に本部を置く、国際ダークスカイ協会(IDA)は12月1日(日本時間12月2日)、東京・伊豆諸島の神津島を「星空保護区(ダークスカイ・パーク)」に認定したと発表した。国内の認定は、西表石垣国立公園(沖縄県石垣市・竹富町)に続き2例目、アジアでは4例目となる。

 同島では星空保護区申請に向け、今年1月に「神津島村の星空公園条例」と「神津島村の美しい星空を守る光害防止条例」を施行。5月以降は、島内の道路灯や防犯灯を光害対策基準に準拠するよう改修を進めてきた。

 これらの取り組みにより、ダークスカイ・パークの認定条件である夜空の暗さ、屋外照明の基準値などをクリアし、島の全域18.58平方㌔が星空保護区に認定された。

 また、今回の認定と併せて、特別な呼称「ダークスカイ・アイランド」の使用も認められ、星空保護とともに観光振興などに役立てていく。

 東京都心部の南約180㌔に位置する同島は、人口約2000人が生活している。都心と飛行機で30分、ジェット船で4時間で結ばれている。

 国内では、他自治体でも星空保護区申請を目指す動きがあり、公式に表明しているのは、岡山県井原市と福井県大野市がある。

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