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【特集No.544】第45回「100選」表彰式開く 節目の年に新たなスタートを

2020年1月31日(金) 配信

 旅行新聞新社が主催する「第45回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」「第40回プロが選ぶ観光・食事、土産物施設100選」「第29回プロが選ぶ優良観光バス30選」「第3回プロが選ぶ水上観光船30選」に加え、「日本の小宿」「もてなしの達人」「優秀バスガイド」「優秀バスドライバー」の表彰式と祝賀パーティーが1月17日、東京・新宿の京王プラザホテルで開かれた。表彰式には、約350人が出席した。今年で開催45回目の節目の年を迎え、これからの旅館業界を支える一助となるべく、新たなスタートを切る。

 旅行新聞新社が主催する「第45回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」「第40回プロが選ぶ観光・食事、土産物施設100選」「第29回プロが選ぶ優良観光バス30選」「第3回プロが選ぶ水上観光船30選」に加え、「日本の小宿」「もてなしの達人」「優秀バスガイド」「優秀バスドライバー」の表彰式と祝賀パーティーが1月17日、東京・新宿の京王プラザホテルで開かれた。表彰式には、約350人が出席した。今年で開催45回目の節目の年を迎え、これからの旅館業界を支える一助となるべく、新たなスタートを切る。

 表彰式の冒頭、旅行新聞新社の石井貞德社長は「今年で45回目の節目を迎えられた。これも1回目から協力いただいた全国旅行業協会や日本旅行業協会、関係者各位の応援があってこそ」と感謝の意を表した。45年前は旬刊旅行新聞(当時は週刊)が創刊した年で、2020年は旅行新聞新社の設立からは40年目にあたる。「今年は旅行新聞新社にとって新たなスタートの年にしたい」と意気込みを語った。

 石井社長は近年の観光業界について、痛手を負う事柄が頻発して先を見通すのが難しいとしたうえで、「このような時こそ、足元をもう一度見直す時。とくにこの10年に一体何があったのか、何があって今ここにいるのか。振り返ることが未来を見通す1つのヒントになる」と強調した。

 旅行新聞新社は「100選」のほか、事業として「全国旅館おかみの集い」「ピンクリボンのお宿ネットワーク」などに取り組んできた。壇上では今年からの新たな事業として、現地セミナーと館内見学を盛り込む「旅館経営教室」の展開を発表した。

 「旅館経営教室」は、サービス産業革新推進機構代表理事の内藤耕氏と連携し、労働生産性の向上などを目指していくセミナー。これからの業界を見据えた事業として、石井社長は「活字以外のセミナー事業などに挑戦し、皆様のプラスになることを提供したい。楽な時代ではないからこそ皆様一人ひとりの力を発揮できる時代。めげずに大いに声を出し、行動に起こせるように一緒に歩んでいたい」と訴えた。

 100選は、国土交通省と観光庁、全国旅行業協会(ANTA)、日本旅行業協会(JATA)後援のもと、観光業界で最も歴史あるイベントの1つとして定着した。

 後援団体を代表して、ANTAの駒井輝男副会長は「今年は前向きな話題を伝えたい。国土交通省らに要望を重ねてきた貸切バスの料金体制について、見直しの意向を示す返答をもらった。観光業界全体にとって良い返事をもらえるよう交渉を続けていく」と語った。

 日本バス協会の船戸裕司常務理事は来賓代表のあいさつで、「受賞された皆様は日々大変な努力を重ねてきた方々」と敬意を表した。さらに「旅行は安心・安全が基本。業界の指導的立場にいる皆様には、今後とも各業界のリーダーとして末永く尽力いただきたい」と述べた。

 選考審査委員を代表して、エム・ツーの三堀裕雄代表は各部門を講評。総じて建物を改装し、料理に力を入れる宿泊施設が強かったと紹介。「今夏は東京オリンピック・パラリンピックが開かれる。世界中から訪れる観光客を呼び込み、飛躍的に伸びることを期待する」と総括した。……

【全文は、本紙1785号または2月6日以降日経テレコン21でお読みいただけます。】

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