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「第2のふるさと」需要掘り起こす 第1回有識者会議開く(観光庁)

2021年11月8日
編集部:馬場遥

2021年11月8日(月) 配信

観光庁の和田浩一長官(右側・中央)

 観光庁は10月27日(水)、「第2のふるさとづくりプロジェクト」に関する第1回有識者会議をオンラインで開いた。有識者会議の座長は、東京女子大学現代教養学部国際社会学科の矢ケ崎紀子教授が務める。冒頭のあいさつで観光庁の和田浩一長官は「インバウンドの回復には時間を要すると見られるので、国内観光の需要の掘り起こしが必要」と考えを述べた。

 同プロジェクトでは、新たな国内観光需要として、ふるさとを持たない大都市の若者が田舎にあこがれを持って関わりを求める動きに注目した。

 「何度も地域に通う旅、帰る旅」というスタイルの推進・定着を目指し、地域経済の活性化につなげていく考え。

 和田長官は、「大都市の居住者にとって魅力的な訪問コンテンツを作ることで、特定の地域へ繰り返し訪れるきっかけを作りたい」と力を込めた。

 第2回会議の日程は未定。来年度のモデル事業立ち上げを目指し、予算を獲得する。課題点などをまとめ、年内には中間の取りまとめを行う予定だ。

 

 ◇

 有識者会議のメンバーは次の各氏。

 

井口智裕(雪国観光圏代表理事)

沢登次彦(リクルートじゃらんリサーチセンターセンター長)

中村朋広(クラブツーリズム取締役テーマ旅行本部副本部長)

深谷信介(ノートルダム清心女子大学教授、名古屋大学未来社会創造機構特任教授)

三輪美恵(東日本旅客鉄道執行役員事業創造本部部長)

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