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カーシェアと高速バス、連携へ社会実験を開始(国交省)

2016年11月21日
編集部

 国土交通省は11月15日、「高速バス&カーシェアリング社会実験」をスタートした。高速バス停周辺の駐車場にカーシェアリング車両を配備。高速バスとカーシェアリングの連携を強化することで、高速バス利用者の行動圏の拡大による観光振興や地域振興の可能性を検証する。

 実験に参加するのは遠州鉄道(斉藤薫社長、静岡県浜松市)とタイムズ24(西川光一社長、東京都千代田区)。

 行動範囲の拡大効果と、利便性向上効果、高速バス&カーシェア導入時の課題などを検証する。背景には、「カーシェア利用者の急増」と「レール&カーシェアの普及」がある。

 利用者はあらかじめカーシェアリング車両を予約し、高速バスに乗車。浜松インター駐車場で車を受け取り、観光地に出かける。浜松市には17年NHK大河ドラマ「女城主直虎」の主人公井伊直虎が出家した龍潭寺、出世城といわれる浜松城など史跡、城跡をはじめ多くの観光資源がある。同省は、浜松市で両交通手段の連携を強化させることで、高速バス利用者の行動圏が拡大し、観光振興などにつながることを期待する。

 同実験は2017年10月31日までの期間を予定している。

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