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若者が福島県・郡山の魅力発信 産学官連携でPRムービーやオリジナル商品発表

2020年3月31日
営業部:鈴木 克範

2020年3月31日(火)配信

こおりやま広域圏PRムービー

 福島県郡山市を含む近隣16の市町村でつくる「こおりやま広域圏」は3月27日(金)、「こおりやま広域圏 わかものボーダレスプロジェクト2019」が取り組んできたPRムービーやオリジナル商品の開発進捗を発表した。

 このプロジェクトは、将来を担う若者が交流する機会を創出し、若者視点による「自由で新しい発想」で提案し、ミッションを実践するもの。初年度のミッションは「2019年に誕生した『こおりやま広域圏』の魅力を世界へ発信すること」。

 取り組みには、広域圏内の高校生18人、専門学校生8人の計26人が参加。2019年の夏から、4チームに分かれて進めてきた。各分野で活躍する地域のエキスパートによるサポートも得て、このほど成果を発表した。

こおりやま広域圏わかものボーダレスプロジェクト2019|郡山市公式ウェブサイト
https://www.city.koriyama.lg.jp/koikiken/19290.html
ソング&ムービーの2チームで取り組んできた広域圏PRムービーがついに公開!歌に、ダンスに、演技と、広域圏の魅力がふんだんに詰め込まれた2作品をご覧ください!※下記画像をクリックすると、市YouTubeチャンネル(郡山市役所Koriyama City)でご覧いただけます。 ...

2つのこおりやま広域圏PRムービー公開

 3月27日(金)、2チームで取り組んできたソング&ムービーチームの集大成となるPRムービーを公開した。

 1つ目は、「こおりやま広域圏に還る〜Uターンゾンビの苦悩と躍動〜」。都内に就職するも、喧騒に疲れゾンビと化した主人公が、地元であるこおりやま広域圏に帰省し、故郷の味・景色・旧友に触れ元気を取り戻す心温まるストーリー。ダンスの振り付けやBGMの作詞作曲から取り組んだ。

参加者のコメント:

 「オリジナルのダンスや英語の歌詞がポイントです。」

 「将来たくさんの場所を訪れると思いますが、ここが一番だと感じられるような作品に仕上がりました!」

 2つ目は、こおりやま広域圏の名所や観光スポット、お気に入りの風景をオリジナルソングで紹介する「私たちのふるさとこおりやま広域圏」。撮影やレコーディングなど本格的な制作も、アドバイザーとともにチャレンジした。心に残るフレーズや場所を歌詞にし、想いを込めて歌った。

参加者のコメント:

 「思わず口ずさみたくなるような歌詞やメロディです!」

 「これまで知らなかった名所や景色がたくさんあったので、この動画を通して多くの人とその魅力を共有したいです。」

おもしろバスソルトを商品化へ

オリジナルバスソルトのパッケージデザイン(案)

​ グッズチームは、全4種類の「・・・かもしれない」バスソルトシリーズを開発。学生生活で期待したい「・・・かもしれない」シチュエーションを考え、それに合う色や香り、効能を、オリジナルのパッケージデザインとともに提案した。今後は、こおりやま広域圏内の店舗やwebでの販売を予定している。

4シリーズの概要

1.学園祭で気になる人と2ショットできるかもしれないバスソルト(青春な湯色と甘ずっぱい恋の香り)

2.志望校に合格できるかもしれないバスソルト(サクラサク合格の湯色と春を呼ぶ桃の香り)

3.一夜漬けだけど赤点回避できるかもしれないバスソルト(ギンギンエナジーな湯色と香り)

4.運動神経が良くなるかもしれないバスソルト(プールな湯色とソーダな香り)

オリジナルクリームボックスを開発

試食イベントも大盛況

 郡山市のご当地グルメ、“クリームボックス”に着目したグルメチームは、広域圏の食材を使った3種類のオリジナルのクリームボックス、「キャラメル味(大玉村のキャラメルをイメージし、鏡石町のイチゴをトッピング)」、「ハチミツ味(二本松市のハチミツを使用)」、「ハバネロ味(平田村のハバネロを使用)」を開発した。

 今年1月に農産物直売所のイベントブースで開催した試食イベントでは、学生が1日かけて手作りしたオリジナルクリームボックス計1600食を提供し、完食となるほど大盛況だった。来場者からは、「ぜひ商品化してほしい!」などうれしい声も。学生たちは「おいしいと⾔ってもらえて安心した」「やりきることができてうれしい」など達成感に満ち溢れていた

アドバイザーのコメント:

 「学生達のイメージが次々と具現化された所に感動しました。ゼロからコトを作る機会は、人生でそう何度も経験する事ができません。学生にとっても貴重な体験になったのではないでしょうか。今後の取り組みも楽しみにしています。」

学官連携実践までの道のり

 本プロジェクトは、8月に開催した3日間の集中ワークショップからキックオフ。自己紹介から始まり、チームとして議論やフィールドワーク、聞き取り調査を重ねながらプロジェクトの方向性を決めた。そこからチームごとにアイデアをブラッシュアップし、11月から実践がスタート。シェフやアーティストなど、各分野で活躍する地域事業者のサポートを経て、それぞれの成果に至った。こおりやま広域圏わかものボーダーレスプロジェクトは、2020年も継続して若者を募集する。

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