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宿の負担を解消へ AIで多言語化支援(talkappiボット)

2018年3月20日
編集部

2018年3月20日(火) 配信

AIを活用し、多言語化を支援する(写真はイメージ)

 多言語コミュニケーションツールを開発するアクティバリューズ(陳適社長、東京都渋谷区)はこのほど、多言語接客アプリなどで蓄積したノウハウを活用した宿泊施設向けAI(人工知能)チャットボット「talkappiボット」の提供を始めた。搭載言語は英語と中国語(繁・簡体字)韓国語、日本語の5言語。観光情報案内など旅行者のタビマエ、タビナカを支援するとともに宿泊施設が抱える多言語対応への課題と負担、人手不足を解消する。

 「talkappiボット」は、ラインやフェイスブック、メッセンジャー、ウィチャットといったSNS(交流サイト)に対応しており、利用者は専用アプリをダウンロードすることなく手軽に使用できる。現在搭載されている主な機能は、自動応対や受付、観光情報案内など。観光案内では、宿泊施設周辺の観光スポットや体験施設などのおすすめ情報の提供ができる。

 館内業務の多言語化にも対応。モーニングコールや部屋の掃除依頼、館内施設の予約などを自動で受け付ける。館内レストランや売店などのサービス案内をいつでも滞在中の宿泊者に送信でき、館内消費も促せる。

 また、宿への問い合わせ内容を自動的に判別し、予約前だと判断した場合は自社予約サイトに誘導する機能も搭載されている。これにより、自社予約比率を向上させることも可能になるほか、今後は予約自体をチャットボットとのやり取りだけで完結できるようにしたい考え。

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