test

〈観光最前線〉物語は何にも勝る調味料

2020年11月13日
営業部:後藤 文昭

2020年11月13日(金) 配信

目の前に広がる葡萄畑獲れた葡萄で造られたワインを楽しむ

 食には、空間演出と物語が大切。とくに物語は、何にも勝る調味料だ。歴史や背景、食材の話、興味は尽きない。

 11月7日、那須塩原で行われたONSEN・ガストロノミーウォーキングに参加した。手にしているワインは、目の前に広がる畑で収穫されたブドウで造られた。その物語を知るだけで、1日中呑んでいたいと思った。

市役所の職員が執事、メイドの格好で参加者をもてなし

 ライトアップされた文化財を間近に感じながらの食事は、演出の妙もあり、空間演出がいかに重要かを再認識させてくれた。2週間前に来た場所が違って見えたのも、両者が絶妙な音色で重なったから。川のせせらぎを聴きながら飲む珈琲もまた然り。

 その土地で採れた食材をその土地で食べる。そこが何気ない景色であっても、3者が組み合わされば、異郷へ扉を開く鍵になる。

【後藤 文昭】

いいね・フォローして最新記事をチェック

コメント受付中
この記事への意見や感想をどうぞ!

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。