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下呂温泉観光協会 瀧康洋会長が再任 変化に即応、宿泊増へ

2022年6月13日
営業部:鈴木 克範

2022年6年13日(月) 配信

瀧康洋会長

 岐阜県下呂市の下呂温泉観光協会(瀧康洋会長、361会員)は5月26日、第76回通常総会を水明館で開き、任期満了に伴う役員改選では瀧会長を新しい会長に再任した。議事では2021年度の事業報告、収支決算、22年度の事業計画、収支予算を可決承認した。

 21年度、下呂温泉宿泊客数は58万2564人、前年度比13・7%増だった。コロナ禍で多大な影響を受けるなかでの成果について瀧会長は、「観光は水の如し。市場が縮小しても、隙間があれば水のように入り、(宣言発令や県民割実施に伴う)マーケットの変化に即応した」と振り返った。観光協会では昨年度、トヨタ生産方式を用いた「カイゼン」を取り入れ、事務局の2S(整理・整頓)、生産性向上、品質の平準化を行ったほか、観光地域振興に積極的に取り組む重点支援DMOとして、宿泊施設のデータ収集・分析システムの拡充などにも注力した。

 22年度事業では、引き続き隣接観光地との連携強化や客観的データに基づくマーケティング、着地型体験促進事業などを通じ、訪れる人の滞在時間を増やし、消費拡大を目指す。また、エコツーリズムとDMOを組み合わせた「E―DMO」として、他地域との差別化などに取り組む。

 瀧会長は再任のあいさつで「下呂市全体に観光の力を浸透させ、地域住民の生活の質の向上を目指したい」と力を込めた。

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