観光地周辺の混雑状況を可視化  観光デジタルマップ「Map Life」と 「モバイル空間統計人口マップ」が連携

2020年12月18日(金)配信

 モバイルライフジャパン(神農渉社長、東京都港区)が提供する観光デジタルマップ「Map Life」と、ドコモ・インサイトマーケティング(三毛孝彦社長、東京都豊島区)が提供する「モバイル空間統計人口マップ」は2020年12月17日(木)、観光地周辺の混雑状況を可視化し、密集や混雑の回避促すためのサービス連携を発表した。

 連携を通じて、「Map Life」既存の観光や飲食店などのスポット情報と同時に、周辺の混雑状況がリアルタイムで把握できるようになる。事前に目的地周辺の混雑状況を確認することで、状況に応じて目的地の変更や移動時間をずらすなど、混雑を避けた安心・安全な移動が可能となる。同サービスは2021年3月末までの期間限定で提供される。

鳥取県が食の魅力発信「豊漁感謝祭~蟹取県のカニ食べてみんな蟹バレ 」

2020年12月17日(木) 配信

ガンバレルーヤの2人が登壇

 カニの水揚げ量日本一を誇る鳥取県は12月16日(水)、11月6日に解禁された 「とっとり松葉がに」をはじめとする同県の食の魅力を伝える「豊漁感謝祭~蟹取県のカニ食べてみんな蟹バレ 」メディア発表会を東京都内で行った。

 吉本興業所属のガンバレルーヤの2人が登壇し、蟹取県 PR 大使「蟹バレルーヤ」として蟹取県の魅力を伝えるためにカニ料理に挑戦する動画「蟹バレルーヤ チャレンジ 22 《 クッキングチャレンジ編 》 」と、2人が作ったカニ料理をお披露目。蟹取県の美味しいカニが今年も豊漁であることへの感謝の気持ちを込め、「蟹取県ウェルカニキャンペーン」の新たなプレゼント企画も発表された。

 動画「蟹バレルーヤ チャレンジ 22」は、同県の料理人、知久馬惣一氏によって創られた芸術的なカニ料理を巡って対決するなど、「お笑い」と「カニグルメ」を融合したチャレンジ動画。平井伸治鳥取県知事から蟹取県のPR を依頼された「蟹バレルーヤ」の2人が鳥取のカニの魅力を楽しみながら料理をしたり、カニについて勉強したりするようすを期間限定の ユーチューブ動画として配信している。 

 12月16 日(水)からスタートしたキャンペーンでは、「蟹バレルーヤ チャレンジ 22 」の動画をツイートした人のなかから抽選で22人に、鳥取の旬のカニをプレゼントする。

 また同県は、11月28日(土)から、家で鳥取県のカニを楽しみたい人のために、オンラインショッピングモールの「47CLUB 」と「高島屋オンラインストア」で、蟹取県のグルメやグッズを全国からお取り寄せできる「蟹取県ウェブカニキャンペーン」も実施。購入者のなかから抽選で22人に、鳥取県産の松葉がにをプレゼントする。

ロイヤルウイング 「カウントダウンクルーズ」と「初日の出クルーズ」を運航

2020年12月17日(木) 配信

21年のご来光を船上で(写真はイメージ)

 ロイヤルウイング(神奈川県横浜市)は12 月31 日(木)に「カウントダウンクルーズ」を、2021 年1 月1 日(金祝)に「初日の出クルーズ」を運航する。

 2021年のカウントダウンをロイヤルウイングの船上で迎える「カウントダウンクルーズ」。2021年を迎える瞬間、横浜港に停泊している船舶が新年祝いの汽笛を一斉に鳴らす。船内では、中国料理バイキング、年越しそばが楽しめる。

「初日の出クルーズ」は、2021年のご来光をロイヤルウイングの船上で迎えるクルーズ。運航時間は、午前5:45~午前7:45。船内では、新春特別バイキングとフリードリンクも楽しめるほか、毎年恒例のロイヤルウイングオリジナルの升をお土産としてプレゼントする。

 さらに、両クルーズでハズレなしのプレミアムラッキーくじ引きなども企画。司会進行は横浜出身のお笑い芸人「横浜ヨコハマ」が務める。

12月19日から「リビエラ逗子マリーナ」でクリスマスイベ 25日には優秀公邸料理人が手がける特別メニューも

2020年12月17日(木) 配信

リストランテAO 逗子マリーナのクリスマスメニュー

 リビエラは12月19日(土)~12月25日(金)、マリーナリゾート「リビエラ逗子マリーナ」(神奈川県逗子市)でリビエラクリスマス2020を行う。

  「リストランテAO 逗子マリーナ」では、イタリア各地の星付きレストランで修業したシェフがクリスマスのためだけのディナーコースを用意。 近海で水揚げされた新鮮で上質な魚介類を中心に、 白と黒の2種類のトリュフを使用した至極のモダンイタリアンを堪能できる。同店のおすすめ「松葉ガニと白トリュフのタリオリーニ」は、 この時期しか手に入らない、 上品な旨味の松葉ガニと香り高いイタリア産の白トリュフを、 同時に味わう事ができる贅沢な一皿だ。

  「マリブファーム 逗子マリーナ」ではディナータイムに、クリスマス限定メニュー「和牛筋の赤ワイン煮込み クリスマスリース仕立て」が登場する。 黒毛和牛の筋肉をじっくり煮込み、 赤ワインとフォンドヴォーを加えて濃厚な味わいに仕上げた一品で、 添えられた彩り豊かな野菜とパルメザンチーズで、 粉雪を纏ったクリスマスリースをイメージした。

和牛筋の赤ワイン煮込み クリスマスリース仕立て

 リビエラ逗子マリーナ「ベイショア」では、25日(金)限定のクリスマス特別イベント「サンセット・モダンジャパニーズクリスマス」が行われる。同イベントでは、 ギリシャ日本大使館で公邸料理人を務め、 外務大臣より「優秀公邸料理長」に認定された功績を持つリビエラ逗子マリーナ料理長の伊藤康裕氏が、 和と洋を融合したモダンジャパニーズを提供する。

京都府宇治市の源氏ろまん事業30周年記念イベント配信開始 KNT関西が企画・運営など担当

2020年12月17日(木) 配信

 近畿日本ツーリスト関西(KNT関西、三田周作社長)が京都府宇治市から業務を受託した「第30回紫式部文学賞・紫式部市民文化賞贈呈式及び源氏ろまん30周年記念イベント」の模様が12月17日(木)から、 宇治市公式ユーチューブチャンネル「ちはや茶んねる」で配信を開始した。源氏物語の「宇治十帖」の舞台となった同市の魅力を多くの人に伝えていく。

 11月22日(日)に開催された同イベントは当初、約1000人の来場者を募る予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から関係者のみで執り行った。約60分間の動画では、賞の贈呈式のほか、過去の紫式部文学賞受賞者によるトークイベント、管弦楽団と地元の高等学校吹奏楽部による記念演奏などのようすが収められている。

 「紫式部文学賞」と「紫式部市民文化賞」の贈呈式を含む「源氏ろまん事業」は、歴史文化都市・宇治市のイメージを全国に発信することなどを目的に、「ふるさと創生事業」として創設。事業が今年30周年を迎えることを全国に発信するとともに、市民とともに祝うための「市民参加型イベント」を柱とすることを決めた。同市からイベントの制作・運営・業務委託を受けたKNT関西は、これまでの伝統を踏襲しつつ、とくに若年層に宇治の魅力を再確認できる内容に仕上げた。

和の大家が手掛ける ユニットバス「WABURO KUMA」発売 アステック

2020年12月17日(木) 配信

右から宮澤一彦氏(隈研吾建設都市設計事務所)、内山繁社長、内山雅揮専務

 浴槽メーカーのアステック(内山繁社長、神奈川県横浜市)は12月17日(木)、創立30周年の集大成としてラグジュアリーユニットバス「WABURO KUMA」(ワブロクマ)の展示発表会を、同社の東京ショールームで開いた。「和の大家」と呼ばれ新国立競技場のデザインも手掛ける建築家・隈研吾氏とのコラボレーション。

 同商品は「拡がる湯浴み空間」をコンセプトに、洗面室と浴室一体型のシームレスなデザインを採用した。案件に合わせての受注生産方式を取り、「プロダクトと建築の中間に位置するもの」(同社)として、同社初の試みとなる。

 隈氏は、「1日の終わりのご褒美になるようなお風呂を作りたいという想いを込めデザインした」と語る。

 応用の効くユニットバスのシステムを利用するほか、肌に触れる部分には自然石(スイス産バルスストーン)と天然檜を使い、ツートーンに仕上げるなどこだわりを見せる。

 オーダーユニットバス「WABURO」シリーズは、建築躯体から独立した別構造であるユニットバス工法で高い防水安全性を保ちつつ、浴室内部に天然素材を使用できるのが特徴。旅館やホテル、温浴施設、個人宅にも設置できる。

 内山社長は、「設立当初の願いだった『世界進出』が、隈氏とのコラボレーションで実現した。WABURO KUMAは世界に通用する製品だ」として、期待を寄せている。

ラグジュアリーユニットバス空間「WABURO KUMA」

JTB、福岡県糸島市とワークショップ開催へ 市民が地域の魅力発掘でブランド力向上

2020年12月17日(木) 配信

地域の魅力の発見方法などを学ぶ

 JTB(山北栄二郎社長) とイーストタイムズ(中野宏一CEO)は2021年1月30日(土)と2月27日(土)、福岡県糸島市とともに、体験型講座の「糸島市ローカル魅力発掘発信ワークショップ」を開く。市民が地域の魅力を発掘・発信することで、まちのブランド力を高め、地域経済の活性化と関係人口拡大につなげていく。九州では初、全国では5自治体目の開催となる。

 第1回(2021年1月30日)のワークショップでは、「『ローカルの魅力』とは何か」をテーマに、まだ知られていない市内の魅力を見つけ方、SNSなどで発信するノウハウを実践形式で学ぶ。参加者はワークショップで学んだことを基に、同市の魅力を発掘してレポートにまとめる。

 第2回(2月27日)では、発掘した魅力を「魅力発掘レポート(ハツレポ)」として発表し、より効果的な発信方法を学ぶ。ハツレポは、JTBが運営するふるさと納税サイト「ふるぽ」に掲載し、返礼品としての登録を目指す。

 開催時間はいずれも午後1時30分~午後4時30分まで、会場は糸島市役所で行う。募集は25人で、定員になり次第、受付を終了する。

 「ローカル魅力発掘発信ワークショップ」は、地方創生に取り組む自治体と地元の人たちが一体となり、地域の魅力を発掘・発信する「ローカル魅力発掘発信プロジェクト」の一環として行われている。これまでに実施した宮城県気仙沼市、秋田県秋田市、大仙市の3自治体の参加者累計は128人にのぼる。ハツレポで紹介した発掘品のいくつかは、ふるさと納税の返礼品として「ふるぽ」に掲載されている。

【参加者募集中】移住・二地域居住に興味のある人対象に  オンラインツアーを 2021年1月に実施

2020年12月17日(木)配信

 FIT構想推進協議会は、テレワークやワーケーション、将来的な移住・二地域居住に興味のある人を対象に、FIT地域(福島・茨城・栃木3県の県際地域=那須岳・八溝山を中心とする地域)の人々と交流し、魅力を発見できるオンライン・バーチャルツアーを2021年1月16日(土)、17日(日)に実施する。全4コースで各回90分。参加は無料で、11日(月)まで参加者を募集(応募の場合は抽選)している。

 陶芸コースは1月16日(土)午前10時~11時半の開催。栃木県益子町を舞台に、ゆっくりとした時間が流れる里山の暮らし、益子焼の丁寧な手仕事を訪ねるプランだ。アウトドアコースは1月17日(日)午後2時半~4時の開催。アウトドア・ワーケーションが新しい働き方として注目されるなか、茨城県高萩市で楽しめるアクティビティやグランピングを紹介する。このほか農業コース(茨城県常陸太田市)や温泉コース(福島県いわき市)を企画している。

ヤマップ、オマツリジャパンと提携 アドツーの推進をはかる

2020年12月17日(木)配信

2社が連携してアドベンチャーツーリズムの推進をはかる

 ヤマップ(福岡県福岡市、春山慶彦社長)は12月14日(月)、オマツリジャパン(加藤優子社長、東京都渋谷区)と業務提携を結んだ。自然・アウトドア分野に強みを持つヤマップと、祭り・伝統文化に強みを持つオマツリジャパンの2社が連携。これにより、観光庁がポストコロナ観光政策の注力分野に位置付けている「アドベンチャーツーリズム」の推進をはかる。

 アドベンチャーツーリズムとは、北米を中心とした欧米圏で発達したツーリズムの1つ。アクティビティや自然、文化体験の3要素のうち、2つ以上で構成される旅行スタイルを指す。旅行者の特徴として、平均で14日間と長期の滞在を好み、経済波及効果が高いことから市場規模は70兆円を超えるといわれている。

 連携後、第1弾となる取り組みを北海道釧路市阿寒町で実施する。ヤマップが、トレッキングやカヤックとサイクリングを掛け合わせたものの参加体験ができるコンテンツを造成。一方でオマツリジャパンは、アイヌ文化が参加体験できるコンテンツを造成する。さらに第2弾を、埼玉県・横瀬町で実施する計画だ。

11月の訪日外客数、97.7%減の5万6700人 入国規制緩和で前月から倍増

2020年12月16日(水) 配信

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 日本政府観光局(JNTO)が12月16日(水)に発表した2020年11月の訪日外客数(推計値)は、前年同月比97.7%減の5万6700人だった。14カ月連続で前年同月を下回ったが、実数は前月の2万7400人から倍増した。

 増加の要因には、11月1日(日)から日本政府が中国やベトナム、韓国など、11の国と地域の感染症危険情報をレベル2に引き下げたこと、10月1日(木)以降は一定の条件下ですべての国・地域からの新規入国が可能となり、入国規制緩和が進んでいることなどが挙げられる。