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守るために、情報を持たない。旅券画像をゲストのスマホで暗号化するチェックイン「Private Check-in」を提供開始。

商品サービス
2026.10.19
株式会社UPBOND
保存先と復号の権限を分散させる特許技術を活用し、開示はホテルと独立した管理者の二者承認で行うことが可能に。

株式会社UPBOND(本社:東京都渋谷区、代表取締役:水岡 駿、以下「UPBOND」)は、外国人宿泊者の旅券画像をゲスト自身のスマートフォンの中で暗号化し、ホテルの通常業務には必要な情報と確認結果だけを届けるチェックイン「Private Check-in(プライベートチェックイン)」を公開いたします。
https://www.youtube.com/watch?v=C0vofZFmlVQ


■ 防ぎきれなかったときに、何が読まれてしまうか
2026年9月、宿泊施設の予約管理システムへの不正アクセスが公表され、予約内容を知っているかのような相手から、宿泊客に支払いを求めるメッセージが届く事例が報告されました。同じ週には、カーシェアサービスの運営会社が、運転免許証などの本人確認書類の画像 約160万件が流出したと公表しています。本人確認書類の画像は、口座の開設やローンの契約などで、なりすましに悪用されるおそれがあります。
ホテルは、法令にもとづき、日本国内に住所を有しない外国人宿泊者の旅券の写しを保存しています。攻撃を完全に防ぐことが難しいなか、「防ぎきれなかったときに、何が読まれてしまうか」まで考えた備えが求められています。

「Private Check-in」のコンセプトは「守るために、持たない」です。読める旅券画像を日常の業務に持ち込まず、暗号化したデータの保存先と、それを開くための権限を分けて管理します。
■ 今回の主なポイント
1. 旅券画像は、スマホで暗号化してから送る
ゲストは予約案内のリンクから、自分のスマートフォンのブラウザでチェックインを始めます。アプリのダウンロードは不要です。旅券画像は、端末の中で記録ごとに暗号化してから送信します。

2. ホテルの通常業務には、必要な情報と確認結果だけ
フロントの画面に表示するのは、予約・必要な項目・本人確認の結果です。旅券画像は通常業務の画面には表示しないため、旅券画像に触れる従業員や委託先を絞り込めます。

3. 保存先と、復号する権限を分離
暗号化したデータの保存先と、復号に必要な権限を分けて管理します。保存先から暗号化データを持ち出されても、復号の権限がなければ旅券画像として開けません。

4. 開示は、ホテルと独立した管理者の二者承認で
警察などから法令にもとづく要請があったときは、ホテルの権限者と、ホテルから独立した管理者の二者が、対象・目的・宛先・期限を確認して承認します。開示するのは対象の記録だけで、承認・閲覧・出力はすべて記録に残します。この仕組みには、UPBONDが特許を取得した鍵リカバリーの技術(暗号文と復号鍵を、別々の主体で管理する考え方)を応用します。
■ ゲストの利用の流れ
1.予約案内のリンクを開く → 2.旅券を撮影し、読み取られた内容を確認 → 3.提供先と保存目的を確認して暗号化・送信 → 4.ホテル到着後、施設側で本人を照合 → 5.チェックイン完了

旅券の写しが必要となるのは、日本国内に住所を有しない外国人の宿泊者です。法令にもとづく保存と、ゲスト本人用の任意のコピーは分けて管理し、本人用のコピーを削除しても、法令にもとづく保存は別に扱われます。
■ 法令との関係
旅館業法施行規則は、宿泊者名簿を作成の日から3年間保存することを定めています。「Private Check-in」は、宿泊者名簿・対象となる旅券の写しと、ゲスト本人用の任意のコピーを分けて管理する設計です。
※ 旅館業法への対応を目指した設計です。暗号化した写しの保存や現地での本人確認の具体的な方式は、実証に先立って所管の保健所等に確認します。
※ 本サービスは、漏えいのリスクをなくすものではありません。保存先から暗号化データを持ち出されたときに、旅券画像として読まれる危険を小さくするための設計です。
詳細・ご相談はこちら:https://www.upbond.io/solutions/private-checkin

■ 今後の展開
UPBONDは、実証にご参加いただくホテルとともに、本人確認の方式、所管の保健所等への確認、二者承認による開示の運用を検証し、本導入に向けた準備を進めます。UPBONDは「守るために、持たない」チェックインを、ホテルとともにつくっていきます。
■ 株式会社UPBOND について
「個の力で、社会をつむぐ」をミッションに掲げ、インバウンド旅行者向けのAgentic Walletインフラを提供しています。訪日旅行者を中心に累計100万を超えるウォレット(2026年8月時点)が発行されている認証・決済プラットフォーム「Login3.0」を軸に、ホテルチェックインを入口としたAIエージェントによる旅ナカ体験提案と、ステーブルコインを活用したシームレスな支払いを一体で提供。旅行者が言語の壁や決済の煩雑さを意識せず日本を楽しめる環境づくりを目指しています。
URL:https://www.upbond.io/
■ 本件に関するお問い合わせ
株式会社UPBOND ビジネスチーム
biz@upbond.io
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