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温泉街アートで彩る 「オマージュ」テーマ 道後オンセナート2018

2017年10月12日
編集部

2017年10月12日(木) 配信

「道後温泉本館インスタレーション」の完成イメージ
道後オンセナート2018 ロゴ

 道後温泉街や宿泊施設をアート作品で彩る「道後オンセナート2018」(道後オンセナート実行委員会主催)が9月2日にプレオープン。来年4月14日にグランドオープンする。

 「オマージュ」(賛歌)をキーワードに、約20人のアーティストが参加。各人の作品が温泉街一帯を彩る。2019年2月28日まで。

 飛鳥乃湯泉ではパブリックプロジェクトとして、現代美術家の大巻伸嗣氏が手がける椿の大型立体作品を来年4月14日から中庭に展示する。同氏はそのほか、道後商店街正面入口ゲートに大きな椿の花の彫刻を今年10月から展示する。

 同じくパブリックプロジェクトでは、彫刻家の三沢厚彦氏が、本館近くの振鷺亭前に、高さ3メートル・重さ1・5トンを超える巨大なクマのオブジェを展示。かつて道後公園にあった道後動物園へオマージュを捧げる。

 一方、宿泊施設に作品を展示するホテルプロジェクトでは作家・演出家・画家の大宮エリー氏が、道後プリンスホテルの1室を独特の世界観で刷新。花咲く草原をイメージした空間に仕上げた。9月2日から公開されていて、有料見学が可能。

 ほかにホテルプロジェクトではオールドイングランド道後山の手ホテル、道後舘が参画する。

 さらに、特別参加作品として、写真家・映画監督の蜷川実花氏が手がける「道後温泉本館インスタレーション」を10月1日から来年5月31日まで実施。本館北側および西側の障子・ガラスの一部に、34点の写真を展示し、幻想的で妖艶な雰囲気を創出する。

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