「ONSEN・ガストロノミーウォーキング表彰」を発表 大賞は過去最多の550人が参加した奥飛騨・平湯温泉
2019年2月5日(火) 配信
ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構(涌井史郎会長・東京都市大学特別教授)は2月1日(金)、「ONSEN・ガストロノミーウォーキング表彰」を発表した。2018年に開催したイベントの中から、奥飛騨・平湯温泉で行われたイベントがグランプリに選ばれた。過去最多の約550人が参加したことや、奥飛騨温泉郷全体のファンを増やすことにつながる内容が評価された。
同日グランドプリンスホテル新高輪(東京都港区)で開かれた全体総会のなかで、表彰式が行われた。岐阜県知事の古田肇氏は、「ガストロノミーウォーキングは、工夫次第でさらに進化できる。今後も皆様の知恵もお借りしながら、県内で行うイベントを深化させていく」と語った。
推進機構の総会は、クラブツーリズムなどの会員企業や会員自治体の関係者らの交流の場として開かれ、約120人が参加した。個人会員組織ONSEN騎士団の最高ランク「ONSENグランクロワ」の授与式と、特命大使をとして広報活動を行う「ONSENアンバサダー」の任命式も行われた。
涌井会長は、同機構の意義を「地域の個性を際立たせていくこと」と説明し、「多くの人の関心を集めているのは、皆さんのおかげ」と謝意を述べた。また、国際化を意識して「温泉」をローマ字表記にしたことに触れ、「急成長を続ける今の勢いが続けば、インバウンドの牽引役にとどまらず、世界に対して一つのモデルを示すことにもつながる」と期待感を示した。
小川正人理事長(ANA総合研究所会長)は、急拡大する組織の体制の整備を課題に挙げる。そのうえで、「地域の皆様が一体となって取り組んでいくことに、意義を感じている。引き続き、日本各地の観光振興に役立てられるよう取り組みを推進する」と決意を語った。
□ONSEN・ガストロノミーウォーキング表彰 受賞コース
グランプリ:
ONSEN・ガストロノミーウォーキングin奥飛騨・平湯温泉(5月19日開催)
準グランプリ:
ONSEN・ガストロノミーウォーキングin天草下田温泉(4月28日開催)
ONSEN・ガストロノミーウォーキングin阿蘇内牧温泉」(6月3日開催)
天草四郎のふるさと「しお風気分」 ONSEN・ガストロノミーウォーキングin上天草温泉(10月21日開催)
特別賞
ガストロノミー賞1位:
ONSEN・ガストロノミーウォーキングin美食の街いすみ(3月4日開催)
ユニークコース賞1位:
ONSEN・ガストロノミーウォーキングinハチ公の里おおだて(6月9日開催)
リフレッシュコース賞1位:
ONSEN・ガストロノミーウォーキングin湯梨浜町・はわい温泉東郷温泉(11月18日開催)
おもてなし賞1位:
ONSEN・ガストロノミーウォーキングin長門・俵山温泉(3月3日、6月16日、11月17日開催)
地酒・歴史文化賞1位:
ONSEN・ガストロノミーウオーキングin岩室温泉(10月14日開催)