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HIS、宿泊施設の再生案件受け付ける ハウステンボス再建の知見生かす

2020年8月11日
編集部:木下 裕斗

2020年8月11日(火) 配信

人的リソースや資本参加などで再建を支援する

 エイチ・アイ・エス(HIS、澤田秀雄会長兼社長)は8月11日(火)から、ハウステンボス(長崎県佐世保市)やラグーナテンボス(愛知県蒲郡市)、九州産交グループ(熊本県熊本市)などの事業を再生してきた経験を生かすホテル・旅館再建の支援プロジェクトを立ち上げ、再生案件を受け付けている。将来的には、ホテル・旅館再生を事業会社化する予定だ。

 後継者不足やインバウンド対応、IT化に伴う経費の増加、差別化に対応できないなどの理由により経営難や廃業を選択する事業者がいるなか、同プロジェクトはテーマパーク事業とホテル事業、地方創生事業などで培った知見を生かす。具体的には人的リソースの協力や派遣、協業、資本参加、M&Aなどで再生をはかる。初期費用は無料。受け付けは、同プロジェクトのホームページとなる。

 「地域とホテル・旅館の良いところを最も反映し、地域の皆様、関係者の方々にも喜んでほしい」(同社)とコメントした。

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