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「イレズミ・タトゥーと多文化共生」テーマに研究者らがシンポ 3月30日(土)・東京で

2019年2月4日
編集部:増田 剛

2019年2月4日(月) 配信

イレズミ・タトゥーと多文化共生を探る(写真はイメージ)

訪日外国人旅行者の増加などで注目を集める「温泉タトゥー問題」について、学術研究者やジャーナリストが一堂に会して、解決の糸口を探るシンポジウムが3月30日(土)、東京都内で開かれる。テーマは、「イレズミ・タトゥーと多文化共生」。

 同シンポは、実行委員長を務める文化人類学者で、都留文科大学教授・山本芳美氏の趣旨説明からスタートする。

 その後、タトゥーの研究者3氏による発表が行われる。英国エセックス大学上級講師、博士(美術史)のマット・ロダー氏は「19世紀後半英国ジャポニズムの文脈にみる日本のイレズミ」、京都造形芸術大学非常勤講師の大貫菜穂氏は「イレズミのかたちと身体の形象との連環」、立命館大学准教授の千葉雅也氏は「イレズミ、主体化、エンブレム」を予定している。

 さらに、温泉タトゥー問題の現状について、温泉ジャーナリストの飯塚玲児氏が登壇する。共同討議や質疑応答なども行われる。

 午後1時開始。定員は180人(先着順)で、資料費1人1千円。参加申し込みは不要。会場はTKP西新宿カンファレンスセンター3Bホール(東京都新宿区西新宿3―2―4  新和ビルディング3階)。

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「「イレズミ・タトゥーと多文化共生」テーマに研究者らがシンポ 3月30日(土)・東京で」への1件のフィードバック

  1. 魏志倭人伝によれば、倭人は黥面文身、と記載があるそうだ。
    日本書紀にも景行天皇時、武内宿禰の関東視察で、東国の毛人は文身あり、との記載がある。
    また、国内で出土する埴輪、土偶の文様は黥面文身の説がある。
    黥面文身とは入墨のことである。
    埼玉の伊豆ヶ岳という山にのぼると、イズとはアイヌ語に由来すると書かれている。
    おそらく東北アイヌと同じ祖先が1300年前頃まで関東に住んでいたのではないか。

    つまりはその頃の日本は、多様な民族の国だったようだ。
    稲を持ち込んだ渡来系人、海産物と四季の山の幸に恵まれた縄文人が暮らしていたのだろう。

    自然信仰でアミニズム、イタコやユタからシャーマニズムと言った縄文らしさを現代に残すのが日本だと思う。

    日本人というある一定時期に想像されたナショナリズム的一団ではなく、縄文からの長い歴史の中の様々な民族の文化として黥面文身としての扱いをしてきても良いと思う。

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